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豊田市新博物館 具体的検討へ 2016.08.04

 豊田市の新博物館建設にむけた第1回「基本計画策定委員会」が7月25日に開催された。

 新博物館の建設については昨年度「基本構想」がまとめられ、今年度は「基本計画」を策定する
年。学識経験者、教育関係者、自然や歴史の専門家、産業界、市民公募委員など18名の策定委員が委嘱され、7月〜2月に計4回の委員会開催を予定している。

 新博物館の建設場所は豊田東高校跡地に決まっており、順調に進めば2020年代の前半にオープンを迎える。歴史、文化財、その背景にある自然を一体に扱う、新しいタイプの「総合博物館」にする構想だ。当然その軸は矢作川になる。

 博物館の〝基盤機能〟である①収集保存、②調査研究、③展示公開、にはもちろん力を入れる。なかでも斬新なのは、「ファミリーヒストリー」と名付けた情報集積のプロジェクトだ。来館者自らが体験してきた出来事を文章・音声・画像で登録することによって、長期にわたる情報をビッグデータのように蓄積し、身近な歴史として管理・公開しようというものだ。市民が博物館へ何度も足を運ぶ効果も期待している。

 ただ、斬新すぎてイメージが湧きにくいためもっと読む.pdf

来年度から企業参入OK 豊田市交流館が変わる   2017.07.28

3面・猿投台交流館.JPG 豊田市の全28交流館の使い勝手が来年度から変わりそうだ。大きな変更点は2つ。一つは、営利目的の利用が緩和され各種企業や事業所の参入が可能となること。もう一つは館独自の運用ができることだ。

 すでに各交流館では運営委員会などを設置し、今後の運用や体制づくりを話し合っている。8月15日から市のホームページでパブリックコメントも始まり、12月の市議会で協議される。

3面・松平交流館.JPG いま豊田市の全交流館は、公益財団法人豊田市文化振興財団が指定管理者。都市部・中山間地域とも生涯学習センターとして管理・運営され、利用時間、休館日も同じだ。

 来年度へ向けた今回の動きは、地域ごとのニーズにあった運用を行うことで交流館の利用促進につなげるのが目的。企業の参入は利用者へのサービス向上や、地域の公益につなげていこうという狙いもある。

 今年度は猿投台交流館と松平交流館がモデル館としてそれぞれ特色ある活動をもっと読む.pdf

平勝寺住職佐藤一道さんが講演 豊田の偉人 鈴木正三顕彰会  2016.07.07

2面・佐藤一道さん写真.JPG 豊田市山中町の恩真寺で6月25日、鈴木正三顕彰会の第35回総会が行われた。八木哲也衆議院議員や倉知俊彦元県議らも来賓に招かれ、雨にもかかわらず約120名が参加した。

 鈴木正三は三河国足助庄の則定城主、鈴木重次の長男。徳川家康に従い、関ヶ原の戦いや2回の大坂の陣などで武功を挙げて2百石の旗本となったが、仏教に傾倒し42歳で出家した。修行後は三河に戻り石平山恩真寺を創建。執筆活動と布教に努めた。吉利支丹(カトリック・キリスト教)の教義を理論的に批判した『破吉利支丹』は、仏教思想書として高い評価を得ているほか、当時流行した仮名草子を利用し、在家に分かりやすく仏教を説いた。その影響は井原西鶴らにも及んだと言われる。

 そんな郷土の偉人を研究・PRしようと、昭和58年に当時の西山孝市長を会長として創設されたのが「豊田市鈴木正三顕彰会」だ。現在200名の会員がおり、正三の命日に合わせ6月第4日曜に総会を行っている。

 総会に先立ち、裏千家内山宗美氏による奉茶と、中條浩導師らによる正三忌法要も行われた。

 総会で挨拶に立った濱本晴之会長は「この会のおかげで多くの方と出会う事が出来ました。教えも乞いましたし情報交換も致しました。それらを挙げたらきりがありません」などと話した。

 総会に続いて、綾渡町平勝寺住職の佐藤一道氏が『縁を生きる』と題し講演を行った。佐藤住職は、「私たちはそれぞれが、生育歴も置かれた環境も社会的な役割も違います。それぞれを取り巻く縁も一人一人違う訳ですが、与えられた縁を十全に生きる事が大事だと皆さまにお伝えしたい。正三和尚もそういう生き方をアピールしています」と話した。また、正三の「莫妄想(妄想することなかれ)の一句を守るべし」という言葉を紹介し、「私たちは日常のほとんどを妄想の中で過ごしています。しかし、生きている時は生きている事に集中しなければ危険な目にも遭う。妄想している暇はないぞと、正三は言っているのだと思います」と解説した。

 正三の教えを分かりやすく解説する佐藤住職の講演にみな聞き入っていたもっと読む.pdf

歌舞伎の本質は鎮魂 豊田市歌舞伎伝承館がシリーズ講座 2017.06.30

安田文吉東海学園大学教授.jpg 豊田市文化振興財団は18日、小原交流館内にある豊田市歌舞伎伝承館で全4回のシリーズ講座「歌舞伎夜話」の初回を開催。講師は東海学園大学人文科の安田文吉教授が務め、地元の歌舞伎ファン27名が聴講した。

 安田教授によると「歌舞伎の本質は亡霊の鎮魂で、地獄を象徴する奈落から亡霊が現世との交流の場である舞台にやってきて役者に憑依し、自分の関わった事件を再現、これを一般の観客が見て真相を知ることで亡霊を慰霊するもの」という。

 そのため歌舞伎の演目は最後まで演じなければならないのだが、「最近は切りの良い途中で話を終わらせてしまうこともある」と述べ仮名手本忠臣蔵を例に挙げた。

 仮名手本忠臣蔵は、忠臣蔵を室町初期に置き換えた物語で、浅野内匠頭は塩谷判官高定、吉良上野介は高武蔵守師直、大石内蔵助は大星由良助として描かれている。

 安田教授の話では、47士が師直を討ち取るところで終わるケースが多いが、本来なら討ち入りから引き上げる途中で46士が見届け役となる知己と行き会い、全員が名乗りを上げるところまで上演しなければ鎮魂の意味をなさない。「ここが一番大事なところ」だという。

 また歌舞伎の鎮魂は仏教布教のための節付説教から始まり、その後、平家の亡霊の鎮魂のために、盲目の琵琶法師が語る平曲を経て説教浄瑠璃へと受け継がれ、歌舞伎に至るともっと読む.pdf

「うたれん」足助で定期ライブ 豊田の井原さん・安城の山下さん 2017.06.23

4面・うたれん.jpg アコースティックユニット「うたれん」の井原力さん(33・豊田市保見ヶ丘)と、山下朋洋さん(33・安城市末広町)
が、東京から愛知に拠点を移し音楽活動を行っている。豊田市旭観光協会のテーマソング『旭が昇る』を手がけたことが1つのきっかけにもなったという。

 2人は高校・大学時代の同級生。山下さん(通称ごり)は私立安城学園の吹奏楽部に所属し、トロンボーン奏者の一人として全国大会で金賞を受賞した経歴の持ち主。愛知学泉大学(豊田市)へ進学後もオーケストラ部に所属しつつ、アカペラ部を立ち上げたほどの音楽ずきだ。相方の井原さん(通称りき)は、高校時代はミュージカルの企画や運営をしながら、アカペラでステージに立ったこともある人。大学でごりさんから声をかけられアカペラ部に入った。

 大学卒業後はそれぞれ就職したものの、ごりさんは歌手や俳優などを養成する専門学校のボーカルオーディションに挑戦。遊びのつもりだったが合格したため勤め先を退職し、25歳で上京した。自ら作詞作曲も行い、東京でソロライブ活動を続けるなか「誰かと一緒に音楽をやっていきたい」と思い、りきさんに声をかけた。りきさんは名古屋で勤めていたがその誘いを受け、身一つでごりさんのアパートへ転がり込んだという。

 ごりさんとりきさんは2012年に「うたれん」を結成。自分たちの歌を聴いてもらおうと路上で必死に声をあげたが現実は厳しく、思い悩んだこともあったという。

 2人の意識を大きく変えたのが、2014年に全国47都道府県を車一台で回った路上ライブ。同年秋には豊田市の旭高原元気村でもライブを開催した。東京にいながら愛知での活動が増えていくなかもっと読む.pdf


加藤矢舟さん主宰「雙根会」書展開催    2017.06.23

4面・加藤矢舟さん.jpg 豊田市神田町の書道家・加藤矢舟さんが主宰する「雙根会」書展が来週末30日から7月2日まで、市民文化会館B展示室で開催される。今年で9回目だ。会場には高校生から92歳までの26人の力作が並ぶ。薄墨を使った漢字行草体の作品が中心だ。

 加藤さんの出品作品の1つが禅語「看脚下」=足下を見よの意味=。同展が来年10回目を迎えるにあたり、自身の足下を見つめ直し、これからどのように歩んでいこうか考える機会として、この言葉を選んだという。

 加藤さんは幼少の頃から実母より書の手ほどきを受けてきた人。学生時代には松下芝堂氏に師事し、薄墨を使った流麗な書に打ち込んできた。同展の問合せは加藤さん(☎32・2592)へもっと読む.pdf


日本茶インストラクター 中根さん足助の寒茶紹介   2017.06.16

2面・デカス1.jpg 豊田市足助地区の東大見集会所で9日、地元の山で摘み取った茶葉などを使うイベントが開催された。森林に囲まれた集会所には多くの来場者が集い、茶を味わったり、昔使われていた茶道具を見たりして思い思いにイベントを楽しんだ。 

 これは豊田市と市教育委員会が後援する市民公募型の芸術企画「とよたデカスプロジェクト」の1つ。足助で昔から飲まれてきた「寒茶」などをテーマに、日本茶インストラクターの中根めぐみさん(45・駒場町)が企画した。寒茶とは寒い時期に摘み取った茶葉を使う番茶のこと。40㎝くらいに切りとった茶葉のついた枝を蒸籠で蒸し、筵の上に広げて冷たい風にあててつくるという。

2面・デカス2.jpg 当日はこの寒茶や、生の茶葉を使った「生茶」など、4種類の茶を味わった。このほか、蒸した茶葉を手で揉む体験=上写真=や、茶葉の汁で文字を書くなどした。

 また当日は、寒茶の文化を調べ各地に広めている伝道師的存在の河合廣美さん(67・有洞町)も講師で参加。自宅敷地内でとった茶の枝を持参
し、参加者と一緒に茶葉を火であぶって「焼き茶」をつくったり、田舎ならではの茶の飲み方をもっと読む.pdf

竹かごと和紙の行灯 足助たんころりんの会  2017.06.09

3面・たんころりん1.jpg 豊田市足助地区の夏の風物詩「たんころりん」。8月のお盆前から足助の町並みで開催されるイベントに先駆け3日、一夜限りの「キャンドルナイト」が行われた。 

 たんころりんは竹かごと和紙で作った円筒形の行灯。柔らかい灯りに心和む人も多い。主催したのは足助自治区と足助たんころりんの会。全国各所で行われた省エネ・節電を呼びかけるイベント「100万人のキャンドルナイト」に賛同して2002年に始めたものだ。

 今回、足助の町並みに飾られたたんころりんは600基。日没から午後9時まで明かりが灯された。交流館や食事処などの出入り口付近では、三味線の演奏やミニライブ等が行われた。観光客のなかにはこの日にあわせて、県外から集うグループもあった。

 たんころりんは油皿を使って灯す明かりを、さらに美しくユニークに見せたいと、竹で編んだ背負子を逆さにしてかぶせるという、足助住民のアイデアから生まれたものだ。名前の由来は、江戸時代にひょうたんの底を切ったものが灯心の皿として使われていたが、安定感が無くすぐにころりんと転がるため「ひょうたんころりん」と呼ばれ、やがて「たんころりん」となりもっと読む.pdf

綿の栽培からモノ作りまで  2017.06.09

3面・綿・山本陽子さん.jpg 豊田市猿投地区四郷町の山本陽子さん(37)が、市内の畑で綿を栽培し、その綿を紡いで小物をつくっている。

 山本さんが染織に興味をもったのは小学生の頃から。おもちゃの織機が欲しかったが買ってもらえず、ダンボールで織機の変わりになるものをつくり、遊んだという。

 名古屋造形芸術大学卒業後、豊田市民芸館の講座で挙母木綿について学んだことも。染織の道に進もうと、京都の専門学校に通い、帯を織る会社に入社した。

 結婚を機に豊田市に戻ってきた山本さんは、実父母の協力を得ながら猿投や石野地区などで綿を栽培。摘み取った綿を自宅で紡いで織り、ショールをつくったことも。いまは子育て真っ最中のため、コースターやブローチなどの小物をつくっている。栽培からモノづくりまで手がける山本さんは、「服やタオルなど身近な製品ですが、その元を見たことのある人は少ないかもしれませんね」と話す。

 昨年から大阪や静岡のイベントで、綿や糸車などを持参しデモンストレーションをもっと読む.pdf

豊田芸術選奨に小川国亜起さん  2017.06.02

小川国亜起さん.jpg(公財)豊田市文化振興財団による文化表彰・青少年表彰の表彰式が、6月4日15時から市民文化会館で行われる。
文化表彰は今年で39回目。豊田芸術選奨の小川国亜起さんをはじめ5部門で18個人・2団体が表彰される。なお豊田文化賞は該当者がなかった。
 青少年表彰は13回目。2部門で5個人1団体を表彰する。
 特別表彰については該当者がなかった。

豊田市の文化・芸術の振興に顕著な功績があり、美的価値の創造、表現が最も優れた人を表彰する「豊田芸術選奨」には、日本画の小川邦亜起さん(55・井上町)が選ばれた。卓越した伝統技術を持って深い自然美に迫る作家で、自らが漉いた小原和紙と日本画が融合する作品は特筆。大学講師として後進育成にも尽力し、地元作家の発表の場を企画運営するなど、豊田市の美術文化の振興と発展に多大な功績を残したもっと読む.pdf

新・博物館建設 豊田市が基本構想発表  20107.05.26

 豊田市小坂本町の県立豊田東高校跡地に建設が予定されている「総合博物館」の基本構想が23日発表された。昨年度策定したものの、調整に時間がかかり発表が遅れたようだ。

 新博物館建設の具体的な話は、平成27年の生涯学習審議会で東高校跡地の利用が話し合われた際に出てきたもの。そのあと市が政策決定し、昨年度、基本構想検討委員会を設置して話し合ってきた。背景には市郷土資料館(陣中町)が築50年と古く、収集・展示の機能や学校教育・生涯学習との連携機能などが不足していることもある。

 新博物館は、歴史と自然史を併せた県内唯一の「総合博物館」になる。2つの機能を併設するタイプではなく、歴史とそれに関わる文化財・自然を一体的に扱う考えだ。また矢作川流域を軸に、豊田市の歴史・現在・未来を位置づけるという。

 貴重な資料を次世代へ継承するために、博物館の基盤である「収集・保存」「調査・研究」「展示・公開」についても充実整備する考えだ。ただ、豊田市自然観察の森などに眠っている自然系の膨大な標本類まで扱うことになるかは未定だという。あまり目が向けられない分野だが大きな課題だ。

 博物館の格の高さも備える方針だ。現状では、あの織田信長像(国の重要文化財)が豊田市内にありながら展示公開できる施設が無いもっと読む.pdf

豊田市美術館に唐招提寺御影堂を再現   20107.04.28

1面・トップ写真.jpg 豊田市美術館で22日から「東山魁夷・唐招提寺御影堂・障壁画展」が始まった。期間は6月11日まで。一般1400円。

 東山魁夷(1908〜1999)は20世紀を代表する日本画家。最も充実した時期に10年の歳月をかけて制作した代表作が、今回の唐招提寺御影堂障壁画だ。

 この障壁画(襖と床の間壁面の絵)は、奈良時代に失明しながらも6度目の挑戦で日本に渡り、唐招提寺を開いた鑑真和上に捧げたもの。制作は二期に分かれており、第一期作品は鑑真和上が失明して見られなかった日本の山や海の風景を美しい青を基調に描いている。一方、第二期作品は鑑真和上の魂を鎮めようと故郷である中国の風景を水墨画で描いている。

 今回の展覧会は唐招提寺御影堂の修理にあわせて行われている巡回展の一会場。御影堂の空間をできるだけ再現する形で展示している。68面すべての障壁画を見られるのはこうした展覧会ならではのチャンスだ。また障壁画の他にも、東山魁夷が日本各地や中国各地を回って描いた足跡や、スケッチ等の関連資料もあわせてもっと読む.pdf


松平郷権現まつり お水取りの儀式  2017.04.28

omizutori.jpg 豊田市松平町の八幡神社松平東照宮で15・16日、「松平郷権現まつり」が開催された。この祭りは、約400年前に第九代松平太郎左衛門尚栄が久能山から東照権現を勧請し、代々同家に受け継がれてきたもの。現在は同家の領地であった松平町、槇田和、林添の3地区の祭りとして、毎年、徳川家康の命日である4月17日直前の土・日曜に行われている。

 初日の試楽祭は、松平東照宮の「産湯の井戸」で18時から行われる「お水取りの儀式」が中心。松明とロウソクの灯りに照らされた境内に狩衣や裃を着た人々が並び、少し肌寒さを感じる静謐な空気のなか行われた。

 お水取りの儀式のあと松平郷まつり広場では、市内外から集まった有志40名による手筒花火の奉納が行われた。これは34年前に地元の青年会40名ほどが「なにか地域おこしをやろう」と始めたもの。当時の発起人のひとりである松平郷手筒花火保存会会長の鈴木想市さん(63・松平町)は、「自分たちで色んなところにお願いし、許可をとって始めました。花火は夏が多いですが、松平は春に桜と一緒に観られる花火です。命がけですが、自己責任でやりたい人だけが自分の意志でもっと読む.pdf





安産・子宝にご利益 豊田市石野地区成合のお子安さん  2017.04.21

 安産や子宝に抜群のご利益があるとして知られ、遠方からも多くの人々が祈願に訪れてきたお地蔵さまが、豊田市石野地区の成合町にあるのをご存じだろうか。地元では親しみを込めて「お子安さん」と呼ばれている「成合子安地蔵尊」だ。地元の人たちが代々お世話を続け、祈願に来る人たちを当番制で受け入れてきた。
 来週24日に年に一度の縁日をむかえるのを機に、お子安さんを紹介したい。

3面・お子安さん・写真右.jpg 子安地蔵尊が祀られている本堂は、豊田市扶桑町から中金町へ抜ける山中の県道沿い(成合町弓矢266)にある。国道153号沿いの旧名鉄三河線・西中金駅から南へ2㎞ほど入った辺りだ。現在の本堂は大正時代に建て替えられたものだという。

3面・お子安さん・写真左上.jpg 本尊は阿弥陀如来で、子安地蔵尊はその隣りに併祀されている。案内してくれた区長の森公俔さん(71)と総代の森昭二さん(75)によると、この地蔵尊は今から800年前の平安時代に作られたものと言われているそうだ。

 言い伝えの話では、明治維新のころ、夜中に地蔵堂へ忍び込んで子安地蔵尊を盗み出した男がいたが、行けども行けども家にたどり着けず、夜が明けて気づくと地蔵堂の前に立っていたという。今も残る大きな樫の木の周りをぐるぐると走っていたのだそうだ…。


 本堂に入ると、地蔵尊の前には記帳所が設けられている。安産・子宝のお守りとなる腹帯の貸し出し案内や、祈願奉納するのぼり旗の案内があり、志納金入れもある。めでたく願いがかなった人は後日お礼参りし、そのときにお礼金(自由)とともに腹帯を返却する習わしだ。

 こうした祈願者を受け入れる世話人は、地元の人たちが一年交替の当番制で務めている。これまでは近所の7戸で回していたがもっと読む.pdf

映画「星めぐりの町」ロケ着々   20107.04.14

1面・映画ロケ地・写真.jpg 豊田市の魅力を全国にアピールする地域情報発信映画「星めぐりの町」=黒土三男監督=の撮影が始まり、市内各地でロケーション撮影が行われている。

 今週11日には石野地区成合町の見事な一本桜がある民家で撮影が行われ、地元住民たちが役者やスタッフのために五平餅を焼いて振る舞った。長雨のせいか撮影スケジュールが二転三転したので、もてなす地元側も準備が大変だったようだ。当日もゆっくり交流する時間まではとれず残念だった。

 この映画を撮る黒土三男監督は、東日本大震災の液状化で千葉県浦安市の自宅を失い、豊田市内在住の兄弟を頼って小坂町に移り住んだ人。今回の映画を撮ることになったのは、監督が太田市長に会ったとき「僕に豊田の映画を作らせてみたらどうですか?」と冗談で話し、市長が「本当に作ってくれますか?」と答えたのがきっかけだという。豊田商工会議所の三宅会頭を中心に協賛金集めも行って実現した。

 映画のストーリー設定は、豊田の山あいで豆腐屋を営む実直な職人のもとに、東日本大震災で家族を失った遠い親戚の少年がもっと読む.pdf

俳句で足助の良さ共感 アート企画公募とよたデカスプロジェクト大賞受賞 2017.04.14

4面・デカス写真.jpg 豊田市の地域資源と人々をアートで結びつけ、その魅力を市内外へ発信する公募制のアート企画「とよたデカスプロジェクト2017」の第2次選考会公開プレゼンテーションが4月9日、産業文化センター内のとよた男女共同参画センターで行われた。事務局は豊田市文化振興課。

 このプロジェクトは、アートを通じて市民が自分のまちの魅力を発見し、もっと豊田を好きになって貰うのがねらい。平成25年度にモデル事業を開催し、翌26年度から公募制にして、豊田市を舞台にしたアートイベントの企画案を市内外に募集している。今年で4度目の開催だ。

 募集コースは、参加者見込みが100人以上の「デカスコース」と、100人未満の「ぷちデカスコース」の2つがある。今回の選考会では、デカスコースで第一次選考を通過した市内外の応募者6組による公開プレゼンテーションが行われた。

 大賞(賞金50万円)に選ばれたのは、ゴエンナーレ・スイッチプロジェクト「足助deハイクスール」。10月下旬〜11月上旬に、香嵐渓付近を舞台に、俳句を使ったアートイベントを行う予定だ。応募者のオオノユキコさん(小牧市・55)は「人が同じ風景をみても同じ視点はありません。誰もが日頃使っている言葉を使って、俳句という言葉のシェアによって、それぞれが感じた足助の面白さを想像してほしい」と語っていた。オオノさんは過去3回、「足助ゴエンナーレ」の企画で同プロジェクトに採択もっと読む.pdf

第20回写真展 豊田フォトグループ・アイ  2017.04.07

6とんぼ.jpg 豊田・岡崎市などに住む写真愛好家でつくる「豊田フォトグループ・アイ」が14日〜16日、VITS豊田タウン内の市民ギャラリーで第20回目の写真展を開催する。同グループは豊田市小坂町の写真家で昨秋に亡くなった石田真典さんを講師としてきた仲間だ。

 今回の写真展では会員15人が作品約90点を展示する。自然の風景を中心に植物や昆虫などの作品が並ぶという。

 会員の多くは講師だった石田さんから、何気なく目にするもっと読む.pdf

写真=安藤満男さんの作品

陶芸家の山岸さん「森のアート展」  2017.04.07

6面・山岸さんアート展.jpg 豊田市平戸橋町の市営「民芸の森」が、地元の陶芸家・山岸大祐さん(青木町)の作品を展示する「森のアート展」を開催している。期間は5月7日まで。観覧無料。

 民芸の森は豊田市名誉市民の故・本多静雄氏の旧屋敷跡。茅葺き屋根の田舎家「青隹居」には、山岸さんの手で形取られた白を基調とした作品4点が展示されている。

 山岸さんは国際陶磁器展など、多くのコンクールで受賞歴を持ち、文化芸術の担い手として将来が嘱望されている若き芸術家だ。5月7日には山岸さんによるトーク&ワークショップもある。問合せは同館(☎46・0001)へ。

本の修理まなぶ 豊田市中央図書館で講座  2017.03.17

2面・本修理・写真.jpg 豊田市中央図書館で9日、「本の修理講座」が開かれ、小学校図書の修理を行う製本ボランティアグループ「茅の会」メンバーや一般受講者ら25人が参加した。定員の2倍の応募があった。

 講師に招いたのは、岐阜市で製本会社を経営する一級製本技能士の田中稔さん(44)。各地の図書館で本の修理技術講習をしている人だ。豊田市内での講習は今回が初めてだった。

 田中さんは「図書館の本が傷むのは悪いことではありません。子どもに何度も読まれているということです。本を待つ人が大勢いることを思って修理してください」と話し、様々な構造の本があることを説明していた。

 修理の実演を始める前には「セロテープは使わないで」と注意も。年月が経つと剥がれてテープ跡だけがもっと読む.pdf

長興寺所蔵 信長像の修復完了    20107.03.10

1面・「紙本著色織田信長像」.jpg 豊田市の長興寺が所蔵する国重要文化財「紙本著色織田信長像」の掛け軸が、約10ヶ月間を要して修復を完了した。1日には市郷土資料館で、長興寺住職の山岡英山さん、修復業者㈱岡墨光堂(京都市)社長、県教育委員会・市文化財課職員らの立ち会いのもと、確認作業が行われた。

 この信長像は安土桃山時代の天正11(1583)年、信長の一周忌に家臣の与語久三郎正勝が長興寺に寄進したもの。当時、正勝は衣城(豊田市金谷町)の城代で、長興寺は領内で最も大きな寺だったという。同寺では信長の一周忌法要も営まれた。肖像画を描いたのは、軸の背面の印から画家の狩野元秀だと言われている。信長に直接会ったことのある人物だ。

 修復は昭和20年にも一度行われているものの、当時は十分なことが出来ていなかったという。

 今回の修復は、絵具の割れや剥落、表装の折れなどの傷みが目立ってきたため行った。肖像画を掛け軸から切り抜き、2層だった裏打ちを3層にして厚みや柔軟性を持たせた。表具も新調した。修復費は約300万円(国150万円、県21万円、市64万5千円、長興寺64万5千円)。

 今回の修復作業で、信長像が竹紙に画かれていたことがもっと読む.pdf

中田町裸まつり  2017.03.10

 豊田市高岡地区・中田町の八幡社周辺で5日、「中田大国霊神社裸祭り」=中田裸祭り=が開催され、地元の厄男を中心に100人の裸男が参加した。この祭りは昭和7年の八幡社改築で本殿に尾張国府大国霊神社(国府宮)の御霊が見つかり、新たな神殿を建て分社認定を受けて始まったものだ。

4面・裸まつり・写真①.jpg 中田裸祭りが始まったのは昭和10年。戦争や伊勢湾台風の影響で神事4面・裸まつり・写真②.jpgだけになった時代も長くあったようだが80余年の歴史がある。

 のどかな田園地帯で行われることもあってか、本家国府宮の激しい裸祭りとは印象が違い、中田裸祭りはとにかくみんなの〝笑顔〟が印象的だ。裸男たちも、観衆も笑顔で溢れている。


 お祓いを終え、酒にも酔って中田区民会館を出発した裸男たちは、三本の神竹を担いで賑やかに八幡社への道を練り歩いて行く。菜の花の咲く田んぼの周辺には大勢のアマチュア・カメラマンが待ち構え、その要望に応えるかのように、裸男たちは田んぼの中を何周も練り歩く=写真①=。


 裸男たちについて歩いて行くと、たびたび日本酒とスルメの振る舞いがあるので、観客たちも次第に笑顔になっていく。沿道のあちこちにただようスルメの香りも中田裸祭りの大きな印象の一つだ。途中の田んぼで行われる余興の竹登りはさらに愉快。ますます笑顔の観客が増えていく気がするもっと読む.pdf

棒の手隊デトロイトへ  2017.03.10

柴田和則会長.jpg 豊田市棒の手保存会(柴田和則会長)が今秋11月1日〜7日の日程で、米国デトロイト市(豊田市の姉妹都市)へ棒の手隊を派遣することが正式に決まった。資金面の課題はまだ残っているものの、市内全25支部の中から12名ほどを選抜して棒の手派遣団を結成する考えだ。

 デトロイト市は3年ほど前に財政破綻した。その時にデトロイト美術館の売却も検討されたが、多くの企業や団体の寄付で市から切り離して守ることができたという。

 その際、デトロイト日本商工会の呼びかけで多くの日本企業も総額3億円余を寄付しており、その寄付金の一部を使って今年11月、デトロイト美術館内に常設の日本美術コーナー「ジャパン・ギャラリー」が開設されることになった。

 デトロイト日本商工会はジャパン・ギャラリー開設記念で、日本文化を紹介する3日間のイベントを企画しており、昨秋、豊田市役所を通して豊田市棒の手保存会に出演依頼が届いた。

 派遣メンバー12名は柴田会長が人選する予定。4月末までには決定したい考えだ。普段の祭りとは違うペアになるためもっと読む.pdf

和紙をニューヨークでPR   2017.03.10

3面・和紙作家.jpg 豊田市小原地区の「和紙のふるさと」と愛知県立芸術大学の教授ら43人が、豊田市美術館ギャラリーで5日まで、「和紙素材の研究展」を開催した。これは自分たちが漉いた和紙で制作した作品を発表することにより、和紙の多様性を多く人に知ってもらおうと開いてきたもの。今回が第4回目となった。

 同大学非常勤講師の佐藤友泰さん(63・下仁木町)も出品者の一人。和紙の原料となるコウゾやガンピ等を丸槌で手打ちし、天日干しするなど、昔ながらの技法を自身の工房で続けている人だ。

 今回の展示ではアクセサリーや照明、小箱などの立体作品が多く並んでいた。作品の一部は今秋、米国ニューヨーク州ブルックリンのギャラリーでも展示されるという。ブルックリンはお洒落な町として人気が高い。すでに和紙のふるさとの作品として、華やかな祝袋やぽち袋などが展示されているという。もっと読む.pdf



文化財の魅力を再発見! 豊田市郷土資料館ギャラリートーク 2017.02.24

4面・ギャラリートーク.jpg 豊田市郷土資料館(陣中町)が18日、常設している展示品にスポットをあてて学芸員によるギャラリートークを開催した。これは今年で50年目を迎える同館が、市内に残る文化財の魅力を多くの人に知ってもらおうと企画したもの。2回に分けて行われ、第1回目の今回は「豊田大塚古墳」にスポットをあてた。

 大塚古墳は挙母地区河合町にある直径30m×高さ3・5mの円墳で、県指定の文化財。石室から出土した装飾須恵器などは国の重要文化財に指定されている。同古墳の存在は明治時代にすでに知られており、埴輪の発見や測量調査などから当時市内最大級の墳丘として注目された。昭和38年、豊田市教育委員会が発掘調査を実施。石室から出土した装飾付きの須恵器は、遺存状態が良く出土状況が明らかで、学術的に価値が高いことから国の重要文化財に指定された。台の上に四連の壺がのっている須恵器は珍しい形状であるという。
 会場には当時の発掘調査の写真も展示されておりもっと読む.pdf

挙母木綿展開催中   2017.02.17

2面・挙母木綿.jpg豊田市平戸橋町の市民芸館が第5回「伝承・挙母木綿展」を開催している。会場は第3民芸館で、期間は3月5日まで。

 これは同館の講座に参加している生徒らが日頃の成果を発表するとともに、手仕事の魅力を多くの人に知ってもらおうと開いているもの。講座では糸つむぎ、染色、織りなどの指導を受けるとともに、木綿の文化についても学ぶという。

 今回は32人の作品を展示。手でつむいだ糸や、草木染め、藍染めなどの布が多数並ぶ。糸は現物に触ることができるので、それぞれの違いを比べてみるのも面白い。このほか、生徒らの挙母木綿を題材にした自詠詩も展示されており、手つむぎや手織りの楽しさ難しさが伝わってもっと読む.pdf


太鼓祭 全国大会優勝   2017.02.17

3面・志賀さん.jpg 豊田市出身で山梨県の私立日本航空高等学校3年の志賀幹太さん(18・花沢町)が、部活動の和太鼓に熱心に取り組み、昨年12月に埼玉県で行われた第8回日本一決定戦「太鼓祭inソニックシティ」の組太鼓一般の部で優勝に輝いた。今月14日には豊田市役所を訪れ、太田稔彦豊田市長に報告した。

 志賀さんが太鼓を始めたのは小学3年からで、当時住んでいた足助地区の「三州足助太鼓」で練習に励んできたという。中学時代、下山地区に引っ越した後も足助で太鼓を続けてきた。日本航空高へ進学したのも太鼓による縁もっと読む.pdf










 豊田松平 天下祭   2017.02.10

3面・天下祭・写真.jpg 豊田市松平町の松平東照宮一帯で今週末11日(土)・12日(日)、祈願成就の裸まつり「天下祭」が行われる。見どころは11日夜6時半からの大禊ぎ(水ごり)と、12日午後2時半からのメインイベント「玉競り」だ。

 この祭りは天下泰平を願った松平家初代・親氏公の偉業を顕彰し、地元の若者たちが30年前に始めたもの。当初の若者たちはもう70歳代になる。

 主役の座主を今年務めるのは写真の3名。地元代表が飯田敦彦さん(41・鵜ヶ瀬町・丸和電子化学)、商工会議所青年部代表が原田伸昭さん(40・坂上町・原田工務店)、青年会議所代表が横山栄介さん(40・浄水町・横山興業)だ。

 学生時代から20回近く参加してきたという飯田敦彦さんは、「気持ちが高揚して熱くなる祭りです。ぜひ若い人に参加して欲しいです」「先輩たちが築いてくれた祭りで座主をさせて貰えることに感謝したい」と話してくれた。座主は夜の大禊ぎで体が冷え切った後も風呂に入らず修行。夜中まで絵馬を彫ったり鉢巻きを作ったりする作業があるそうだ。

 親氏公が天下泰平を祈念した願文32文字のうち今年の願文字は30番目の「修」。あと2年でもっと読む.pdf

日本語の不思議 みよし図書館で米国詩人講演  2017.01.06

IMG_1387.JPG みよし市立中央図書館が12月18日、学生用「ティーンズコーナー」を開設した記念に、講演会「世界に日本語はどこまでひろがっていくのか」を開いた。中学生ら約130人が集った。

 講師に招かれたのは米国出身の詩人アーサー・ビナードさん(49)。幼少のころ耳にした日本アニメの擬音語や、自身が日本語に興味を持ち始めた経緯を、ユーモアを交えながら語った。また宮澤賢治の詩『雨ニモマケズ』を紹介し、米国でもこの詩によく似た作品を見かけたと話していた。日本語はひらがな・カタカナ・漢字によって文字の豊かさや多様性があるとも話し、『ガッカリ』という心体に響くような言葉を、英語一単語で表すのは難しいとも説明していた。

 さらに日本語の「第二次世界大戦」を「World War Ⅱ」に英訳してそれぞれを読み上げ、同じ意味でも言葉に発することで受ける印象が違うことを伝えていたもっと読む.pdf

ギャラクシー奨励賞受賞 ひまわりネットワーク  2016.12.09

ロド先生③.jpg 豊田市のケーブルテレビ局「ひまわりネットワーク㈱」が今年4月に放送した『3年1組ロド先生』が、国内の放送番組に贈られる「第54回ギャラクシー賞・上期テレビ部門奨励賞」に輝いた。同局が賞を取れる作品づくりを目指した企画作品で、ギャラクシー賞への初めての応募でみごと受賞した。

 ギャラクシー賞は、NPO放送批評懇談会が国内の放送文化の質的向上を目的に行っているもの。テレビ、ラジオ、CM、報道活動の4部門がある。今回テレビ部門奨励賞を受賞した他の放送局はNHKや民放局などで、ケーブルテレビ局の受賞はひまわりネットワークだけだった。

 受賞番組の舞台は、外国人の生徒が3割在籍する豊田市立保見中学校。担任教師の伊木ロドリゴさんと、二人の外国人生徒の成長の一年間を追った45分間のドキュメンタリー番組だ。顧問を務めるサッカー部の試合で生徒と一緒に悔し涙を流したり、外国人生徒に宿題提出をポルトガル語で強く迫ったりと、ロド先生が真正面から生徒に向き合う姿が映し出されている。教師の魅力だけでなく外国人の子どもが直面している問題にも気づかされる番組だ。ナレーションを入れず字幕やBGMも最小限に抑えたのは、観てもらえば視聴者に伝わるものがあるという制作者の思いだ。

 企画・制作したのは入社8年目のディレクター成瀬裕平さん(32)。長編特番に取り組むのは、豊田のミュージシャン永山愛樹さん(矢作新報リレーエッセイ執筆)を追った作品に続いてもっと読む.pdf

第54回豊田市民美術展  2016.11.25

 豊田市民が日頃の芸術活動の成果を発表する「豊田市民美術展」が、市民文化会館と市美術館ギャラリーで開催中だ。期間は今週末27日まで。主催は市と市教育委員会。今年で54回目だ。

4面・-日本画 市長賞.jpg 豊田市民美術展には、日本画、洋画、書道、彫刻・インスタレーション、工芸、写真、グラフィックデザインの7部門がある。今回は388点の応募があり、入選した369点が展示されている。

 日本画部門では今年度、水墨画が多く出品された。市長賞に選ばれた新家眞章さんの「妻籠宿場」も水墨画だ。緻密な筆遣いが高く評価された。

 洋画部門では、10歳代から80歳代までの幅広い年齢層が出品。昨年より24点増え、入選数は99点になった。市長賞に選ばれた柘植雅一さんの作品「ともだち」は、キリンの顔が大きくクローズアップされ、その周りに2匹の蝶々が描かれている。動物の色彩と木々を表現した背景が印象的だ。

 また書道部門では若い世代からの出品が増え、新規出品者が43%を占めた。入選作品は64点。市長賞に選ばれた阿部秀蘭さんの作品「海のほとりにて」は、力強いタッチの力作だ。

 グラフィックデザイン部門では23点が入選。コンピュータを使った作品が多いなか、手描きの作品もあった。市長賞に選ばれた木戸亮太さん、市教育委員会賞に選ばれた荒武彩音さんの2作品とも、祭りをテーマにしていた。この他、環境問題をテーマにした作品「リサイクル」「森の時間」や、イジメ防止をテーマにした作品もあった。もっと読む.pdf


写真=市長賞に選ばれた新家眞章さん(朝日ヶ丘)の水墨画「妻籠宿場」。

「蜘蛛の糸」テーマに80人の作品を展示  2016.11.18

2面・美術館.jpg 豊田市美術館で企画展「蜘蛛の糸」が開催中だ。期間は12月25日まで。荒木さんの緊縛シリーズ.jpg

  今回の企画展では「蜘蛛の糸」をテーマに蜘蛛の持つ怪しい魅力や糸の美しさ、習性などを約80人の作家のさまざまな作品を通して楽しめる。

 目玉作品は、塩田千春さんの「夢のあと」。黒色の毛糸を一部屋全体に張り巡らし、白色のドレス10点を包み込むようにした大作だ。トンネルをくぐるようにして見てまわると不気味さと美しさを感じさせられる。
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 このほか、蜘蛛の巣が模様になった江戸時代の手箱や角皿、明治時代の文庫も並ぶ。日本画では上村松園の「蜘蛛の巣」の素描、熊谷守一の「地蜘蛛」、小茂田青樹の「虫魚画巻」などがあり、それぞれの表現が面白い。昭和初期の作品のなかには蜘蛛の巣模様の羽織もある。ヤツデの大きな葉っぱに蜘蛛の巣がかかっている様子に情緒が見いだされて、自然の美のひとつの表現として服飾文様にされたのではないかという。

 写真家で現代美術家の荒木経惟さんの「緊縛シリーズ」よりもっと読む.pdf

萩野子供歌舞伎公演30周年  2016.11.18

3白浪.jpg 豊田市足助地区東部の「萩野子供歌舞伎30周年記念式典・公演」は、地元の萩野自治区(青木信行区長、223世帯)や萩野小学校などで設立された実行委員会主催。午前中に同小学校の学芸会があり、午後に同じ会場で子供歌舞伎の30周年記念公演があった。

 同子供歌舞伎クラブは30年前、萩野自治区内の本格的歌舞伎座・怒田沢「寳榮座」に出演したのをきっかけに誕生した。歌舞伎の下題は当時から古典名作「白浪五人男」(原作)。盗賊と捕手が見得を切り合う物語だ。

 この盗賊・捕手の大立ち回りが学芸会で演じられるため、近年は上演台本が書き改められた。今回は下題も「弁天娘女男白浪 足助川勢揃場」に。盗賊頭日本駄右衛門を嵯峨淳生君(小6)、弁天小僧菊之助を安倍伊吹君(小6)、捕手㈠を鈴木清未さん(小5)、町娘㈠を清水菜々美さん(小4)が演じた。

 昔は小6だけの出演だったが、昨年は子供不足で小5も出演。今年は小6・小5・小4出演で役者14人を確保した。

 今年の大きな特徴は、実行委員長の青木信行萩野区長のはからいで、一般住民や法人が歌舞伎公演用に協賛金を寄せてくれたこと。子供の減少で父兄の歌舞伎観劇も減る傾向だったがもっと読む.pdf

写真『奥三河の祭りごと』企画展 古橋懐古館 2016.11.11

3古橋懐古館1.jpg 豊田市稲武町の民営博物館「古橋懐古館」で、奥三河の花祭、修験、神楽、念仏踊、木食などの民俗芸能を写真や資料で紹介する同館の企画展が去る10月18日開会した。来春3月末まで長期開催される。

 初日には同企画展を企画、写真や諸資料を提供した西海賢二館長が「奥三河の祭りごと」と題して市役所稲武支所で記念講演。新城市の広瀬安信副市長、東栄町の伊藤克明副町長や3人の課長、豊田市の三江弘海市議ら約百人が聴講した。会場は満席だった。

 西海館長の講演は広く三・遠・南信の民俗芸能の流れにおよび、かつて今の豊田市稲武地区の中当でも花祭があったとの話も。

 しかし、花祭などの奥三河の村々の伝統民衆芸能はいま衰える傾向にあり、稲武・古橋懐古館が今回の企画展で展示した写真や諸資料が今後、重要な歴史資料になる可能性ももっと読む.pdf

豊田工芸協会40周年展  2016.11.04

くらしに潤いを

5面・工芸協会JPG.jpg 豊田工芸協会(中野豊会長・69人)が40周年を迎え、先月26日〜30日に市民文化会館で記念展を行った。会場には大小さまざまな陶芸品や、色鮮やかな染織、切り絵、トールペイント、パッチワークなど19ジャンル61人の力作が展示されていた。

5面・工芸協会・山田和俊先生.jpg 同協会は1976(昭和51)年、初代会長で現在顧問を務める陶芸家の山田和俊さん(83・亀首町)ら4人が設立。会員同士の交流、互いの切磋琢磨、市民に愛される作品づくりを目指し活動をスタートした。

 会員はプロ・アマどちらもおり、展示会は2年に1回開催している。当初は陶芸、盆栽、染色、竹工芸4ジャンル20人程だったそうだ。近年ではステンドグラスやハンガリー刺繍、籐で編んだナンタケットバスケットを出展する新会員もいる。

 山田さんの住む猿投地区周辺は、良質な土があり猿投古窯発掘も行われてきた地域。仕事や日々の暮らしのなかで多くの工芸品が使われてきた。そのため工芸への関心も高くもっと読む.pdf

ラッパ・カネ・旗なしで神社へ 挙母祭り 2016.10.21

豊田都心の挙母神社の例大祭「挙母祭り」が先週末15・16日に開催された。一地域の祭礼ではあるが、八台の勇壮な山車を曳き廻す豊田市を代表する観光祭りだ。記者は長年、この素晴らしい祭りの雰囲気を台無しにしている「ラッパ・カネ・大旗」の廃絶を訴えてきた。

1面・挙母祭り・山車写真.jpg 挙母祭りでは八町の若い衆が競い合うように、山車の上で突撃ラッパやカネ(振り鐘)を鳴らしまくる。かん高い音がお囃子の音色をかき消し、祭りの雰囲気は台無しだ。振り回される大旗も雰囲気を壊している。若い衆の節度のなさが挙母祭りの品格を下げていると言っていい。

 挙母祭りの八町はそれぞれが独立した祭り組織であり、挙母祭り保存会に絶対的な統制力はない。各町の祭り組織も、若い衆という独立組織の権限を認めてトップダウンで禁止命令を出せずにいるのが現状だ。自ら節度を保てなくなった若い衆という組織に独立権限を認め続けていることが問題だろう。

 そんな挙母祭りだが、今年は嬉しいことに、ラッパ・カネ・大旗の使用を自制する町も出てきた。記者がじっくり観察したのは本楽の朝。神社への山車の曳き込み時だ。「神社に入る時くらいラッパを吹くなよ…」という気持ちでもっと読む.pdf

森にふり注ぐ光を表現 農村舞台アート11月19日から開催 201610.21

2面・あつぎさん作品.jpg 豊田市松平地区にある3つの農村舞台を使い11月19日〜27日、「農村舞台アートプロジェクト」の第2弾が開催される。主催するのは公益財団法人豊田市文化振興財団で、今回で7回目だ。

 この企画は地域の文化財「農村舞台」にアート作品を展示することで、舞台活用の新たな可能性を見い出しつつ魅力を
発信していこうというもの。今回は舞台で作品を展示するアーティストをインターネット上で公募し、10組の応募者から3人を選んだ。

 選考で選ばれた1人が豊田市井上町の日本画家・敦木愛子さんだ。東北芸術工科大学卒業後、山形県の旧小学校で芸術を取り入れた催しや展覧会などを行い交流拠点をつくってきたという。今回敦木さんが手がける桂野町神明宮の農村舞台では境内へ続く上り坂から舞台を含めた境内全体を使って作品を展示。森に降り注ぐ光のきらめきや爽やかな風を白いロープや糸を使って表現もっと読む.pdf



秋祭りで老若男女の余興劇 2016.10.14

4面・中立まつり.jpg 豊田市足助地区中立町の神明社で秋の例大祭が1日に行われ、町内約40世帯100人余りが寸劇を楽しんだ。 

 中立の秋祭りは住民総出で行うのが慣習。女性は祭り参加者の昼食に備え、早朝からこんにゃくや五平餅、芋煮などを作り始める。男性は農村舞台での芸能発表に備え、設営などに追われる。見どころは火縄銃の奉納と舞台での寸劇だ。

 火縄銃は一時途切れた時期もあったそうだが、石屋を営んでいた宮戸鉱市さん(83)が34年前に復活させた。火薬の取り扱いにも詳しい宮戸さんは、ケガや事故を起こさないよう銃の扱いや火のつけ方、呼称の大切さなど、安全指導にきびしく務めてきた。銃は多いときには8丁あったそうだが、いまは6丁だ。

 20〜60歳代の男性26人でつくる余興団の寸劇は見もの。時代劇をアレンジし面白おかしく演じるので笑いが絶えないという。今年は銭形平次に挑戦した。

 女性グループ「フレンズ」も寸劇を披露。幕を水辺に見立て、シンクロナイトスイミング風に手足を見せる芸を発表し、会場を沸かせた。このほか、和太鼓や三味線の演奏、踊りの発表もあり、老若男女が演じる側にも見物する側にもなり、祭りを楽しんだ。

 このように地元住民らが農村舞台を使い、芸を発表するようになったのは37年前からもっと読む.pdf

棒の手集団310人 華麗に演技 豊田・四郷八柱神社棒の手警固祭り 2016.10.14

献馬.jpg 豊田市役所猿投支所に近い、同市四郷町山畑の四郷八柱神社にて、10月8・9両日、同神社恒例の前夜祭と本楽祭(大祭)が、これまでになく盛大に行われた。

 棒の手の演技者だけで一日3百人余、その家族と一般観客を合わせると一日で千人、前夜祭と本楽祭の両日では二千人を超す人々が集まったと思われる。「神社の境内がせまいですね」などの感想を述べ合う人々がいた。

 拝殿前の神殿に来賓席が設けられたが、そこも満席。衆院議員の古本さん、八木さん、参院議員の薬師寺さん、愛知県議や豊田市議の皆さん、猿投農林高校の校長さん、豊田警察署の署長さんや地域の文化関係者らが来訪された。

1-棒の手.jpg 8日の前夜祭は恒例の神社式典と、大衆的神事の「七度詣り」に続き、四郷八柱神社の5町3流派の棒の手隊約3百人が奉納演技を見せた。半数は子供連だが、訓練を重ねてきたらしい。安心して見ておられた。棒や真槍、真剣を使う女性剣士が目立つもっと読む.pdf

舞伎「絵本大功記」紙芝居映像で 2016.10.07

農村舞台.jpg 豊田市の足助市街地から東へ6㎞程の位置にある同市怒田沢町の農村舞台「宝栄座」で10月2日午後、紙芝居形式の歌舞伎公演があった。本物歌舞伎公演とは違った意味の工夫の面白さや、新しい文化提案があった。

 歌舞伎の演目は、明智光秀の主君織田信長への謀反をあつかった「絵本大功記十段目」。その悲劇物語を絵本作家の中村広子が紙芝居に仕上げ、プロジェクターで舞台に大映写して見せた。

 舞台に通じる花道に6人の歌舞伎役者が並びセリフを語った。紙芝居に本物のセリフが寺本姉妹.JPG付いて歌舞伎らしくなった。

 しかしセリフは専門用語だ。わかりづらい。普通なら退屈だろう。ところがセリフ語りの隣りの舞台上で、豊田生まれ若いクラシック音楽家の寺本みずほ(ピアノ)寺本みなみ(バイオリン)姉妹が、クラシックで歌舞伎に伴奏を付けた。

 一瞬異文化の衝突を危惧したが、次の瞬間にこれは成功だと感じた。ベートーベンの曲による伴奏だった。ピアノ(姉)とバイオリン(妹)の腕がよかったのかも知れない。この歌舞伎公演の総合プロデューサーの加藤さとる氏の着想のおもしろさだったかも。

 それにしても、歌舞伎とベートーベンの相性が良いのには驚いた。豊田シティバレー団の若いダンサー2人が寺本姉妹の伴奏で踊るのを見て、美しいダンスだと思った。

 30年も前に名古屋市大須の「ロック歌舞伎」スーパー一座が足助町怒田沢の宝栄座に来た。そのロック歌舞伎に足助人たちが感動していたのを覚えている。異文化の衝突は文化にとってもっと読む.pdf

三州足助太鼓20周年記念で 2時間15曲演奏子供太鼓合奏も

1足助太鼓.jpg 三州足助太鼓(鈴木正治代表)が旧足助町の公募で設立されてから20周年を迎え、9月18日足助交流館にて、3部制で記念コンサートを開いた。

 第Ⅰ部は足助太鼓(17人)が5曲、第Ⅱ部は子供太鼓「翔」(21人)が4曲演奏。第Ⅲ部は足助太鼓・翔の合奏で6曲。

 大人・子供合奏は「フィナーレ」という曲名のエンディングが極上。篠笛がリードし、奏者の顔が輝いていた。後継が育っていた。聴衆約350人。口々に「足助太鼓はウデを上げたよ」とたたえていた。もっと読む.pdf

映画「星めぐりの町」制作へ 黒土三男監督が豊田を舞台に 2016.09.23

3面・黒土監督.jpg NHKドラマ「愛おしくて」の脚本を手がけた映画監督で脚本家の黒土三男さん(69)が、豊田市を舞台にした映画「(仮)星めぐりの町」の制作準備を進めている。来春撮影、来秋上映の予定だ。豊田都心に来年11月オープンする北地区再開発ビル内の複合映画館で先行上映会が予定されている。

 黒土監督は千葉県浦安市に住んでいたが東日本大震災で自宅が半壊。姉兄を頼って豊田市に移り住んだ。40年も前からよく遊びに来ていたそうだ。このようなことから「豊田のまちを舞台にした映画をつくろう」と思ったのは、ごく自然なことだったという。

 映画の概要は、震災で家族を亡くし心を閉ざしてしまった少年が、豊田市で豆腐を作る主人公に預けられ、ものづくりにこだわる職人の姿や豊かな自然、あたたかい市民にふれるなかで次第に心を開いていくというものだ。 

 出演は小林稔侍、高島礼子、壇密らを予定。今月には子役オーディションを開始し、来年1月には市民エキストラを公募する。事業費はもっと読む.pdf

アートが結ぶご縁 豊田市足助地区ゴエンナーレ 2016.09.16

3面・足助ゴエンナーレJPG.jpg 豊田市足助町の旧料亭「寿ゞ家」で9月上旬の6日間、地元の宝と芸術を結びつけるイベント「足助ゴエンナーレ」が開かれた。主催はアートイベントの企画運営を手がけるオオノユキコさん(小牧市)が代表を務める実行委員会。豊田市教育委員会や県内の芸術大学などが後援した。

 このイベントは地域の文化や街並み、人々の営みと芸術を結びつけ、それぞれの魅力を発信するとともに、人と人をつなげていこうというもの。国の重要伝統的建造物群保存地区にある「寿ゞ家」は大正時代から昭和にかけてつくられた建物で、かつては足助の高級料亭として名を馳せていた。

 休憩処となった2階座敷の一角では生菓子や地酒などを販売。10日㈯正午過ぎには来場者約50人が集い、舞台で披露された日本舞踊を楽しんだ。唄や踊りなどを披露したのは香嵐渓音頭保存会のメンバー。来場者のなかには一緒に踊り出す人ももっと読む.pdf

紙芝居「歌舞伎」公演 豊田市怒田沢町の歌舞伎「宝栄座」で 2016.09.16

IMG_9159.JPG 豊田市足助地区東部の萩野自治区(7自治会構成・約250戸)は、自治区内に明治30(1897)年創建の現役の歌舞伎座「宝栄座」が存在することや、地元の萩野小学校で児童・OBのクラブが歌舞伎を伝承していりることで有名だ。

 その現役の歌舞伎座の宝栄座にて10月2日14時開演で、今年の「農村舞台アートプロジェクト2016」が始まる。豊田市文化振興財団が主催、芸術家団体の農村舞台アートプロジェクト実行委が舞台運営を共管、地元の萩野自治区が事業開催に全面協力する。

 この事業の舞台の豊田市怒田沢町の宝栄座は、萩野自治区内の1自治会である怒田沢集落が昔々の森林業繁昌の明治期に材木を拠出し合い、村の歌舞伎座として創建したものだ。大型・堅牢・贅沢な作りの現施設は正式には今でも「寳榮座」と旧字で書く。

 廻り舞台(回転舞台)や当時の旅役者の宿泊所が今も健在だ。その舞台にて歌舞伎や様々な芸能、芸術の復活再生をこころみているのが、去年及び今年の農村舞台アートプロジェクトや、萩野自治区の支援策であろう。

 怒田沢は昭和初期まで数十戸の〝歌舞伎の村〟として知られた存在だったが、今は12戸の小集落。宝栄座を怒田沢集落(自治会)から萩野自治区へ移管し、山村地域の〝文化・芸術の村〟として守ってゆけないか、という方向の話し合いが…もっと読む.pdf

三州足助太鼓20周年コンサート  2016.09.09

マレーシア演奏2.jpg 三州足助太鼓(鈴木正治代表、17人)が設立20周年を迎え、来る9月18日14時から足助交流館ホール飯盛座(360席)にて、20周年記念の和太鼓コンサートを開催する。

 当日は会員総出で、名曲「足並みのひびき」「青い空へ」「宴」「かげろひ」「室屋伝」などの12曲を演奏。子供太鼓「翔」も総出演する。

 三州足助太鼓は今から20年まえの平成8年(1996)9月、当時の東加茂郡足助町が公募で会員を募集しスタートした。各集落の祭りばやしとは違いオール足助的存在。

 三州足助太鼓の会員17人は毎週2回練習日があり、そのたびに1人300円の会費(寄付金)を払う。これが会運営の重要財源だ。意識の高い文化団体だと思われる。

 太鼓演奏会は10月足助交流館祭、11月香嵐渓もみじ祭り。兵庫・三重県など各地フェスティバル出演が年20回位あるともっと読む.pdf

みよしサンライブで『暮しの手帖』展  2016.08.26

3面・暮らしの手帖.jpg NHK連続ドラマ小説「とと姉ちゃん」の題材となった雑誌『暮しの手帖』をテーマとした特別企画展が、みよし市図書館学習交流プラザ・サンライブ2階で開かれている。期間は12月27日まで。

 展示されているのは昭和34年〜43年に発刊されたうちの24冊。市内の石川恒夫氏から寄贈された図書約5万冊(石川文庫)のうちから選定したものだ。昭和34年12月の第52号には衣食住に関する内容のほか、豆腐屋の夫婦の暮らしぶりが写真付きで掲載されている。また暮らしの手帖.JPG冬の暖を取るためにカーテンの吊し方などが実験され、その結果を紹介しているのが面白い。

 『暮しの手帖』は昭和21年に花森安治と大橋鎭子が刊行した『スタイルブック』が前身もっと読む.pdf

お盆の伝統復活13年目 豊田市下山阿蔵念仏踊り  2016.08.26

3面・念仏踊り・写真①.jpg 各地でお盆の伝統行事が行われた8月15日、豊田市下山地区の北東端、東三河の設楽町に隣接する阿蔵町では「阿蔵念仏踊り」が行われた。豊田市指定の無形民俗文化財だ。

 念仏踊りは天竜川中流域とその周辺に多い仏教民俗で、愛知県内では豊根村・東栄町・設楽町など東三河の山間部に多く残っている。

3面・念仏踊り・写真②.jpg 下山の「阿蔵念仏踊り」は設楽町の田峯から伝わったと言われ、激しく跳ねるような踊りと太鼓を用いるのが特徴。戦争などで何度か途切れつつも、150年の歴史があるという。かつては地元を離れた人にも「お盆の14・15・16日は戻って来い」ときつく言い渡され、使命感もあったそうだ。

 過疎化や高齢化によって15年ほど前にも数年途切れたが、自治区とも連携して「阿蔵地域念仏踊り保存会」を立ち上げて復活。今年で13年目になる。

 浴衣に菅笠をつけた男たちは、まず福寿院で念仏読経し=左上写真=、そのあと隣接の旧阿蔵小学校グラウンドへ移動して念仏踊りと盆踊りが行われる。装束は足助地区で有名な「綾渡の夜念仏」=重要無形民俗文化財=と似ているが、太鼓や笛を使うため雰囲気はずいぶん違う。祭りの要素が強いようだ。

 保存会会員は現在35人ほど。都市部に住んでいる若者も多いためもっと読む.pdf

全国から民芸愛好家 日本民藝夏期学校が豊田で   2016.07.29

3面・民芸夏期学校.jpg 豊田市民芸館などを会場に22日〜24日の3日間、全国の民芸愛好家らが集う「日本民藝夏期学校」が開催された。主催は東京の日本民藝協会や豊田市民芸館などだ。

 この催しは「民芸」について深く学ぼうと昭和48年に始まったもので、今回で152回目。毎年全国各地約3会場で開催されており、豊田市での開催は3回目だ。今回のテーマは「これからの地域の民芸の取り組み」。新潟や東京など全国各地から54人が参加したもっと読む.pdf

あなたが感じた恩を誰かへ   2016.07.22

3面・アートポスト写真.jpg 誰かから貰った大切な言葉やもの、誰かへ贈りたい大切な言葉やものを絵や文字に表現し、アートなポストを通して手紙のやりとりをしよう──

 そんな参加型のアートイベント「恩送りポスト♯1」が、豊田市高岡地区吉原町の「多世代交流サロンひだまり」で23日〜31日に開催される。時間は10時〜15時(25日のみ13時から)。予約不要、参加無料だ。

 主催はアートイベント企画・マネジメント事務所「office codonart」。代表の磯村美沙希さん(37・中根町)が「恩送り」という言葉を目にし、「恩が行き交うようなイベントができたら…」と考えたものだ。磯村さん自身も子育てする中でさまざまな恩を感じていたという。

 内容は3種類のポスト(アート作品)から1つを選び、中にある手紙を受け取って、自分が書いた手紙を投函するというもの。アーティスト制作の帽子を被るイベントや共催グループのカフェ等も日替わりで行われる。

 ポストを制作したのは豊田市ゆかりの女性アーティスト3人。ストッキング・アート作家の光冨さよさん(西中山町)、繊維造形作家の宮嵜祥子さん(美里出身・一宮市在住)、宙吹きガラス作家のやまもとあかねさん(大蔵町)だ。

 磯村さんは「手紙のやりとり自体がアートだと思います。多くの人に触れてもらい、地元アーティストを応援できたら」と話してくれた。開催場所があれば今後も続けたいそうだ。問合せは「ひだまり」(☎080・5156・7989)へ。もっと読む.pdf

ジブリ作品の立体建造物展  トトロなどの映画資料450点 2016.07.22

3面・ジブリ.jpg 「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」など多くのアニメーション映画をつくり出してきた㈱スタジオジブリの「ジブリの立体建造物展」が豊田市美術館で始まった。期間は9月25日まで。入場料は一般1千4百円、高校・大学生1千円、中学生以下は無料。主催は市美術館、中日新聞、中京テレビだ。

 この展覧会は、ジブリ作品に登場する架空の建造物に焦点をあてた全国巡回展。作品をつくるなかで描かれてきた美術ボ
ードや背景画などの映画制作資料約450点と、大小様々な立体模型を展示している。高畑勲氏・宮崎駿氏両監督の建築へのこだわりもパネルなどで紹介している。

 立体模型で必見なのは「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」。構造自体も面白いが、屋根や窓枠、看板なども興味深い。また内部にある銭湯の豪華で煌びやかな背景画や天井画も展示されており、細部まで間近で見られる。

 「崖の上のポニョ」のブースではもっと読む.pdf

加藤矢舟さん主宰「雙根会」書展開催 2016.07.01

加藤矢舟さん.jpg 豊田市神田町の書道家・加藤矢舟さんが主宰する「雙根会」の書展が15日〜17日、市民文化会館B展示室で開催される。今回で8回目。

6面・書展.JPG 会場には高校生から91歳までの25人の力作39点が並ぶ。薄墨を使った漢字が中心だ。目玉は加藤矢舟さんが手がけた拓本=写真=。石に彫られた文字を墨で紙に写しとったものだ。原書は江戸時代の禅僧で書家の良寛が書いた詩で、20余年ぶりの友人との再会を喜ぶものだという。

 加藤さんは書家仲間と、良寛の生家がある新潟県出雲崎町を度々訪問。「良寛は無欲恬淡な性格で、高名な人物からの書の依頼は断る傾向があったそうです。伸びやかでおおらかな書は真似できるものではもっと読む.pdf

斬新で独創的なデザイン10点 豊田市青木町陶芸家山岸大祐さん個展 2016.06.24

2面・山岸さん個展.jpg 豊田市猿投地区青木町の陶芸家・山岸大祐さん(32)が7月6日〜12日、豊田市駅前コモ・スクエア1階の豊田画廊で個展を開催する。

 山岸さんは、愛知教育大学大学院芸術教育専攻修了。大学在学中より意欲的に作品を発表し、朝日陶芸展入選、国際陶磁器展美濃で入選するなど、斬新で独創的な新進陶芸家として高い評価を得ている。豊田市内では、小林美術研究所OBの若者による美術展「K-TEN」に10年以上出展。平成27年度には市文化振興財団表彰の文化奨励賞を受賞し、文化芸術の担い手として将来が嘱望されている。

 今回豊田画廊で出展する作品は約10点。白色でなめらかな曲線が特徴的な作品が並ぶ。1mほどの大作もあるという。特に注目したいのが、立体的な作品を支える足の部分。これまで大きな上部と細長い下部を組み合わせた作品には金属の台を使って固定させていた。しかし今回は、下部に工夫を凝らすことで、台を使わず作品を立たせるようにしたという。

 山岸さんの斬新的な作品は何かをイメージしてつくるのでなく、土を触っていく過程で生み出されるという。そうすることで土のなまめかしさが形になってくるそうだ。大きめの上部を球状に
し、重力を分散させるなど、全体のバランスを保つことにも注意しているともっと読む.pdf

図書館指定管理者制度 再検討求め要望書 2016.06.24

3図書館.jpg 豊田市が中央図書館の運営に来年4月から「指定管理者制度」を導入すると発表したのは、今春の3月市議会だった。昨年度から図書館協議会や教育委員会議で協議し、図書館ボランティアとの意見交換会も重ねたうえでの発表だったが、唐突な印象を受けた市民も多かった。

 実際、本の読み聞かせなどのボランティアを行っている市民らが驚いて「豊田市の図書館を考える市民の会」を発足。勉強会を行い、市に再検討を求める運動も始めた=下段に関連記事=。指定管理者による図書館の運営方法がひどく、問題視された他市のケースがあるためだ。

 一方、市側はパブリックコメントを行わず、このまま制度導入を進める方針。指定管理者の募集を7月に始め、手順は逆になるが9月議会で制度導入に必要な条例改正を行って、12月議会で事業者を決定したい考えだ。このように強引とも思えるほど市が急ぐのは、北地区市街地再開発ビルのオープン(29年秋)に間に合わせ、複合映画館と図書館の相乗効果を高めたいからだろう。

 いま中央図書館が抱えている大きな課題は、インターネット普及にともない減少し続けている利用者を再び増やすことだ。今回の指定管理者制度の導入も、「司書資格を持った専門性ある職員の増員」と「開館時間の延長」を同時に進め、新たな利用者を増やすのが狙いだ。運営経費は市直営の現在と同等のままで、閉館時間を20時まで延長でき=現在は平日18時、土日祝日19時=、司書の相談カウンターも増やせるという。

 なお指定管理者制度の導入とは別に現在進めている「図書資料へのICタグシステム導入」も29年度に完了しもっと読む.pdf

加藤正一元豊田市長 ギャラリー欅で日本画小品展 2016.06.17

加藤正一さん日本画展.jpg 第6代目の豊田市長で名誉市民の加藤正一さん(87・小坂町)が今、豊田市喜多町2の珈琲香房「楽風」内のギャラリー欅で日本画小品展を開いている。期間は今月24日まで。

 これは、加藤さんが米寿を記念し、市への恩返しとして行っているもの。アジサイやツワブキ、ツバキ、タチアオイなどの花を描いた作品を中心に33点を展示し、1点3万円で販売している。モモやカブ、富士山などを題材にした作品も並ぶ。売上げは生活困窮世帯の子どもの学習支援金として市へ寄付する。寄贈時には絵の購入者の名前ももっと読む.pdf

新茶と器を楽しむ 豊田市平戸橋町「民芸の森」 2016.06.10

3面・民芸の森イベント.jpg豊田市平戸橋町の市営「民芸の森」=旧故・本多静雄氏の屋敷跡=で先月29日、「初夏、森の手ざわり」が開かれた。主催したのは市民芸の森と、市民グループ「民芸の森倶楽部」で、今回が1回目だ。

このイベントは、4月に一般公開された「民芸の森」を、より多くの人に知ってもらおうと開かれたもの。施設内の狂言舞台では和太鼓や、竹でつくった楽器を使った演奏などが披露された。民芸の森倶楽部会員によるガイドもあり、施設内にある田舎家の歴史や、本多静雄氏の偉業などが紹介された。このほか、陶器やとんぼ玉などの販売・ワークショップも開かれたもっと読む.pdf

計画凍結求め署名 中央図書館指定管理者制度導入  2016.06.03

2面・図書館.jpg 「豊田市の図書館を考える市民の会」が4月23日から、「中央図書館への指定管理者制度導入計画凍結・再検討」を市に求めるための署名活動を始め、1ヶ月が経った。先月28日時点の署名件数は6643人だ。

 同会は、豊田市が来年度から中央図書館の運営に指定管理者制度を導入すると表明したのをうけ、4月16日に立ち上がった市民団体だ。メンバーは市内で本の読み聞かせなどを行っている市民ボランティア団体などの54人。会長は市の読書指導員を務める杉本はるみさん(高岡地区上丘町)が務めている。

 先月31日正午には市役所南庁舎周辺で、市職員を中心に「中央図書館を民間企業に任せていいの?」と書かれたビラを配布。ビラには他市の制度導入で起きている問題点があげられていた。

 同会はこれまで、日本図書館協会前事務局長や、岡山市立図書館に長年勤務していた男性を招き、図書館のあり方や指定管理者制度について学ぶ講演会を開催してきた。また先月22日には八木哲也代議士とも面談した。八木議員は、昨年開設20周年を迎えた高橋町の「こども図書室」に開設当初から関わってきた経緯がある。

 会長の杉本はるみさんは「図書館の指定管理者制度導入について知らない市民が多い。なぜ、市は制度導入を早急に進めるのか疑問です」「署名活動は今後も続け、太田市長へ直接手渡したい」と話す。12日13時半からは豊田産業文化センターで講演会を行うという。

 市民の6割がほとんど利用していないことや、閉館時間が早いなどの課題を抱えている中央図書館もっと読む.pdf

棒の手議員連盟始動 自民・民進の超党派28市議で   2016.06.03

 豊田市棒の手保存会(柴田和則会長・25支部)の定期総会が5月28日に猿投棒の手会館で開催され、昨年9月に豊田市議会内で結成された「棒の手保存会豊田市議会議員連盟」の役員らが初めて出席した。

 議員連盟とは、議員らが何らかの目的で結成する会のことだ。国会には数多くの議員連盟があるが、市議会で結成する例は珍しく、豊田市議会ではこれまで、超党派の18名で構成する「オイスカ豊田市議会議員連盟」=加茂みきお会長=しか無かった。

 昨年9月に結成された「棒の手保存会豊田市議会議員連盟」も超党派だ。左表のとおり、自民クラブの議員を中心に、市民フォーラム(民進)の議員も3名入っている。会長は杉浦弘高市議、幹事長は羽根田利明市議だ。会費は毎月1千円。本格的に棒の手をやってきた市議は一人も居ないが、保存に熱心だ。役員は地元に棒の手保存会のある議員で固めている。

 総会の終わりには、棒の手保存会から議員連盟へ、支援を願いたい内容の要望書も手渡された。内容はもっと読む.pdf

豊田の文化風土かえたヨソ者 豊田芸術選奨受賞記念 小林豊彫刻展  2016.05.27

 豊田芸術選奨を平成26年度に受賞した彫刻家の小林豊さん(61・豊田市栄町)に焦点をあてた受賞記念展が、6月1日〜5日に市民文化会館展示室Aで開催される。豊田芸術選奨は豊田市文化振興財団が主催する豊田文化表彰のうち、業績が最も芸術的と賞賛される作家に贈られるもの。受賞の2年後に財団主催で記念展を開くのが慣例になっている。

小林豊さん個展写真.jpg 小林豊さんは福島県矢吹町の出身。愛知県立芸術大学大学院で彫刻を専攻し、25歳のとき国展初出品で国画賞を受賞。彫刻家として生きていくことを決めたそうだ。

 豊田市に初めて関わったのも25歳の頃。市民文化会館オープン前の彫刻レリーフ作りの助手をアルバイトで務めた。豊田市に移り住んだのは日本画家の後藤嘉寿美さんと結婚した28歳の時だ。当時、多くの人と出会い影響を受けた。夫婦で「二人展」を開催した時に
は、当時の西山孝市長が訪れて作品を購入してくれ、「豊田市は文化不毛の地と言われています。若い芸術家を育てて欲しい」と頼まれたそうだ。

 「まちを変えるのは、よそ者、ばか者、若者」と言うように、小林さん夫妻は豊田の文化芸術に新風を送り込んできた。移り住んで2年後には美術大学を目指す高校生のための塾「小林美術研究所」を設立。その後、そのOBたちによる若者の美術展「K─TEN」もスタートさせた。これは現在まで毎年続いており、世界的に活躍する作家も育っている。西山市長との約束は果たしたともっと読む.pdf

豊田文化賞に今井康夫さん 豊田市文化振興財団表彰    2016.05.27

 公益財団法人「豊田市文化振興財団」による文化表彰・青少年表彰・特別表彰の受賞者が12日発表された。表彰式は6月5日に市民文化会館で開催する文化振興財団大会のなかで行われる。

 この表彰制度は、地域の文化芸術の振興や青少年の健全育成に業績をあげた人、将来を嘱望される人を讃えるもの。今年度で38年目を迎えた文化表彰では、4部門で11個人が受賞した。「芸術選奨」は該当者がいなかった。受賞者は次の皆さん。

今井康夫*.jpg 多年にわたり地域の文化芸術振興に尽力し、その業績が最も文化的と賞賛される人を表彰する「豊田文化賞」には、豊田信用金庫顧問の今井康夫さん(80・百々町)が選ばれた。

 今井さんは歌舞伎や美術鑑賞などを通して芸術文化の造詣を深め、豊田市文化振興財団理事長や高橋記念美術文化振興財団理事長、愛知県文化協会連合会常任理事などを歴任してきた人。経済人としての見識や優れたリーダーシップを公益財団運営に発揮してきた。また市文化振興財団の特別表彰に「文化新人賞」も創設したもっと読む.pdf

橋の下世界音楽祭開幕へ  2016.05.20

1面・俊寛稽古風景.jpg 豊田地方のロックバンド「タートル・アイランド」(永山愛樹代表・17人編成)主催の『橋の下世界音楽祭』が、今年も豊田市の矢作川豊田大橋の下で開催され、国内外の約50組の楽団・演劇集団が出演、1万人余の観客が集まる予想だ。

 この野外フェスティバル型の大音楽祭は毎年進化してきたが、今年は第5回記念で大きくモデルチェンジする。

 第1に、プレイベント(5月22日〜26日)と本番音楽祭(5月27日〜29日)の2部制開催に。豊田大橋の下に歌舞伎の「矢作座」が特設され、名古屋大須のハラプロ劇団が初日から3夜連続で、古典歌舞伎の名作「俊寛」「勧進帳」の2本立て上演。矢作座は舞台と客席のある、幕で囲まれたスペース。入場には一人2500円の運営協力費を支払う。音楽祭と同様の投げ銭(寄付)では歌舞伎は見られない。

 歌舞伎の問合せは、名古屋ハラプロジェクト☎080─4229─424へどうぞ。受付時間は15〜20時。

 歌舞伎上演は5月22日〜24日の3日間。このあとの5月25日は六柳庵やそ追悼ライブ。5月26日は遠藤ミチロウ監督の映画上映、トーク、ミニライブ。追悼ライブ、上映会は投げ銭で入場可、

 もう1点のモデルチェンジ。音楽祭及び歌舞伎の舞台照明にはもっと読む.pdf


橋の下世界音楽祭 SOULBEATNIPPON2016    2016.05.20

 今年で第5回目となる「橋の下世界音楽祭」が今週末から、豊田大橋スタジアム側の下と河川敷公園で始まる。22日〜26日の5日間がプレイベント(1面掲載)、27日〜29日の3日間が本番だ。全国各地のロックバンドを中心に、音楽・舞踊・演劇・伝統芸能のアーティストら総勢52組が出演する。入場無料。投げ銭や大口寄付で開催経費が賄われるため観客数は把握されていないが、本番3日間で延べ8千人規模の大イベントだ。

4面・橋の下・写真.jpg 橋の下世界音楽祭は、自給・自力・自治といった〝人間らしさ〟を追い求めるイベントのように感じる。会場の使用電力をソーラー発電パネルと変電・蓄電システムによって賄っている=1面に詳細=のがその象徴だろう。電力自給への挑戦だ。また、ロック中心の音楽祭でありながら盆踊りに力を入れていることや、農業と連携していることからも、人間らしさの追求が感じ取れる。

 同音楽祭は多くの市民が生の音楽文化に触れられるようにと、入場料金を設けていないため資金的に余裕がない。それでも第5回まで発展しながら続けてこられたのは、スタッフや参加アーティストの〝心意気〟が原動力になっているからだ。一般観客もそのことを理解したうえで参加すると一層楽しめそうだ。投げ銭(寄付)で運営への協力もできる。

 本番3日間の出演者と進行の流れは右欄のタイムスケジュールの通り。下段広告の会場図に示した各ステージの場所も参考にしてほしい。3日間とも夕方からは櫓ステージで多様な盆踊りが行われる。豊田市汐見町を拠点に活動する芳泉会の演奏で、幻の「挙母小唄」の踊りを教えてくれる時間もある。

 もちろん会場内には多数の飲食ブースも出店される。阿波踊りをはじめ様々なワークショップもあるので家族で楽しめそうだ。酔っ払って芝生で寝るのもいいもっと読む.pdf

リサイクルガラス工房 2016.05.20

2面・ガラス工房.jpg 豊田市高岡地区竹町豊47の1に、廃棄ビンを使うリサイクルガラス工房「cocoro」がある。工房主は岩月直美さん(39)だ=写真右側の女性=。

 この工房は2年前、半田市に住む母親が使っていたガス窯を自宅敷地内に移設して構えたもの。リサイクル方法や、作品づくりの技巧も母親から教わったという。材料の廃棄ビンは半田市の酒造会社からもらっている。

 廃棄ビンを溶かしてつくった作品は、薄透明の緑がかった色合いになる。色ガラスを加えて色をつけることもでき、グラスや花器などへともっと読む.pdf

河村喜平陶芸教室 豊田フォレスタヒルズで 2016.05.13

5面・陶芸教室.jpg 豊田市平戸橋町の陶芸家・河村喜平さん(55)による陶芸教室が先月27日、同市岩倉町陶芸.jpgのフォレスタヒルズであり、男女10人が作陶を体験した。

 この教室は、ホテルフォレスタのレストランで懐石料理を提供する際、河村さんのつくった陶器を使った縁で初めて企画されたもの。参加者は河村さんから指導を受けながら、茶碗や皿づくりなどに挑戦した。なかにはランプシェードをつくる人もいた。陶土は平戸橋町の馬場瀬神社辺りから採れた赤土を混ぜ合わせたものを使用。石こうの型に合わせたり、木板の上に伸ばしたりして形を整え、作品をつくっていた。

 今回の陶芸教室は2時間あり、河村さんは「みなさんとても熱心だったので、びっくりしました」と話していた。作品は河村さんが持ち帰って自身の窯で焼き、約1ヶ月後にホテルを通して本人へ渡すというもっと読む.pdf

豊田大橋 芝居小屋「矢作座」登場   2016.04.15

スクリーンショット 2016-04-18 11.29.29.png 今年第5回目を迎える豊田「橋の下世界音楽祭」(5月27〜29日)のプレイベントの日程と演目が確定した。

 これまで4回目までの前夜祭形式の世界の名映画上映会は中止。代わって今回からは豊田大橋下の東詰めに芝居小屋「矢作座」を築造、3夜連続で古典歌舞伎を演ずる。

 主催は本祭の「橋の下世界音楽祭」、プレイベントの「橋の下歌舞伎」ともに、タートル・アイランド(海亀の島の意)という名称の豊田のロックミュージシャングループ(永山愛樹代表=豊田市曙町2)。亀島楽隊ともいう。

 名古屋市大須のハラプロジェクトという歌舞伎劇団(原智彦氏代表)が、古典歌舞伎「俊寛」「勧進帳」を上演する。

 歌舞伎2題の構成・演出は原智彦、出演は原プロジェクトの役者ら20人ほど。近松門左衛門原作の「俊寛」は平清盛によって島流しにされた3人のうち、俊寛だけが1人生き残る儚くも美しい物語。俊寛僧都を原智彦が演ずる。

 歌舞伎上演は3夜連続、矢作川河川敷の特設会場「矢作座」でもっと読む.pdf


「指定管理者制度」って何なの? 豊田市の図書館を考える会 2016.04.15

豊田市が平成29年度から中央図書館の運営に指定管理者制度を導入すると表明したのをうけ、本の読み聞かせなどを行っている市民ボランティア団体らが「豊田の図書館を考える市民の会準備会」を立ちあげ、指定管理者制度について学ぶ講演会を9日に開いた。

 講師に招いたのは日本図書館協会前事務局長の松岡要さん。会場になった市民活動センターには市内外から約100人が集った2面・図書館.jpg

 松岡さんは公立図書館の管理運営に指定管理者制度の導入が増えつつあるという全国的な傾向を説明。その特徴や問題点について法律の話も交えながら語り、「図書館の管理を民間に任せる場合には、事業の継続的かつ安定的な実施が大切です」と話していた。

 〝図書館の特質〟として松岡さんが挙げたのもっと読む.pdf



豊田市民芸の森オープン   2016.04.08

民芸の森狂言舞台.jpg 豊田市平戸橋町の旧本多静雄氏邸で4月2日午後、「豊田市民芸の森」のオープン式典が盛大に行われ、来賓約3百人が参列した。

 式典のあとは、狂言の野外公演の観劇、民芸施設見学、民芸倶楽部の甘酒接待があり、野点茶席も出て、花曇りの午後は終日はなやいだ。

 式典には主催者の太田稔彦市長や文化財団関係者、政界からも八木哲也衆院議員や豊田市議、本多家からは当主の本多立太郎さん、静雄氏3男の谷雄さんらが列席。県内の民芸協会、博物館関係者らの顔々も。

 豊田市民芸の森の敷地は約一万4千㎡。半分は本多静雄氏が生前に施設を含め豊田市へ寄贈、残りも市が本多家から買収していた。旧本多静雄邸は現在、すべて「豊田市民芸の森」である。

 現在の豊田市民芸の森の施設は次の通り。

 ▽管理棟(平成2築)▽田舎家(青隹居=昭和29移築)▽茶室(松近亭=昭和23移築)▽茶室待合(築不明)▽狂言舞台(写真上・下、築不明)▽旧海老名三平宅(平成8移築)▽収蔵庫(平成26築)▽土蔵1(平成2築)▽土蔵2(昭和41築)

 旧本多静雄邸時代と、現在の豊田市民芸の森では、雑木林と建物群のかもす雰囲気が変わってきた。雑然とした屋敷の気やすさが整然とした公園になった感があるもっと読む.pdf

図書館の民間委託に疑問
豊田市の図書ボランティアら「考える会」発足 2016.04.08

 豊田市が中央図書館の運営に指定管理者制度を導入すると表明したことをうけ、図書館等で本の読み聞かせなどを行ってきた市民ボランティア団体らが先月14日、「豊田の図書館を考える市民の会準備会」を発足したことを記者発表した。メンバーは子どもと本をつなぐ会(平成21年設立)を中心に、豊田おはなしグループ連絡会、こども図書室ボランティア、学校司書などの有志24人だ。

 同準備会は指定管理者制度の導入を決めた際の市の対応に納得していない様子。制度そのものの仕組みがわからないことや、一般市民に説明もなく発表した市の対応に戸惑いや疑問を感じているという。図書館を民間委託した佐賀県武雄市での管理運営の不具合発覚
や、小牧市で図書館のあり方をめぐって住民投票が行われた背景についても記者発表で語った。

 準備会が指定管理の心配な点として指摘しているのは、①市の歴史や文化などに関する資料がないがしろにされないか、②館内に置く本の選書はしっかりできるのか、③司書の能力は高いか、④長期的な運営形態ができるのか、などだ。「市の図書館は文化や歴史、教育、知の拠点。民間に移して本当にいいのでしょうか」と訴えるメンバーもいた。

 準備会は市民にとってよりよい図書館を目指そうともっと読む.pdf

民芸の森4月2日 オープン 2016.03.25

 豊田市平戸橋町にある故・本多静雄氏(名誉市民)の屋敷跡が来週4月2日、市営「民芸の森」としてオープンする。
 本多氏の屋敷跡(約1万4470㎡)は平成20年度から寄贈と購入によって市が所有。本多氏の偉業や、地域の歴史を後世に伝えるとともに、豊田らしい民芸発信の施設として生まれ変わった。

3面・青隹居.jpg 故・本多静雄氏(平成11年101歳没)は豊田市猿投地区出身。内閣技術院退官後、実業家として活躍する一方、古陶磁器の研究にも取り組み、猿投古窯を発見するなど郷土の文化発展に尽力した。今回「民芸の森」となる屋敷跡には田舎家や茶室、狂言舞台などがある。かつては本多氏収蔵の陶器類を花見と兼ねて公開する「観桜会」が催され、多くの人で賑わったという。

 オープン初日の4月2日午後1時半からは、狂言舞台で式典を開催。本多家や地元関係者ら約300人が集う予定だ。式典終了後は本多氏の創作狂言「井戸茶碗」が上演される。このほか、田舎家「青隹居」には氏のコレクションが展示され、野点茶席も設けられる。陶器や染織などを実演販売する「森の市」もある。2日のみ青木小学校に臨時駐車場が設けられシャトルバスが運行される。翌日3日は9時〜17時に、イベントを開催。前日と同様に創作狂言や野点などが楽しめる。

 4月5日〜30日はオープン月間(月曜休)。主な内容は本多氏のコレクション展示、施設見学、管理棟でのコーヒー提供などがある。土・日曜、祝日にはガイドボランティアによる「民芸の森」ツアーや、体験ワークショップももっと読む.pdf

トヨタ自動車デザイナー作品展 足助蔵の中ギャラリーで3月6日まで2016.02.26

4面・マンリン.jpg トヨタ自動車のデザイナーたちが余暇に創作した絵画や漆器、木工などの作品展「遥の美」が、豊田市足助町新町のマンリン書店内「蔵の中ギャラリー」で開催されている。3月6日まで。入場料5百円(飲物付き)。

 この展示はマンリン書店オーナーの深見冨紗子さんが、かつて塩の道として栄え、伝統文化・建造物などを重んじている足助のまちを、自動車産業に携わる人たちにも知ってもらおうと始めたもの。今回が8回目で、出展者は21人だ。回を重ねるごとに出展者が増え、クオリティの高いものが増えてきたという。マンリン書店をモチーフにした郵便ポストが展示されていたり、足助の風景が描かれていたりするのも足助に関心が寄せられたからかももっと読む.pdf

家康公400年祭記念の遺宝展 豊田市美術館  2016.02.12

2面・遺宝展示1.jpg 豊田市郷土資料館が徳川家康公400年祭に合わせ、市美術館で特別展「家康の遺宝展〜松平から徳川へ〜」を開催している。期間は3月21日まで。入場料5百円。

 この特別展は、豊田市の松平郷で天下泰平を目指した松平家の始祖親氏公から、それを成就した9代目徳川家康公までの歴史を遺宝とともに紹介するもの。公益財団法人德川記念財団(東京)、日光東照宮(栃木)、久能山東照宮(静岡)が所蔵する国宝や重要文化財など貴重な品々や資料約50点を展示している。

 この特別展は前期(2月6日〜28日)と後期(3月1日〜21日)に分けて開催される。前期展の目玉は国宝の「大工道具及び箱」。日光東照宮現社殿の造営時の儀式に用いられたものだ。箱の蓋裏から幕府作事方大棟梁が寛永13(1636)年に奉納したものとわかる。上面に龍、側面に獅子の図柄が施されており豪華な装飾が美しい。このほか、重要文化財の絵巻や太刀もある。絵巻は家康の一生と日光東照宮創建の由来を綴ったものだ。

 豊田市指定文化財では、家康の父・松平広忠が隣松寺(上郷地区幸町)に寄進したという鎧や、三河一向一揆での戦勝記念の木造の家康像などが並ぶ。家康の天下統一を支えた市域ゆかりの3武将、榊原康政、渡辺半蔵守綱、内藤正成についてももっと読む.pdf

松平天下祭 今年は家康公400年祭記念  2016.02.05

2面・天下祭.jpg 祈願成就の裸まつり「天下祭」が今週末6日(土)・7日(日)、豊田市松平町の松平郷で開催される。約200人の裸男たちの熱気あふれる「玉競り」をメインに、和太鼓演奏や棒の手演技も観ることができる。

 この地では今から600年余の昔、松平家の始祖親氏公が天下泰平の祈願祭を行ったと言われる。その祈願は9代目の徳川家康公の天下統一で成就した。天下祭はこの歴史をもとに始められたもので、今年で29回目となる。玉競りで使われる水玉(木製の玉)は松平家の産湯の井戸水で清められたもの。自身の願いを込めて水玉に触れることで、祈願成就が強まるという。

 親氏公の成り代わりの大役「座主」を今年務めるのは、豊田商工会議所青年部の写真の3人だ。地元出身の座主は、中垣内町在住で㈲トヨシンテクノス社長の鈴木勇人さん(39)。天下祭は今年で4回目の参加だ。「地元では天下祭に関わる人が減ってきているので自分が座主を務めることで、地元からも座主をやりたいと言う若者が出てくるようにしたい」と話してくれたもっと読む.pdf

古民具を使ったあかり展
2016.01.15

4面・蔵の中ギャラリー.jpg 豊田市足助町新町2のマンリン書店内「蔵の中ギャラリー」で「新春のしつらえ〜栗原太・高橋裕美作品展」が開催中だ。期間は23日まで。

 栗原太さんと高橋裕美さんは山梨県の作家。店内には古民具を灯りの台などに活用した栗原さんの作品と、世界各国の布地や装飾金具を使った高橋さんのバッグが並ぶ。チベットやアフガニスタン、トルコなどの布地が使われており、独特の色彩や織りが魅力的だ.。

 店内茶室にはマンリン書店オーナーの深見冨紗子さんの飾り屏風も展示されている。深見さんは、かつて和紙工芸作家として日展にも出展した人だ。新春にあわせた黒色と金色を使った艶やかな屏風や、木々を題材にした落ち着きのある屏風が並ぶ。

 国の重要伝統的建造物群保存地区の街並にあるマンリン書店。前身は呉服店だったという。土蔵を改修した店内には、書店、喫茶サロン、ギャラリーコーナー、茶室の4つの空間がある。水・木曜休。問合せは同店(☎62・0010)へ。もっと読む.pdf

豊田の創作童話グループ「童心円」が新しい作品集
2016.01.08

1童心円.jpg 豊田の創作童話グループ「童心円」が、児童文学者の牧野薫氏を専任講師に1986年創作活動を始めてから、ほぼ30年が過ぎた。牧野講師の死(94歳)の昨年11月、新しい作品集「ゆりかご300」が出た。

 「ゆりかご」は童心円の月例会報の名称。「300」は会報が300号になった記念作品集の意。これより前に「ゆりかご200」及び「ゆりかご60」の2冊の作品集が出ていた。

 童心円はかつては、豊田市内の上郷・豊南・猿投の市内3交流館(旧公民館)ごとにあった。各公民館講座が出発点であり、市内に3つの創作童話グループがあった。童心円は50人余の会員で作品集を19冊ももっと読む.pdf

エイズ啓発レッドリボンコンサート 2015.12.18

3面・レッドリボンコンサート.jpg 県立豊田東高校の生徒たちが12日夜、豊田都心のペデストリアンデッキ上で、レッドリボン・メッセージ・コンサートを開いた。

 これは国際ソロプチミスト豊田=武田律子会長・28名=と豊田市感染予防課が共催する、エイズ・HIV感染予防啓発の「レッドリボン・キャンペーン」の一環。啓発ティッシュを1千個配ったあと、コンサートが行われた。

 出演したのは同校のJRC部(ボランティアの部活)・合唱部・吹奏楽部の約85人。合唱部が4曲を歌い、JRC部がエイズ啓発メッセージを発表したあと、最後に吹奏楽部が4曲演奏した。クリスマス・ムードいっぱいのコンサートに、多くの通行人が足を止めて聴いていた。

 ソロプチミスト豊田はJRC部を長年支援しており、このコンサートも5年目になる。
 レッドリボンはエイズに苦しむ人々への理解と支援を示すシンボルとして使われているもっと読む.pdf

全国地芝居サミット 市長も歌舞伎役者に 2015.12.04

4面・太田市長ら3人.jpg 新豊田市誕生10周年記念事業の一つ、「第26回全国地芝居サミット」が28日・29日の2日間、市内の2会場で開催された。主催は地芝居サミットinとよた実行委員会(会長=太田稔彦豊田市長)。出演したのは小原歌舞伎保存会、石野歌舞伎保存会、旭歌舞伎保存会、萩野子供歌舞伎、藤岡歌舞伎の5団体だ。

4面・地芝居集合写真.jpg 同サミットは、歌舞伎などの伝統芸能の上演を通じて、各地芝居団体の抱える問題や課題の解決につなげようと
いうもの。豊田市での開催は、市内の歌舞伎団体を支援している豊田西ロータリークラブの創立45周年=2面に関連記事=と、小原歌舞伎保存会の発足40周年の記念事業も兼ねたものだった。 

 初日28日は、豊田市民文化会館大ホールで、小原歌舞伎保存会と石野歌舞伎保存会が上演。東海学園大学教授で全国地芝居連絡協議会顧問の安田文吉氏と、㈱ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室准主任研究員の大澤寅雄氏の対談もあった。

 夜には、全トヨタ労連研修センターつどいの丘(西中山町)で、全国から集まった地芝居関係者たち約250人の交流会が開かれた。アトラクションでは太田稔彦市長、神谷和利市議長、豊田西ロータリークラブの野田清衛会長が歌舞伎役者に扮し、「白浪三人男」になって登場。台詞の中に三河弁〝じゃん・だら・りん〟や、豊田の自慢の地酒、五平餅などを盛り込みながら演じていた。会場からは「よっ、日本一!」などの掛け声や、おひねりが飛び交もっと読む.pdf

源六郎暉皃の生涯と稲武の歴史紹介 古橋懐古館特別展&企画展
2015.11.06

6面・古橋懐古館展示.jpg 豊田市稲武町の古橋懐古館で17日から、特別展「古橋家中興の祖古橋源六郎暉皃」と、企画展「稲武をこよなく愛した芳賀登と古橋家文書研究会の50年」が同時開催で始まる。期間は共に来年3月30日まで=3面に関連記事=。

 古橋家は江戸時代中期に美濃から三河に移り住んできた家。酒造と質業、利貸経営を営み、急成長した。村役人にもなるが歩みは決して平坦でなく、江戸時代後期には経営的にも不調で村方騒動を受けて破産寸前まで追い込まれた。

 傾いた古橋家の家政を再建したのが、19歳で父親に代わり6代目当主についた源六郎暉皃。幕末〜明治期の稲橋村(現在の豊田市稲武町)の篤農家として、林業・製茶・養蚕など、山村に適した産業振興に尽力してきた。安倍晋三首相が昨秋の国会で地方創生を唱えた際に、暉皃を紹介し一躍脚光を浴びた。

 特別展では暉皃の生い立ちから生涯にわたる活動や功績などを紹介している。暉皃は天保の飢饉の際に領内の富裕者に呼びかけて金を出し合って米を買い、村民を飢餓から救済。明治5年には国学と農学を中心に学ぶ郷学校「明月清風校」を設立し、山村での教育にも尽もっと読む.pdf

交流館で中学文化祭 石野ふれあいまつり   2015.11.06

5面・石野ふれあいまつり.jpg豊田市石野交流館で1日、毎秋恒例のふれあいまつりが開かれた。今回大きく変わったのは、市立石野中学の文化祭を兼ねて開催されたことだ。 この取り組みは、生徒数が減少していく同中学の文化祭成立と、生徒の活動を地域住民に知ってもらおうというのが狙
い。世代交流につなげようという目的もある。IMG_1544.JPG

 生徒たちは水神囃子・石野歌舞伎・棒の手・和太鼓・ソーラン節などを披露した=右写真=。これらの伝統芸能を教えているのはすべて地元住民で、生徒と一緒に出演した人もいた。館内には生徒のつくった作品や学習内容の展示も。石野の歴史に関する展示物のなかには、明治時代から昭和期にかけての学校やまちの様子、当時地元で活躍した人の写真ももっと読む.pdf

抑留イタリア人を映画にフォスコ・マライーニ氏の孫娘映画監督   2015.10.30

マライーニ.jpg 世界的な文化人類学者だったイタリア人、故フォスコ・マライーニ氏の孫娘で映画監督のムージャ・マライーニ・メレイさん(44)が19日、豊田市東広瀬町の広済寺を訪れた。

 これは、戦時中に日本で過ごしたの祖父母家族らのドキュメンタリー映画制作に向けての訪問。広済寺は戦時中の一時期、イタリア人の抑留施設になっており、フォスコさん一家が滞在していた。同寺にはフォスコさんの強い希望もあって墓も建てられている。
3面・マライーニさん映画.jpg
 当日は、住職の孫娘の加納啓子さん(79・小原地区下仁木町)がムージャさんに会い、当時の様子について語った=写真=。当時フォスコさんの長女と同じ9歳だった啓子さんは、3人の娘さんたちと一緒によく遊んだという。ムージャさんの母親にあたるトーニさんが、フォスコさんに「お月様をとって」と言って泣いてせがんでいたこと、同寺の墓近くにある池で泳いだこと、寺の周りは梅の木がたくさん植えられていたことなどを話した。

 今回の訪問についてムージャさんは「啓子さんの故夫・加納俊治さん(小原和紙工芸作家)と、私の故・前夫が引き合わせてくれた縁ですねもっと読む.pdf

高橋の魅力を住民が演劇に    2015.10.23

3面・高橋コミセン.jpg 豊田市高橋コミュニティセンターで11月1日、恒例イベント「ワンダフェスタ」に合わせて、住民参加型のオリジナル劇「タカハシ物語」が上演される。時間は16時〜17時。主催は同センターの指定管理者ホーメックス㈱。

 この企画は、劇を創ることを通して住民同士のコミュニティ創出や、高橋地区の魅力の再発見が目的。劇づくりには同地区の住人を中心に24人が参加。まちを見て歩くワークショップに参加したり、自身の歩んできた人生や町について語ったりしながら劇の題材を集めてきた。

 ストーリーはもっと読む.pdf

これで良いのか挙母祭り  2015.10.23

2面・挙母祭り・写真-.jpg豊田都心の挙母神社の例大祭「挙母祭り」が17・18日に行われた。八台の山車の曳き回しが見どころだが、その上に乗る若い衆の節度を超えた騒ぎぶりが常態化し、長年の課題となっている。

 特に問題視されているのが、山車の上で鳴らす「ラッパ」「振り鐘」や、振り回す「大旗」だ。お囃子の音色をかき消し、祭りの雰囲気を台無しにしている。異常事態だが氏子も見物の市民も馴れてしまったようだ。黙認状態が続いてきた。

 今年の取材ではあらためて「ラッパ」「振り鐘」「大旗」の使用状況を観察した。観察場所は豊田信用金庫の前と挙母神社の鳥居前。神社への曳き込み直前だ。記者の見落としもあると思うが、不要物の使用を見なかったのはもっと読む.pdf

祭りアルバム    2015.10.16

秋祭りシーズンのピークをむかえた先週末10・11日、豊田市内各地の神社で地域色ある祭りが行われた。
 祭りを継続するには人もお金も必要なため、地域との連携や観光化も課題になっている。そんな視点で見てきた猿投神社、足助八幡宮、四郷八柱神社の例大祭をアルバム風に紹介する。

3面・写真①四郷.jpg ◆四郷八柱神社の例大祭「四郷棒の手警固祭り」=左写真=は最大の棒の手祭り。近年は30〜40歳代の若い剣士たちが企画・運営の中心を担い、さらに多くの観客3面・写真②足助.jpgを集め盛り上げようと努力している。

 盛り上げのねらいは、後継者となる小学生親子へのアピールや、地元自治区の支援充実。さらには国指定の無形民俗文化財への格上げもねらっている(現在は県指定)。伝統の祭りを守るために攻めている良い事例だ。

◆足助祭りは4台の山車、棒の手隊、鉄砲隊が揃っており見応え十分。電線の無い重伝建地区の古い町並みで山車を曳く雰囲気もいい。若い衆の節度ある騒ぎぶりも素敵だ。香嵐渓の知名度もある。すでに観光化されているが、もっと多くの観光客を呼べる祭りだろう。
3面・写真③猿投.jpg
◆猿投神社の例大祭「猿投祭り」は、粛々と進められる神事や奉納行事、そして独特の衣装も大きな見どころだ。棒の手=も有名だが、地元ではあくまで祭りの中の一行3面・写真④石野.jpg事という位置づけ。それほどに祭り全体の格式が高い。この神秘的な雰囲気は外国人が観たら感激するに違いない。

 ただ地元には積極的に観光客を呼び込もうという気持ちは無いようだ。実際、観光客は多くなく、露店も3店ほどしか出ない。地元猿投町の住民規模に比べて祭りの規模が大きいため、多くの観光客を受け入れるだけの余裕が無いのかも知れない。

◆中金町の岩倉神社農村舞台(市有形民俗文化財)にも立ち寄り、石野歌舞伎保存会の公演を見てきた。地域づくりに大きな役割を担っている恒例イベントだ。子供歌舞伎の演目は『白浪五人男』。大量のおひねりが飛び交い、盛り上がっていた。もっと読む.pdf

女子ほら貝隊結成 豊田市藤岡木瀬自治区   2015.10.16

2面・女子ほら貝.jpg豊田市藤岡地区木瀬町の八柱神社で10日、秋の例大祭が行われ、女子中高生6人で結成したばかりのほら貝隊が登場した。

 ほら貝隊は、祭りの献馬を警護する目的で、棒の手や鉄砲隊とセットで組まれるもの。例大祭でほら貝ホラ貝3.jpgを吹くタイミングは、棒の手演武の始まりや鉄砲が打ち鳴らされた後、祭り参加者全員が鳥居をくぐる間中だ。木瀬の祭りでは50〜60歳代の男性3人が吹いてきた。今回ほら貝隊に加わった女子生徒は皆、地元の夏祭りのお囃子で横笛を吹いていたメンバーだ。秋の例大祭のほら貝は幼少時代から聞いてきた。

お囃子をやっていた子どもは中学への進学をに、棒の手を勧められる。なかには棒の手を嫌がり祭りから遠ざかってしまう女の子も。そんな子にほら貝隊の山内勝実さん(66)が「ほら貝をやってみないか」と声をかけもっと読む.pdf

美術と庭園たのしんで! 豊田市美術館リニューアル  2015.10.16

2面・豊田市美術館.jpg 開館から20年が経ち、昨年9月から約1年間、バリアフリー化を含む改修工事のため休館していた豊田市美術館(小坂本町)が10日、リニューアル・オープンした。館内にはスロープや授乳室が新設され、エレベーターも増設。車イス使用者の専用駐車場も美術館東口横に新設された。美術館2.jpg

 今年4月に同美術館の新館長に就任した村田眞宏さんは「来場者により親切で親しみやすい美術館を目指していきたい」と意欲的だ。ソフト面ではガイドボランティアを増員したり、ホームページを改変し、スマートフォンでも対応できるようにもっと読む.pdf

和太鼓コンテスト日本一   2015.10.09

2面・太鼓・写真①.jpg 「松平わ太鼓」のメインプレイヤー簗瀬和重さん(45・岩倉町)が先月27日、東京都大田区
で開催された「大太鼓〝大和〟一人打ちコンテスト」でみごと最優秀賞に輝いた。コンテスト挑戦11回目でつかんだ全国1位の栄冠だ。

 簗瀬さんが初めて和太鼓を打ったのは松平高校3年生の時。同校の創立40周年式典で行った松平わ太鼓との共演だった。松平わ太鼓に入会するきっかけにもなった。

2面・太鼓・写真②.jpg 一人打ちコンテストに挑戦し始めたのは30代になってから。「富士山太鼓まつり」や「東京国際和太鼓コンテスト」などに出場。2位までは獲得してきたが、全国1位には届かなかった。

 松平わ太鼓のチーム練習は毎週水曜と土曜。広告代理店㈱プライムプランニングの代表を務めるかたわら練習を引っ張り、その合間に一人打ちの練習もこなしてきた。

 今回出場した東京大田区のコンテストは、石川県白山市の楽器店が所有する打面6尺2寸の大太鼓「大和」=上写真=を使用。パフォーマンスの派手さでなく、この巨大な太鼓の胴を響鳴させられる真の太鼓奏者を発掘しようと初めて開催されたものだ。簗瀬さんが続けて来たスタイルにぴったりだったもっと読む.pdf

ラッパや旗のない祭りに正せないか 挙母祭りインタビュー 2015.10.02

 豊田都心の挙母神社の例大祭「挙母祭り」が再来週末の17・18日に行われる。8台の山車とお囃子による独特の雰囲気が見どころだが、一方で、若い衆の節度の無さがその雰囲気を台無しにしてしまっている。
 この長年の課題をどうしたら正していけるのか、挙母祭り保存会会長の神谷勝二さんと、顧問の水野功さんに話を聞いた。

6面・挙母祭りインタビュー写.jpg ──挙母祭りを取材していつも思うのは、若い衆の「突撃ラッパ」「風鈴」「大旗」が無ければどれほど素敵な祭りになるか…ということです。

 休憩で山車が止まっている時などはお囃子もよく聞こえて、ものすごく雰囲気がいいですよね。鳥肌が立つほどです。ところが若い衆が突撃ラッパを鳴らした途端、その雰囲気はかき消されてしまう。若い衆は声だけで騒いで欲しい。つくづくそう思います。

神谷会長 そのとおりだね。ラッパがお囃子を台無しにしている。みなそう思っているんですよ。ラッパや旗をやめようということは、いろいろな所で言っているのですが、悲しいかな、それが守れない。若い衆が認識を変えないことには、なかなか…。 

 ──試楽夜の七度参りは3年ほど前からラッパや旗がほぼ無くなり、ずいぶん雰囲気が良くなりましたよね。この改革の流れで、山車の運行時も無くならないかと期待しているのですが。

神谷会長 そういう話はしていますよ。まず七度参りを正し、山車の運行時も自粛していこうという段階です。特にラッパや風鈴は、山車の上から落としたら危険でもありますからね。

 ──「暴走族みたい」とも言われる大旗についてはどうですか。近年はだいぶ小さくなりましたが。

神谷会長 あれも本当に見苦しいものです。それだけでなく、山車の彫刻に引っ掛けて損傷させるということも起こります。山車の保存の観点からも無くしたい方向です。

 ──若い衆は「先輩たちがやってきたことを、なぜ俺たちの代でやめなきゃいけないんだ」という言い分ですよね。

神谷会長 若い衆を抑えられないのが挙母祭りの弱い部分ですね。「なんでも規制するのは若い衆が可哀想だ」という反論もあってなかなか進まない…。

 ──他の祭りと比べたら怒られるかも知れませんが、例えば足助祭りの人は、「うちで若い衆があんなことしたらクビだぞ」と言いますよ。若い衆の行動を正せない最大の原因は何でしょうかもっと読む.pdf

豊田藤岡磯崎神社 農村舞台でバレエ   2015.09.25

3面・バレエ.jpg 豊田市藤岡地区深見町の磯崎神社で20日夜、初めて農村舞台を使ったバレエ公演が行われた。
 この企画は、市内の山間部に現存する農村舞台を文化資源として活用し、アートで地域の絆を深めようというもの。主催は公益財団法人豊田市文化振興財団だ。農村舞台2.jpg

 磯崎神社で出演したのは若林西町の豊田シティバレエ団(芸術総監督・諏訪等さん)。白鳥の湖などの名場面のほか、創作ダンスやモダンバレエも披露された。会場には約250人が集い、なかにはダンスに合わせて手拍子を打つ人も。主催者によると地元住民で前売りチケットを買う人が多かったというもっと読む.pdf

加納俊治さん逝去 旅と出会いを愛した作家 2015.09.25

 豊田市小原地区・下仁木町の和紙工芸作家で日展会員の加納俊治さんが9月19日朝5時頃、かかりつけ病院の藤田保健衛生大学病院で、誤嚥性肺炎のため逝去した。お孫さんや家族ら6人に体をさすられながら安らかに永眠したという。

 葬儀は22日市内藤岡飯野町ちごの口さとびホールにて、家族葬で行われた。喪主は妻で和紙工芸作家の加納啓子さん。

 故人の加納俊治さんは東京外国語大在学の頃、小原村に戦時疎開で来ていた日本近代工芸の大家藤井達吉氏に出会った。
 加納さんらの小原の有志が藤井氏に師事、書画や工芸を広く学んだ。小原伝統の手すき和紙が今日の「小原工芸和紙」へ進んでいく基礎が、この時期に創られた。のちに「豊田市和紙のふるさと」館が小原にできたのも、この時期に源があったのであるもっと読む.pdf

今貂子一座の舞踏 足助東部・怒田沢町宝栄座で復活公演! 2015.09.18

1農村歌舞伎.jpg 足助東部、豊田市怒田沢町の農村舞台「宝栄座」で9月13日午後、京都の前衛派舞踏集団、今貂子一座の舞踏公演があった。舞台に「満員御礼」の幕が出た。プロの前衛一座が地元宝栄座の素人歌舞伎とのコラボ(合作)公演を受け容れたのである。
  豊田市内の山村部には84軒の農村舞台が現存する。明治30年築の怒田沢宝栄座は堅牢で、廻り舞台も役者の宿泊施設もある。最良の農村舞台だ。

 しかし、肝腎な歌舞伎の方は建物の宝栄座と並び百年余の歴史があるというものの、経済高度成長期に長期休眠し、今は高齢化で再び30年も休眠中だった。1.今貂子.jpg

 その農村歌舞伎自体の復活が、今回主催者の市文化振興財団(大山輝美理事長)や農村舞台アートプロジェクト(伊丹靖夫委員長・かとうさとる委員)の共通課題だったが、コラボ公演の成功で先が明るくなった。

 コラボ公演の前座では、往年の怒田沢・歌舞伎役者の加納正美さんと加納久生さんが「宝来座歌舞伎の名セリフ」部分を語った。萩野小学校歌舞伎クラブOB5人が「白浪五人男」を演じた。

 本番は座主・今貂子舞踏「滝姫」の一時間舞台。3人の舞踏手と2人の音楽家と共に演じた。最後は座主が赤い下おび一つのハダカ姿で舞台から客席に下りて舞った。百人余の観客(地元・ファン半々)は驚いたりもっと読む.pdf

家族の笑顔を残したい 合わせて100歳写真館  2015.08.21

3面・100歳写真館・写真①.jpg お祖父さん、お祖母さんの素敵な笑顔を家族写真に残し、愛されて育った記憶を子どもたちに繋いでほしい──。

 そんな趣旨で多くの家族を撮影するイベント「合わせて100歳写真館」が、お盆休みの4日間、豊田市内の4交流館を会場に行われた。101組・450人ほどの家族が撮影に訪れた。

 これは市内松平地区穂積町の出身で、東京で活動している写真家の村山玄子さん(39)と、3面・100歳写真館・写真②.jpg企画担当の御主人しろっぷ村山さん(30)が、故郷への恩返しの気持ちで開いたもの。市教委の「とよたデカスプロジェクト」に採択され後援を受けた。

 最終日16日の会場は足助交流館。ロビーに白幕を張って仮設スタジオが作られた。アシスタントとして笑顔で家族を迎え気持ちを和ませたのは、県立豊田東高校写真部(中野竜夫顧問・39名)の現役・OG部員たちもっと読む.pdf

来春の「民芸の森」OPENに向け始動 民芸の森倶楽部設立 2015.08.07

豊田市平戸橋町にある故・本多静雄氏(市名誉市民)の屋敷跡が来年春、「民芸の森」として一般公開される。民芸文化の普及や猿投古窯の研究などで地域に貢献してきた本多氏の偉業や、地域の歴史を後世に伝える施設だ。敷地内には雑木林や狂言舞台、田舎家、茶室などがある。

 ここで新たに豊田らしい民芸を育んでいこうと先月25日、市民有志でつくる「民芸の森倶楽部」が設立された。会長に就任したのは森由紀夫さん(60・越戸町)=3面に関連記事=。その他の役員は左表の通りだ。

 役員らは来春の民芸の森オープンに向けた準備と、その後の学習や催し開催について、運営方針やプログラムを検討していく。

 「民芸の森倶楽部」の設立趣旨は次の通りだ。
 ①本多静雄氏の偉業や平戸橋の歴史を発掘し、次世代へ継承する。②豊田らしい身近な民芸を探求・創案し、市民に普及啓発する。③森敷地の環境の保全に協力し、民芸の森の利活用を促進する。④豊田市の歴史文化や地域の環境保全に寄与する。

 会員は豊田市在住・在勤にこだわらず、会の趣旨に賛同する人は誰でも参加できるもっと読む.pdf

おいでんまつり 参加者減少がストップ

 豊田都心の真夏の一大イベント「おいでんファイナル」が、先週末25日に開催された。平成19年の大改革から続いてきた参加者減少をようやく食い止め、復活への道が見つかったようだ。その原動力となったのが、市民主体のおいでんまつりを目指して活動してきた「NPO法人おいでん」。同NPOの代表で、おいでんまつり実行委員会のメンバーでもある安本和外さん(44)に、今年のまつりを振り返って貰った。

2面・おいでん写真①.jpg ──NPO法人おいでんが今回、100人参加を目指す「おいでん総踊り保存会・一期一会」を立ち上げたのは、かつて参加していた〝隠れおいでんファン〟の受け皿になるのが狙いですね。最終的に100人に届きましたか。

安本さん わずかに届きませんでした。当日参加したいという人も居たのですが、残念ながらレンタル浴衣が足りず「飛び入り連」に入ってもらったんです(一期一会は和装限定)。
 ──一期一会のすぐ後ろについていた「飛び入り連」にも驚かされました。どんどん人数が増えていましたね。あれは実行委員会の中で安本さんが提案したのですか。
安本さん そうです。ただ担当のまとめ役を誰にするかという問題がありました。市は人を出せないというので、結局、言い出しっぺの私が担当することになったんです。私は一期一会を立ち上げたばかりですので、その後ろに飛び入り連をおいて2つの連を一元管理する形をとりました。

 ──実行委員という公の立場と、NPO代表という私的な立場の二役
で、困った事もあったのでは?

安本さん どうしても公私混同になってしまいますよね。「あいつは何をやっているんだ」と思った人もいると思います。もし、そういう声が身内からもあがるようなら、今後は実行委員会には関わっても、当日の運営には関わらないようにします。今回は仕方なかったですね。

 ──飛び入り連は最終的に何人に?
安本さん 受付名簿に名前を書いてくれたのは120数名ですが、書かずに飛び入りした人もたくさん居たので150人は居たんじゃないかな。ほんとに驚きました。

 ──みんな楽しそうでしたよね。

安本さん すぐ前で緩い雰囲気の一期一会が踊っていたことも大きかったんでしょうね。定員30人で入れ替えしながら踊る考えだったのですが、増える一方で出て行く人は居なかった。みな踊る気満々ですから、とてもじゃないけど入れ替えなんて出来なかったですね。今後に向けて嬉しい課題ができました。

 ──一期一会の参加者の反応はどうでしたか。

安本さん 踊り終わったあと皆が口々に「参加してよかった!」「来年は仲間にも声をかけます」と言ってくれました。本当に嬉しかったです。

 ──来年はもっと大きくなりそうですね。

安本さん そう思います。課題はどう統率するかですが、2面・おいでん安本和外さん.jpg今回見ていて意外なほど踊りが揃っていたんですよ。あまり神経質になる必要はないのかも知れません。

 ──一期一会と飛び入り連について自己評価すると?

安本さん ほぼ満点ですね。みんな楽しそうだったじゃないですか。あの笑顔をみて「これが市民まつりだな」って思いました。やはり市民まつりは気軽に参加できた方がいいですよ。

 ──平成19年の大改革で楽しさが無くなったと言われますね。

安本さん おいでんは「よさこい祭り」を目指している訳ではないと思うんです。けれど、予選をやったり、絞り込んだりする中で、楽しくやってきた踊り連が参加しにくくなってしまった。それで参加者が減ってきたんです。でも今回、飛び入り連が膨れあがるのをみて、おいでんの楽しさを求めている人がまだ残っていると実感できましたし、復活できると確信しました。

 おいでんは同じ曲をあれだけ繰り返してかける超マンネリですよね。見るだけでは魅力は分かりません。踊ってみて初めて魅力が分かるんですよ。一期一会や飛び入り連は、その魅力を知る場なんですもっと読む.pdf

矢作新報に6年前連載『女たちの大陸逃亡記』 引揚げ後のつらさ加筆し出版

2面・大陸逃亡記・横山さん.jpg 豊田市高橋地区双美町の横山憲子さん(74)がこの度、敗戦当時の中国での逃亡生活の記憶や、その後の暮らしについて記した『女たちの大陸逃亡記』を出版した。出版社は名古屋の風媒社。

 横山さんは敗戦当時4歳だったが、逃亡生活の記憶が強烈に残っており、平成21年に矢作新報で連載してくれた。今回の本はそれをベースに、その後の内モンゴルでの保護下の暮らしや、熊本県天草市へ引き揚げてきた後の想いを加筆したものだ。とくに引き揚げ後の母親と離ればなれの生活は思春期で辛かったそう。「戦争は終わってからも後を引くもの」という気持ちで加筆を決心したという。

 横山さんは現在、愛知県警や裁判所で専門的な中国語通訳の仕事をしている他、豊田市役所の生活福祉課で残留邦人支援相談員も務めている。中部国際空港で案内ボランティアもしている。そんな忙しいなかでの馴れない執筆は大変だったが、「このままでは遺稿になってしまう…」と思い頑張った。

 出版直前には「本当に出版していいのか…。自己満足なのでは…」と迷ったそうだが、いま完成した本の目次を見て、「やはり後世に残さなくてはいけない」とあらためて思っているそうだ。「亡くなった母が貝のごとく口を閉ざしていたことを周囲から聞いて書きましたがもっと読む.pdf

森木明さん油絵展 今年度「豊田芸術選奨」受賞

3面・森木さん.jpg 豊田市古瀬間町の洋画家・森木明さん(66)=写真=の作品展が、豊田市駅前コモ・スクエア1階の豊田画廊で7月1日〜7日に行われる。

 森木さんは光風会会員で愛知支部役員。日展東海展の委員を務め、豊田美術連盟常任理事でもある。高い芸術性を持ち、豊田市の美術文化の振興と発展に功績を残したことで、今年度の「豊田芸術選奨」=公益財団法人豊田市文化振興財団による文化表彰=に選ばれた。

 会場には豊田市下山地区や足助地区の風景、花などを描いた力作約20点が並ぶ。温かみのある独特な作風は、50年間絵を描き続けてきた経験からくるものだろう。

 森木さんは元トヨタ自動車の社員。絵は高校時代から学びもっと読む.pdf



「中村鴈治郎襲名披露」歌舞伎 前座に小原・石野こども歌舞伎

3面・石野歌舞伎保存会2.jpg 公益財団法人豊田市文化振興財団が市民文化会館大ホールで7月18日、松竹大歌舞伎「中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露」を開催する。時間は昼の部12時半からと、夜の部18時からの2回。豊田市での歌舞伎公演は16年ぶりだ。

 演目は「双蝶々曲輪日記 玩辞楼十二曲の内 引窓」「四代目中村鴈治郎襲名披露口上」「連獅子」。人間国宝の坂田藤十郎丈が口上に登場する。

 当日2回の本公演の30分前には、豊田のこども歌舞伎2団体が前座を務める。昼の部が小原こども歌舞伎、夜の部が石野こども歌舞伎だ。この企画は、市内の中山間地域の伝統文化である歌舞伎を継承している子どもたちを多くの人に紹介しようというもの。演目はどちらも「白浪五人男」。有名な名台詞を口に小原歌舞伎2.JPGしたり見得を切ったりする姿は必見だ。

 小原歌舞伎保存会(永江正人会長)が指導するこども歌舞伎は、市立道慈小と市立本城小の2年〜6年の11人。今回初めて出演する女児がいる一方、祖父の代から歌舞伎を行ってきている家庭の男児もいる。

 石野歌舞伎保存会(安藤一義会長)が指導するこども歌舞伎は市立中金小の1年〜6年の11人。安藤さんの孫娘明日香さん(県立東高2年)も指導者として参加もっと読む.pdf

空撮映像 教育にも ドローン

2面・ドローン写真①.jpg ここ最近、事件や事故が続いて飛行ルール策定の必要性が叫ばれているマルチコプター「ドローン」。悪い印象を持ってしまった人も多いだろうが、それも飛行性能が優れているからだ。

 豊田市寿町4丁目で写真アルバムやビデオ作品の制作を手がける「㈲KK・アルバ」もドローンを導入し、学校と連携して教育に役立つ使い方も模索している。

 KK・アルバが空撮事業部を立ち上げてドローンを導入したのは今年の3月初め。本体だけで35万円ほどするプロ仕様の中型機だ。予備バッテリーや保険などを含めると50万円以上するという。この機種にはコントローラーが2つ有り、1つは操縦者、もう1つは撮影者が扱う。操縦練習や撮影テストを兼ねて、これまでに旭高原、旭地区上中町のシダレ桃、豊田大橋、明治用水ダム周辺などの空撮をしてきたそうだ。2面・ドローン写真②.jpg

 撮影された写真や動画を見せて貰うと、そのクオリティの高さに驚かされるばかりだ。機体が揺れていても動画は安定している。豊田大橋周辺で撮影した下の写真からも分かるとおり、従来の常識では考えられない構図で撮影できることも大きなメリットだ。

 KK・アルバ代表の岩月靖明さん(63)は教育熱心な人でもあり、「この素晴らしい空撮性能を、教育現場でも活かせないか…」と考え、市内の教員でつくる豊田市教育研究会の学習情報部会と連もっと読む.pdf

愛された記憶未来に繋げて 合わせて100歳写真館

4面・100歳写真館・写真①.jpg豊田市松平地区穂積町の出身で、東京で活動している写真家の村山玄子さん(38)が、今夏、ふるさとへの感謝の気持ちを込めた撮影イベント「合わせて100歳写真館」を開催する。一昨年も松平交流館で個人的に2回開催し、70組・約300人を撮影。素敵な笑顔をたくさん残した。その後亡くなったお年寄りの葬儀でも使われ、とても感謝されたそうだ。

 今回は豊田市教育委員会の「とよたデカスプロジェクト」に採択され、後援を受けての拡大開催だ。すでに申込受付が始まっている。

4面・100歳写真館・写真②.jpg 玄子さんも、企画担当の御主人しろっぷ村山さん(30)も、子どものころはお爺ちゃん・お婆ちゃんっ子だったそう。そんな二人の想いが重なり、「お世話になった地元のたくさんのお爺ちゃん、お婆ちゃんたちに恩返しをしたい」と始まったのがこの企画だ。

 テーマは「家族の昔を未来に伝える」。お爺ちゃんやお婆ちゃんの素敵な笑顔を写真に残し、家族に愛されて育った記憶を子どもたちに繋ぎたいという想いを込めている。



 撮影会は8月に次の4交流館に特設スタジオを設けて行われる。 ①梅坪台交流館8日 ②上郷交流館 9日 ③松平交流館 15日 ④足助交流館 16日 申込できるのは合計年齢1000歳以上の家族やグループでもっと読む.pdf

創ってみようマチの劇 豊田市高橋地区でスタート

6面・マチの劇.jpg 豊田市高橋コミュニティセンターの指定管理者ホーメックス㈱が、住民参加型の創作劇「創ってみよう、マチの劇」を企画している。講師は脚本・演出家の石黒秀和さん(45・岡崎市)。

 この企画は、劇を創ることを通して住民同士のコミュニティ創出や、高橋地区の魅力を再発見するのが目的。参加者がまちを歩きながら交流を図り、そこで出会った人や景色、建物などを題材に物語をつくり、劇にして発表する。劇は11月1日に同センターで開催する「ワンダフェスタ」で発表する。

マチの劇2.JPG 先月30日に行われた第1回目のまち歩きワークショップには8人が参加。高橋コミュニティセンター周辺を約1時間半かけて歩き=写真=、気になった人や場所、ものなどを見つけた。

 歩き終わった後には、それぞれが気になったものをもっと読む.pdf

橋の下世界音楽祭に70楽隊

橋の下.jpg今年第4回目の「橋の下世界音楽祭」が5月22・23・24日の3日間、豊田都心の矢作川・豊田大橋の下と周辺の河川公園で行われ、国内外のロックバンドを中心に総勢70組以上の音楽・舞踊・演劇のアーティストらが出演した。

 入場無料。音楽祭経費は会場での投げ銭(小口寄付)や大口の篤志寄付でまかなわれたので、観客の入場数は正確にはわからない。3日間で約1万人と推定された。

 主催は豊田地方の楽隊タートルアイランド(海亀の島の意)=永山愛樹代表(39)豊田市曙町=。総勢約百人のアーティスト・スタッフらは大工・土木などの職人が多く、会場の特設大舞台=写真上=や小舞台、草原舞台もすべて手作りした。香嵐渓ちんどん.jpg

 音楽祭会場の利用・管理は河川管理者の国交省、公園管理者の豊田市と主催者の「海亀」楽隊が事前協議。期間中の会場内清掃やトイレ、駐車場、テント村管理等は主催団体の自治で行われた。

 大会場、小会場、草原会場、約70店の売店が3日間消費する昼夜電力は、神戸市の「パーソナルエナジー社」が約4百枚のソーラーパネル、蓄電・変電・送電システムを会場内に協賛設置。無償供給で音楽祭を支援した。

 世界音楽祭への参加は国内中心だが、アジアから中国雲南・内蒙古・韓国・ジャカルタの楽隊が例年通り出演。4回目の今年初めて、欧州スペインから独立をめざす同国バスク地方よりもっと読む.pdf

豊田で初個展「紙と漆」 安藤和久さん

2面・安藤さん.jpg 豊田市小原大倉町の小原和紙工芸作家・安藤和久さん(74)=写真=が、市民文化会館A展示室で「紙と漆」展を開く。豊田市での個展は初。期間は6月3日〜7日。

 これは平成25年度に公益財団法人豊田市文化振興財団の文化表彰で「芸術選奨」を受賞したことを記念して同財団の主催で行うもの。受賞作家の作品を広く紹介するのが目的で、受賞の2年後に開くのが慣例。安藤さん.JPG

 安藤さんは、瀬戸陶芸の重鎮であった故・河本五郎氏に31歳から師事。昭和48年に紙漆工芸で日展に初入選し、以後14回入選。平成14年から京都に本部を持つ「新匠工芸会展」や、日本漆工協会が主催する「漆の美展」に出品。新匠工芸会展では努力賞や会友賞を受賞し、漆の美展では日本漆工協会長賞や林野庁長官賞、文部科学大臣賞など数々の賞を受賞してきた。このほか、スペインやカナダなどに作品を出品するなど、その芸術性は国内外に高く評価されている。また、漆の苗木を小原地区に植栽し、地産地消に繋がる活動にも尽力し紙漆工芸の発展に寄与している。

 今回の展示には形にこだわった菓子器や花器などの立体作品やもっと読む.pdf

踊り連のない人々の受け皿に NPO法人おいでん 新踊り連設立

4面・NPOおいでん・写真.jpg 豊田おいでんまつりを市民主体の形にしていこうと活動している「NPO法人おいでん」が、参加者減少への危機感から新しい形の踊り連を立ち上げた。100人規模の大型連にしたい考えだ。

 おいでんまつりは8年前に大改革・縮小して以降、参加者が年々減少してきた。気軽さや、楽しさが減ったからだろう。昨年のおいでんファイナル参加連は74連・2298人。「2千人を割るとまつりの存続そのものが厳しくなる」との見方もあり、減少を食い止めるのが最大の課題となっている。

 実行委員会(事務局=市商業観光課)は今年、申込の早期化、参加条件の緩和、カムバック賞創設などの工夫を凝らし、様々な形のPRにも力を入れている。その成果はあったようで、先週13日で締め切られた申込の状況はまずまず。昨年よりも1割ほど増えそうだという。来週には追加募集もして更なる参加者増をねらうそうだ。

 実行委員会の重要な一角を担うNPO法人おいでんも、参加者を増やすために、新しい形の踊り連「一期一会」を立ちあげた。

 「おいでんには出たいけど人数が揃わない…」「かつて全盛期に小学校で踊って楽しかった!」「今まで参加していた連が解散してしまった…」などなど、埋もれたおいでんファンの受け皿になる考えだもっと読む.pdf

トヨタ自動車「ミライ 開発」に文化賞 豊田市文化振興財団表彰

 公益財団法人「豊田市文化振興財団」による文化表彰・青少年表彰・特別表彰の受賞者が7日発表された。表彰式は6月7日に市民文化会館で開催する文化振興財団大会のなかで行われる。

 この表彰制度は、地域の文化芸術の振興に業績をあげた人、将来を嘱望される人、青少年の健全育成に優れた業績をあげた人などを讃えるもの。今年で37年目を迎えた「文化表彰」では、トヨタ自動車㈱のミライ開発プロジェクトチームをはじめ、5部門で15個人・1団体が受賞した。

01ミライ開発プロジェクト.jpg文化賞 業績が最も文化的な人や団体を讃える「豊田文化賞」には、トヨタ自動車㈱のミライ開発プロジェクトチームが選ばれた。

 同社は平成4年に「トヨタ地球環境憲章」を制定。平成9年には世界に先がけてハイブリッド車「プリウス」を発売し、その思想は世界からも高く評価され、平成11年には国連環境計画「グローバル500賞」を受賞した。

 エネルギー問題や環境問題が世界的にますますクローズアップされる中、自動車用燃料の多様化への対応やCO2 を排出しないエコカーとして開発し、昨年発売した燃料電池車「MIRAI」は、日本のものづくり文化を改めて世界へ示すものとして国内外から注目されている。
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文化奨励賞
 地域の文化芸術の担い手として将来を嘱望される人を激励する「豊田文化奨励賞」には、次の2氏が選ばれた。

▽松谷阿咲さんは、名古屋フィルハーモニー交響楽団のヴァイオリン奏者である傍ら、豊田市内の中学校や福祉施設などを訪問し、クラシック音楽の素晴らしさや感動を提供。音楽文化の普及に貢献している。

 ▽山岸大祐さんは、愛教大在学中より意欲的に作品を発表し、斬新で独創的な新進陶芸家として高い評価を得ている。平成24年には多治見市より功績者として顕彰を受けた。愛教大陶芸教室にて後進の指導育成にも関わるなど陶芸家として将来の大成が期待される。


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徳川18代当主も来豊 家康公400年祭オープニング

3面・家康400年祭・写真.jpg豊田商工会議所と豊田市産業部が中心となり、今後1年間にわたって展開する「徳川家康公400年祭記念大会」のオープニングセレモニーが、松平郷で11日に開催された。

 今年は家康公の没後400年にあたり、岡崎市・浜松市・静岡市など家康公ゆかりの各地で様々な記念イベントが展開される。徳川の始祖・松平家が発祥した松平郷をもつ豊田市も同様だ。

 セレモニーには主賓・来賓として徳川宗家18代当主の徳川恒孝・幸子夫妻、19代目となる長男の徳川家廣氏、日光東照宮と久能山東照宮の宮司、家康公ゆかりの地である岡崎市・静岡市・浜松市の市長や副市長らが列席した。

 記念大会の会長を務める豊田商工会議所の三宅英臣会頭は、1年かけて大々的に開催する目的について「一つは徳川の始祖松平を再認識して地元への誇りと郷土愛を持って貰うこと。もう一つは松平郷の観光振興です。行政と協力しながら整備し更なる発展を…」と語ってもっと読む.pdf

火縄伝承 足助屋敷職人の決意

5面・火縄.jpg 足助祭りの花形「鉄砲隊」が使う火縄は、三重県名張市の職人が作ったものを愛知県内の専門店から購入している。しかし、その火縄職人が高齢であることや後継者がいないことから、今後、県内に火縄が入荷されないという話が足助祭鉄砲保存会に告げられた。
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 足助祭りの存続には死活問題だ。平成25年夏、三州足助屋敷の竹かご職人安永勉さん(昭和24年生まれ・岐阜県多治見市)は足助祭鉄砲保存会の大久保幸央さんとともに名張市の職人を訪問。これを機に足助産の竹で火縄を作っていこうとしていた矢先の平成26年4月、安永さんは亡くなった。

 安永さんと親交の深かった足助屋敷の炭焼き職人近藤三郎さん(65・足助地区葛沢)は、安永さんの49日法要の席でもっと読む.pdf

法然上人像開眼供養 豊田市金谷町福満寺

2面・開眼供養・写真.jpg 豊田市金谷町の浄土宗田地山「福満寺」で今週末29日(日)、新造された「法然上人座像」の開眼供養が行われる。質素だが滅多に見ることのできない行事だ。時間は午前9時20分から。

 法然上人は平安時代末期〜鎌倉時代初期の僧で浄土宗の開祖。総本山の知恩院では平成23年に800年大遠忌法要が行われた。

 福満寺でも800年大遠忌にちなみ、檀家の寄付で法然上人像を新造することになり、平成25年夏に制作を依頼。その像が先週20日に納められた。制作したのは日本を代表する仏師で、豊田市出身の長谷法寿さん(58・京都)だ。今回の法然上人像は国宝の仏像にも使われているアカマツ材で造った。

 福満寺がある金谷町は長谷さんの祖父が住んでいた土地で、子どもの頃よく通ったそうだ。福満寺との付き合いは長谷さんが父親の葬儀を依頼して始まり、今回の制作も檀家の一人として取り組んだそうだもっと読む.pdf

子育て支えて20周年 豊田市こども図書室

3面・こども図書室.jpg 豊田市高橋交流館の隣にある「こども図書室」が今月26日で開館20周年を迎える。

 こども図書室は市中央図書館の分館として平成7年に開館。当初から主婦を中心とした「こども図書室ボランティア」が、ぬくもりを感じられる図書室を目指し、市と共働で運営してきた。

 図書は約2万3900冊あり、室内にはボランティアがつくったかわいらしい作品が飾られ、親子でカーペットの上でくつろげるスペースもある。ボランティアが子どもと遊んだり絵本を読み聞かせたりしてくれるため、気兼ねなく訪れることができるのが特徴だ。利用登録や本の貸出し・返却は独自のシステムをとっている。

 図書室ボランティアの会員数は134人。こどもたちに絵本を読んだり本の整理などをしたりすこども図書室1.jpgる。子どもの成長や興味に合わせた本の選び方についても相談に応じてくれる。このほか、こども図書室の月間スケジュールや絵本の紹介などを掲載した手づくり機関紙「たまごぴよ」も発行している。

 図書室ボランティアのなかには利用者から会員になった人もおりもっと読む.pdf

学校林教育が全国1位に 豊田市立西広瀬小学校

4面・西広瀬小・左上写真.jpg 豊田市立西広瀬小学校=藪崎昭彦校長・52名=の学校林活動が「全日本学校関係緑化コンクール」で最高賞の特選(農林水産大臣賞・日本放送協会会長賞)を受賞した。活動開始からたった3年で活動を軌道に乗せた林宗弘教諭(60・五ヶ丘)は今年度で定年退職。記念の受賞となった。

 西広瀬小学校は38年にわたり矢作川の水質調査を続けていることで知られる学校。学校林活動は3年前に始まったばかりで歴史は浅いが、地域住民や企業もボランティア参加して活動に広がりを見せている。

 同行の学校林活動は3年前に赴任した林宗弘教諭が始めた。前任校でも学校ビオトープ活動に力を入れ、本質的な考え方で児童たちを引っ張ってきた人だ。
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 西広瀬小に赴任した林教諭は、自然観察の場として学校西隣の丸根山に目を着けた。地主と話し合って借り受け、児童と一緒に整備を始めて「丸根山ビオトープ」と名付けた。まずは生い茂った木々を切りひらいて山頂への遊歩道づくりだ。作業を通して里山や里地を保全する意味を伝え、児童も「川の水は森から出てくる」ことを認識するようになったという。まさに生きたESD(持続可能な開発のための教育)だ。作業の達成感も児童を成長させた。

 伐採で森に飛翔空間ができたため、ムササビも棲むようになった。シンボル的な生き物がいるのは大きな強みだ。

 もちろん大人の手を借りなければできない作業も多い。2年目には地元自治区の協力でボランティア隊も発足。自治区便りを通して地域全体に学校林活動の内容が伝わり、お年寄りも登りに来るようになったそうだ。

 活動内容は自治区便りを通して広瀬工業団地にも伝わりもっと読む.pdf

技能グランプリ金賞 花桂伊東慶直さん

6面・伊東さん.jpg技能の日本一を競い合う第28回技能グランプリに出場した豊田市高橋町の伊東慶直さん(45・1級フラワー装飾技能士)が、「フラワー装飾」の職種で、最高位の金賞に輝いた。

 同大会は各都道府県から推薦された熟練技能士を対象に、技能の向上を図る目的で開催されているもの。千葉県の幕張メッセで先月20〜23日に開かれた。主催は厚生労働省など3団体だ。

 競技種目は和裁や壁装、日本料理など4部門28種ある。伊東さんはフラワー装飾の競技で46人と競い合った。

 フラワー装飾の競技では制限時間内に用意された花を組み合わせ、ブライダルブーケとブートニア(新郎の胸元に飾る花)や、フラワーディスプレイを制作。ブーケとブートニアは白い花を組み合わせ、緑色をアクセントにして三日月型の動きのある作品に仕上げた。フラワーディスプレイはパステル色のスイトピーやバラなどを用い、アーチ状になるよう組み合わせて躍動感のある作品をつくったという。

 伊東さんは豊田市桜町の生花店㈱花桂の従業員。大学時代に同店でアルバイトをしたのをきっかけにもっと読む.pdf

昔の道具で長さや重さはかろう

4面・郷土資料館はかる.jpg豊田市陣中町の市郷土資料館で企画展「ハカる〜古い道具と昔のくらし〜」が始まった。期間は4月12日まで。

 この企画展は、古い生活道具を見たり触れたりしながら昔の暮らしに興味を持ってもらおうと開かれたもの。「長さ」「時間」「量」「重さ」の4つをテーマに道具の使い方が説明されおり、先人の知恵や暮らしぶりを知ることのできる面白い内容となっている。展示物は江戸時代から昭和にかけて使われてきた約80点の道具だ。

 長さを測るものでは、竹を薄く剥いでつなげた巻き尺「竹縄」や、木の直径を測る「挟み尺」などがある。江戸時代は足袋の大きさを当時の通貨1文銭(直径約2・4㎝)を列べて測っていたことも紹介。1文銭が列べられた図表を使って実際に自分の足の大きさを測ることもできる。

「時間」では線香台などを展示。昔は職人や使用人の休憩時間を線香の燃焼時間で計っていたそう。21〜24㎝の長さの線香の燃焼時間は約1時間だという。このほか、時刻を十二支で読む円形状の表もある。

 「量」では米や穀物、酒などの液体をはかる枡や桶が並ぶ。酒や醤油などの量り売りに使用した「貧乏徳利」やもっと読む.pdf

後世に伝えたい今の豊田 とよたフォト・ドキュメント

5面・写真①.jpg 後世に伝えていきたい今の豊田市を撮影した作品の公募写真展「とよたフォト・ドキュメント」が、本日6日から8日まで、西町にあるVITS豊田タウン地下の市民ギャラリーで開催されている。5面・写真②.jpg

 この写真展は2014年の1年間に撮影された市内の伝統行事、暮らしの出来事、四季折々の景観など、後世に伝えたい今の豊田市の姿を募集したもの。豊田市文化振興財団・豊田市・市教育委員会が主催推しており、今年で22回目だ。今年は一般の部227点、小学生の部40点、中学生の部27点の、合計294点の応募があった。会場には応募された作品すべてが展示されている。


 一般の部で大賞に選ばれた越川俊幸さんは、豊田都心を水害から守る「安永川トンネル」を4年半かけて建設してきた鹿島・藤本建設JVの工事事務所長。間もなく無事故で工事を終え、5年間赴任した豊田を去る人だもっと読む.pdf

新たに審査員特別賞 第52回豊田市民美術展

6面・市民美術展.jpg 豊田市民が日頃の芸術活動の成果を発表する「豊田市民美術展」が、市民文化会館と市民ギャラリーで先月22日から30日まで開催された。

 同美術展は市と市教育委員会が、矢作新報社など23団体の後援を得て開催。今年で52回目になった。応募は日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真、グラフィックデザイン7部門に339点あり、このうち318点が入選した。最も多かったのは写真部門で119点。次いで多かったのは洋画部門の70点だった。

 同展には各部門ごとに市長賞から優秀賞までが設けられている。さらに今回、入賞しなかった作品のなかから各部門の審査員が選ぶ審査員特別賞が新たに加わった。完成度やレベルだけでなく、作品制作の励みにしてもらうのが目的だ。今回は6部門から各1人ずつが選ばれた。

 素材や表現方法が多岐にわたる工芸部門では、和紙を使ったもっと読む.pdf

今こそ「古事記 」を 豊田青年会議所で竹田恒泰氏講演

2面・古事記・竹田恒泰・顔写.jpg日本人の誇りを取り戻す活動に力を入れている豊田青年会議所が、JAあいち豊田本店ホールで9日、『古事記』について学ぶ市民向け講演会を開催した。約500人が参加した。

 豊田青年会議所は「日本人の誇り」を取り戻す手法として、まず、国家や日本人のルーツを市民に再認識して貰おうと
している。そうやって歴史観を育み、「日本人スイッチON」を合い言葉に、国家観や自国への誇りを広めていきたい考えだ。青年会議所の数多い活動の中で、最も光っている分野だろう。

 今回講師に招いたのは、旧皇族で明治天皇の玄孫にあたる作家・竹田恒泰氏。国家観に関する多くの著書がある人だ。講演では『古事記』から読み取れる日本人の精神性について、著書の『現代語古事記』を紹介しながら愉快に話した。

 『古事記』は1300年前の日本国家が編さんした最古の書物で、神話による国の成り立ちと、その後の古代天皇の歴史が記されている。

 竹田氏は「古事記の内容が科学的な事実かどうかは、どうでもいい。聖書やコーランと一緒です。1300年前の日本国家が『こうだ』と決めたもっと読む.pdf

100年の歴史文化つたえる 旧三好村初代村長の家一般公開 

3面・石川家.jpg旧三好村の初代村長で実業家の石川愛治郎が建てた「石川家住宅」を、みよし市が今月5日から一般公開している。開館は水・木・土・日曜の9時〜16時半。入館無料。

 同住宅は明治43年に建てられた豪農の家。当時の様相が比較的良好に保持されており、平成23年8月に市の有形文化財に指定された。場所は市役所から西側の三好町上82。平成23年のはじめまでは愛治郎の孫、恒夫氏(元中京テレビ社長)が住んでおり、文化財指定は没後のことだ。

 南側の3畳間は日当たりが良く、池のある日本庭園が見渡せる。このことから来客時の応接用に使われていたのではないかという。10畳2間の離れは、冠婚葬祭など様々な行事が行われていた場所だったそう。家が建てられた明治43年、当時の皇太子(のちの大正天皇)が陸軍の演習を観戦するために同市を訪問もっと読む.pdf

親子写生大会に735人

矢作新報社賞川田裏39-(2).jpg 豊田加茂ライオンズクラブ(中島立志会長)主催で毎秋恒例の「親と子で楽しむ写生大会」が10月25日、豊田市の鞍ヶ池公園で開かれた。今年で39回目。愛知県・県議会・豊田市・市議会・教育委員会・矢作新報社等が後援した。矢作新報社賞岡部裏40-(2).jpg

 当日は735人が参加。作品の審査は市教育研究会美術図工部会の先生らが行った。入賞作品は22日〜30日、豊田産業文化センター1階の産業交流コーナーに展示され、30日には同センターで表彰式が行われる。

 主な入賞者は次の皆さん。    
 ▼愛知県知事賞=鈴木創喜(高美こども園年中)▼県議会議長賞=大島侑花(井郷中3年)▼県教育委員会賞=七原静々良(松平こども園年長)▼県議会議員賞=蟹そよ椛(幸海小2年)、蟹晴太(同4年)▼豊田市長賞=近藤みらい(御船こども園年中)、山田真緒(寿恵野小6年)▼市議会議長賞=河内すずな(青木幼稚園年少以下)、鈴木千咲(若林西小3年)▼市教育委員会賞=七原寧々花(九久平小2年)、岸本爽太郎(根川小5年)▼豊田警察署長賞=佐々木陽香(五ヶ丘小3年)、清水啓子(鴛鴨町・一般)▼足助警察署長賞=河邉星愛(豊栄町2歳)、岡部瑠悟(小清水小1年)▼矢作新報社賞=川田剛史(百々町・一般)、岡部玲奈(小清水小5年)
タテ=岡部玲奈さんの作品 ヨコ=川田剛史さんの作品
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小原歌舞伎の楽しみ方講座 声のかけ方まなぶ

3面・小原歌舞伎・上写真.jpg「小原歌舞伎の楽しみ方講座」が4日と18日、豊田市小原交流館で開かれた。主催したのは小原歌舞伎伝承事業実行委員会(可児敏彦会長)だ。

 この企画は今月26日の小原文化まつりでの歌舞伎公演を前に、歌舞伎をより多くの人に親しんでもらおうと行われたもの。鑑賞方法や鑑賞時における声の掛け方、おひねりを投げるタイミングを2回の講座で40人が学んだ。

3面・小原歌舞伎・下写真.jpg 18日の2回目の講座では、公演のリハーサルを鑑賞しながら講座を開催。講師の波多野洋七さん(72・春日井市)は、「おひねりは役者が台詞をしゃべっているときには投げないこと。投げるときは足下へ」「舞台を見入っていてはダメ。声を掛けるタイミング(間)を失ってしまいますからね」などと説明。また、役者を演じる子どもの名前をそれぞれ覚えておき、登場する時や見得を切った時にもっと読む.pdf

挙母祭りにあわせ総会 愛知県山車祭り保存協議会

2面・挙母祭り・写真.jpg 山車を所有する県内の祭り保存会41団体で構成する「愛知県山車祭り保存協議会」が18日、挙母祭りの初日にあわせて、ホテルトヨタキャッスルで総会を開いた。

 同協議会は各団体の交流を通じて山車祭りをより良い形で保全継承していくのが目的。「半田山車祭り保存会」と「犬山祭保存会」が事務局となり、研修会などを行ってきた。

 総会の開催地は主要な幹事団体の持ち回りとなっており、第13回目の今年は「挙母祭り保存会」が当番。平成18年に次いで2回目の開催だった。集まったのは県内41団体のうち12団体・約120人。来賓として豊田市から太田稔彦市長、都築繁雄市議会議長、三浦浩商業観光課長、日高守文化財課長も出席した。


 審議は会則の明確化が中心で他に大きな議案は無かったが、意見として「祭りをイベント化するのでなく、根本である神事をしっかりやってもらいたい」という発言も出ていた。なお、来年の第14回総会については満場一致で、「足助山車祭り保存会」が主管することに決まった。来年は県内各地の祭り男たちが足助祭りをもっと読む.pdf

香りを記憶する トヨタ鞍ヶ池記念館で「香道教室

4面・お香.jpg トヨタ自動車の鞍ヶ池記念館で13日、「親子香道教室」が開かれた。主催したのは奈良県の薬師寺が母体となる公益財団法人お香の会だ。

 これは、日本の伝統文化である香道を親子で楽しく学んでもらおうと行われたもの。親子ら86人が参加し、香炉に置かれた香木の香りをかぎながら、香りをあてるゲームを楽しんだ。

 講師の松久保秀胤さんは「日本には香りを通して心を豊かにする文化があります」と香道を紹介し、香りをかぐことを「香を聞く」と言うことも説明していた。ゲームを行う上ではリラックスして香りを長く吸い込むのが良いと話していた。

 ゲームの「貝合香」ではもっと読む.pdf

四郷八柱神社奉納の「献馬」を棒の手・鉄砲隊が警固

IMG_0708.JPG 豊田市街地の北方にある四郷八柱神社で10月12日午後1時から、恒例の棒の手警固祭りが盛大に行われた。祭礼の古式が整い、演技者のうでも上達し、近年最良の四郷祭りだった。市民の参拝者が増えた。前夜祭は11日夕6時から、神事の七度参りと、棒の手の武芸奉納祭がしめやかに挙行された。

 主催は同神社・地元の自治区・四郷地区棒の手保存会の三者。IMG_0682.JPG

 本祭12日(土)午後1時、同神社西参道の鳥居前に、真槍・刀剣・樫棒で武装した棒の手隊が集結。その数、5地区(下古屋・上原・高町・天道・井上)、3流派(鎌田・藤牧検藤・見当)を合わせ、ざっと3百人。祭礼の〝華〟である献馬(飾り馬)も天道区の馬方らにひかれ隊列の中にもっと読む.pdf

和紙にプリント 杉田重男写真展

4面・小原の写真展.jpg 豊田市小原地区松名町出身の写真家・杉田重男さん(66・東京)が、地元の和紙のふるさと展示館で、小原和紙にプリントした写真の個展を行っている。期間は11月30日まで。

 この企画は、四季桜などの秋の彩りを昔ながらの手漉きの小原和紙にプリントすることで、小原地区の文化や風景を多くの人に楽しんでもらおうと行われたもの。和紙は小原和紙工芸作家の安藤和久さんIMG_0228.JPG(権現坂工房)が制作したものだ。

 杉田さんは豊田市にゆかりのある女流俳人杉田久女の孫にあたる写真家。幼少時は小原地区で過ごしており、里山の風景や文化に魅了されてきた。いまは東京都に住みながらも、小原地区の四季桜や風景などの写真撮影を続けているそうだ。 

 会場には四季桜を中心とした作品54点を展示。コウゾの持つしなやかで温かみのある和紙にプリントされた写真はもっと読む.pdf

魅力いっぱい豊田の秋まつり

 秋祭りシーズン真っ只中。特に10月第2週末は見応えのある猿投神社、足助八幡宮、四郷八柱神社の祭りが重なるので記者泣かせだ。今年は記者3人でそれぞれの祭りを見てきた=四郷は1面掲載=。なお今週末は豊田都心で挙母祭りがある。来週日曜の宮口神社の祭りもお薦めだ。

猿投まつり

3面・猿投祭り・写真.jpg 豊田市内の祭りの見どころと言えば、勇壮な山車の曳き回しや、迫真の棒の手演技、迫力ある鉄砲隊の発砲などが挙げられるだろう。そのなかで猿投神社の例大祭「猿投祭り」は独特の雰囲気の神事が人気だ。

 とりわけ神秘的なのが初日の夜に行われる神輿渡御。駕輿丁(担ぎ手)の白衣装束や独特の掛け声、松明の灯りが相まって異空間にいるような感覚にさせてくれる。意外にも観客はさほど多くないのだが、祭りファンのなカメラマンには人気のようだ。

 神輿渡御のあと献馬が奉納され、午後8時から棒の手の奉納演技や鉄砲隊の発砲が始まった。子どもの棒の手もあり、この時間は地元の人が大勢集まって賑やかだ。

 記者は毎年、迫真の演技で観客を魅了する近田昌記・柴田一則ペアの出番を楽しみにしている。隣りにいた女性の観客たちが「恐い、恐い…」と祈るようにつぶやくほど、今年も凄まじい演技を見せてくれた。

 かつて猿投まつりには尾張・三河・美濃の三国・一八六ヶ村から献馬や棒の手が奉納されていたと言う。言わば棒の手の総本山のような祭りだ。祭礼日が重なってしまったことや、迎え入れる大変さなど課題は多いが、今一度、各地域の棒の手が集まってくる祭りにできないものだろうか。

足助まつり

IMG_7874.JPG 足助八幡宮の例大祭「足助祭り」が先週末の11・12日に行われた。本楽祭で見られる鉄砲隊の迫力ある発砲と4台の山車が見どころだ。
 12日の本楽祭では正午から鉄砲隊による火縄銃の発砲が行われた。耳をつんざくIMG_8037.JPG轟音は迫力満点だ。鉄砲隊は岩神、宮町、松榮町、久木町、豊林越、落部連、親王町、田町の8隊。足助八幡宮には3カ所に発砲場があり、それぞれの場所を順番に回りながら発砲していく。
 鉄砲隊の撮影係を務めていた地元高校生の鵜井謙さんは「高校を卒業しないと鉄砲隊に入れないんです。いつかは鉄砲隊の一員になれるかな」と誇らしげに語っていた。その姿が印象的で、足助祭りを担っていく若手の顔を見たような気がした。
 高さ6mを超える4台の山車も見ものだ。山車の前面にある舞台で扇子を持って踊りまくる若者たちに…もっと読む.pdf

江戸武家屋敷の長屋門復元

3面・武家屋敷長屋門.jpg 豊田市高橋地区寺部町2丁目9番地に、江戸時代の武家屋敷の景観を留め、市の有形文化財に指定されている長屋門がある。所有者は遊佐幸子さん(72・同住所)だ。
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 長屋門とは、大名の武家屋敷門として江戸時代に多く建てられた建造物。遊佐家は慶長18年(1613年)に渡邊守綱が寺部の領主となったときから仕えてきた重臣の家柄だ。建築150年以上の長屋門は当初の外観と構造が良好に残されており、平成21年に市の文化財に指定された。長屋門で市の指定を受けているのは遊佐家のほか、同町の松本家のみだもっと読む.pdf

地域の核に神輿もとう 豊田若林地区

 豊田市南部の若林地区で、地域のつながりの核にしようと大きな神輿が製作され、来週末19日の若林八幡宮例大祭で初めて渡御が行われる。神輿の管理運営のため新たに組織された「若林神輿盛和會」の都築孝雄会長(45)に話を聞いた。

2面・神輿の写真(左右カット.jpg 若林地区には厄男会のOBを中心に構成する地域づくり団体「若林同志会」があり、地域の和を重視した活動を続けている。祭りの運営も彼らが中心だ。

 同会が昨年40周年を迎えた際に内部で持ち上がったのが、地域のつながりの核となる神輿を持とうという案だ。「新しく移り住んだ人も一緒に神輿を担げば地域に融け込みやすいはず」「子ども神輿を担ぐ子どもたちに大人神輿の勇ましい姿を見せ、希薄になった若者とのつながりを取り戻そう」という想いだった。

 資金は地域で寄付金を集めた。簡単でないことは覚悟していたが、想いを丁寧に説明しながら地域を回ると4カ月程で1500万円も集まった。若林地区の結束の強さを、彼ら自身があらためて思い知ったそうだ。

 購入したのは50人程で担ぐ三尺神輿。製作したのは富山刑務所だ。矯正品を選んだのは540万円と格安だったことも理由だが、50年後、100年後まで修理を任せられる安定した製作場として選んだそうだ。余った寄付金でもっと読む.pdf

プロから和太鼓まなぶ みよしの中学生ら20人

2面・みよし和太鼓.jpg みよし市文化センター・サンアートの指定管理者「ホーメックスグループ共同企業体」が先月18日、みよし市などの中学生20人を対象に和太鼓の体験型講座を開いた。講師には新潟県佐渡市を拠点に活動するプロの太鼓芸能集団「鼓童」の小田洋介さん(34)が招かれた。

 これは今月19日にサンアートで開催される「鼓童」の公演を機に、プロの太鼓奏者から和太鼓の魅力を学んでもらおうと企画されたもの。講座の会場となった三好公園内の勤労者体育センターでは、小田さんの迫力ある和太鼓の演奏を聴くとともに、太鼓の打ち方などの指導を受けた。

 小田さんは太鼓を打つのに「心がこもっていないと音にならない」と説明。大勢で音を合わせるときにもっと読む.pdf

特別展:自動車を愛した豊田英二

 トヨタ自動車㈱の最高顧問、豊田市の名誉市民で昨年9月に100歳で亡くなった豊田英二氏の一周忌に合わせ、その功績や生涯について紹介する特別展や企画展が豊田市内の郷土資料館など3箇所で始まった。自動車産業と深く関わって発展してきた豊田市の歴史についても考えをめぐらす機会となっている。

5面・豊田英二氏AA型と.jpg豊田市陣中町の市郷土資料館では先月27日から、特別展「自動車を愛した豊田英二」が始まった。豊田家の遺族から借用した英二氏の貴重な写真や愛用品が多数並ぶほか、昭和の市町村合併時や市名変更時の資料なども展示され、英二氏の素顔や功績に触れるとともに、豊田市の100年の歩みもわかる内容となっている。期間は11月30日まで。 5面・豊田英二展.jpg
 ロビーには英二氏のものづくりへの想いを9点にまとめたパネルが展示されている。入社間もない息子の幹司郎さんへ伝えた言葉「やれんことをやれるようにするのが技術屋なんだよ」も書かれている。第1展示室では「技術者として」「将来を見据える目」「経営者としての決断」など、自動車産業界を牽引し続けてきた英二氏の歩みを紹介。戦後、倒産の危機に直面したときの労働争議の様子を捉えた写真や、工販合併時に従業員へ宛てた文章も展示されている。このほか、英二氏が愛用していた…もっと読む.pdf

池坊美佳さんがトーク

4面・池坊美佳さん.jpg 豊田市挙母町のきもの専門店㈱川平屋が19・20日、華道・池坊45世家元の次女池坊美佳さん(44)=写真=によるトークショーを行った。


 これは同店の創業120周年記念の特別企画。池坊さんは「和の心と日本の文化」をテーマに語った。 池坊さんは日本の文化である着物や華道をもっと身近に感じてほしいと、自らが花を題材にプロデュースした着物を紹介。また花をいける時の作業風景や想いなどを語り、会場を和ませた。さらに「伝統文化を継承するには、守るべきものを守る強さと、時代のニーズや流行を取り入れながら変化し続ける強さが必要です」とも話していた。

 会場となった川平屋には…もっと読む.pdf

4流派24保存会を撮影 豊田市棒の手会館の映像更新

5面・棒の手撮影会・写真.jpg 豊田市棒の手会館=猿投町=で8月30日、常設展示室の〝棒の手映像〟を更新するための撮影会が行われた。市内の4流派(見当流・藤牧検藤流・鎌田流・起倒流)24地区保存会の代表演技者らが順に集まり、カメラの前で演技した。

 同会館は県の「猿投棒の手ふれあい広場」整備に合わせて、市が昭和61年に建設した施設。県指定無形民俗文化財である〝豊田の棒の手〟を保存伝承するための拠点だ。

 同館の常設展示室には棒の手の資料が多数展示されているが、オープンから30年近く経っても展示内容は当時のまま。合併後の旧町村地域の資料の追加もなく、刷新が求められている。

 豊田市教育委員会の文化財課は、展示内容の刷新の第一歩としてもっと読む.pdf

伝統の盆行事「万燈祭」 集落の少子化で地域外の子も参加

3面・万灯祭り.jpg 豊田市石野地区芳友町のお盆の伝統行事「万燈祭り」が、今年も14・15日に行われた。

 この祭りは水難や疫病から逃れるために、子どもたちが中心となってたいまつを豪快に振り回し、盛大に花火をするもの。数百年前から続けられてきた行事だが、近年は集落の少子化で継続が困難になってきた。そのため地元が、都市と農山村のくらしをつなぐ「おいでん・さんそんセンター」に相談して、地域外部の男子児童・生徒を募集。両日ともそれぞれ小中学生8人ほどが集った。地元からは生田源さん(石野中1年)と、浦野迅さん(中金小3年)が参加した。
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 地域外の子どもたちは前区長の安藤範吉さん(73)から、祭りの趣旨を聞いたりビデオを見たりして祭りについて学んだ。また、たいまつの振り方も教えてもらっていた。夕刻前にはひとり一人に「額」と呼ばれる行灯が手渡された。

 夜7時、打ち上げ花火の合図でもっと読む.pdf





鉄砲隊 合同訓練実現へ

4面写真①・宮口棒の手2008.jpg 祭りで火縄銃を使用している豊田市内各地の鉄砲隊が集まり、今年10月に初めての発砲訓練会を開催することになった。

4面写真②・四郷鉄砲.jpg 鉄砲隊は本来、祭りの献馬を警固する目的で、棒の手隊とセットで組まれるもの。伝統芸能だが銃刀法のしばりで自由に練習できないのが悩みだ。今回の発砲訓練会は豊田市棒の手保存会の柴田和則会長が豊田警察署に通い、ようやく許可が下りて実現したものだ。柴田会長は地元四郷の祭りに鉄砲隊を復活させるため、自ら古式銃の研究会に入って学び、実現させた人。粘り強い。

 豊田警察署管内(旧豊田・西加茂郡)で火縄銃を使う祭りは10カ所。今回の発砲訓練会は急な話だったためもっと読む.pdf

発想重視の人工衛星競技全国大会へ 県立豊田工業高校機械科

3面・豊田工業高校・写真.jpg 高校生による人工衛星競技「缶サット甲子園」の岐阜予選で、県立豊田工業高校の機械科3年生チームが優勝し、8月17〜19日に秋田県能代市で開催される全国大会に出場する。

 この競技会は空き缶サイズの模擬人工衛星をバルーンやロケットで上げ、放出〜落下〜着地の間に自ら設定したミッションを遂行するもの。その創造性と技術力を競う競技だ。主催は「理数が楽しくなる教育」実行委員会。JAXA宇宙教育センター等も共催している。

 愛知県内からの出場は今回の豊田工業高チームが初めてもっと読む.pdf

合併でみえた地域特性 第5回農村舞台アートプロジェクト 

農村舞台.jpg 豊田市の農山村地域に点在する〝農村舞台〟を活用して文化イベントを催す「農村舞台アートプロジェクト」が9月から始まる。今年で5年目の恒例事業だ。主催は(公財)豊田市文化振興財団。今年は文化庁の助成金も受け、市や市教委との共催で行われる。

 文化振興財団が同プロジェクトで行った調査により、新豊田市域に84棟もの〝農村舞台群〟が存在することが明らかになった。市町村合併によって新たに浮かび上がって見えてきた、豊田市の地域特性だ。

 市内に点在する農村舞台の中には本格的な地芝居ができる舞台もあるが、大半は集落のお祭りで余興に使われる程度の小規模なものであることも分かってきた。かつてこの地域で農村舞台の建設ブームが起き、集落ごとに建設したのだろうと考えられている。そのほとんどは高度成長期以降は使われなくなった。

 同プロジェクトは豊田市の地域特性とも言えるこの農村舞台を活用し、地域の伝統文化の再生や新たな地域文化の創造につなげようという事業だ。同時に、市民の誇りとなるような豊田ならではの新たなアート活動を展開しようとしている。

 主催者側は当初からもっと読む.pdf

駅前通り座込み禁止に おいでんまつり

6面・おいでん写真①.jpg 豊田おいでんまつりの実行委員会(事務局=市商業観光課)が8日、花火大会の時に、駅前通り車道上での〝座り込み見物〟を禁止すると発表した。

 昨年、京都府福知山市の花火大会で悲惨な火災事故が起きたことから、全国のイベントで安全対策が強化されている。豊田おいでんまつりも露店への消化器設置を徹底。さらに、これまで安全対策で問題視されていた「歩行者移動の円滑化」や「緊急車両の通路の確保」にも力を入れることになった。

 花火大会時の駅前通りはこれまで、豊田大橋たもとの露店がボトルネックとなり、動けなくなった人が座り込んで花火見物していた。緊急車両は通れず、人が移動できるのも歩道だけだった。

 今回の変更と規制は次の2点だもっと読む.pdf

『里のラブレター』 

3面・海老沢さん.jpg 豊田市小原地区の市民グループ「あいらぶ小原」が発行してきた『里のラブレター』が、7月1日の第50号で最終号となった。「より元気に、より魅力的に」をテーマに、2010年6月から発行し続けてきた地元の月刊便りだ。

 代表の海老澤咲子さん(55・李町)は最終号に、小原のIターン者歓迎会につい.jpg発行終了の理由や読者への感謝を書き、前洞町で行われた「Iターン者の結婚披露宴・歓迎会」=上段に詳細記事=や、永太郎町で公開した菖蒲園などを掲載した。

 『里のラブレター』では、小原地区の出来事や人物などを方言を交えながらもっと読む.pdf




豊田地区ロータリー・ライオンズ新体制スタート

豊田地区の5ロータリークラブと、7ライオンズクラブの新体制が7月1日にスタートした。仕事を通してこども園や学校と縁の深いお二人に、活動内容や想いを聞いた。

豊田ロータリー 幹事㈲稲垣写真館 代表稲垣利彦さん

ロータリークラブ・稲垣社長.jpg貞島記者 稲垣写真館では市内の多くのこども園や小中高校の卒業アルバムを作っていますね。どの様な形で制作依頼が増えてきたのですか。

稲垣さん 先生や保護者の方が当社のアルバムを見て電話を頂くことが多いです。今年は新たに2校増えました。

貞島記者 学校の年間行事は重なることが多いので大変でしょうね。

稲垣さん 綿密な計画を立てることが第一です。特に入学シーズンはバイトだけでも約20人来てますね。

貞島記者 卒業人数の少ない小規模校のアルバム作りは、採算面で厳しいのではないですか。

稲垣さん 卒業アルバムを作っていない学校もありますし、学校から継続を心配されることもありますが…もっと読む.pdf

豊田ライオンズ 前会長 クリーンスタジオ㈱ 代表 田中久勝さん

ライオンズクラブ・田中社長.jpg貞島記者 田中さんは20年以上にわたって、小学校などで「便器磨きは心磨き」という活動を続け、児童たちと一緒にトイレ掃除をしているそうですね。

田中さん トイレ掃除をさせてもらうことで私自身、謙虚さや原点に戻る心を学ばせてもらっています。子ども達から学ぶことも多いですよ。

貞島記者 この活動を始めたきっかけは何だったのですか。

田中さん オイルショックで仕事が減っていた頃、ある経営セミナーで、イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏が書いた冊子『凡時徹底』に出会ったんです。鍵山氏はトイレ掃除の大切さを世間に広めた人です。当たり前のことを徹底的に行う鍵山氏の姿勢にたいへん心を打たれました。偶然ですが…もっと読む.pdf

W杯もっと知って楽しもう

4面・スポーツと体育の図書館.jpg いまブラジルで開催中のFIFAワールドカップに合わせて、豊田市足助町城山49の2の「NPO法人体育とスポーツの図書館」が、特別企画展「サッカーが見えてくる・W杯が読めてくる」を開いている。期間は今月13日まで。

 これはサッカー関連の本や資料を公開・展示することで、平和の希求や人種差別反対、フェアプレー運動などのメッセージを伝えるもの。公開・展示品は約800点。サッカーの成り立ちやW杯の歴史・各国の取り組み、観衆の精神などがわかる。今大会出場32チームのスローガンや代表選手の似顔絵がかかれたパネル、選手が使っているシューズの展示もあり、盛り沢山の内容となっている。 

 同図書館の成瀬徹理事長は…もっと読む.pdf

障がい者が東北被災地支援 踊りで支えたい

4面・三好ソーラーボンバーズ.jpg 障がい者中心のメンバーでつくる「三好ソーランボンバーズ」が、7月26・27日に宮城県仙台市でダンス公演を行うため、練習に励んでいる。
 同団体は愛知県立三好特別支援学校(旧・三好養護学校)の高等部生徒や卒業生、保護者、教員有志で2001年に結成。同校に勤めていた教員の小笠原かをるさん(豊明市)が代表を務め、登録団員は約100人いる。活動目的はメンバーの表現力を向上し自信を育むとともに、仲間や地域とのつながりを深めること。名古屋で開催される「にっぽんど真ん中祭り」へ参加するほかもっと読む.pdf

小規模特認校中学にも拡大を 鈴木アキラ市議と太田稔彦市長対談

2面・アキラ・市長対談.jpg 豊田市足助地区の鈴木章市議(50)と太田稔彦市長の市政対談が15日、足助交流館の飯盛座で行われた。これは鈴木市議の後援会の総会で行われたもの。前段で太田市長が20分ほど講演したあと対談に入った。

 多くの課題がある中で、話題の中心になったのは「地域に子どもを増やすこと」。旧町村地域が軒並み子どもの数を減らしている中、足助地区だけは増加傾向にあり=先週号で既報=、明るい雰囲気で前向きに話し合われた。

 前段の講演で太田市長は「自分の子どもを都市へ出しておきながら、それ以上の数のIターン定住者を都市から呼びたいというのはどうか…」と本音を語り、「まず自分の子を外に出さないこと。二番目に、出した子を呼び戻すこと。最後の最後に、都市からIターン定住してもらうことでしょう。いずれも地域が誇りと愛着に充ち満ちていることが必要だと思います」とも話した。

 対談では鈴木章市議が「小規模特認校制」の拡大を話題に挙げた。

 この制度は、都市に住む児童が指定された山村の小規模校に入学・転学できるもの。足助地区では冷田小と則定小が指定されている。

 鈴木市議は「小規模特認校制の2校が上手くいっている。今は小学校の統合論を進めるより、小規模特認校制の拡大を考えるべきではないかもっと読む.pdf

文化人本多氏の思想と新民芸を展開

 豊田市平戸橋町にある「民芸の森」の平成27年度一般公開に向け、市は1日、利活用の方法について話し合うワークショップの第2期をスタートさせた。

 「民芸の森」は、豊田市出身の実業家で、郷土の文化発展に尽力した故・本多静雄氏の旧自邸敷地(約1万4400㎡)。田舎家や茶室、狂言舞台、屋敷林などがある。かつては桜の花見とともに本多氏収蔵の陶器類を公開する「観桜会」が催され、多くの人で賑わった。平成20年度からは寄贈と購入によって市が所有しており、民芸の普及に活用していく計画だ。 

 ワークショップは昨年度に第1期(4回開催)を終えており、今回行われたのは第2期の1回目。昨年の検討内容を踏まえ、具体的な計画をつくり実践していくものだ。参加者は一般公募で申し込んだ38人。昨年から参加している本多氏の親族、地元陶芸作家、地元の平戸橋自治区長ら約20人も含まれている。今期から豊田高専の学生も参加している。

 初回の今回は、昨年の活動内容や、「民芸の森」利活用の基本方針が市職員より説明された。また参加者を次の3つの分科会に分けもっと読む.pdf

子ども作曲オケと共演 みよしサンアートで6月1日

3面・みよしコンサート.jpg みよし市三好町でヤマハ音楽教室「楽器晴海堂㈱」を営む伊藤安信さん(79)が6月1日、市文化センター・サンアートで東日本大震災復興支援コンサートを開催する。今回で4回目だ。

 これは、宮城県名取市の海岸林再生へのクロマツの植樹支援を目的としたもの。クロマツはみよし市の〝市の木〟でもあり、伊藤さんは名取市の海岸林の被害を知った当初から「放っては置けない」と思ったそうだ。晴海堂では20年ほど前からフィリピンなどで植林支援を行ってきたという。

 今回のコンサートでは小中学生がつくった曲がオーケストラとの共演で

能舞台でジャズ 豊田市能楽堂     2014.5.30

2面・能楽堂・ジャズ.jpg 豊田市中心市街地一帯で25日、「豊田ジャズスクエア・ビッグフェスティバル」が開かれた。今回で3回目。主催したのは市駅前通り南開発㈱らでつくる実行委員会だ。

 このイベントは、市街地の活性化とコモスクエアの7周年を記念して行われたもの。さらに今回は中心市街地の施設をより知ってもらおうと、市能楽堂、挙母支院、浄久寺、三区会館が新たな会場に加わった。

 市能楽堂で18時半から開かれたスペシャルステージでは、座席が指定されていなかったせいか、開演1時間ほど前には多くの来場者で列が出来ていた。

 トップステージを飾ったのはジャズボーカリストのたなかりかさん(広島県出身)ともっと読む.pdf

第3回橋の下世界音楽祭に観客8千人

橋の下.jpg 今年で3回目の「橋の下世界音楽祭」が5月16・17・18日の3日間、今回も豊田市街地の「豊田大橋の下」一帯で開催され、これまでで一番多い大聴衆を集めた。3日間で8千人と推定される。

 中国、韓国、モンゴル、インドネシアのアジア地域と、国内各地域の実力派の約40楽団(芸能集団を含む)から300人余のアーティストが出演した。主流は自立運営の大規模ロックフェスティバルだった。

 主催は豊田のロックバンド「タートルアイランド」(永山愛樹代表=豊田市曙町)とその関係団体。出演団体の魅惑的に高い演奏水準、楽団自立運営の理想主義、高い道徳心と人間の面白さ、開催規模の大きさ…。その人間群像の不思議さ、めずらしさが開催地豊田では定評になった。音楽祭への協賛支援や一般市民参加が増える傾向。

 今年の特徴は、従来からの大ステージのほかに小ステージを増設、さらに公園内に草原ステージを開いたことだ。参加者は親子づれ世代中心だが、子どもらの各種パフォーマンス見物、自由遊びも可能になった。

 今回の音楽祭会場になった河川公園はゴミ散乱、放置のメッカ。音楽関係者はゴミを出さない。少量出ても主催者がすぐに片付ける。この良きマナーが一般に伝染し、新しい文化が育つだろうと環境団体は予想する。そういう空気だ。

 今回も電気会社の篤志でソーラシステムが導入され、音楽祭の全電力を自給できた。1億円相当の篤志協賛だ。

 音楽祭の昨年支出は約7百万円。主催者側は会場物販と観客の会場寄付(投げ銭)で全額をまかなった。主催者側の「ぬ組」(火つけ役の意)という宣伝楽団が大きな桶をつんだ荷車を引き、投げ銭投入を訴えた。「入場無料ですが何事もタダではできません。音楽祭を立てるために…」。数百万円が集まるようだもっと読む.pdf

写真は18日夜8時頃。3日間にわたるイベント全体のフィナーレの模様。

対談・第3回橋の下世界音楽祭

3面・橋の下の音楽祭・写真.jpg
新見幾男記者 矢作川豊田大橋の「橋の下世界音楽祭」は今年3回目ですね。主催者であるタートル・アイランド楽団の歴史は。

永山愛樹さん 豊田市で1999年設立、いま楽隊13人、スタッフ含め20人ほどです。

新見記者 タートル・アイランドとは。

永山さん 亀の島。

新見記者 川の亀? 海亀ですか?
 永山さん 海亀。母の母胎、地球の意です。

新見記者 海亀楽団の最近史は。

永山さん 2010年、名古屋大須の歌舞伎役者原智彦氏と組み、名古屋能楽堂で「パンク歌舞伎マクベス」を6回上演。タートル・アイランドがオリジナルスコア全25曲をナマ演奏した。能楽堂始まって以来の観客動員3千人を記録しました。

 2011年、能楽堂2回目「パンク歌舞伎リア王」公演、2012年の能楽堂の3回目「パンク歌舞伎逆夢」公演も大成功でしたね。

新見記者 そのあとが豊田大橋の「橋の下世界音楽祭」ですね。今年3回目の「橋の下」が終わると、また海外公演へ…。

永山さん そうです。5月末には再び北京公演が決まっている。続く7月のヨーロッパ公演が長い。18万人の観客を動員するイギリス最大の音楽フェスティバル「グラッドストンベリフェスティバル」のメインステージ出演が決まっている。このあとイギリス、ポルトガル、オランダ、ドイツに総勢15名で演奏ツアーです。

新見記者 永山さんは豊田大橋の舞台で、ボーカルで歌いまくっていましたね。あれはぜんぶ即興ですか。

永山さん いや、たくさん歌うが、曲はきめています。楽隊の楽器は和太鼓、篠笛、あたり鉦などの伝統楽器に西洋楽器のギター、ベース、サックスなどもまじる極東八百サウンドです。

新見記者 永山さんは演奏場所として「橋の下」を好みますか。

永山さん そうです
ね。昔から橋の下は人々が歌い踊り酒を呑み、語り合ってきた大衆芸能の発祥の地でした。そういう伝統の中で生きたいですね。

新見記者 永山さんたちのライブは数千の人を集めますが、ゴミを全く残さない。使う前より後の方がきれいに…。

永山さん バーベキューの人はひどいです。野外演奏の時、トラックに何ばいものゴミを片付けたことがある。音楽関係の人はああいう段階は卒業したともっと読む.pdf

豊田文化賞に佐々木嵓邦さん

  (公財)豊田市文化振興財団が平成26年度の「文化表彰」「青少年表彰」「特別表彰」の受賞者を発表した。表彰式は豊田市民文化会館小ホールで6月1日午後3時から行われる。

 「文化表彰」は36年目の歴史あるもの。今年度は豊田文化賞の佐々木嵓邦さんを始め4部門で16人が選ばれた。10年目を迎えた「青少年表彰」は2部門で4人・1団体を表彰。「特別表彰」では文化新人賞として3人が表彰される。受賞者は次の皆さん。

豊田文化賞
 多年にわたり地域の文化芸術振興に尽力し、その業績が最も文化的と賞賛される人を表彰する「豊田文化賞」には、書道家の佐々木嵓邦さん(87・明和町)が選ばれた。

 佐々木さんは昭和の三筆といわれた故手島右卿氏に師事。師ゆずりの典雅で気品にあふれた作品は書道界から高く評価されている。昭和56年に豊田書道連盟を設立し初代理事長に就任。各流派、会主を束ねて連盟発展に尽力し、市の文化振興に功績を残した。毎日書道会名誉会員もっと読む.pdf

ダンスで認知症予防

 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は今年度、社交ダンスや楽器演奏が認知症予防にどれほど効果があるか検証する実証実験を本格スタートさせた。プロジェクトには豊田市のセウチダンススクールも加わっている。

2面・ダンス認知症予防・写真.jpg 社交ダンスをしている人は、高齢になっても認知症になりにくいと言われる。有酸素運動をしながらステップについて考えることで、脳のさまざまな部分が活性化し、認知症の予防になるのだという。同じような効果は楽器演奏にもあると言われている。

 こうした非薬物療法による認知症予防の効果を検証しようと、国立長寿医療研究センターがプロジェクトチームを組み、脳活性化プログラムの実証実験を始めた。

 社交ダンス部門のチームは昨年夏から動き始め、MRIで脳検査を受けた認知症予備軍の80人を対象に、この4月からダンス教室をスタート。今後10カ月間で40回開催して脳の変化を調べる。このプロジェクトチームに豊田市内から唯一参加しているのが、貝津町にあるセウチダンススクールの前田眞理子さん(63)だ。

 全40回のカリキュラムはもっと読む.pdf

農+商+飲食で豊田の名産品 農の6次産業化を補強

 豊田産の農畜産物を使った商品のブランド化に向け、農業・商業・飲食業の連携による新たな取り組みが始まった。核として設立された「とよたん本舗有限責任事業組合」の代表組合員・板倉昌英さんに取材した。

4面・とよたん本舗・写真.jpg 近年〝農業の6次産業化〟が注目されている。1次産業である農家が、食品加工(2次産業)や流通・販売(3次産業)にも携わり、農業を活性化しようという考え方だ。TPPに負けない強い農業をつくるためにも必要だと言われている。さらに豊田市の場合、手みやげになる名産品が少なく、その開発も6次産業に期待されている。





 しかし現実には、個々の農家は忙しく、ノウハウがない異分野へ挑戦するのはハードルが高すぎる。打ち上げ花火で終わってしまう例が多い。

 そんな6次産業化の弱点を補い、本気で豊田の名産品を創ろうと設立されたのが「とよたん本舗組合」だ。ねらいは、農業・商業・飲食業がそれぞれの得意分野で力を出し合うこと。つまり、①農家は農家に徹して良い食材を作り、②飲食店は美味しいレシピを考え、③商業者は加工と販売を考える、という形だ。

 もちろん、1つの分野だけが儲けるようでは成り立たない。とよたん本舗組合が核となって調整しもっと読む.pdf

森の中の感動を絵に ㈱鈴鍵の新宅雄樹さん     2014.05.02

2面・新宅さん油絵展.jpg 豊田市高橋地区美里の画家・新宅雄樹さん(41)が、豊田市美術館の市民ギャラリーで個展を開催中だ。期間は今月4日まで。会場には「日本人が感じる美的感覚」をテーマにした油絵約20点が並ぶ。
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 新宅さんは画家であると同時に造園土木などを手がける㈱鈴鍵(中金町)の従業員でもある。日常の大半を森林の中で過ごし、深緑の色や香り、風の音、木漏れ日など自然の中で受けた感動の断片をつなぎあわせて絵画に表現。「絵を描くためにもいまの仕事が必要不可欠です。その季節やその瞬間でしか体験できない自然がたくさんあります」と話す。目玉は…もっと読む.pdf

徳川家康公400年祭始動 豊田商工会議所中心にオール豊田で

2面・400年祭・会場写真.jpg 「徳川家康公400年祭記念大会」の発会式が豊田商工会議所で17日開かれ、2年間にわたる事業計画案が発表された。

 平成27年は家康公の没後400年にあたり、家康公と縁の深い岡崎市、浜松市、静岡市などの各都市で記念祭の準備が進められている。徳川家の始祖・松平家の発祥地である豊田市でも、商工会議所が中心になって下準備を進めてきた。今後は5月に実行委員会を立ち上げ、7月に事業内容を決定する予定。メイン事業は平成27年の秋だ。

 記念大会の会長を務める豊田商工会議所の三宅英臣会頭は、松平地区だけでなく「オール豊田でもっと読む.pdf

お寺と現代アートがコラボ 2014.5.2

3面・お寺でアート.jpg 豊田市松平地区岩倉町西脇71の顯正寺で、現代アートの展示会「お寺deアート」が開催される。期間は27日〜5月6日。今回で3回目だ。

 このイベントは住職の妻で彫刻家の白水ロコさん(43)が、寺を憩いの場として気軽に足を運んでもらおうと企画しているもの。また、名古屋を拠点に国内外で活動している現代アーティストのサークル「アート・トルネード・コミュニケーション」の発表の場でもある。

お寺でアート2.jpg 寺の本堂や境内には、約13人の個性的な作品を展示。クスノキを彫刻した白水さんの非現実的な生き物をはじめ、白色を基調とした焼きもの、絵画、イラストなどが並ぶ。

 初日の27日13時からは体を使って表現するダンスのワークショップや、ダンス・パフォーマンスを開催。現代アートが並ぶ境内で、女性3人が披露するダンスはもっと読む.pdf

現代アート読み解こう 豊田市美術館でギャラリートーク

2面・美術館.jpg 豊田市美術館で6日、現代アートの鑑賞入門「作品をじっくり読み解くギャラリートーク」が開かれた。

 この企画は、作品ガイドボランティアを交え、鑑賞者が対話しながら作品をより楽しく身近に感じようと行われているもの。今年で4回目。会場には約40人が集い、作品1点に1時間をかけ、意見を交わした。

 今回、題材となったのはもやしの絵。濃い青色を背景に2本のもやしがテーブルに描かれた作品だ。

 まず、全員が作品を間近で観た後に第一印象を発表。「なぜもやしを選んで描いたのかわからない」「もやしは擬人化されたものではないか」と…もっと読む.pdf

山車の修復手がけ50年 豊田市花本町鷹見建築棟梁 鷹見昌勝さん

3面・鷹見建築・写真.jpg 祭りの山車を数多く修復してきた宮大工・鷹見昌勝さん(69)。豊田市花本町にある㈲鷹見建築の作業場を訪ねると、ちょうど高橋町の山車の新しい車輪を完成させたところだった。

 鷹見さんが初めて山車の修復に携わったのは、宮大工だった父親のもとで修行して4年目。以来50年近くに渡って南町、竹生町、西町、東町、中町と、挙母祭りの山車を修復してきた。武豊町の山車を一年以上掛けて大修復したこともあるし、挙母地区宮前町の山車を新造したこともある。今年も再び南町の山車を大修復したばかりだ。

 部品の新造で最も難しいのは梶棒だと言う。使うのはケヤキの曲がり材。2本で約180万円と高価なうえ、製材するまで内部の状態が分からない。梶棒の新造だけは引き受けると「勘定に合わない」のだそうだ。

 材料の調達が難しいのは車輪だ。今回高橋町の車輪に使ったのはカメルーン産のアパ材(アフリカ欅)だが、この大径木がもう輸入できなくなり、手に入らないという。今後は集成材で作っていくしかないそうだ。

 これだけ高価な材料を使う仕事だが、依頼する側がそのことに配慮してくれないのが鷹見さんの辛いところだ。

 文化財である山車の修復には行政の補助金が使われる。ただ、行政のゴーサインが出るのは半年前。それから材を購入していたのでは乾燥させられない。仕方なくもっと読む.pdf

菊石×はっぴー農産コラボ

4面・菊石×はっぴー農産・写.jpg 豊田市猿投地区の地酒「菊石」の浦野酒造と、同じく猿投地区で大規模に米生産を手掛けている「㈲はっぴー農産」がコラボレーションし、地産地消の〝猿投の清酒〟が誕生した。来週末20日の酒蔵開放イベント=下記事参照=で発表する。

 浦野酒造の杜氏・新井康裕さん(40)と、はっぴー農産の取締役・黒野貴義さん(34)は、同じアパートの住民だったという縁がある。酒造りと米作り。分野は違うものの、米を扱う職人同士として「一緒に酒を造れたらいいね」と話していたそうだ。地産地消が近年注目されるようになり、酒造り用の精米所が対応してくれて、今回自然に実現した。

 一緒に仕事をしていると、お互いの分野の法規制や米を見る視点の違いなどもっと読む.pdf

桜をいける 鈴木真幸登展       2014.4.18

3面・信教さん.jpg 豊田市猿投地区越戸町の観音院住職で市華道連盟理事長の鈴木真幸登さん(住職名は信教・65)が、豊田市民文化会館A展示室で19・20日、個展「桜をいける」を開催する。

 鈴木さんは京都府内の大学を卒業後、大覚寺で仏門の修行をしながら華道の稽古をはじめ、40年以上続けてきた人だ。大覚寺は華道嵯住職.jpg峨御流の家元でもある。修行中には、西行法師ゆかりの寺として知られ、桜の名所としても有名な勝持寺で心身を癒してきたそうだ。

 今回の個展では、西行法師が桜を題材に詠んだ和歌を念頭においた大作をはじめ、華道の集大成として…もっと読む.pdf

廃線から10年を写真展に 三河線の元運転手が撮った100点

3面・産業と暮らし発見館・写.jpg 豊田市近代の産業とくらし発見館=喜多町=で4月6日まで、企画写真展「あれから10年〜名鉄三河線廃線区間〜」が開催されている。観覧無料、月曜休み。廃線直前の姿から現在までの10年間を観ることができる。

 展示作品を撮影したのは、三河線で28年間勤務した名鉄職員OBの新實守さん(76・西尾市)。退職後、廃線が予定より早まったことを知って、変わっていく三河線の姿を後世に伝えようとカメラを購入したそうだ。

 展示作品はレールバスの姿を写したものや、廃線後の四季を写したものなど約100点だ。また新實さんが同館に寄贈した写真集等も見られる他、視聴覚ライブラリーが平成15年に制作した約14分の映像作品「消えゆく路線・猿投─西中金」も放映されている。

 その他に、名鉄の制服や廃線当時の記念品、同館所蔵の駅看板やもっと読む.pdf

驚きと満足感 Magic Bar Piero

3面・マジシャン・写真.jpg 目の前のマジックに何度も度肝を抜かれ、店を出る時には愉快な満足感でいっぱい。豊田市美里のマジックバー「ピエロ」はそんな店だ。

 店主でマジシャンの柏木淳二さん(36)は岡崎市北部の人。25歳の頃みたテレビ番組がきっかけで独学でマジック始めたそうだ。サラリーマンをしながら名古屋市内のマジシャンに習い、アシスタントも務めた。自動車の信号待ちでもカードを持つほど練習に没頭したそうだ。

 マジックバー「ピエロ」をオープンしたのは今年の1月中旬。最初は不安もあったそうだが、会話とマジックでお客さんを楽しませるのが大好きな柏木さん。自身も楽しんでいるのが分かる。

 マジックにもいろいろな形態があるが、柏木さんが得意としているのは至近距離で見せるクロースアップ・マジック。記者が見せて貰ったのは、トランプカードや、輪ゴム、ワイングラス等を使ったマジックだ。目の前で起こる現象に驚きっぱなしで、タネや仕掛けを探す気にならないほど…もっと読む.pdf

新修「豊田市史」編さん中 広大な市域調査

4面・新市史・写真①.jpg 15年の歳月をかけて全25巻を刊行する新修『豊田市史』の編さん事業が着々と進行中だ。旧図書館内の文化財課「市史編さん室」を訪ねてみた。
 編さん作業がスタートしたのは平成19年度。前回の市史刊行から30年以上経ち、また市町村合併で豊田市が広域になったため行われているものだ。年間予算は約1億3千万円。リーマンショック後の予算半減でスケジュール見直しもあったがもっと読む.pdf








郵便物のおもしろ展

4面・郵趣展.jpg 郵便に関する物や記念コインなどを収集している「ぷらちな倶楽部・郵趣同好会」が、豊田市中央図書館5階ロビーで展示会を行う。期間は16日から30日まで。

 この企画は、昭和30年前後の切手ブーム時代に小中学生だった世代が、「集める」ことにこだわり収集してきた品々を多くの人に楽しんでもらおうと行うもの。会員7人が記念切手をはじめ、ユニークなハガキ、コインなど多種多様なコレクションを…もっと読む.pdf郵便物のおもしろ展・封筒.jpg

とよた食と農ビジネス交流会に出展

 豊田商工会議所主催の「第5回とよたビジネスフェア」=約100社参加=と、JAあいち豊田などでつくる実行委員会主催の「第4回とよた食と農ビジネス交流会」=約50事業者参加=が、先週末5・6日、初めて合同開催の形で行われた。会場のスカイホール豊田には2日間で約4900人が訪れ、1200件以上の新たな商談が行われた。
 食と農ビジネス交流会に出展していたお二人に話を聞いた。

3面・アイサク須藤さん写真.jpg 株式会社アイサク(豊田市広久手町)は、家畜の糞や下水道汚泥などを「バイオマ…ス燃料」としてリサイクル利用する新事業モデルを出展していた。江南市の㈱アクトとの共同事業だ。

 ㈱アイサクは自動車の車体部品成形用大型プレス機械などを製造している会社。その技術を生かして開発したのが、送風のみで蓄糞や下水道汚泥を脱水し、短時間で固形燃料化する装置だ。

 通常、送風だけで蓄糞や下水道汚泥を乾燥させようとすると、表面が乾いて殻状になるため内部は乾燥しにくい。焼却するには大量の化石燃料を使うのが普通だ。ところが、㈱アクトが開発した脱水促進剤を混ぜ込むことで、送風だけで、短時間で内部まで乾燥できるという。

 ㈱アイサクが開発した脱水装置は、ドラムを回しながら風を送って乾燥させる仕組み。含水率85%ほどの蓄糞が、6時間ほどで16%まで下がるという。臭いもかなり減っていた。

 この事業モデルでは、例えば、畜産農家からでる糞を固形燃料化し.…もっと読む.pdf

川の環境やイジメ問題テーマ 子どもシンポジウム 2014.02.28

子どもシンポ.jpg 子どもシンポ.jpg 豊田市のまちづくりについて調査や研究をしている「子ども会議」の子ども委員が主体となり、2日に「子どもにやさしいまちづくりシンポジウム」を開催した。会場の豊田産業文化センターには小中学生や保護者ら176人が集った。

 これは、子ども委員が日頃の活動を発表することで市政へ意見表明するとともに、子どもにやさしいまちづくりを考えるきっかけにしようと企画されたもの。

 第1部では小学5年〜高校生の子ども委員31人の代表者が、交流館の使い勝手、川の環境、交通安全など5つのテーマについてそれぞれ発表した。

 第2部では、5つのテーマごとに別れ、子ども委員と来場者が意見交換するポスターセッションが行われた。

 交流館について調べたチームは、交流館の目的をクイズ形式で来場者に質問。活動内容や説明を聞き終えた子どもから「卓球ができるスペースはつくれないのか」「高校生が勉強をしていると小中学生が使えるスペースがない。何とか工夫して欲しい」などの意見が出ていた。

 川の環境について調べたチームは、市内の川で行われているイベントや外来種の魚などについて紹介。来場者の子どもからは「外来種が川の生態に悪いというより、川に外来種を捨てる人間が悪い」「川のイベント情報を知りたい」「個人でも川の生態調査はできるのか」など活発な意見が出ていた。

 イジメ問題についても関心が高く、子ども委員は「イジメを完全に無くすのは難しい。イジメの起こった後の対策が必要です」と話していた。解決方法として相談施設の紹介方法の工夫などをあげていた。

 ポスターセッションから参加した太田稔彦市長は「情報化社会のなかネットから情報を手に入れることが増え…

市政功労者に吉田允昭さんと小田桐勝巳さん              2014.03.7

6面・市政63年式典・写真.jpg 豊田市政63周年記念式典が3月1日、豊田市民文化会館小ホールで開催され、来賓や受賞者ら約450人が集まった。

 毎年行われているこの式典は、市の発展に貢献した人たちを顕彰するもの。新たな市政功労者として元教育長の吉田允昭氏(72)と、元教育委員長の小田桐勝巳氏(75)の2氏が推挙された。また豊田市表彰では、様々な分野で活躍してきた106名・16団体が表彰された。市表彰の受賞者はもっと読む.pdf


社会貢献活動をビジネスに                    2014.02.28

4面・起業家セミナー.jpg 社会貢献活動をビジネスにしている起業家たちを講師にした「とよた流ソーシャルビジネス講座」が22日、豊田市のとよた市民活動センター主催で行われた。

 ソーシャルビジネスとは、社会的課題の解決を図るため持続可能な事業を展開すること。今回の講座は社会貢献活動を仕事に繋げたいと考えている人たちが、既に起業している人から話を聞くことで、起業のきっかけづくりにしてもらおうと行われたものだ。26年度からスタートするソーシャルビジネス講座のプレ事業でもあった。

 講師には環境学習や省エネ活動などに取り組んでいる「NPO法人とよたエコ人プロジェクト」の坂本竜児代表理事(39・西町)、障がい者の就労支援づくりを行っている「NPO法人まほうのらんぷ」の谷澤雄樹理事長(34・上原町)、生産者主導型農業を提案する「松本自然農園」の松本直之さん(37・坂上町)の3人が招かれた。

 講師3人は起業のきっかけや起業するに当たっての準備などを語った。起業するにはパートナーや家族の承諾・理解が必要であること、働いている場合は会社を辞める勇気・覚悟が求められることをあげていた。

 坂本さんは「相手が喜ぶことをやる」「ネットワークが大事」と話し、谷澤さんも起業にあたってもっと読む.pdf

農業6次産業化の課題 商品つくっても売り場ない 夢農人とよた    2014.02.28

3面・夢農人・写真①.jpg鋤柄雄一会長 農家が6次産業化に取り組んで新しく商品を作っても、現状では、それを売る場所が無いという問題があります。

 夢農人では地元の洋菓子屋さん等に連携してもらい、メンバーが作った農作物の商品化に取り組んでいます。どうしても単価が高くなるので日常的に食べるものは難しくて、おみやげ商品になるのですが、豊田にはそういうおみやげ商品を売る場所が無い。我々がハコモノを造るのは難しいですが、あいている建物やスペースを使わせて頂ければ、違う展開があると思います。

大橋鋭誌副会長 地元のお店とのコラボ商品は豊田の米でつくったお酒もあるし、豊田の小麦で作ったうどんもある。豊田の豚で作ったウインナーもあります。鋤柄会長が言ったように、こういう商品を売る場所が欲しいですね。

 専業農家をやりながらだと、夢農人マルシェ(市場)も月2回が精一杯なんです。毎日店を開くには人を雇わないといけないので足踏みしてしまう。良い商品があって、毎日でも買いたいお客さんが居るのに、やれない。そのジレンマを何とかして打開したい。市として今後そうした売場を作る構想はありますか。

太田稔彦市長 豊田市を訪れたお客さんに豊田のいろいろな産品を知って貰う「ウェルカムセンター」みたいな場所が欲しいという話は前々からあったんです。エコフルタウン内の地産地消ハウス・ホガラカに設けた販売コーナーはそういう考えのものです。ただ、保存のきかない商品は置けない。そこが課題ですね。

 これまでエコフルタウンに訪れた7万人のうち、2万人は市外からのお客さんなんですよ。必ずおみやげを買っていく人たちなのにもっと読む.pdf

健常者と障がい者 ダーツでプレイ交流   2013.02.21 

3面・ダーツ写真.jpg 健常者と障がい者が一緒に楽しむ「交流ダーツ大会」が16日、豊田スタジアムで開催された。

 これは誰でも一緒に楽しめるバリアフリー・スポーツとして高橋スポーツクラブが主催しているもので、今回が4回目。豊田ライオンズクラブ杯となって2回目だ。

 スタッフ兼出場者として高橋中学生、大豊工業ボランティア委員会、中京大学レクリエーション部、高橋スポーツクラブ青年ボランティアサークルも協力し、約200人で盛り上がった。

 同スポーツクラブの中村綋和会長も「障がい者のプレーを見て下さい、僕らよりも上手いでしょう。若い人たちが楽しみながら手伝ってくれるので良い交流になってます」と楽しそうだった。

 ダーツは床に穴があく恐れがあり会場探しに苦労するが、スタジアム地下のインタビュールームは広く、床がカーペット敷きなので絶好の環境なのだそうだもっと読む.pdf

意見書を市長へ提出 豊田市外国人市民会議    2013.02.21 

豊田市外国人市民会議.JPG 豊田市で暮らす外国人でつくる「外国人市民会議」が12日、太田稔彦市長に外国人をめぐる問題などについての意見書を提出した。

 この会議は、外国人の抱える諸問題を述べる場を確保し、国際施策に活かそうと、昨年7月に市が発足したもの。委員数は10人で、国籍は中国、ブラジル、台湾など8ヶ国。委員長は中国人の任利民さん(56・挙母町)が務め、会議はこれまでに3回行われた。

 意見書では大きな問題点として「言葉とコミュニケーション」「教育」「日本人と外国人のそれぞれの意識」の3点がもっと読む.pdf

新ペアで世界の大会に挑む セウチダンススクール瀬内英幸さん

3面・瀬内さん・写真.jpg 豊田市貝津町にある「セウチダンススクール」=瀬内博典代表=の講師で、プロ競技ダンサーの瀬内英幸さん(27)が、今月23日に日本武道館で開催される「アジアオープンダンス選手権大会」に新ペアで挑む。

 瀬内さんは伊保小学校、保見中学校の出身。実家がダンススクールという環境で育ち、5歳でダンスを始めたそうだ。21歳でアマチュアの全日本大会で優勝し、その年にプロへ転向した。国内トップクラスのダンサーだ。同じくプロダンサーの兄・孝幸さん(31)とともに同スクールを牽引している。

 社交ダンスは社交の場であると同時に、若い人からお年寄りまで健康的に楽しめるスポーツでもある。さらに競技ダンスの世界まで高まると社交ダンスとは一線を画し、ダンサーはアスリートに近い。オリンピック競技への採用を目指す動きもあるほどだ。

 瀬内さんが今月出場する「アジアオープンダンス選手権大会」は、世界ランキングを総合ポイントで決める9競技会(7カ国)の1つ。世界のトップダンサーが集結する大きな大会だ。

 瀬内さんの新たなパートナーはモスクワ出身のベロニカさん(24)。イタリアで教えを受けている元世界チャンピオンのルカバリッキ先生に紹介され、昨年4月に初めて会ったそうだ。その後もイタリアでフィーリングを確かめてもっと読む.pdf

古老10人の語りが本に 足助の聞き書き

1面・足助ききがき・写真.jpg 豊田市足助地区の人々が、戦争と経済破綻、復興、繁栄の激動の時代を生きた市民の生活を文章記録を残そうと決めたのは、5年ほど前だった。

 聞き書きという手法が採用された。まだ元気な80歳前後の足助の古老たちが自分の生活体験を通して、足助の近・現代史を語った。それを若い世代が聞き取り、文章記録にした。この「足助の聞き書き」は、古老と若手が一対一の対話で綴った足助史の一断面であり、文学作品と思う。

 既刊本は第1・2・3集=写真=の3冊。今回第4集が完成し、来る2月9日(日)13時30分〜16時、足助病院南棟講義室で、第4集発表会がある。記憶を記録にするのは時間とのたたかいの一面があるがもっと読む.pdf

おいでん踊り審査2部門制に

 今夏の「豊田おいでんまつり」の基本計画案を発表し、話し合う第1回実行委員会が1月30日、市役所で開かれた。

 実行委員会(会長=幸村的美副市長)はおいでんまつりに関係する37団体で構成され、市商業観光課が事務局を務める。近年は踊り部会(本多勝幸会長)による提案が活発になり、またNPO法人おいでん(安本和外代表)が委員に加わったことで、市民目線で改良して行こうという雰囲気になってきた。今回提案された大きな変更点は次の通りもっと読む.pdf

地域資源の活用法映画の中から探る

4面・川村さんトムさん.jpg 豊田市は、平成26年度から地域資源とアートを組み合わせて人材育成を図る「とよたデカス・プロジェクト」を立ち上げる。このプロジェクトは地域資源をアートに結びつけ、意議や効果を考えながら人材育成を図っていくとともに市の魅力をPRしていく試みだ。

 市は同プロジェクトを立ち上げるにあたり、25日、ドキュメンタリー映画「産土」を市美術館の講堂で上映した。会場には約150人が集った。

 映画は国内の山間地で暮らす人々がそれぞれの想いや知恵、文化を紹介する内容だった。イノシシ等から農作物を守る知恵を紹介する女性や、林産業の衰退を心配する男性、狩猟を生業としてきた男性などが登場した。豊田市の中山間地域が抱えている課題と共通する場面もあった。

 映画終了後には映画制作に携わった英国人トム・ヴィンセントさんによるトークショーが行われた。トムさんは「日本人には神や仏、自然を崇める日本古来の風習や精神があることをもっと読む.pdf

茅ぶき屋根お色なおし 六所神社農村舞台

 豊田市松平地区坂上町の六所神社に、市指定の有形民俗文化財である茅葺き屋根の大きな農村舞台がある。その舞台の屋根の葺き替え工事が昨年12月末に終わった。

 今回の工事では4面ある屋根のうち、傷みが進んできた北側の全面を含む半分のみを実施。費用は約600万円で、市の補助金500万円と氏子23戸が100万を負担して完成させた。施工は三州足助屋敷の屋根の葺き替えも行っている長野県の専門業者が行った。

 六所神社の舞台は明治5年(1872)に建造されたもの。当時の氏子が総出で六所山から大木を切り出し、六所屋根葺き替え2.jpg引き出しに邪魔な岩を削りながら下ろしてきたという。市の文化財に指定されたのは昭和48年(1973)だ。

 舞台は間口14・5m×奥行き8・5mと規模が大きく、太さ82㎝×長さ11・7mもある正面の梁が目を引く。ほかの梁や柱も現在では調達できないような太い木材が大量に使われている。舞台構造も特殊でもっと読む.pdf

カンゾカシキ 豊田小原








縄文時代の美200点並ぶ 豊田市民芸館30周年企画展

4面・民芸館.jpg 開館30周年を迎えた豊田市民芸IMG_3493.JPG館(平戸橋町)が、記念企画展「縄文の美」を開催している。期間は3月2日まで。

 今回の展示は、縄文時代につくられた実用性を併せ持つ美術工芸品の価値を知ってもらおうと企画されたもの。会場には市郷土資料館が所蔵する土偶約40点を中心に土器など合わせて200点を展示している。

 女性の姿形を表現した土偶は、安産祈願や子孫繁栄など「祈りの造形」ともいわれる。胸のふくらみが特徴だ。土偶の表情にもそれぞれ特徴があり面白い。今回の目玉は、民藝運動の創始者で日本民藝館の創設者の柳宗悦が染色工芸家の芹沢銈介から寄贈された岩偶=写真=。岩石を削って成形され、彫刻された岩偶は高さ16㎝×幅19㎝ほどの女性を表現したものだ。顔から指先まで、さらに首飾りまでも精細な彫刻がされている。また、前後ともに模様があるのが特に珍しいそうだ。柳宗悦は初めてこの岩偶を見たときもっと読む.pdf

春の七草セット 4万8000パック出荷

7面・七草・写真①.jpg 正月あけの7日の朝に食べる伝統行事食「七草がゆ」。一年の無病息災を願うとも、年末年始の祝膳や祝酒で弱った胃を休めるために食べるとも言われている。

 この「春の七草」を特産としている豊田市松平地区の生産農家では、年末も年始もなく収穫と出荷作業に追われた。JAあいち豊田の松平営農センターでは3・4日に、アルバイトを50人ほど雇って七草セットのパック詰め作業が行われていた。

 JAあいち豊田のセリ・七草部会(石原照子部会長・松平地区の5人)が七草セットの生産を始めたのは30年ほど前。もともとがセリの産地なので、高品質のセリが入っているのが特徴だという。

 かつては約8万パックを出荷していたそうだが、生産者の減少で8年ほど前には2万パックまで減少。しかし近年、若い生産農家=左記事の安藤源さん=が部会に加わったことで再び生産量が…もっと読む.pdf

91歳で乗馬楽しむ 豊田市陣中町羽根田恵美さん

12面・乗馬.jpg 心身の健康にと91歳で乗馬を楽しんでいる女性がいる。豊田市陣中町の羽根田恵美さんだ。 

 乗馬をはじめたのは80歳になってから。以前から興味があり、高校生の孫が乗馬をしている姿を見て、ぜひ自分もやりたいと思ったそうだ。魅力は馬上から見える風
景。週に一度、同市勘八町のホースファーム・エルミオーレ豊田に通っている。

 乗馬前には馬にニンジンを与えたり、ブラッシングしたりする。係員の手を借りて馬にまたがり、ゆっくりと馬足を進めながら馬上で腰を上げたり下ろしたりの基本訓練を行う。

 羽根田さんは「姿勢さえしっかり正していれば大丈夫」「うれしい、と思うことをやっているのが一番」と微笑んでいもっと読む.pdf

第11回全国高校生付け句コンクール 全国から1万6400句の応募

豊田市から全国へ発信している楽しい国語表現教育「とよた連句まつり全国高校生付け句コンクール」が今年も開催され、先月24日に結果が発表された。主催は公益財団法人豊田市文化振興財団と桜花学園大学。

 付け句とは、誰かの詠んだ「前句」の七七句に、ほかの誰かが五七五句を付けるコミュニケーション文芸。同大学客員教授の矢崎藍さん(豊田市)が中心となって、全国へ発展させてきた。11回目となる今年の前句は「知り合ってからたった10分」もっと読む.pdf

ラグビーW杯 豊田市前向きに立候補検討へ

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開催都市を決めるため、日本大会組織委員会は10月31日、試合会場の誘致に興味を示している全国各地の自治体に開催都市ガイドラインを配布した。立候補の期限は来年10月。豊田市でも年明けから立候補するかどうかを決める動きが本格化する。

 日本がラグビーW杯の開催地に決まったのは平成21年の夏。サッカー・ラグビー専用の豊田スタジアムは当初から会場候補に挙げられたがもっと読む.pdf

山村農家のくらし都市住民に伝える いなかとまちの文化祭

2面・いなかとまちの文化祭.jpg 豊田市中心市街地のT-FACEシティプラザとペデストリアンデッキで1日、都市と農山村の交流イベント「いなかとまちの文化祭」が開催された=4面に関連記事=。主催は山村で活動している市民団体やNPOで組織された実行委員会と、とよた都市農山村交流ネットワーク。

 このイベントは都市と山村が交流することでお互いの課題を解決し合い、くらしを充実させようと行われたもの。今回で2回目だ。

 会場では山村農家がつくった野菜やジャムなどが販売されたり、間伐材を利用した建前体験などが行われたりした。このほか、農業をしながら音楽活動をするアーティストのライブも開かれ、多くの人で賑わっていた。

 シティプラザの野外ステージでは、いなかとまちを結ぶ活動に取り組んでいる団体がシンポジウムを開催した。

 高橋地区の寺を借りて朝市を開いている「グリーンママン」は、関わりの深い生産者を紹介。松平地区で松本自然農園を営む松本直之さんは「ネ
ットを利用して野菜を売るよりもっと読む.pdf

民芸の森27年度公開にむけワークショップ 旧本多静雄邸

3面・民芸の森.jpg豊田市平戸橋町にある「民芸の森」の平成27年度一般公開に向け、豊田市は24日、利活用の方法について話し合うワークショップを開いた。

 「民芸の森」は、豊田市出身の実業家で猿投窯を発見した古陶磁器研究家でもある故・本多静雄氏の旧自邸敷地(約1万4400㎡)。寄贈と購入によって平成20年度から市が所有している。

 市は来年度、コレクション収蔵庫の建替えや駐車場・散策路の整備を行うほか、利活用の具体策や市民主体の運営組織を検討する考えだ。

 ワークショップはその前段階として、茶室や屋敷林などを活用してどのように民芸の普及や文化活動を行っていくかを考えるもの。今年度中に4回開かれ、歴史文化施設を活用しているNPO団体との話し合いなども行われる。参加者は一般公募で申し込んだ31人。本多氏の親族や地元陶芸家、地元の平戸橋自治区長らも含まれている。

 初回の今回は、南山大学の濱田琢司准教授が講師となり、本多氏の活動や民芸について学んだ。地元の木本文也市議も利活用について参加者へ期待の言葉をかけていた。

 講義の後には参加者がそれぞれの考えや思いを発表。本多氏が開いていた観桜会の再現を願う声やもっと読む.pdf

百姓一揆物語が舞台劇に 義人・飯野八兵衛

三味線写真.jpg 長居紀章原作の百姓一揆小説『義人・飯野八兵衛』が、かとうさとる脚色で舞台芸術化され、24日市民文化会館小ホールで上演された。入場4百人、ほぼ満席の好成績。

 舞台は全11場・1時間半。邦楽師の六栁庵やそが絵本「百姓一揆物語」を読み聞かせる調子で、三味線弾き語りで当時の挙母藩の圧政や、猿投山麓4村(飯野・迫・舞木・四郷)の百姓困窮の状況を語り始めた。

 弾き語りはもっと読む.pdf

初出品の3人が市長賞を受賞 第51回豊田市民美術展

3面・豊田市美術展.jpg豊田市民が日頃の芸術活動の成果を発表する「豊田市民美術展」が、市民文化会館と市美術館ギャラリーで24日まで開催されている。

 同美術展は市と市教育委員会が主催し、本紙など24団体の協賛を得て開催。今年で51市美術展.jpg回目になる。日本画、洋画、彫刻、工芸、写真など7部門に374点の応募があり、このうち300点が入選した。最も出品が多いのは105点の写真の部門だ。

 初出品ながら市長賞を受賞したのはもっと読む.pdf

東海4県の鑑評会で「本醸造酒」首位賞 豊田の菊石

 名古屋国税局の清酒鑑評会が14日に開催され、管内4県(愛知・三重・岐阜・静岡)の約65場が3部門に計231点を出品。豊田市からは「菊石」の浦野酒造=四郷町=が「吟醸酒の部」と「本醸造酒の部」の2部門で優等賞に選ばれた。

 入賞はすべて優等賞で順位はないが、代表で表彰状を受け取る酒蔵が〝首位賞〟と言われている。浦野酒造は「菊石ひやおろし本醸造」を出品した本醸造酒の部で代表に選ばれた。

 この鑑評会は同国税局が清酒の品質向上を目的に開催しているもの。新酒ではなく約1年熟成した酒の鑑評会だ。菊石は今春の全国新酒鑑評会で金賞を受賞しており、今回、秋の熟成酒でも高評価を得たことになる。

 酒蔵はいま酒の仕込みで大忙しの時期だ。浦野酒造は今シーズン初の試みとして、地元で地産地消に取り組む農家「㈲はっぴー農産」の米(コシヒカリ)を使った日本酒ももっと読む.pdf

飯野八兵衛 舞台に 百姓一揆弾き語る

吟剣詩舞、モダンダンス、ヴァイオリン尺八、和太鼓、民謡、日舞、演劇集団 

s飯野八兵衛チラシ.jpg 今から約260年前の江戸中期、現豊田市内の飯野・迫・舞木・四郷4村で、大きな百姓一揆(農民の蜂起・反乱)が勃発した。現市内の藤岡・猿投地区(猿投山麓東・南側)の事件だった。

 時の4村支配者だった挙母藩の違法な農地測量(延縄検地)があばかれ、事件は農民側の訴願(違法測量中止、年貢減免=減税)を挙母藩の江戸藩邸がほぼ全面的に認める形で終息した。しかし一揆の指導者だった飯野村八兵衛ら6人は挙母藩に護送され、挙母城下の刑場で斬首された。

 この事件の全容は元藤岡村長・長居紀章氏が昭和54年(一九七九)、小説『義人飯野八兵衛』を出版し、広く知られていたが、平成23年度豊田文化功労賞を受賞した松尾樹豊氏らが、長居氏の小説を舞台芸術に再構成する企画をしてきた。舞台の脚本と演出プランは、かとうさとる氏が書いた。

 その構成舞台劇『義人・飯野八兵衛』が、来る11月24日(日)豊田市民文化会館小ホールで上演される。15時30分開場、16時開演、入場料2千円、中学生以下無料。

 主演は日本の三味線弾き語りの大御所、六栁庵やそ。八兵衛一揆物語のプロローグの事件解説から1200人蜂起、江戸屋敷への訴願、エピローグの八兵衛ら処刑までの全11場を、艶のある芸人の声で、三味線弾き語りで語りまくる。

 やその三味線弾き語りだけで、義人・八兵衛物語のすべてがわかるが、11場の各舞台には19人の出演者が登場。モダンダンス、ヴァイオリン、尺八、詩舞、和太鼓、民謡、日舞、演劇の競演で、舞台を盛り上げる。最後の場面で八兵衛が姿を見せ、叫ぶようにこう語るもっと読む.pdf

豊田初の前方後円墳か!? 豊田市東保見町「根川古墳」

3面・古墳.jpg 豊田市教育委員会は1日、東保見町にある「根川古墳」を市指定文化財として残そうと、地元地権者ら10人に説明会を行った。

 これは、古墳群にある2基の「円墳」と思われていたものが、全長45mほどの「前方後円墳」となる可能性があるため、その重要性を知ってもらおうと行われたもの。市教委は9月中旬から詳しい調査を開始している。根川古墳2.jpg

 根川古墳群は6世紀のもの。もともとは3基の円墳が東西に並んでいると認識されてきたが、一番小さなもの(直径13m)は県道加納東保見線の建設で既に無くなっている。今回、残る2基が1基の「前方後円墳」ではないかと考えられた大きな理由はもっと読む.pdf

五感教育の豊田東高校 学校裏の矢作川も教育現場

3面・豊田東高校・写真.jpg NPO法人矢作川森林塾の活動フィールドである久澄橋下流の矢作川御立公園で、10月21日の月曜午後、愛知県立豊田東高校(伊藤泰臣校長・生徒715人)の自然環境テーマの野外活動があり、1年生240人全員が参加した。総合学科の同高校では「持続可能な社会」をつくるための教育を推進しており、矢作川での体験野外活動もその一環。今年が2年目だ。

 当日はNPO法人矢作川森林塾のメンバー、NPOとアダプト(協働管理協定)を結んでいる国土交通省岡崎出張所の職員、豊田市矢作川研究所の研究員が指導に当たった。

 高校生らは30グループに分かれ、外来植物の駆除、伐採した竹材の搬出、台風18号洪水で流れ着いた漂着物の除去を行った。川岸でタネから自然に芽生えた実生植物の生長調査のためのラベリングや、水生植物の採取、河畔林で実ったツバキやオニグルミの採取も行った。初めて体験した生徒も多かったが、次第にフィールドでの環境保全の楽しみや意義が理解でき、有意義な野外授業となった。

 参加した中垣早貴さんは「これまで矢作川に入ったことが無いけれど、これを機に身近な環境問題に目を向けたい」と話した。また、写真・科学部として現地を毎週訪れている磯部有里さんは「クルミのねばねばした〝触感〟が新鮮だった。東高には調理の部活動や科目選択プランがあるので、クルミを使ったパンの〝食感〟にも興味がある」と話していた。

 ITC(情報活用教育)が盛んな教育現場において、豊田東高校では視覚、聴覚に加え、嗅覚、味覚、触覚を駆使した五感教育がもっと読む.pdf

地産地食を広めたい なのはな農園㈱野菜づくりに参入

6面・ホウレンソウ・写真.jpg 地元で栽培した安心安全な野菜を子供たちに食べさせたい。豊田産の野菜を増やそう──

 そんな〝地産地食〟への強い思いから、豊田市花丘町の農業生産法人「なのはな農園㈱」が野菜の生産に参入し、10月末からホウレンソウの出荷を始めた。

 なのはな農園㈱は、菜の花プロジェクト等の啓発活動で知られる㈲花丘商事=有機肥料生産・梅谷勝利社長=の農業部門ともいえる会社。耕作放棄地50ヘクタールを借りて菜の花を栽培し、菜の花油や菜の花醤油を販売している。今回ホウレンソウ栽培に使う畑は、このうちの2・1ヘクタールだ。
 野菜づくりは初挑戦だが、理事の梅谷岳志さん(40)は「野菜を作りたかったんです」と楽しそうだ。米・麦・大豆などの穀物と違って野菜
補助金を期待できないが、やり方次第では儲かるはず。目指すのは〝野菜で儲ける農業生産法人のモデルケース〟だ。

 顧問としてアドバイスするのは、市内東山町で「鳥居種苗店」を営む鳥居和弘さん(57)だ。地産地食を広めたい思い。市内の野菜農家を減らしたくない思い。農家がやっていける正しい価格(再生産価格)で売る仕組みをつくりたい思い。そんな様々な思いで梅谷さんと意気投合した。
 ホウレンソウを選んだのはもっと読む.pdf

現役の遥拝所で重要史跡 R153古道の伊勢神遥拝所

伊勢神祭りjpg.jpg 豊田市足助地区北部の明川・連谷集落にある伊勢神峠(標高800m)にて、10月17日、「伊勢神宮遥拝所」の今年度の祭典が盛大に挙行された=3面に詳報=。

 全国に伊勢神宮遥拝所は数々あるが、この飯田街道(現R153)の古道の遥拝所は、①遥拝施設が優美・堅固である、②歴史が明確な重要史跡である、③今も地域管理が続いている、④今後の発展の将来展望がある──などの点で全国随一の存在であると言われる。

 伊勢神の峠越えのために江戸期以前に開かれた古道は、今は東海自然歩道の一部として登山・ハイキングの名所だ。

 この三河と信州をつなぐ飯田街道古道の峠道は、馬による物資運搬や善光寺参拝の大難所だったが、この峠から遥か南西に伊勢の海を眺望して、人々は伊勢神宮を遥拝した。江戸末期の文久4年(1864年)、この峠道の頂上付近に、現豊田市稲武町の庄屋・古橋家6代当主が伊勢神宮遥拝所を設けた。伊勢拝(神)峠の名が定着した。
 この初代遥拝所は昭和の伊勢湾台風で倒壊したと言われるがもっと読む.pdf

標高800mの峠で祭典 伊勢神宮遥拝所

3面・伊勢神峠祭り.jpg 豊田市足助地区の明川町と連谷町の自治会が17日、旧伊勢神トンネル上の峠(標高800m)にある伊勢神宮遥拝所で祭典を行った。

 この遥拝所は江戸時代末期に稲橋村(現在の稲武町)の豪農・古橋家6代目当主の古橋源六郎暉皃が健康祈願と地域の共存共栄を願ってつくったもの。峠道はかつて多くの人々が往来したため、遠く伊勢方面を拝む人が多かったという。戦前には秋祭りが盛大に行われ、地元の子どもたちも集ったそうだ。戦後は一時中断したものの、明川町と連谷町、大多賀町の地元3集落で祭事を続けてきた。昭和47年10月17日伊勢神峠.jpgには遥拝所再建の完工式典を挙行した。 

 今回の祭りは、再建から41年目。当日は主催者の自治会長はじめ、地元住民・店主たちでつくる「伊勢神峠を愛する会」=朝倉和夫会長・69・ドライブイン伊勢神経営=のメンバーらが参列した。来賓には古橋家9代目当主の古橋源六郎さん(81・東京都・一般財団法人古橋会理事長)、鈴木章市議、足助支所長、足助観光協会
長、市商業観光課の職員らがもっと読む.pdf

ミネアサヒに付加価値 合鴨農法や減農薬で米づくり

4面・旭のお米・大嶋さん.jpg中山間地では全国的に農家の高齢化によって耕作放棄された田んぼが増えている。ひとつひとつの田んぼの規模が小さいため集約的な農業も簡単ではない。

 そんな中山間地の豊田市旭地区に、地区内の田んぼ総面積の約半分にあたる40町歩(1町歩=約1ヘクタール)もの耕作委託を受けて米づくりに邁進している人がいる。余平町の農業生産法人「559有限会社」の大嶋茂希さん(63)だ。

 先祖代々から受け継がれてきた田畑を荒らしたくないという気持ちが強かった大嶋さん。兼業農家として30年以上米づくりを続け、平成4年に会社設立して専業農家となった。高額な農業機械を購入・維持するため、各種の補助制度が利用できる農業生産法人格も3年前に取得している。


 世の中の健康志向が高まるなか、大嶋さんは自身がつくる米の付加価値を高めようと、自分で所有している5町歩の田んぼの一部では拘りの米づくりをしている。合鴨に草取りをしてもらう「合鴨農法」や、農薬を半分以下に減らして手作業で草取りをするもっと読む.pdf

伝統をエンターテイメントに 四郷棒の手

3面・棒の手写真.jpg 民俗芸能「棒の手」が盛んな西三河・尾張地方の中でも、とりわけ盛大に棒の手奉納が行われることで知られる豊田市の四郷八柱神社「警固祭り」。先週末12・13日、5地区・3流派が集結して今年も賑やかに開催された。

 四郷棒の手祭りがここまで盛大になったのは、古くからの〝伝統〟を守ろうと考えるだけでなく、その伝統を見応えあるエンターテイメントに高めてきたからだろう。人口急増の都市部で祭りを健全な形のまま継承していくお手本だ。

 さらにここ数年は、ますます見応えを増している。これは組織改革によって30〜40歳代の精鋭剣士たちが祭りの企画・運営を担うようになったからだ。彼ら一人ひとりから「祭り全体を盛り上げよう」という思いが強く感じられる。鉄砲隊の復活を機に全員が祭り中の飲酒を禁止したのも、祭り全体を考えてのことだ。当日、豊田市の太田市長や山口警察署長、八木哲也衆議院議員、薬師寺みちよ参議院議員まで観覧に来たのはもっと読む.pdf

稲武「米粉王国」1周年 各商店が楽しく米粉商品開発

4面・米粉王国・キャラクター.jpg 豊田市稲武地区が「米粉王国」の開国を宣言して早くも1年。道の駅どんぐりの里いなぶで5日に1周年記念イベントが行われた。

 三河の山間地が誇る地域ブランド米ミネアサヒは、稲武地区にある「愛知県農業総合試験場・山間農業研究所」で昭和55年に開発されたベストヒット品種。稲武商工会といなぶ観光協会は、これを活かして特色ある活性化事業を展開しようと、昨年10月に「米粉王国」宣言した。国王はいなぶ観光協会長の松井徹さん(65)=写真=だ。

 今回のイベントは、各商店がこの1年間に開発した米粉商品を広く知ってもらい今後につなげるのが狙い。これまでに、豊田特産のお茶とコラボした団子、米粉のまったり感を活かしたチョコレートムース、菊芋の味噌漬けを使ったおやき、米粉100%のシフォンケーキ、稲武産ブルーベリーを使ったパイなど、7店が10商品以上を開発している。

 今後の展開についてもっと読む.pdf

三好「棒の手」復活30年新たな指導者 
豊田四郷の小栗さんが礎きずく

8名が免許皆伝 15年ぶり2回目

5面・みよし棒の手・写真.jpg みよし市に「棒の手」が復活して約30年。北部地区の莇生神社で9月23日、15年ぶり2回目の目録伝授式が執り行われ、18〜39歳の男女8人が免許皆伝した。流派は鎌田流。伝統にのっとり豊田市宮口町の宗家・深田卓朗満貞さんから目録(巻物)が手渡された。
5面・みよし棒の手・小栗.jpg
 棒の手は尾張や三河で盛んな民俗芸能。現在のみよし市を構成する村々でも盛んに行われていたが、昭和の初め頃までに途絶えてしまった。

 復活したのは三好町立北部小学校に棒の手クラブが誕生した昭和59年。立ち上げたのは若手教員だった小栗一夫さんだ。

小栗さんは現在59歳。棒の手が盛んな豊田市四郷地区の「天道棒の手保存会」=鎌田流=で会長を務める人だ。北部小に棒の手クラブを立ち上げた30年前は現役バリバリの剣士だった…もっと読む.pdf

この臭いがいいんだよ 発動機マニア25名つどう

4面・発動機.jpg全国石油発動機保存会の支部組織である愛知県石油發動機愛好会(岡清兵衛会長・会員数31人)が15日、岡崎市の曹洞宗龍渓院駐車場で発動機の運転会を行った。

 発動機とは、灯油を内部で燃焼させて動力を発生させる機関の一種。脱穀機や精米機など農機具の動力に用いられたり、林漁業でも活用されたりしてきた発動機会員.JPG

 運転会は、かつて生活のなかで使われてきた発動機を鉄くずにしてしまうのでなく、大切に楽しみながら保持していこうというもの。同会では年間20回ほど県内外で行っている。今回の運転会には会員25人が参加。当日は同愛好会発足3年目を記念してユニホームが配布され、火災事故への安全講習会も開かれた。

 講習会後、代表者が運転をスタートさせると、他の会員も一斉にもっと読む.pdf知事「減税」案が焦点 

イチジク品評会で農林水産大臣賞 豊田市御船町 中山和榮さん

4面・中山さん写真.jpg 愛知県は「いちじく」の生産量が日本一。その県内産いちじくの品質ナンバーワンを決める「県果実品質改善共進会・いちじくの部」が、西尾市で8月29日に開催され、豊田市御船町の中山和榮さん(71)が最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。

いちじく栽培が特に盛んな本場は三河の南部。北部の豊田市から最高賞が出るのは珍しいもっと読む.pdf

4面・いちじく写真.jpg

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挙母神社で針供養

2面・針供養.jpg 豊田市内の和・洋裁学校や編み物教室などでつくる専修・各種学校教育振興会(会長=学校法人川崎学園川﨑省治理事長・竹生町)が7日、挙母神社境内にある針塚で恒例の針供養を行った。

 これは、日ごろ針仕事に携わる人が仕事を休んで、古い針や折れた針を豆腐やこんにゃくに刺して供養し、裁縫の上達を祈るもの。当日は和・洋裁学校などの講師や生徒ら17人が集った。

 針供養は本来8日に行われるものだが、同市では挙母神社の「八日市」と重なるため7日に開催している。8日でも針供養は可能で、針塚には豆腐が置かれている。

 挙母神社には昭和33年に建てられた岩の針塚があり、裏側には和・洋裁学校をはじめ、呉服屋や個人名など40の名前が刻まれている。当時の挙母市は養蚕が盛んで西加茂製糸㈱など製糸業が栄えており、針仕事をする女性ももっと読む.pdf

触れば祈願成就 松平天下祭

3面・天下祭・写真.jpg 豊田市松平町で9日、恒例の裸まつり「天下祭」の本祭が行われ、東照宮周辺は多くの観客や写真愛好家で賑わった。

 この祭りは、天下泰平を祈願した松平家初代・親氏公の偉業を顕彰し、地域活性化につなげようと地元の若者が中心になって始めたもの。今年で27回目になる。参加した裸男は約200人。北海道や高知県から参加した人もいるそうだ。

 メイン行事の玉競りで使われるのは、家康公誕生の時にも使われた〝産湯の井戸〟の水で清めた水玉(木製の玉)。触れると祈願が成就されると言われ、ふんどし姿の裸男たちが体をぶつけ合う迫力が…もっと読む.pdf

矢作川の喉つまった

2面・矢作川の喉つまった・写.jpg 矢作川の源流域の上村川で1月28日、国道418号対岸の岩壁が崩落し、写真のように川を塞ぐ形になっている。

 崩落があったのは岐阜県恵那市上矢作町にある達原渓谷。特に川幅が狭まり「喉の滝」と呼ばれている名勝だ。恵那市の天然記念物にも指定されているが、崩落した巨岩や礫ですっかり埋まってしまった。

 崩落した巨岩や礫は川底から20mほどの高さで川幅いっぱいに堆積しているが、流れは岩と岩のすき間から抜け、堰き止められてはいない。土砂災害等によってできる天然ダムのような崩壊・洪水の危険は無いように見える。土砂ではないので下流への濁りも発生していない。

 国土交通省豊橋河川事務所の管理課も「現状では流れているので今のところ支障は無い。下流の集落にも危険はない」と判断し、崩落した巨岩の撤去は考えていないという。なお、少し下流の河原に土砂採取場があるためもっと読む.pdf

豊田市のいまを後世にとよたフォト・コン展

5面・とよたフォト.jpg 伝統行事や日々の暮らしなど今の豊田市の姿を後世に伝えようという趣旨の写真コンテスト「とよたフォト・ドキュメント」が開催され、昨年10月から今年1月にかけて
265点の応募があった。市と市文化振興財団、市教育委員会主催で今年で21回目。応募作品は豊田市民ギャラリーで9日まで展示もっと読む.pdf



子供が社会のしくみ体験

2面・キッズタウン.jpg 子どもたちが社会の仕組みを体験する「とよたキッズタウン」が、豊田市東梅坪町の市青少年センターで25・26日に開催された。

 これは、青少年センターを拠点に活動する学生ボランティアや社会人がイベントを通して社会貢献するとともに、子どもたちとの触れ合いを目的に行われたもの。
 キッズタウンとは、子どもが主体となる仮想のまちで、職場体験や消費体験を通して社会の仕組みを学ぶイベント。税金を納めたり、裁判を受けたりももっと読む.pdf

新聞の掲載記事が縁となり交流へ

3面・小澤さんと金川さん写真.jpg 豊田市足助地区で農業を営み、野生獣解体精肉場を建設予定の「株式会社山恵」代表でもある小澤庄一さん(76)と、旭地区で農業に励んでいる金川智子さん(39)が20日、新盛町の小澤さん宅で交流した。 

 これは、矢作新報にエッセイを連載している小澤さんが、金川さんを掲載した記事を読んで興味を持ち、記者を通じて行われたもの。その時の記事には、金川さんが農作業をやりたくて都市部から旭地区に移り住んだことや、田舎での暮らしぶりについて書いている。

 小澤さん宅では昼食を摂りながらの交流会となり、二人は食のあり方などについてお互いに意見を交わしていたもっと読む.pdf

豊田JCが藤岡中で真の日本人セミナー

2面・JC写真.jpg一般社団法人豊田青年会議所(豊田JC)が20・21日、市立藤岡中学校の2年生132人を対象に「真の日本人育成セミナー」を開いた。

 これは豊田JCが一昨年から力を入れている継続事業。相手を思いやる気持ちや、道徳心、倫理観を見つめ直し、日本人の誇りを取り戻そうという取組だ…もっと読む.pdf




盆上に雄大な風景 盆石冨樫教室新春展

4面・冨樫さん・盆石.jpg 豊田市若宮町の細川流盆石冨樫教室が新春展を25・26日、豊田市民文化会館B展示室で開催する。今回で25回目。

 会場には、新春にふさわしい富士山や国内外の風景などを表現した盆石・盆画約40点が並ぶ。

 盆石とは、黒塗りの盆上に自然石や白砂を使って、雄大な風景を創出する日本古来の芸術だ。作品の中には彩色した砂を使ったものもある。

 講師の冨樫愛子さん(83・石野地区勘八町)は8歳のとき、伯父の家の床の間で初めて盆石を見た。あまりの美しさに見とれてしまい、長い時間たたずんでいたそうだ…もっと読む.pdf

元豊田市議 篠田忠信さんが自分史を出版 市職員の「高給」を下げた人

篠田忠信写真.jpg 零細会社の労働者が多い全金愛知同盟出身で、民社党公認の豊田市議を7期28年つとめた篠田忠信さん(76)が、公職退任後の日々に『自分史』を自ら編集、このほど三河印刷から出版した。地元益富中学校区の自治区、老人クラブ、後援会などの関係者に配布する。

 篠田さんの自分史はA4版85ページ、6章構成、300部。市議時代に1回8千部印刷の後援会ニュースを138回出した。その保存写真に新しい資料も加えた。自伝記がそのまま「地域づくり史」になった。一般の人に読める内容だ…もっと読む.pdf


矢作川河川敷で出初式 こども消防士も初参加

2面・出初め式・写真.jpg 豊田市の消防職員や消防団員など、防災を担う諸団体が団結と士気を市民に披露する「消防出初式」が11日朝、矢作川河川敷の白浜公園で行われた。約1千人と25台の消防車両が参加し、見物に来た市民らに日頃の訓練を披露した。

 式典には大村秀章県知事や地元選出の衆議院議員、県議らが来賓として招かれ挨拶。また太田稔彦市長による部隊の観閲が行われた。

 続いて行われた訓練では最初に統一行動を披露する分列行進が行われ、今回初めて〝こども消防士〟が消防車に同乗して…もっと読む.pdf

JR岡崎駅にモニュメント 豊田の彫刻家 小林豊さん

4面・小林豊さん・写真.jpg 豊田市栄町在住で国画会会員の彫刻家・小林豊さん(58)の作品がJR岡崎駅東口ロータリーに設置され、内田康宏岡崎市長も出席して9日に除幕式が行われた。

 この作品は岡崎南ライオンズクラブが結成50周年記念事業の目玉として小林さんに制作を依頼したもので、少女のブロンズ像と石彫で構成された珍しいタイプのモニュメントだ。石彫の部分は小林さんがデザインし岡崎市の石材店・小林秋三郎商店が作った。偶然ながら作者は共に小林さん…もっと読む.pdf

梨ジュースを成人式の記念品に みよし果樹法人「夢の実ファーム」

12面・梨の実ジュース.jpg みよし市の農事組合法人「夢の実ファームみよし」がつくる「梨の実ジュース」が、今年市内で成人式を迎える若者約640人へ記念品として贈られる。

 これは、昨年の成人式の立食パーティーで地元の特産品を知ってもらおうと、梨ジュースを出して好評だったため、今年はひとり一人に配られることになった。ジュースは水や砂糖を使用しない果汁100%。梨本来の甘みと香りが感じられるさっぱりした飲み心地だ。

 夢の実ファームみよしは、平成23年に三好下地区の若手果樹農業者4人が設立した市内初の果樹栽培法人。三好町大慈山地内などで進められている畑総事業(畑の区画整理)の約17ヘクタールを使い、地元特産品の梨や柿、桃などを栽培していく。樹園地では新しい栽培方法を取り入れたり、ブルーベリー栽培も行ったりしていくそうだが、作業員の人数確保が課題だという。

 代表の萩野敏廣さん(58)は「食べる人の『うまい』の一言が作り手には一番うれしい。美味しくて安心・安全なものを皆で力を合わせてつくっていこうと思います」と話してくれた。

 梨ジュースは、アイ・モール三好店内の吉十や刈谷ハイウェイオアシスで販売されている。

20本足の異形「自然薯」です 御船の山中で掘り上げ成功

20本自然薯.jpg加藤吉明さん(65)は自分の野菜畑のすぐ横の山道に、毎年自然薯の太いツルが立ち上がるのを見てきた。

 今年は掘り上げてやろうと決めていた。しかし、ツルの太さからして、相当の大物を掘ることになると決意し、周囲から順番に掘り進んだ。

 場所は豊田市御船町東山畑の山中。御船町八柱神社から北東へ約5百m。加藤さんは豊田市亀首の人だが、ここにも野菜畑を持っていた。

 相当に長く太い自然薯が出て来るとの予想で掘り進んだが、周囲を浅く掘っただけで、薯が抜けてきた。それが写真の異形の自然薯だった。自然薯掘った人.jpg

 日本発条㈱のOB仲間で、喫茶さくらの常連仲間の友人の板倉一巳さん(69)に見せたところ、「これは珍しい、矢作新報に見せてやろう」ということになったらしい。

 新聞記者の私は、この異形の自然薯を情報提供者の板倉さんから受け取り…もっと読む.pdf

豊田市駅前で15年エイズ予防を啓発

4面・ソロプチ.jpg さまざまな職業分野で活躍する女性たちの社会奉仕活動団体「国際ソロプチミスト豊田」=嶋村峯子会長・会員数34人=が、豊田市参合館前広場や市駅周辺で14日、エイズ予防啓発の街頭キャンペーンを行った。これは市のエイズ予防啓発月間に合わせ、同団体が行っている継続事業の一つ。今年で15年目になる活動だ。市保健所の職員らとともに道行く人にエイズ抗体検査を呼びかけるティッシュを配布した。

 この活動には県立豊田東高校のJRC(青少年赤十字)部員を含む64人も参加しており、エイズについてのパネル説明や街頭コンサートを行って道行く人に呼びかけた。

 ソロプチミスト豊田がこの活動をはじめた当初は、市民になかなか理解してもらえなかったそうだが、高校生が加わったことで…もっと読む.pdf

全国大会に向け演奏演技 豊田ジュニアマーチングバンドが壮行会で披露

豊田市ジュニアマーチングバンドが今月14・15日にさいたま市で開催される全国大会に先立ち、柳川瀬公園体育館で7日に壮行会を開いた。

 同バンドは青少年の健全育成を目的に平成8年に発足した全国でも珍しい市立バンド。市文化振興財団の今井康夫理事長が団長を務めている。団員は小学4年〜22歳の青少年で構成され、12月の全国大会出場と3月の定期演奏会を活動目標に、年間90回程の練習を重ねている。全国大会には過去15回も…もっと読む.pdf

矢作ダム放流市民に人気

矢作ダムで19日まで臨時ゲート放流の見学会が行われている。

 見学会は平日のみだが、先週末は土曜・日曜にも特別に催され、両日とも定員40名がほぼいっぱいになる人気だった。東京方面からも2組来たそうだ。

 通常、矢作ダムの放流水は発電所を経由するため、ゲート放流は洪水時にしか見ることができない。いまゲート放流しているのは中部電力が発電所の点検作業を…もっと読む.pdf

児ノ口公園大モチつき大会

1もちつき.jpg 豊田市街地の市営児ノ口公園で8日、地元自治区(東区)やトヨタ労組ボランティア(TUV)など開催の「ふれあい餅つき大会」があり、8百人余が参加した。市が同公園を「近自然公園」として再生整備=1996年=してから最大規模のモチつき大会だった。公園広場はモチをつく人、食べる人らであふれていた。

 近自然公園がスタートした時、市は地元自治区内に「公園管理協会」を設置、日常管理を民営化した。公園内の湿地に田んぼが開かれ、TUVなどのボランティア中心に古代米(紫米)を栽培。田植え、草取り、稲刈りなどを毎年続けてきた。

 その稲作暦の最後は、収穫祭を兼ね大モチつきで飾るのが、公園のならわしだ…もっと読む.pdf

救助訓練人形かんじ君

2面・消防職員かんじ君.jpg 豊田市北消防署の村山寛二消防士長(35・扶桑町)が消防庁の主催する「消防防災機器等の開発・改良作品」募集で、消防職員・消防団員部門の優秀賞に選ばれた。豊田市では初の入賞だ。

 これは、消防科学技術の向上と消防防災活動の活性化を目的に行われているもの。

 村山さんの作品は、廃棄された消防ホースや救助ロープを使ってつくった救助訓練用人形。特徴は製作コストがかからないこと、誰にでも製作できること、簡単な構造であり破損部分が修復できることなど、良いことづくしの人形だ。特に優れている点はもっと読む.pdf


外来生物の駆除モデルに 逢妻女川の取組み

4面・写真①左右反転.jpg 外来生物の駆除モデルとして、豊田市の逢妻女川で今夏、民・官・学の連携によるミシシッピアカミミガメ(以下アカミミガメ)の駆除活動が行われた。

外来生物とは、人間の活動に伴って本来の生息地ではない場所に持ち込まれた動植物のこと。その繁殖が地域の生態系を大きく変えてしまうため自然破壊のひとつとして社会問題になっている。カメのように可愛らしい外来生物の場合には、駆除によって命を奪うことに抵抗感が大きいが、放置することで知らず知らず在来生物の命を奪い、絶滅に4面・写真②.jpg追いやることもある。やはり人間が責任をとって駆除しなければならない。

 今回の民・官・学による駆除のモデルケースづくりは、豊田市矢作川研究所の主任研究員・山本敏哉さんが提案したもの。外来生物の駆除は地域ごとに地道に続ける必要があるため、各地域の交流館(官)を拠点に、地元の愛護団体など(民)に取り組んで貰おうという考えだ。

 アカミミガメを対象に選んだのは、捕獲が比較的容易なことや…もっと読む.pdf

上郷駅イルミネーション

4面・上郷イルミネーション.jpg 豊田市では豊田市駅前ロータリー一帯をはじめ、ほか2駅でもイルミネーションが始まった。

 愛知環状鉄道の三河上郷駅前ロータリーでは23日から始まった。

 これは上郷地区のまちづくりを考える地元住民や経営者らが「駅に降りた人が温かい気持ちになれるように」と、防犯も兼ねて始めたもの。今年で8年目だ。同地区ではさらに地域に根ざしたものにしようともっと読む.pdf

小池百合子さん来豊

小池百合子.jpg 自民党本部の広報本部長を務める小池百合子衆議院議員(61)が17日、豊田市のJAあいち豊田本店を訪れ、地元選出の八木哲也議員の支援者と「ふるさと対話集会」を開いた。

 この対話集会は自民党が野党時代に始めたもの。国会議員が全国各地を訪れて住民のナマの声を聞くのが目的だ。講演会ではなく意見交換の座談会形式で行われた。

 今回の主催者は八木てつや後援会の青年局と女性局。女性局の希望で小池百合子議員を招くことになったという。第1部の男性局、第2部の女性局ともに約50人ずつ集まり、会場からの質問に小池議員が答える形で進められた。男性局からは消費税、電力、原発、憲法などの問題が話題にあがっていた。小泉元首相の原発反対発言については…もっと読む.pdf

お汁粉と足湯は人気 豊田マラソン都心の活気は?

2面・マラソン.jpg 豊田市の秋の一大スポーツイベント「豊田マラソン」が17日(日)、豊田スタジアムを中心とした高橋地区一帯で開催された。参加者の増加の課題解消と市街地の活性化を目的に猿投地区の運動公園から会場を移して2回目の大会だ。当日は約1万1250人が出場。古本伸一郎衆院議員も4㎞コースに参加していた。

 昨年の大会から大きく変わった点は、①10㎞コースのスタート方法を変えて参加定員を600人増やしたこと、②7㎞地点に給水所を設けたこと、③走り終えた参加者を豊田市駅周辺の2つのホテルから無料シャトルバスで各駐車場へ運搬したこと、④電車利用者に大会オリジナルグッズをプレゼントしたこと。③と④は豊田マラソンを市街地活性化に結びつけようという取り組みだ。マラソン風景.jpg

 コモスクエア前の広場では地元商店街の女性たちによるお汁粉の振る舞いや、藤岡地区石畳からの出張足湯など参加者へのもてなしがされており、多くの人で賑わっていた。 

 市街地に足を運ぶ取り組みはあったものの、多くの人が足を止めて長時間楽しめるイベントはなくもっと読む.pdf

お寺が結んだ縁 隨應院で結婚式

3面・お寺で結婚式.jpg 豊田市寺部町の浄土宗極楽山隨應院で16日、お寺の縁で結ばれた2人の結婚式が行われた。

 結婚したのは水野修一さん(37)・悠加さん(34)夫妻。同寺での仏前結婚式は今の木村昭玄住職になってから3組目だという。

 悠加さんの実家(豊田市池田町)は同寺の檀家。ピアノ講師の悠加さんは7年前から寺の法要時にピアノ演奏をしたり、掃除をしたりして寺に務めてきた。悠加さんの行いや人柄は檀家中で評判となっており、男性を紹介したいと寺に話を持ちかける人
も。そんななか、檀家総代が昨年春に修一さん(名古屋市)と悠加さんを引き合わせたもっと読む.pdf

親子写生大会に430人 豊田加茂ライオンズクラブ主催

矢作新報社賞 中浜.jpg豊田加茂ライオンズクラブ(阿垣剛史会長・会員43人)主催で毎秋恒例の「親と子で楽しむ写生大会」が10月26日に、豊田市の鞍ヶ池公園で開かれた。今年で38回目。愛知県・県議会・豊田市・市議会・教育委員会・矢作新報社などが後援した


当日は台風の矢作新報社賞 三浦.jpg雨風が残るなか431人が参加した。屋外で天気を気にしながらも写生を楽しむ親子連れや、目に焼き付けてきた動物を屋内で描く子どもも。なかには5回以上も参加し「毎年の家族の恒例行事なんです」と話す家族もいた。入賞作品は24日まで豊田産業文化センターに展示され、24日には同センターで表彰式が行われる。

 矢作新報社賞は写真の2作品もっと読む.pdf

中浜永遠さん(竹村小3年)の作品(上)と、三浦春奈さん(南部小3年)の作品

古本衆院議員の女性後援会 「たんぽぽ会」が10周年のつどい

3面・たんぽぽ会.jpg 民主党の古本伸一郎衆議院議員の女性後援会「たんぽぽ会」=中末美津子代表・会員数約400人=が発足10周年を迎え、2日に豊田出雲殿内のレストラン・ミラノで対談を中心とした講演会を行った。ゲストには民主党政権時に環境大臣を務めた細野豪志衆議院議員=写真左側=が招かれた。

 「たんぽぽ会」は古本議員の第1期当選と同時に、豊田・みよし市の女性たちでつくられたもの。古本議員の政治活動を地元で支えるととも
に、旅行や講座などを通して親睦を深めてきた。

 当日は会員約100人が集い、過去10年間の活動を映像で振り返った。その後、古本議員が細野議員を招き入れて紹介すると、会場から大きな拍手がおこった。

 2人の対談では、原発問題の課題について意見が交わされもっと読む.pdf

子ども園で意見交換会 民主党岡田克也元大臣が参加

2面・古本さん記事・写真.jpg 民主党政権時に行政改革大臣を務めた岡田克也衆議院議員が豊田市を訪れ、当地選出の古本伸一郎衆議院議員とともに、私立こども園の保育士や保護者たちとの意見交換「キッズフォーラム」を開いた。

 これは古本伸一郎後援会が「子どもと日本の未来」をテーマに10月27日主催したもの。市内の私立こども園に参加者を募集し、豊田産業文化センター大広間に約70人が集まった。

 民主党は政権当時〝社会保障と税の一体改革〟の中で、消費税増税の一部を使って子育て支援を充実する政策を掲げていた。今回の催しも、子育て現場のナマの声を聴いて今後の政策に生かそうと企画したものだ。岡田議員の来豊に合わせて古本議員が持ちかけ、実現したという。

 フォーラムの中ではクイズ形式で、民主党政権時に待機児童が4千人減ったことや、高校の無償化や大学の奨学金を拡充したことなどももっと読む.pdf

豊田高専が創立50周年 産学官連携の人材育成に力

4面・豊田高専50周年・写真.jpg 豊田市栄生町の豊田工業高等専門学校(豊田高専)=卒業生約7千人=が創立50周年を迎え、9日14時からJAあいち豊田本店のホールで記念式典と記念講演会を開催する。卒業生・在校生・教職員・保護者ら約500名が出席する予定だ。

 「国立高専」は高度成長期の昭和37年、ものづくり産業界からの要請に応えて、実践的な技術を身につけた技術者の育成を目的に創設された高等教育機関。中学卒業後5年間の一貫した専門教育が大きな特徴だ。

 豊田高専が創立したのは第2期の昭和38年。当時、市と商工会議所を中心に熱心な誘致活動が行われた。

 大学が多くの若者を受け入れるようになった時代背景のなか、一時は高専不要論もあったが、実践的かつ創造的な技術者を育成する教育は再び評価を得ている。法改正により平成16年から、全国51校の国立高専は独立行政法人「国立高専機構」の統括下となった。

 豊田高専の取り組みでで近年目立つのは、地域の産学官と連携した人材育成だ。平成21年には文科省の補助事業に採択された「ものづくり一気通観エンジニアの養成」プログラムに、豊田市と連携して取り組み始めた。これは、ものづくり工程の全体を見通せる創造力豊かな技術者を養成しようというもので、企業の若手エンジニアと学生を一緒に育成している。

 さらに平成24年には豊田市・豊田商工会議所と連携して、同校内に「とよたイノベーションセンター」を設立した。これは地域の中堅・中小企業にむけた総合支援窓口と言えるものだ。人材育成を核としてものづくり企業の活動環境を整備し、イノベーション(技術革新)の創出を図ろうというねらいがもっと読む.pdf


藤岡に名産物作ろう ふじおかブランドプロジェクト
地元の農産物つかった新メニュー8品ならぶ

6面・藤岡ブランド試食.jpg 豊田市藤岡飯野町の藤岡ふれあいの館で27日、地元の農産物を使った創作料理の発表と品評会「ふじおかブランドプロジェクト」が行われた。主催は豊田市のわくわく事業団体「NPO法人アース・アズ・マザー」=名古屋市=。

 この企画は藤岡地区の農産物や果物を活用し、地元ならではの名産物をつくって地域を活性化させるのが狙い。料理を発表したのは地元住民や市内外4個人・4団体。審査員には山田主成市議はじめ、藤岡支所長、藤岡商工会長、豊田市農政課の職員らも参加し、約40人が集った。

 創作料理には紫芋で作ったスティック状のお菓子やシソを使った飴、古代米のおは
ぎ、漬け物などが並んだ。また藤岡地区の花「ふじ」にちなんだ紫色にこだわった作品も。参加者たちは料理を試食しながら出品者に作り方や
こだわりなどを聞きもっと読む.pdf

入賞プラモデル展示中 豊田市駅前おもちゃの「マルモリ」で

2面・マルモリ作品2体.jpg 豊田市駅前・喜多町のおもちゃ屋「マルモリ」が今月末まで、9月に行われたプラモデル・コンテストの作品をマルモリ-.jpg展示している=写真=。

 このコンテストは、まちの賑わいづくりと店のPRを狙いに6年前に始められたもの。店内には機動戦士ガンダムシリーズのキャラクターを中心に16体が並ぶ。作品はプラモデルセットをベースに、ポーズや塗装などに手を加え、オリジナリティーを出している。なかには戦闘時の情景を思い浮かべ、土台の形状や色にまでこだわった作品
も。また大小のパーツを自作する本格的な人もいるそうだ。展示作品を見た人のなかには、作品を買いたいと願い出る人もいるという。
 コンテストは、技術屋部門と人気者部門の2部門がありもっと読む.pdf


大旗もラッパも無し 改革で良い神事に 挙母まつり夜の七度参り

2面・挙母祭り・写真①.jpg豊田都心の挙母神社の例大祭「挙母祭り」が先週末あった。2日目の本楽は大雨で山車の運行が中止されたが、初日の試楽は通常通り行われた。

 記者が挙母祭りの中で注目しているのは、試楽の夜に境内で行われる神事「七度参り」だ。ここ3年の改革が実を結び、良い神事になった。2面・挙母祭り・写真②.jpg

 この30年程だろうか。挙母祭りは若い衆の節度の無さが徐々にエスカレートし、見苦しい祭りになってきた。「若い衆」という組織が自制の機能を失い、それを各町の上層部も、祭り全体の上層部も統制できなかった。

 特に酷かったのが「七度参り」だ。各町の若い衆たちが荒れに荒れ、境内を七周まわれずに終わることも珍しくなかった。神事すらまともに出来ないのだから、祭り全体が見苦しいものになるのは当然だった。

 祭り上層部が本気で改革を始めたのは、3年前の七度参りで起きた傷害事件がきっかけだ。当初はあまりにも寂しい七度参りだったが、3年目の今年は活気も戻って来た。見苦しかった「大旗」や、耳障りだった「突撃ラッパ」の音は無く、若い衆たちが声だけで騒ぐ姿は見応えもあった。残念なことに…もっと読む.pdf

走行中のマイカーが足助地区市道で水没

1車水没.jpgこの道路はセントクリークゴルフ場への進入路として同ゴルフ場が自社でつくり、市へ寄付した。マイカーの水没現場は豊田市月原町萩殿左奥の建物はセントクリークの旧託児所。

 右側上方から流下して来る萩殿川(小川)は台風18号の大雨で増水中だった。そのすぐ下流の阿摺川、そのまたすぐ下流の矢作川も大増水中。萩殿川の流れは行き場を失い、農地や事故現場の市道上一帯に滞留していた。

阿摺川下流部は土砂が堆積し…もっと読む.pdf

アサギマダラ今秋も豊田に 3日旭地区で確認

旭は旅する蝶の南下コース内に

アサギマダラ 2.jpg 10月3・4日、林房子さん(榊野町浮橋39─2、☎68─3538)が、自分で経営する洋ランの杉本ハウス(杉本町小坪)のフジバカマ園で各1匹を初確認。4日には安藤歌子さん(榊野町)の庭のフジバカマ園で、8日には同町内の別の場所でも見られた=写真は昨年=。

 林さんや安藤さんはアサギマダラの保護・観察者。旭は旅する蝶の秋の北上コース内にあるらしい。昨年は9月28日初飛来した。もっと読む.pdf


※本紙には「旭は旅する蝶の秋の北上コース内にあるらしい」とありましたが、正しくは「秋の南下コース内」です。なお、うれしい続報。10月10日12時半頃、矢作新報社庭のフジバカマの花にもアサギマダラが初めて来ました。南下コースを飛行中の蝶が当社の花のにおいに気づいてくれたのか。同夜編集長と共に、市内花本町のかん八、青木町のサゴハチにてカンパイ。




NGOと共同で小水力発電 水車の里つくば 豊田市八幡町

3面・小水力発電・斜視に.jpg 豊田市旭地区に矢作川の支流「介木川」がある。さらにその支流の「蕨野川」に自作の小水力発電施設がほぼ完成し、5日に通水式が行われた。

 場所は介木川沿いの県道から旭高原元気村へ上っていく入口付近。地元旭八幡町の住民グループ「水車の里つくば」が地域づくり活動で整備しており、平成20年に完成させた水車小屋がシンボルになっている。旭高原へ向かう家族連れが水車を見て足を止め、小水力発電も見学できるよう更に整備したい考えだ。

 活動拠点となっているあさひ製材協同組合は、発展途上国の住民生活をを支援するNGO「自立のための道具の会」の活動拠点でもある。同NGOは電力供給のない集落に小水力発電を設置する支援も続けており、ノウハウはバッチリ。今回の小水力発電施設はこの2つのグループが楽しみながら共同で設置したものだ。市わくわく事業補助金も活用した。

 この小水力発電は蕨野川から引いた農業用水を利用しており、発電能力はもっと読む.pdf

反重力を体感せよ 豊田市美術館で12月24日まで

4面・美術館・写真.jpg 反重力、浮遊、時空旅行、パラレル・ワールドをテーマにした豊田市美術館の企画展「反重力展」が開催中だ。期間は12月24日まで。

 重力に反する仮説の力「反重力」。宇宙飛行や空中都市などをイメージした非日常的な空間の展示方法や作品が特徴的な企画だ。磁気テープが宙に浮かんだまま回転し続ける作品や、コンピューターを駆使し、大画面に映し出された宇宙空間、白い布を上下左右に使った柔らかい部屋など。一つひとつの大きな空間や作品を視覚・触覚を使って体感するのが面白い。

 なかでも無重力体験飛行での提案として製作された作品が並んでいるのが印象的だ。「しがみつく」体勢にこだわってつくられた長球形の作品やブランケットなどが並ぶ。素材にニット布や緩衝材が使われている作品もあり、触れると心地よい。

 会場内の資料のひとつに向井千秋宇宙飛行士のインタビューが載っていた。「無重力でプカプカ浮いているのは、短い間は楽しいんだけど、長期に続けると自分がどこにboundされているかわからなくなる」と記され、子どもが毛布やぬいぐるみを抱きしめて離さないのは安心感があるからだと…もっと読む.pdf

10年かけ森と湿地整備 豊田市浄水町

地元でシラタマホシクサ守ろう!
6面・シラタマランド.jpg豊田市浄水自治区が区内にある森林を活用した公園「シラタマランド」づくりに取り組んでいる。
6面・シラタマホシクサ.jpg
 この活動は、豊田厚生病院の新築移転先が浄水町に決まった当初から、話が上がっていたもの。豊田厚生病院の南側R155線沿いにある森林の湿地帯には、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されるシラタマホシクサの群生地=写真=がある。地元自治区では宅地開発が進むなか、自然を守りながら楽しめる公園づくりをしようと、木の伐採や草刈り、遊歩道づくりなどを10年ほど前から行ってきた。森林のなかには、数種類のキノコや花が咲き、トンボももっと読む.pdf

「濁りすき」今も─洪水時の漁法─

4面・濁りすくい写真.jpg 台風18号で矢作川が大増水した16日、普段はなかなか見られない「濁りすくい漁」が行われていた。これは、濁流を避けて岸よりのよどみに避難してきた魚たち(主にアユ)を、巨大なタモ網ですくいあげる伝統漁法。矢作川では「濁りすき」と呼ばれている。漁協の規則では網漁の一種に挙げられ「濁りすきの口径は80センチ以下。解禁期間は8月16日〜12月31日」と記載されている。

 この日、記者が濁りすき漁を見かけたのは、富田町、藤沢町、笹戸町の3カ所。専用の巨大なタモ網が沿川の家々に残されていることを嬉しく思ったもっと読む.pdf

97歳軽やかに 敬老会で舞踊披露
豊田市朝日町成瀬ゆき子さん

4面・敬老会の成瀬さん.jpg4面・敬老会の成瀬さん.jpg 豊田市挙母地区栄生町の西山区民会館で15日に開かれた敬老祝賀会で、沖縄エイサーや日本舞踊などの舞台発表が披露され、集まったお年寄りを楽しませた。なかでも会場を沸かせたのは、97歳の成瀬ゆき子さん(朝日町)の歌謡舞踊=写真右=。背筋はピンと伸び、足さばきや扇子を回す動きは軽やかで、会場からは「90歳を過ぎてるなんて信じられない」など感嘆の声がもっと読む.pdf











角岡秀行 陶展 足助蔵の中ギャラリーで

4面・角岡さん陶展.jpg 豊田市猿投地区青木町の陶芸家角岡秀行さん(62)が、同市足助町の蔵の中ギャラリーで角岡さん作品1.JPG「陶」展を開催中だ。期間は10月8日まで。

 ギャラリーには瑠璃色の壺や青緑色がかった大皿、茶器、碗など約80点が並ぶ。作品はすべて角岡さんがつくった薪窯で…もっと読む.pdf











豊田市逢妻中学で薬物乱用防止教室

豊田ライオンズ・成瀬さん講演.JPG 豊田ライオンズクラブは5日、市立逢妻中学校で薬物乱用防止教室を行った。

 これは、子どもたちに大麻や覚せい剤などの違法薬物が脳や身体に与える弊害を伝え、違法薬物から子どもたちを守ろうと行われたもの。

 会場には1年生320人が集った。映像を通して、違法薬物を使用することで幻覚や幻聴、被害妄想などの精神異常が引き起されることや、脳や身体の発育を妨げることなどを学んだ。

 同クラブ会員で薬剤師の資格を持つ成瀬正幸さん(82)の講演では、薬物依存によって家族や友だちとコミュニケーションが取れなくなることや、家庭崩壊へも…もっと読む.pdf

地域おこし女子会シンポ

4面・女子会.jpg 地方の活性化を考える都市住民の女性たちによる「地域おこし協力隊全国女子会シンポジウム&フェスタ」が6〜8日に、長野県木曽町の「ふるさと体験館きそふくしま」で開催された。木曽町自治総合センター主催。

 地域おこし協力隊とは、都市住民が過疎地や山村地域、離島などに住民票を移し、地域行事や環境保全、農林漁業などの支援に従事し、定住・定着を図りながら地方の活性化を目的としたもの。平成21年に総務省がスタートし、財政支援を最長3年間行っている。

 今回の全国女子会シンポには、約100人が参加。地域おこし協力隊のほかに観光に携わる人や市職員も参加していた。

 6日の分科会では、子育て環境、6次産業化、地元のハローワークについて、3会場に分かれて意見が交わされた=写真=。

 6次産業化では、山梨県甲州市に住む女性が、耕作放棄地や果樹園に生えている野草を活用した取り組みを紹介。参加者は6次産業を進める上で商品のブランド化、経営力や運営力の強化、女性の目線を活かしたPR方法やネット利用などについてもっと読む.pdf


ボランティア休暇で被災地へ 豊田市職員労組

2面・豊田市職労震災ボラ・写.jpg 豊田市職員労働組合=足立潔重委員長・組合員2146人=が第40回定期大会の開催を記念して、東日本大震災の被災地で2泊3日のボランティア活動と研修を行った。

 これは、公務員として大災害時にどう対応すべきかを学び、東南海地震に備えようと企画されたもの。8月上旬と下旬の2回、計41人の市職員がボランティア休暇をとって参加した。新規採用者から定年間近のベテランまで、管理職5名をふくむ幅広い年齢と職種の職員が参加したそうだ。

 訪問した場所は宮城県の2カ所。南三陸町では防災センターの屋上から流されて唯一生き残った職員三浦勝美さん(同町職員労組委員長)を講師に、職員が生きのびないと復興がままならないことを学んだ。ボランティア活動で行ったのはガレキの除去。きれいになった土地も見かけだけでもっと読む.pdf


豊田大橋いよいよ塗り替え 耐震補強と併せ3年計画で

4面フリー・豊田大橋・写真.jpg 建設から15年が経ち、真っ白な塗装にハゲが目立ってきた「豊田大橋」で、いよいよ塗り替え補修が2日から始まった。工事は3年間かけて行われ、これに併せて耐震補強工事も行われる。

 豊田大橋は豊田市駅と豊田スタジアムを結ぶ市道。市の玄関から続く廊下と言ってもいい。車道は片側1車線だが、スタジアムを訪れる観客や散歩する地元市民など多くの歩行者が利用している橋だ。デザインを重視した複雑な構造であるため、建設には約100億円もの費用が掛かった。これは通常の橋の2倍とも言われる金額だ。

 今回の塗り替え工事でも、複雑な構造によって費用がかさんでしまう。すぐ下流の久澄橋(県管理)の塗り替えが7千万円だったのに対し、豊田大橋は約2億円。直接の比較は出来ないとはいえ大きな差だ。塗装は4回塗りで15〜20年間の保護効果をもたせるという。

 この塗り替えとは別に、今回は耐震補強工事に約8億円かかる。これは最新の耐震基準に沿って行われるもので、左右のアーチをつなぐ頂点部7カ所に鋼板による補強を行うほか、桁と桁をつなぐ落橋防止ケーブルの設置も行われる。

 塗り替えと耐震補強を合わせた3年間の総工費は10億円。消費増税などによって今後増額ももっと読む.pdf


写真=豊田スタジアム建設工事中の写真。今回の塗り替え工事の足場も、このようにアーチに沿って設置されるようだ。


子のために親が見合い 豊田産文で70人が参加

5面・良縁親の会.jpg 一般社団法人「良縁親の会」=脇坂章司代表理事・京都府=が豊田産業文化センターで8月29日、結婚支援フォーラム「親の代理お見合い会」を開催した。

 これは、結婚相手の見つからない子どもに代わって親同士が見合いをし、身上書を交えながら子どもの結婚相手を探すもの。同フォーラムは2005年から関西を中心に150回以上開催されており、県内では名古屋・豊橋・岡崎市などでも行われてきた。豊田市での開催は初めてで、150件ほど資料を発送したという。当日、会場には市内を中心に70人の親が集った。

 豊田会場の特徴は息子(特に長男)を持つ親が多く参加していたこともっと読む.pdf




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