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人型ロボが車運転 超高齢化社会みすえた開発  2017.11.03

4面・人型ロボ・写真(吉田さん記事).JPG 高齢者に代わって自動車を運転するなど、ヒューマノイド(人型)ロボットを活用した超高齢化社会対策の実現を目指し、豊田市は先月23日、東京大学大学院情報システム研究室と、技術開発、インフラ協調実証に係る連携協定を締結した。

 人工知能AIを搭載したロボットが自動車を運転できる様になるには、人間同様に運転しながら自己学習する必要があるが、公道の様な状況で実験できる場がなかなかない。今回の協定は、その実験場所に豊田市のエコフルタウンや交通安全学習センター等の施設を提供するものだ。ここで開発を促進し、早期実用化を目指す。

 この人型ロボットは、昆虫の様に外殻で身体を支える従来型と違い、人間の様にアルミ合金製の背骨で身体を支え、カーボンファイバー製の肋骨で機器を守っている。さらに筋肉となるモーターを116個も使い、腱の役割となる化繊の紐で動かしているため、「人間の様に柔軟に動ける世界で唯一の人型ロボット」(稲葉雅幸教授)だと言う。サイズは身長167㎝、体重50㎏台(装備により変化)と日本人の平均値に近い。

 人型ロボットにこだわるのは、人間に合わせて作られた社会の中で、一体で何役もこなせるロボットを開発するためだ。

 協定締結日に市役所で行われたデモでは、小型電気自動車「コムス」を直線で10m程運転して止まる所を見せた。今後、実験を重ねてAIに運転を学ばせていく。単純な運転操作だけではなくもっと読む.pdf

障がい者福祉施設「畦道」木工製品工具購入費求む 2017.10.27

3面・畦道・女性の顔カット.JPG 豊田市足助地区新盛町の障がい者のデイサービス型地域活動支援センター「畦道」が今月10日〜来月18日にかけ、フォトフレームをはじめとした木工製品をつくるための工具等の購入資金を募ろうと、クラウドファンディングに挑戦している。インターネットの専用サイトを使って不特定多数の人に資金提供を呼びかける方法だ。

 障がい者施設では国や市へ補助金を申請して設備を導入するのが一般的。しかし今回は一般の人たちに共感・支援してもらい、補助金に頼らない資金調達を試みる。これは市から障がい者就労施設等の共同受注窓口兼アンテナショップ「きらり」の運営委託を受けている㈱アルディ(豊田市乙部ヶ丘)が、畦道に声をかけ実現したもの。市内産の木材をいかして収入となる仕事を中山間地域で生み出し、障がい者の自立につなげる継続的な仕組みづくりを目指している。目標金額は35万円。

 商品制作には旭地区のあさひ製材協同組合の端材を使用。企画・デザインは木工製品を多数手がけている挙母地区の男性が行っている。制作には治具や工具が必要だが、畦道にはそれらが無いもっと読む.pdf

高齢者が元気に暮らす山村のモデルづくり あすけあいプロジェクト   2017.07.28

1面・あすけあいプロジェクト・写真.JPG 高齢者が楽しく暮らせる山村地域を創ろうと、名古屋大学・足助病院・豊田市が中心になって足助地区で行っている実証実験「あすけあいプロジェクト」が、エリア・内容ともに発展し、24日に新たな推進協議会が設立された。事務局は足助病院内にある。

 このプロジェクトはもともと、足助病院の早川富博院長の熱意で始まったもの。平成24年に足助病院と豊田市が総務省の助成金を使い、医療や交通に情報通信技術を使って地域づくりを始めたのが前身だ。

 その後、25年に文科省の革新的イノベーション創出プログラムの拠点に選ばれた名古屋大学が加わり、「①自由な移動」
「②楽しいお出かけ」「③健康見守り」の3つをテーマに掲げて、最新技術と地域の助け合いを融合させた地域モデルづくりの実証実験「あすけあいプロジェクト」を本格展開している。さらに28年度にはトヨタ・モビリティ基金が3カ年の援助を決め、活動が加速してきた。

 今回発足した新たな「豊田市あすけあいプロジェクト推進協議会」では、エリアを隣接する旭地区にも拡大。「①自由な移動」は中部運輸局とも連携しながら実証実験。超小型電気自動車コムスを使った移動の実証実験を継続するとともに、マイカー乗り合いやタクシー相乗りなどの運用ルールを決める。

 「②楽しいお出かけ」では高齢者に配ったタブレット端末を使い、地元組織とも連携しながら健康教室やイベント等の情報を提供する。

 「③健康見守り」は人感センサーを使って独居高齢者の健康を見守っているもの。見守りメニューの検討や民生委員との連携をもっと読む.pdf

成年後見センター開設 豊田市    2016.07.07

 高齢化社会に対応して整備された重要な仕組み「成年後見制度」の利用を促進するため、豊田市が今月1日、市福祉センター1階に「豊田市成年後見支援センター」を開設した。運営は市社会福祉協議会に委託され、火曜〜土曜の週5日間開いている。

 後見人という言葉には、親に代わって未成年者の財産を管理する人という印象がある。これに対して「成年後見制度」でいう後見人とは、認知症・精神障がい・知的障がいなどの理由で判断能力が不十分な人の権利と財産を守る人のことだ。本人に代わり親族や専門家(弁護士・司法書士)が、各種支払い等の「財産管理」や、福祉サービス利用手続き等の「身上監護」を行うことになる。認知症の高齢者が急増していくこれからの高齢化社会では、より重要性が高まっていく制度だ。

 ただ、これまでは成年後見制度について相談しやすい身近な場所が無く、難しい手続きを支援してくれる公的な仕組みも無かった。なにより制度自体の認知度が低かった。

 今回開設された成年後見支援センターは、こうした課題を解決してくれる場所だ。主な業務内容は、①制度の説明等を行う「相談窓口」、②書類の書き方等を教える「申立支援」、③制度の理解促進を目的とした「広報・啓発」、④基準に該当する場合にはセンター自身が後見人となる「法人後見」の4業務。センターの特色として…もっと読む.pdf

難病「線維筋痛症」 請願書国会で採択 2016.06.30

 難病『線維筋痛症』の治療研究の推進を求める請願書への署名活動が、5月頃、豊田市内でも行われていた。この請願書は三重県鈴鹿市の患者家族・古川茂子さんが6月2日に衆議院へ提出し、採択された。今回の国会へ提出された請願書は全1408件で、このうち採択されたのはわずか3件。こうした請願書が一回で採択されるのは前例がなく、奇跡に近いと、提出に力を貸した中川康洋衆議院議員は話す。

 豊田市内で行われた署名活動には、足助地区五反田町の線維筋痛症患者・倉知尚子さん(40)も痛みと戦いながら参加した。人生をあきらめかけた時期もあったが、古川茂子さんとの出会いで光が見えてきたと言う。今は、「家族のためにも必ず完治して人生を取り戻す」という強線維筋痛症・ヘルプマーク写.jpgい気持ちで闘病生活を送っている。

 線維筋痛症の患者数は現在日本に200万人と推計されている。多岐におよぶ諸症状の他、主症状として全身に激しい痛みが現れ、それは「体の中で火薬が爆発する様」「キリで刺される様」「ガラスの破片が体の中を流れる様」と形容される。あまりに過酷な病のために自殺者も多いという。

 それほどの病であるにも関わらず、この病気の知名度は低い。医師でも知らない場合がある。その要因の一つは、病の最大の特徴にあると考えられている。病院で過酷な症状を訴えても、血液検査、CTスキャン、MRI検査、どれにも異常が現れないのだ。なかには診断がつかず、いくつもの科や病院を廻った挙句、最後に精神科を紹介されることも珍しくない。また、発祥から正しい診断がつくまでに数十年かかる例もある。

 原因不明で治療法はなく、対処療法のみとされている難病だが、現在、志のある医師が…もっと読む.pdf



ヘルプマーク=赤字に白い十字とハートマークが意味するのは、「外見からは分からなくても、援助や配慮を必要としている」

山村の精神障がい者に働く場を  2017.04.28

3面・畦道2人写真.jpg 豊田市足助地区の新盛町に5月1日、精神障がい者のデイサービス型地域活動支援センター「畦道」がオープンする。運営するのはNPO法人「みち」の林美恵子さん(34)と鈴木悠太さん(32)=写真=。山村地域の障がい者が都市の福祉施設まで通わなければならない現状をみて、通いやすい事業所の設立を思い立ったそうだ。昨年4月から、生の声を聞く座談会、交流会、見学・体験会などを数多くこなし、今年1月にNPO法人を設立した。3面・畦道・写真.jpg

 畦道の大きな特徴は、これまで山村地域に無かった〝働くこと〟を中心としたサービス提供だ。仕事の内容は、耕作放棄地を解消する農業や、森林の手入れに繋がる薪割りなど、地域課題の解決につながるものを選んでいく考え。事業所の場所選びでも、地域課題である空き家の活用を実践。国道153号沿いの元・五平餅屋「畦道」の店舗(新盛町下八桑8─3)を借りた。大家さんにレシピを習い、五平餅の成形を担う仕事もしたいと考えているそうだ。おもしろい。

 精神障がい者の事業所開設には反対運動が起きやすいものだがもっと読む.pdf

シニア向け商品専門店 豊田高岡地区にオープン  2017.03.24

3面・リハテックショップ.jpg 豊田市高岡地区吉原町のタキソウパルクス吉原店一階の一角に18日、シニア向けの商品専門店「リハテックショップ豊田店」がオープンした。フランスベッド㈱(本社・東京都新宿区)が展開するもので、豊田店は全国で16店舗目。東海エリアでは名古屋店に次ぐものになる。

 豊田店では電動リクライニングベッドをはじめ、ハンドル付き電動四輪車いすや電動アシスト三輪自転車、シルバーカー、靴、杖などを販売。健康で活動的な高齢者が日常生活や外出を、より楽に楽しめる商品がそろっている。

 シルバーカーは40種類ほどが並ぶ。カラフルな花柄からシックな色合いまであり、店内で機能を確かめることができる。豊田市には65歳以上を対象にシルバーカーの購入費用の一部を補助する助成事業がある。その事も含めて充実を図ったという。

 ハンドル付きの電動車いすや電動アシスト三輪自転車は、自宅で試乗体験できるよう専門スタッフによる出張サービスももっと読む.pdf

車いす送迎5万件に 豊田ハンディキャブの会  2017.02.03

2面・ハンディキャブの会・写.jpg 特定非営利活動法人「豊田ハンディキャブの会」=錦町=による車いす利用者への送迎サービスが先月26日、累計5万件に達した。無償の運転ボランティアに支えられて24年目になる活動だ。

 同会は、障がい者の人生を豊かなものにしようと活動している「特定非営利活動法人ユートピア若宮」の送迎サービス部門として1993年にスタート。当初は障がい者の「買い物や友人宅へ行きたい」という遊び心をかなえようと始まったそうだ。時代が変わった今ではデイサービス等への送迎が増え、そのぶん遊びで利用しにくくなった面もあるという。市の福祉施策は充実してきたものの、そこへ行くための移動手段が足りていないということだろう。

 送迎件数は車両5台で年間3千件ほど。そのうち約半数を運転ボランテ
ィアが支えている。30〜70歳代の約50人が登録しているが、それでも足りず、年間100件前後は依頼を断っているという。大募集中だ。

 運転ボランティアへの応募には普通免許が必要で講習もある。同会の野下浩平さんは「週1回、月1回でもいいので、細く長く続けていただける人がありがたいです」と話す。特に平日の午前中が足りないもっと読む.pdf

高齢者住みやすい山村に あすけあいプロジェクト  2017.01.27

1面・あすけあい.jpg 豊田市は今年度から、中山間地域の高齢者が住み慣れた場所でその人らしく暮らし続けられる仕組みをつくろうと、足助・旭地区を中心に、大学や企業の先進技術をとり入れた共働事業「あすけあいプロジェクト」に取り組んでいる。メンバーは名古屋大学・東京大学・豊田市・足助病院・一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(トヨタ自動車が設立)で、実証期間は平成30年度までの3年間だ。リーダーは名古屋大学未来社会創造機構の森川高行教授が務めている。

 同プロジェクト実行委員会は22日、この取り組みを地域住民に周知するとともに、参加者の増進を目的としたフォーラムを足助交流館で開催した。書道家の矢野きよ実さんによる講演会「地域のご縁〜動けばつながる」も行われ、約250人が参加した。

 あすけあいプロジェクトは移動手段を持たない高齢者の「自由な移動」「楽しい外出」「健康」を地域で助け合って支えていこうというもの。フォーラムでは各団体の代表者がそれぞれの取り組みについて説明した。

 「移動」「外出」についてはタブレットを活用することでもっと読む.pdf

成年後見支援センター設立へ  豊田市主催 老いじたくセミナー  2017.01.20

1面・老いじたく・写真.jpg 社会の高齢化が進行するなか、介護、葬儀、墓、遺言、遺産相続など人生の終末期にむけた準備の不安を和らげ、前向きに楽しく暮らしてもらおうと、豊田市市民相談課が14日に終活セミナー「老いじたく始めませんか」を開催した。

 近年「終活」という言葉が一般的になり、その情報はあふれているが、準備不足や判断ミスによるトラブルも多い。専門家の連携による終活セミナーもあるが、やはり、信用ある行政が主催するのは高齢者にとってありがたいことだ。会場の市福祉センターホールには約270人が集まった。

 今回の終活セミナーのキーワードは「成年後見制度」と「エンディングノート」。写真の専門家4人が座談会形式で参加者に話しかけた。

 「成年後見制度」とは、認知症や知的障害などで判断が不十分になった人が、財産管理等を代行してもらう仕組み。本人や家族が家庭裁判所に申し立てすれば、弁護士・司法書士などの専門家や、親族らを代行役の後見人に選任できる。超高齢化社会を迎える今後、この制度を使う人が増えていくはずだ。

 司法書士の前田裕之さん(十塚町)は、後見制度の普及に努める全国組織「成年後見センターリーガルサポート」の愛知支部長も務める人。「2025年には認知症の人が700万人になりもっと読む.pdf

エイズ予防啓発 2017.01.06

2面・レッドリボン.jpg 愛知県立豊田東高校の生徒たちが12月17日夜、豊田都心のペデストリアンデッキ上で、「レッドリボン・メッセージコンサート」を開いた。

 これは、国際ソロプチミスト豊田=松岡由美子会長・会員29人=と豊田市保健所が共催する、エイズ・HIV感染予防啓発のレッドリボン・キャンペーンの一環。デッキ周辺で啓発用の物品1千個を配る際には太田稔彦市長も駆けつけ、生徒らと一緒に配っていた。その後、生徒たちは感染予防に関するメッセージを書いたパネルを掲げたり、感染患者からのメッセージを読み上げたりした。クリスマスソングの合唱や演奏も行われ、多くの通行人がもっと読む.pdf

高齢者の歯の健康年々向上中    2016.11.18

 一般社団法人豊田加茂歯科医師会(中野幸彦会長・190名弱)が長年継続している「歯・口の健康フェスティバル」が13日、豊田市福祉センターホールで開催された。メイン行事は8020(80歳で自分の歯が20本以上)達成者の表彰祝賀会。今年は436人が達成した。県下最多だ。

 8020運動はいま全国で行われているが、もともとは豊田加茂歯科医師会が平成元年に提唱して全国に広まったもの。当時の8020達成者は8%ほどだったが、今では40%ほどにまで向上している。この飛躍的な向上の要因は、歯科医師側の意識変化も大きいそうだ。

 同歯科医師会専務理事の田代和久さん(54・みよし市三好町荒池)は、「8020キャンペーンを始めたことで、私たち歯科医師に〝歯の治療は全身の健康のため〟という意識ができたんです」と話す。昔は患者が多かったため治療をこなすだけで手一杯だったが、8020運動をきっかけに予防治療の概念が歯科医師側にも患者側にも定着したという。

 高齢化社会を迎え、歯や口の健康はますます見直されている。例えば、飲み込む力が低下して起こる誤嚥(ごえん)による肺炎も、口の中が清潔でないともっと読む.pdf

高齢者宅の家具固定3年で小原全域を! 201610.21

3面・小原ガラス飛散防止・写.jpg 豊田市小原地区で今夏活動を始めた「小原地区防災ボランティア」と地区区長会の共催で15日、家具転倒防止対策とガラス飛散防止フィルム貼りの講習会が行われた。

 小原地区は東南海地震発生時の震度予想が最大でも6弱。地区区長会では家屋倒壊よりも家具転倒やガラス飛散による人的被害を心配し、その防止対策を重点テーマにあげている。そのための推進組織として今夏、地区区長会・民生児童委員・地域会議のメンバーで防災ボランティアを発足。市わくわく事業補助金も使って活動を始めた。地区区長会の加知満会長は開会挨拶で「小原には独居老人世帯が120戸ある」「3年で小原全域の家具を固定したい」と決意を述べていた。

 今回の講習会は活動の第一弾として防災ボランティア会員向けに行われたもの。31名が参加した。講師に招いたのは元トヨタ自動車社員で愛知県家具固定推進員の末崎潔雄さん。家具固定やフィルム貼りのボランティアで高齢者宅を訪問する際、その地域の民生委員が一緒に行くと警戒されないことやもっと読む.pdf

生き生き高齢者に内閣府「社会参加章」 2016.10.21

 高齢社会のなか、積極的な社会参加活動を通じて生き生きとした生活を送っている高齢者グループに内閣府が授与する「社会参加章」に、初めて豊田市から4団体が選ばれた。12日には太田稔彦市長から賞状と楯が手渡された。

2面・社会参加章・写真.jpg この事業は、高齢期を迎える世代の生き方の参考にしてもらおうと、内閣府が平成元年から続けているもの。都道府県、指定都市、中核市、高齢者関連団体からの推薦を受け、個人対象の「エイジレス・ライフ実践事例」と、グループ対象の「社会参加活動事例」を選考して紹介している。今年度は推薦された112名・113団体の中から、55名・55団体が選ばれた。豊田市内からは左表の4団体がもっと読む.pdf



シニア自転車 介護予防の観点で開発 2016.09.30

シニア自転車・写真.jpg自転車の開発・製造販売を手掛けて40年になる豊田市美山町の㈱サギサカ(匂坂慎祐社長、正社員70名・パート230名)が、今月21日、新開発したシニア向け自転車「こげーる」を発売した。

 同社は介護事業も行っており、高齢者の転倒防止運動(足の上げ下げ)と自転車のペダルをこぐ動作が同じ筋力を使っていることに着目し、介護予防の観点で開発に着
手。担当者は「シニアでも自転車を諦めずにすむよう、筋力維持を目指すためのものにしました」と話す。

 こげーるの大きな特徴は、通常の自転車の半分ほどの軽い力でペダルを漕げることだ。関節への負担が少なく疲れにくい。また、フレームの高さを最大限に下げてまたぎやすくし、さらにステップを付けることで一旦そこに足を乗せてまたげるよう配慮してある。腰当て付きのサドルは金型から起こした業界初のサギサカオリジナル。足の力を効率よくペダルに伝える役割があるという。また常時点灯するLEDライトや、停車時にハンドルのふらつきをなくす切り替えスイッチなど、7つの安全機能が備わっている。

 意外なのは、運転が楽になる電動アシスト機能がついていないこと。筋力アップにつながらないうえ、高齢者は片足で助走をつけて乗る人が多く、そのとき加速し過ぎて危険だからだ。

 記者も試乗させてもらうと、3速ギアでもスピードがあまり出ず、シニア向けに設計された安全な自転車なのだと実感できた。腰当サドルの安定感も良かった…もっと読む.pdf

精神障がい者の集いの場を 豊田の中山間地域につくろう  2016.09.02

5面・障がい者施設.jpg 豊田市の中山間地域に精神障がい者が集える福祉施設をつくろうと考えている男女がいる。日本福祉大学卒の鈴木悠太さん(31・足助地区野林町)と林美恵子さん(33・碧南市)だ。

 鈴木さんは大学卒業後、社会復帰施設のある刈谷市の精神病院で5年間勤務した。親から「私たちが亡くなった後、誰が子どもを見てくれるのだろうか」との声も聞いた。精神障がい者をもつ家庭では病院までの往復を家族が送迎する場合が多い。中には病院近くに引っ越してくる家庭もあるそうだ。豊田市でも同じことが起きているのではないかと考えた鈴木さんは、研修先で再会した同職の林さんに相談してきた。

IMG_7109.JPG 実家の都合でふるさと足助に戻った鈴木さんは社会福祉協議会などに勤めるうち、山里に福祉施設をつくりたい思いがさらに強まったという。豊田市内で社会復帰施設を持つ精神科の病院は猿投地区に2カ所、挙母地区に1カ所、上郷地区に1カ所あるが中山間地域にはない。施設をつくるにあたり協力者や空き家物件を探そうと、市のおいでん・さんそんセンターにも相談した。

 鈴木さんと林さんは今年2月、とよた市民活動センターに任意団体として登録。中山間地域6交流館で、精神障がい者やその家族と施設づくりについて座談会などを行ってきた。そこで出された意見の中には「山里での仕事を実際に体験してみたい」との声もあった。

 2人は旭地区太田町で薪づくり研究会事務局長を務めている戸田友介さんを訪問。「薪割には割ったり運んだりと、いろんな工程があります。それぞれの障がいの特性にあった仕事をするのがいいですね」ともっと読む.pdf

豊田ほっとかん内科診療所オープン  2016.08.05

2面・ほっとかん写真.jpg 豊田市本新町にある第3セクター経営の複合施設「豊田ほっとかん」に来週9日、内科診療所がオープンする。2日には調剤薬局もオープンし一緒に内覧会を開いた。施設専属でなく市民が自由に通える診療所と薬局だ。

 豊田ほっとかんは市が筆頭株主の株式会社が経営。介護付き有料老人ホーム、デイサービス、温浴施設、西部コミュニティセンターが入る複合施設だ。逢妻地区の地域包括支援センターの役割も担っている。この複合施設に診療所と調剤薬局が加わることで、同地区の医療・介護の拠点となりそうだ。

 施設2階に「ふじしま内科」を開業したのは、名古屋記念病院の糖尿病内科で部長を務めていた藤島圭一郎医師(42・名古屋市昭和区)。ほっとかんでの開業について「内科診療所として地域医療に貢献するのはもちろん、糖尿病の専門医が多くない地域なのでもっと読む.pdf

「農福連携」大うねりに 豊田市で第1回全国フォーラム 2016.05.27

1面トップ写真.jpg 農業と福祉の連携を自然栽培農法で進めようと、全国各地の知的障がい者福祉施設でつくった組織「自然栽培パーティー」が20日、豊田市で第1回全国フォーラムを開催した。会場となった市福祉センターには、全国200カ所を越える福祉施設の担当者をはじめ総勢540人もの参加者が集まった。

 自然栽培パーティーの福祉施設は、農薬や肥料を使わない自然栽培農法に取り組んでいる。この取り組みが注目されるようになったのは、福祉や農業だけの話でなく、大きな社会的課題である「耕作放棄地」を解消する切り札になりそうだからだ。耕作放棄地は農薬や肥料が抜け、自然栽培との相性もいい。

 自然栽培パーティーは当初6施設で始めたが、障がい者の働きが社会的課題を解決するという痛快さもあり、この1年間で一気に30施設ほどまで増えた。農水省と厚労省が農福連携を推進していることもあり、大きな〝うねり〟になっている。2020年の東京パラリンピックで、選手たちに自然栽培パーティーで作った安全・安心な野菜を提供する話も進んでいるそうだ。

 今回の全国フォーラムは、この痛快な取り組みをより多くの福祉施設に知って貰い、仲間を増やそうと行われたものだ。サポート体制をしっかりするため今年に入って一般社団法人「自然栽培パーティー全国協議会」を立ち上げ、豊田市高町の社会福祉法人「無門福祉会」が事務局を務めているもっと読む.pdf

農福連携 豊田市が全国先進地に 2016.03.04

「働き手が足りない農業」と「働く場のない障がい者」。この両者が手を組む〝農福連携〟の取り組みを国が広めようとしている。豊田市では既に先進的な実践が進んでおり、農家側も福祉施設側も期待以上の効果に驚いている。2月27日には井郷交流館でフォーラムが開かれた。

 「農福連携」は、農業と福祉がお互いの得意分野と、足りない部分を上手につなげようというもの。近年注目されている「都市・農山村交流」=2面に関連記事=の考え方によく似た部分がある。どちらも大きな動きになっていきそうだ。4面・農福連携・写真.jpg

 今回の農福連携フォーラムを主催したのは、豊田市高町の社会福祉法人「無門福祉会」=三浦孝司理事長=。スーパーやまのぶの自社農園「農業生産法人みどりの里」と手を組み、無肥料・無農薬の自然栽培を通して知的障がい者の働きがいを支援している。今回フォーラムを開催したねらいは、この新しい動きを多くの人に知って貰い仲間を増やすためだ。福祉関係者や農家、近隣自治体などから約120人が集まった。

 基調講演に招いたのは障がい者の就労がテーマの季刊誌「コトノネ」の里見喜久夫編集長(東京)。とくに自然栽培での農福連携に注目している人だ。

 里見さんは「いま全国に耕作放棄地が40万ヘクタールある。さらに団塊の世代の高齢化で2017年から大量に離農がもっと読む.pdf

ほっとかんに診療所 医療と介護の連携で地域貢献   2016.01.22

2面・ほっとかん写真.jpg豊田市西部の本新町にある第3セクター経営の複合施設「豊田ほっとかん」に、新たに内科診療所と薬局が入ることになり、3月から改装工事が始まる。逢妻地区の医療・介護連携の拠点になりそうだ。

 豊田ほっとかんは市が筆頭株主を務める㈱豊田ほっとかんが経営。介護付有料老人ホーム(78人入居)や介護サービス(約40人/日)を中心に、市の指定管理を受けて温浴施設や西部コミュニティセンターの運営も行っている。逢妻地区の地域包括支援センターの役割も担う。

 施設オープンから19年が経ち、入居者の高齢化で医療への依存度が高まっているため、2年ほど前から空きスペース(喫茶店跡)への診療所の誘致を検討してきたという。医師不足で具体化が遅れていたが、今回ようやく話がまとまった。ほっとかんがスペースを賃貸する形になる。

 診療所が入るのは2階部分。オープンは8月の予定だ。この診療所は名古屋市内の病院に勤めている若い医師(専門は内分泌科)が独立開業するもので、診療科目は内科。地域のために小児科の看板をあげることも…もっと読む.pdf

障がい児福祉のいまと未来 豊田市こども発達センター20周年 2015.12.04

2面・こども発達センター.jpg 豊田市こども発達センター(西山町)が開設20周年を迎え、先月28日、市福祉センターで記念式典を開催した。

 式典では太田稔彦市長、市福祉事業団の髙橋脩理事長、こども発達センターの三浦清邦センター長による鼎談が行われた。3氏は「障がい児福祉」をテーマに、こども発達センターの開設から現在、未来について語り合った。

 豊田市こども発達センターは、市民からの強い要望と関係者の理解や協力により平成8年に開設された。当時の加藤正一市長の最大の功績の一つと言われている。現在の太田市長も市の養護学校と同センターの開設に職員として携わってきた1人。養護学校は県内で先例があったが、発達センターは全国的にもまれな施設であったため、開設までに長い検討期間を要したという。市長は養護学校と発達センターの連携の必要性について語り、「生涯を通してケアが必要」「どのような仕組みづくりが社会に必要かということを発達センターから政策提言や情報発信してほしい」と話していた。

 同センターの構想段階から関わり、19年間にわたってセンター長を務めた髙橋理事長は、女子大生が書いた療育の現状と課題についての卒論を紹介もっと読む.pdf

老後のくらし 終末を楽しく幸せに  2015.11.13

3面・稲武デイサービスJPG.jpg 豊田市稲武地区夏焼町にある高齢者を対象にした「㈱寿生会デイサービス」が賑やかだ。

 同施設は昨年11月、Uターン者の鎌田寿子さん(63・武節町)が設立。地元の女性が作る昼食やヒノキ風呂が自慢だ。また通所者がそれぞれ自分の好みや気持ちを伝え、睡眠やリハビリ、ゲーム、カラオケなどができるのも特徴。さらに、施設内の一角には、元気で健康な高齢者が集える「囲炉裏サロン」も設け、独居老人や高齢者が引きこもらないよう送迎車付きで部屋を開放している。寿生会ではデイサービス利用者とサロン利用者が顔を合わせられることも魅力だ。

 鎌田さんは、40歳を過ぎてからヘルパーとして病院に勤めたり、稲武2.jpg大学に通って福祉や介護に関する資格を取得したりしてきた。院内で終末医療に携わるなか、老後の暮らし方や終末の幸せについて様々なことを考えたという。 

 稲武地区に住む実父母の体調が悪くなったとき、鎌田さんは東郷町の自宅から稲武へ通い、2人とも実家で見送ったという。母親を介護するなかで、大好きなカップラーメンを食べさせてあげられたことがよかったと振り返る。

 鎌田さんは「医療との兼ね合いもありますが、通所者それぞれが食べたいものを食べ、やりたいことやって、来て良かった、楽しかった、美味しかったと言ってくれるデイサービス施設をもっと読む.pdf

知的障がい者の米づくり 2015.10.23

 豊田市高町で知的障がい者の生活支援や就労支援をしている社会福祉法人無門福祉会(三浦孝司理事長)が今年、無肥料・無農薬の自然農の米作りに初挑戦した。障がい者の新たな仕事の創出をねらった取り組みだが、耕作放棄地の解消にも大きな役割を果たしそうだ。 

4面・無門福祉会の自然農.jpg 無門福祉会は知的障がい者の働く場として、椎茸栽培や菓子作り、紅茶店などを行ってきた。給料は障がい者の働きがい、生きがいになる重要なもの。少しでも上げようと取り組んでいる。

 農業はこれまで遊び程度だったが、農水省と厚労省が打ち出した〝農業と障がい者福祉の連携〟を受けて真剣に考え始めたという。この農福連携は、働き手のいない農業と、働く場がほしい障がい者を結びつけようというもの。ただ、健常者でも儲からない農業を障がい者がどうやるのか、という課題がある。

 指導してくれたのは、障がい者と共に自然農に取り組み、実績を上げている愛媛県の会社だ。同様に自然農に取り組む全国の福祉施設とも連携している。また地元の猿投地区で自然農に取り組む会社や団体にもアドバイスを貰ったそうだ。

 自然農で米作りを始めた田んぼは亀首町・加納町・城見町の3カ所で借りた休耕地、計4千㎡。障がい者が行うのは水の管理や草取りなどだ。障がい者に合わせた効率を追わないやり方に、自然農はピタリとはまった。出来ばえは写真の通りだ。

 自然農の米は通常の3倍ほどの値がつくうえ、肥料・農薬代が掛からないので障がい者の給料アップにつながる。2年目、3年目と収穫量は落ちるがもっと読む.pdf

母と子が共に成長 みよし 森のようちえん  2015.09.18

3面・森のようちえん.jpg みよし市三好丘緑の白神由美子さん(40)が、母親と乳幼児が楽しく集える場づくりを行っている。

 今月11日、同市福谷町の「みどりのこみち」で開かれた屋外活動のひとつ森のようちえん2.jpg「森のようちえん・てんとうむし」には、8組20人の親子が参加。歌を歌ったり、ススキの穂を手に持ちながらあぜ道を散策したりした。広場に着くと鬼ごっこや水遊び。母親のなかには風を気持ちよさそうに感じている人や、親同士の会話を楽しむ人もいた。 

 白神さんがこの活動を始めたのは、新興住宅地で2人の男児を育てながら暮らすうち、隣近所と疎遠であることに不安や疑問を感じたのがきっかけ。自身の子ども時代を振り返り、母子の成長を地域で見守る環境が大切だと思ったそうだ。

 活動は2007年にスタート。ピアニストである白神さんは乳幼児の親子を対象に、地元公民館でリトミック教室を開催。幼児を対象とした屋外遊び中心の団体も立ち上げた。活動場所は市内の緑地や公園などだ。川遊びや木登り、四季の移り変わりなど、いろんな体験を就学前の子どもにさせたい思いがあったもっと読む.pdf

新商品の焼き菓子にチャレンジ 豊田市無門福祉会

2面・無門.jpg 豊田市四郷町の社会福祉法人無門福祉会が、パティシエが考えたレシピを基に新しい菓子作りに挑戦している。

 これは、福祉施設に通所している知的障がい者のものづくりに対する意識向上と、社会参加への発展を目的にした取り組み。福祉施設とものづくりのプロとをマッチングさせる㈱テミル(東京都)の協力を得て実現した。

 19日には大手の洋菓子店「クラブハリエ」のパティシエを講師に招き、焼き菓子マドレーヌやフィナンシェの作り方を通所者らが学んだ。同法人では菓子作りに力を入れていくため、今年4月に調理場を新しく設けたばかりだ。

 現在、同法人ではクラブハリエのパティシエから教わった焼き菓子ショートブレッドも作っており、四郷町に昨年5月にオープンした紅茶カフェや豊田市駅西T-FACE内の専門店、上郷地区のコンビニなどで販売している。1日に作る200枚がほぼ完売の状態で、贈答品として注文を受けることもあるそうだ。

 同法人では自動車関連の部品製造も行っているが、こちらは企業の業績に左右されることが多いそう。また何をつくっているかが働く側にわかりづらいという。

 無門福祉会の川島毅所長は「お菓子だと働く側も何を作っているのかがわかりやすい。障がいを持っていてももっと読む.pdf

障がい児ら★未来の就労へ 和紙ごとプロジェクト

3面・トールペイント.jpg 豊田市のミライのフツー・チャレンジコンテストで「和紙ごとプロジェクト」が採択され、豊田市永覚新町のトールペイント作家・安斎久美さん(53)と、障がい児とその母親達でつくる市民団体「Link」が協同で作品づくりに励んでいる。 

 安斎さんはトールペイント作家であると同時に、市民活動のコーディネーター「つなぎすと」でもある。さまざまな活動団体や企業、行政などをつなぎ、市民活動の力を高める役割だ。

 「Link」は平成25年9月に設立。特別支援学校を卒業した後の子どもの就職先や生活に不安や心配を抱き、「子どもたちの将来のためにできることはないか」と親たちが話し合って立ち上げたグループだ。現在の会員は母親7人と子ども(小学5年〜中学2年)7人の14人。市民活動センターや市福祉センターを拠点に活動している。安斎さんが「Link」のメンバーと出会ったのは、つなぎすととして市民活動センターで行われた交流会やワークショップに参加したときだ。

 いま安斎さんと「Link」が協同でつくっているIMG_0164.JPGものは、無地の小原和紙でできた封筒やハガキにステンシルという技法を施した作品。花やチョウなどの絵柄を切り抜いた型紙を封筒やハガキなどに当て、色をつけたスポンジでたたいていく。封筒やハガキにカラフルな模様を施して付加価値をつけるというアイデアだ。封筒やハガキのほか、匂い袋や文香もつくる。

 ステンシルによる模様は障がいを持つ子どもにも描きやすい。配置や色使いは子どもたちの感性にお任せなので、完成した作品はそれぞれの子どもの特性が活かされた作品に仕上がる。中学2年の松尾さくらさんは明るい色が好き。長いときには2時間ほど夢中になって作品をつくっているという。一緒に作品づくりをしている母親たちも皆楽しそうだもっと読む.pdf

ウォーク仲間で元気会 みよし保田ヶ池で

3面・みよしウォーキング.jpg みよし市三好町の保田ヶ池の外周遊歩道をウォーキングするグループ「保田ヶ池輝き元気会」が楽しそうだ。同池の近くに住む太田信男さん(72・三好町)は定年退職後、健康管理のためウォーキングを開始。同じようにウォーキングしていた安藤公雄さん(73・同)に話しかけたのがきっかけとなり、5年程前に同会を発足した。個人的に散歩していた人が、あいさつや会話を交わすごとに仲間になっていったそうだ。

 現在の会員は朝の散歩グループ(7時〜9時)が男性ばかり約10人、午後のグループ(14時〜16時半)が女性中心で10人いるという。年齢は60〜70歳代が中心だ。

 ウォーキングは毎日行っているが、強制的でなく、来られるときに参加すればいいし、好きなだけ歩けばいい。遊歩道を歩きながら四季の移り変わりを楽しんだり、池のコイを見てしゃべったり。なかには旅行先で買ったお土産を持って来る人や、歴史の先生、ホワイトハウスなどと通称で呼ばれる人ももっと読む.pdf

ダンス運動で機能回復

2面・アミューゼ写真.jpg 豊田市貝津町のセウチダンススクールの敷地内に、リハビリ特化型のデイサービス施設が誕生する。オープンは4月。来週末20日〜22日には最新マシンを体験できる内覧会が開かれる。

 セウチダンススクール(瀬内博典代表)では社交ダンスを活かした高齢者の認知症予防にも取り組んでおり、この1年間、国立長寿医療研究センター(大府市)が行った認知症予防効果の実証実験プロジェクトにも加わってきた。こうした高齢者医療への取り組みを一歩進め、要介護者・要支援者のリハビリデイサービス部門として新設するのが、4月にオープン予定の「アミューゼ・リハビリデイサービスセンター」だ。

 他の施設にみられない大きな特徴は、得意とするダンス運動をリハビリに採り入れていることだ。最新型の高齢者向け音楽療養マシンも設置し、懐かしい昭和の名曲を聞きながら楽しくやさしく体を動かすことができる。カラオケを楽しみながら運動する感じだ。昭和のニュース映像で記憶を呼び戻すこともできる。リハビリ用トレーニングマシンも、リラクゼーションマシンも最新型だ。内覧会ではぜひ、ウォーターベッドマッサージ機の心地よさを体験してもらいたい。

 1回の利用はもっと読む.pdf

高齢者の健康寿命に貢献 マレットゴルフ

 豊田市内では近年、高齢者の健康スポーツ「マレットゴルフ」の愛好者が急増してい
る。今や全国で最もマレットが盛んなまちと言われるほどだ。そのため施設不足が課題となっており、豊田市議会でも施設の拡充が質問テーマになっている。また土地区画整理事業のため移転が必要な市営「四郷マレットゴルフ場」の移転先も大きな課題だ。マレットゴルフ場を増やす際には自然環境への配慮も課題となる。

4面・マレット写真①.jpg 豊田市内にある「市営マレットゴルフ場」は現在6カ所。その他にも小規模ながら、わくわく事業を活用するなどして各地域が造った「地域マレットゴルフ場」が多数ある。その数は市も正確には把握していないが、市が資材支給した件数から推定して65カ所以上はあるようだ。

 このように人気が高まっているのは、豊田市マレットゴルフ協会が指導者体制を整え、7年ほど前から全5日間の入門教室を開いていることが大きいようだ。受講者は毎年400人程もおり、今ではマレットゴルフ先進地の長野県よりも勢いがあるという。

「初心者がベテランと一緒にプレーするのは気が引けるものですが、入門教室の仲間で同期会をつくってプレーするから楽しいんですよ。いま市内の愛好者は1万人以上いると思います」4面・マレット写真②.jpg

 そう話すのは、この流れをつくってきた豊田市マレットゴルフ協会長の熊田国道さん(75・河合町)だ。愛知県マレットゴルフ協会長や日本マレットゴルフ協会の競技委員長も務めている。

 このように愛好者が増え続けているため、マレットゴルフ場不足が課題になってきた。とくに大会を開催できる大規模コースが足りず、エントリーしたくても出来ない人が多いそうだ。

 市は新しいマレットゴルフ場を造る計画は無いとしているが、今後も愛好者は増える予想だもっと読む.pdf

茶で老人ホーム慰問

4面・お茶の純平.jpg豊田市高岡地区吉原町の「碧園お茶の純平」の代表・山内祥正さん(46)=写真=が今月、敬老の日にちなんで豊田市の特別養護老人ホームなど計17施設へ抹茶やグリンティーを贈る慰問を行っている。

 これは、かつて地域を支えてきたお年寄りに感謝し、美味しいお茶を味わってもらおうと行っているもので、今年で9年目。昨年までは祥正さんの父親の希男さん(80)が行っていた。

 敬老の日の15日には大清水町の特別養護老人ホーム第2とよた苑を訪れ、約90人に抹茶をふるまった。今年から接待奉仕を引き継いだ祥正さんは「豊田でつくったお茶を地元のお年寄りに飲んでもらうことが、作り手としても幸せに感じます」と話してくれた。

 山内祥正さんは「碧園お茶の純平」の5代目で、豊田市茶業組合の組合長を務めている人だ。自身の茶畑にある樹齢百年の茶木を活かした「和紅茶」の製造・販売や、市内菓子処「松華堂」とコラボしたスイーツ作りにも挑戦している。もっと読む.pdf

94歳 まだまだ現役 ㈱豊栄商会食堂三輪かなさん

4面・三輪かなさん.jpg 豊田市高岡地区堤町の㈱豊栄商会(樹神康之社長・従業員133人)の社員食堂に、味噌汁を長年作り続けている94歳の女性がいる。同町の三輪かなさん=写真=だ。

 味噌汁を作り始めたのは、同社が設立された翌年の昭和49年から。以来40年間、大きなケガや病気をせず、事務所や食堂の清掃もする嘱託職員として働いている。

 もともとトヨタ自動車堤工場で清掃員として働いていた三輪さん。設立した豊栄商会から社内の清掃と昼食の味噌汁づくりを頼まれたという。三輪さん宅は豊栄商会から100mほどの距離。同社の敷地の一部は三輪さんのものだ。

 勤務は週5日間。朝7時には自転車で出勤し、清掃や味噌汁づくり、配膳、片付けを午後4時まで行う。味噌汁はもちろん赤味噌。豆腐やネギ、タマネギを入れたり、旬の野菜を加えたりもし、約60食分を大鍋で作る。毎週木曜にはさらに大きな鍋で豚汁を作る。娘の敦子さんが同社にパート勤めを始め、調理や配膳に協力できるようになったためだ。

 味噌汁を作った鍋は毎食空になるそう。社員のなかにはもっと読む.pdf






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