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変わる松平のスタートに 松平こども園完成

2面・松平こども園・写真.jpg 移転新築工事を平成23年度から行っていた「豊田市立松平こども園」が完成し19日、地元の関係者らを招いて完成式が行われた。新園舎での保育は29日から始まる。

 これまでの松平こども園は、国道301号を挟んで松平中学校の対面。園庭が狭く、駐車場もなかった。送迎のために国道を渡る必要もあった。

 移転新築した場所は、松平中学校の裏側にあたる山の上。敷地面積は約1万1千㎡。従来の3倍近い広さがあり駐車場も84台分を確保した。

 新園舎は鉄骨2階建て、延べ床面積約1千900㎡で、旧園舎の2倍近い規模。これまで150名だった定員を26年度からは200名に拡大し、新たに0〜2歳の乳児保育(定員40名)も始める。

 園舎の外観は〝松平家発祥の地〟の景観に配慮し、日本家屋調のデザインを採用。保育室の床や腰壁に市内産の木材を多用して室内を木質化した。屋根に設置した太陽光発電パネルは40キロワット。全量を売電する。用地費を含めた総工費は約8億5千万円だ。

 来賓に招かれた地元区長会長の中根道善さんは「これをスタートに、松平地区は今から道路を中心にいろいろ変わっていきます」と挨拶。田中弘美園長は「地元の皆さんがいつも口にする『松平はねぇ…』という言葉に熱意と努力を感じます」と話していた。

 記念品として園児が色づけしたうちわが配られ、園児の歌や、松平わ太鼓の演奏も行われた。もっと読む.pdf

全国大会連覇期待 豊田リトルシニア

3面・リトルシニア.jpg豊田市の中学生を中心とした硬式野球チーム「豊田リトルシニア」が、昨年に続き全国大会に出場する。大会は東京都の神宮球場で8月2日から開催。昨年は優勝に輝き、今回は連覇を狙う。

 豊田リトルシニアの選手は中学1年〜3年の82人。なかには大府や春日井、半田市の選手もおり、1年生では三重県桑名市から通っている選手もいるという。

 強さの秘訣を小林晋也監督(55)は「子どもの野球に対する姿勢が良いことです」ともっと読む.pdf

行燈(あんどん)づくりで地元交流 豊田市小原大平町

4面・大平・あんどん.jpg 豊田市小原地区大平町で「大平町の将来を考える会」=水野浩克会長=が立ち上がった。

 これは、自然豊かな子育て環境や文化資源などの地元の良さを再認識して、誇れるまちを創り出そうというもの。Iターン・Uターン定住者を増やし、少しでも過疎化を止めるのが狙いだ。会員は町内の全住民(約140世帯・400人)。魅力創出部会や子育て環境部会、体験農場部会などに分かれ、5カ年計画で取り組んでいく大平町独自のものだ。

 13日には魅力創出部会と子育て環境部会が中心となり、行燈づくりが行われた。夕方から行われる恒例の祇園祭に合わせ、地域の人たちの交流を兼ねながら祭りを盛り上げようというものだった。老若男女約55人が参加し、地元の竹などを使って約2百個の行燈をつくった=写真=。参加者には大平町に新しく住み始めた家族連れももっと読む.pdf

小中学生が240年の歴史も勉強 安永川トンネル工事現場

2面・安永川トンネル・写真.jpg 豊田都心を浸水から守るため平成20年に始まった新・安永川トンネル建設工事の現場で12日、小中学生による見学と勉強会があった。

 会場となったのは矢作川との合流点に新しく造られた樋門の中(堤防の下)。コンクリート壁に映した画像をみながら、盆地状で排水しにくい豊田都心の地形や、240年前に造られ工事が繰り返された安永川の歴史を学んだ。

 いま行われている新トンネル建設は、安永川の排水能力を9倍に高める大工事。既に昨年9月に貫通し、…もっと読む.pdf

対話で地域史を物語に 
あすけ「聞き書き」講座で今年度担当者15人が勉強会

聞き書き.jpg 「いま聞いておかなければ忘れられ、歴史のかなたに消えてしまう足助の人々の昔の生活体験」を記録に残そう──。

 そういう文化活動が豊田市足助地区で始まったのは、3年前の2010(平成22)年度。その作品である文集『足助の聞き書き』は、毎年度末に発行、足助地区の交流館や学校などに配布され、市販もされてきた。

 その第4集(2013年度版)制作の準備がすでに始まっていて、7月14日足助交流館で、あすけ「聞き書き」講座が開催された。今年度のインタビュア(聞き手)兼ライター(作者)の予定者15人が集まり、終日、講師の吉野奈保子さんの講演を聴いたり、インタビューの実習=写真=を受けたりした。

 この講座を経て7月末頃に、今年度に自分史を語る話し手(古老)と、その話を聞き書きする聞き手(10代〜40代の若手)が決まる。各10数名予定。

 8月〜12月に若手が古老から取材、編集・原稿書きをする。この途中の10月12日「第2回聞き書き講座」がありもっと読む.pdf

生徒数の減少で廃部へ 最後の大会に挑む 足助中学

足助中・バスケVS竜神中.JPG豊田市立足助中学校(藤嶋力央校長・225人)の女子バスケットボール部と男子バレー部が今夏の大会を最後に廃部となる。過疎化による生徒数減少のためだ。

 女子バスケ部員は3年生6人。13日に朝日丘中学で市内大会の初戦があった。対戦相手校は竜神中学。30分以上にわたる試合を5人の選手で戦い抜いた。1人はスコアをつけたり、休憩時間に選手に冷たいものを渡したりするなどサポートに徹していた。結果は57対37で足助中が勝った。応援に駆けつけていた保護者から大きな拍手がおくられた。

 部長の三橋悠布さんは「後輩がいないので全部自分たちでやらなくてはいけないのが大変です。先生や親、OGの応援や差し入れが励みです」と…もっと読む.pdf

駅前で七夕まつり とよた下町おかみさん会

2面・おかみさん会.jpg豊田市駅前の女性経営者らでつくる「とよた下町おかみさん会」=杉谷真利予会長・会員21人=が7日、神明町の挙母支院で七夕まつりを開催した。8回目。

 これは、市民の詠んだ俳句や願い事を書いた短冊を笹に飾り、地域住民と交流しながら下町商店街の魅力を伝えるのが狙いもっと読む.pdf




矢作川でイカダ体験 豊田市立西広瀬小

3面・西広瀬小・イカダ写真.jpg豊田市立西広瀬小の4〜6年児童たちが9日、学校前を流れる矢作川で筏遊びを楽しんだ。

 同校ではクラブ活動でカヌー体験をしてきたが、今年はもっと楽しい筏づくりを計画。児童と教員で製作した。浮力材は数年前まで行われていた矢作川筏下り大会にならい、トラック用タイヤチューブを使用。現在は入手困難だが、住友ゴムに問い合わせると無償で提供してくれたそうだ。

 製作した3艘の筏はチューブ4つの上にザラ板2枚を乗せてロープで固定した簡単なもの。子供たちはライフジャケットを着込み、手作りの旗を持って乗り込んだ。

 筏を浮かべたのは岸よりの緩い流れだったが、乗り込む前にはもっと読む.pdf

庭池のコイ食べ過ぎ飛べず…御用川鵜

4面・後藤さんちのカワウ写真.jpg豊田市小原地区大平町在住の後藤正さん(65・矢作新報の元記者)宅で、庭池のコイを食べすぎて飛べなくなったらしいカワウが捕まった。

 後藤さん宅には庭に5×2mほどの池がある。飼っているコイが少しずつ減るので、ときどき姿を見かけるアオサギに捕られているものと思っていたそうだ。

 先日、後藤さんが帰宅すると池にカワウの姿を発見。近づいても飛び立たず、歩いて逃げ始めたので庭箒で取り押さえた。食べ過ぎて飛び立てなかったのかも知れない。捕まえた直後に15㎝ほどのコイを吐き出したそうだ。
 二度と来ないよう懲らしめるため、もっと読む.pdf

樹齢百年余 クスの大木 伐採の是非を研究中 

喜多町神社クスの大木.jpg 豊田市駅前通り北側の「北地区市街地再開発」の事業計画が固まった。施工面積は1・6ヘクタール、総事業費185億円。来年夏(2014年度)には解体・建築工事が始まり、三年後(2017年度)には東棟(分譲マンション)、中央棟(高齢者施設)、西棟(アミューズメント施設)の建設事業が完了する。

 未解決の問題として、東棟予定地と中央棟予定地の間に位置する喜多町ちびっこ広場及び喜多町神社一帯の2本のクスの大木をどうするのか。現地保存か、伐採か、移植か。

 豊田市役所都市整備部が調査研究を続けているので、同部担当者の加藤国治副参事(都市再開発担当)に現状を聞いた。

加藤副参事 都市整備部として技術的、財政的面から検討しており、今秋には結論を出す。
 ──市長まで上げる問題か。

加藤副参事 いや、都市整備部で。
 ──加藤泰都市整備部長の意見は。

加藤副参事 可能ならば緑保全の趣旨から現地保全で、と。 
 ──都市整備部以外ではどなたのご意見を。

加藤副参事 地元自治区(三区)、再開発準備組合、再開発企業、樹木医等々。
 ──そもそもの困難は何か。

加藤副参事 再開発区域の地下部は全面的に地下2層の市営地下地下駐車場になる。そのコンクリート天井が地表に近くせまって来る。その上には大木は育たない。
 ──2本の大木の下部だけ地下駐を減らせば…。

加藤副参事 地下駐は地下1・2層で300台計画だが、うち20〜30台分減らさなければ。そこをコンクリート壁で囲んで大木が育つか。地下駐の通路計画がうまく設計できるか。
 ──そのマイナス効果の金額換算はもっと読む.pdf

旅館をライブハウスへ 豊田市松平地区

2面・マクロヴィレッジ.jpg 豊田市松平地区坂上町の元旅館「山荘王滝」を利用し、新たな活動を始めた女性がいる。マクロヴィレッジ(無限の村の意)代表の池田貴代美さん(40・豊田市)だ。

 6月21日には、小原地区の竹内正美さんの協力を受け、アフリカ・ジンバブエの子どもたちによるライブを開催した。会場となった大広間には親子連れやカップルなど約40人が集った。激しいダンスに合わせて手拍子が続き、楽器をたたく女性や踊り出す男性もいた。

 マクロヴィレッジは昨年1月にオープン。施設は毎週土・日曜とイベン松平.jpgト開催時に開設。素泊まりや食事もできる。衣食住を含めて自分と向き合う時間づくりや、楽しく生きていくための場づくりが目的の施設だという。

 池田さんは「急激に世の中が便利になり過ぎた。時間に追われ、どこか生きにくい世の中に感じる…もっと読む.pdf




自分らしい最期考えませんか? 専門家チームが「終活セミナー」

 自分らしい最期を考えたり、葬儀費用や相続について家族に心配かけない逝き方を準備したりする「終活」への関心が高まってきている。6月22日には豊田商工会議所の会議室で「終活セミナー」が開催され、終活コーディネーター、葬儀社、弁護士、税理士、保険事務所など各分野の専門家が、それぞれの立場から安心できる終活を解説した。

4面・終活セミナー写真.jpg この終活セミナーを開催したのは「チーム・トラスト西三河」。信託や生命保険を利用した安心できる終活を広めようと、葬儀社、弁護士、税理士、保険事務所らが連携して活動しているグループだ。セミナーの資料として、近年関心の高まっているエンディングノート(自分史)が配られた。

 最初に講師を務めたのは終活コーディネーターの上原房枝さん。エンディングノートについて「老いる前に一冊のファイルにまとめておくことで、貴方らしいお別れの形を提案できます」「残された家族には大切な思い出のファイルとなり、他にはないご供養の形になるのでは」と解説し、「お気に入りの写真探しから始めてみませんか」と呼び掛けていた。

 弁護士の土面尋志さん(豊田市神田町)は、相続や遺言について解説。遺族が相続争いを起こさないための提案として「信託」を使った終活を紹介した。

 葬儀社㈱フューネ(同市小坂本町)の三浦直樹社長は、同社が日本で初めて商品化し全国に広めようとしている「安心託葬」を紹介。「エンディングノートと信託を組み合わせることで、生前に自分が思った葬儀を間違いなく…もっと読む.pdf

素人仲間と家造り 豊田市旭で千年持続学校

6面・千年持続学校.jpg 豊田市旭地区太田町の古民家「板取の家」を拠点に、素人集団で家を造る千年持続学校が6月30日、1軒目の上棟式を行った。

 千年持続学校は、田舎暮らしを願う若者が増えるなか、住む家が見つからない問題を前に、仲間とともに田舎のライフスタイルにあった家を造ろうと2011年に始められた講座。NPO法人都市と農山村交流スローライフセンターの事業のひとつだ。学校長は名古屋大学大学院環境学研究科の高野雅夫准教授が務め、事務局は㈱M─easyの戸田育代さんが務めている。このほか大工、建築士、地元区長らの協力を得ている。

 家造りに集ったメンバーは市内外の20代〜60代の27世帯。田舎で子育てをしたいと願う夫婦や、家を造る技術を学びたいと申し込んだ人も。初対面で大工経験のない素人たちが月に1度集まり、家の構想や設計などを話し合い、1軒の家を造るのだと…もっと読む.pdf

2年連続ビオトープ大賞 豊田市中金町㈱鈴鍵

 NPO法人日本ビオトープ協会が主催しているビオトープ顕彰で、今年は㈱豊田自動織機の企業ビオトープ「大府駅東ビオトープ」が大賞を受賞した。提案・施工したのは豊田市中金町の造園土木会社㈱鈴鍵だ。5月末に東京農業大学校で授賞式があった。

 これはビオトープの普及や技術向上を目指し、毎年優秀な施工事例を顕彰しているもの。鈴鍵は数々の受賞歴があり、昨年も挙母小学校での施工事例で「学校ビオトープ大賞」を受賞している。

 今回の「大府駅東ビオトープ」は、生物多様性創出の取組で豊田自動織機が工場近くの遊休地に創ったもの。敷地面積は約1100㎡で、地域の自然環境をイメージした草地、水辺、林の3ゾーンで構成されている。

 都市のビオトープらしい特徴は、水辺に水道水を使っていること。太陽光発電で循環させ、魚も居着いているそうだ。水辺の石として工場の焼却灰やばいじんをリサイクルしたエコストーンを使っている点も面白い。また、企業ビオトープではあるが工場外なので、地元住民と一緒に管理しているのももっと読む.pdf

日本郵便の助成受け 厨房と食堂を改修 オイスカ研修センター

4面・オイスカ.jpg海外研修生の研修施設である公益財団法人オイスカ中部日本研修センター(豊田市勘八町)の厨房と食堂が、日本郵便の助成を受けて5月に改修工事を終えた。

 これは、厨房設備の老朽化に伴い、研修生が衛生的かつ安心して厨房作業ができるように行われたもの。調理台や流し台、食器棚も新しいものと交換され、食堂横の屋外には屋根付きの階段も設置された。事業総額は約620万円。このうち日本郵便の年賀寄附金より500万円の助成を受けた。

 食堂や厨房は常時25人の職員や研修生が使用するほか、海外から来賓客ももっと読む.pdf

80㎝アメリカナマズ 豊田市松嶺町鈴木兼裕さん

4面・アメリカナマズ・写真.jpg
 豊田市石野地区富田町の矢作川で18日、特定外来種アメリカナマズの大型が釣り上げられた。

 釣り人は松嶺町の鈴木兼裕さん(78)。ウナギねらいの捨て針にもっと読む.pdf

国連イノベーションフェア招待 豊田市長が「環境先進都市」PR

 「環境先進都市」の取り組みを続ける豊田市の太田稔彦市長が、国連の経済社会理事会から招待され、7月上旬にスイスの国連事務局で開催される「国連イノベーション(革新)フェア」へ参加することになった。同フェアへの日本からの参加は初めて。自治体としての参加は世界でも初だという。豊田市がトヨタ自動車などの企業と連携して進めている環境先進モデル都市の取り組みが、国際的にも評価された形だ。

 参加するのは太田市長と環境モデル都市推進課職員のほか、「豊田市低炭素社会システム実証推進協議会」(会長=豊田市)の構成企業であるトヨタ自動車、デンソー、ドリームインキュベーター、豊田通商など。環境・エネルギー・交通分野での先進的な取組をPRしてくる予定だ。

 同フェアは今回のテーマに「最善の技術から次の技術に〜イノベーションはどう世界を改善するのか」を掲げ、国連経済社会理事会の理事国(54カ国)の閣僚級や、国連の機関、NGO等が出席する。
 豊田市が招待されることになったのはもっと読む.pdf

フランシス・ベーコン展 世界各国の代表作33点

3面・市美術館.jpg ピカソと並んで20世紀最大の画家とも呼ばれるフランシス・ベーコンの回顧展が、豊田市美術館で6月8日から始まった。期間は9月1日まで。

 ベーコン(1909〜1992年)はアイルランド生まれで、ロンドンを拠点にして世界的に活躍した画家だ。今回の展示は「身体」をテーマに、日本で所蔵されている5点をはじめ、アメリカ、ドイツ、台湾など世界各国にある代表作や大作33点が並ぶ。 

 ベーコンは第二次世界大戦を体験しておりもっと読む.pdf

茶の農業技術豊田から全国へ 三河式てん茶機械考案

2面・お茶の純平.jpg 豊田市高岡地区吉原町の「碧園お茶の純平」は、茶の栽培から製造・販売まで一貫した品質にこだわり、全国から高い評価を受けている。これまで全国茶品評会で2年連続日本一に輝き、平成16年には日本農林水産祭で内閣総理大臣賞にも選ばれた。
 明治3年創業の「碧園お茶の純平」は、全国の茶業界にも影響を与えてきた。2代目の山内純平さんは大正9年に「三河式てん茶機械」を考案。抹茶の原料となるてん茶の品質安定と生産能率の向上を目的とした開発だった。構造は、底部に火炉を置いた煉瓦積みの乾燥室。蒸した茶葉を台に広げ、乾燥室内部にあるレールに乗せて乾燥させていく仕組みだ。
 この三河式てん茶機械は茶業の盛んな京都でも賞賛を受け、さらに改良が加えられた後もっと読む.pdf

矢作川の恩恵実感 県営「豊田浄水場」一般公開 

4面・水道・写真①.jpg 毎年6月1日〜7日は「水道週間」。今年で55回目だ。愛知県はこの一週間、県営の浄水場を一般公開して市民の見学を受け入れていた。記者も小学一年生の息子を連れて豊田市浄水町にある「豊田浄水場」の見学に行ってきた。

 豊田浄水場は昭和47年に完成した県営施設で、浄水町の名の由来にもなっている。導入しているのは矢作川の水だ。上流の矢作ダムで貯水し、百月ダムの岩倉取水口から取水している。一日の最大給水量は23万1千トン/日。豊田市やみよし市を始め、岡崎市、安城市、知立市、碧南市に給水している。

 見学コースはまず、上水道や工業用水についての説明ビデオ上映から。そのあと広い場内の各施設をゆっくりと案内してくれた。4面・水道・写真②.jpg

 最初に案内されたのは管理棟内にある水質試験室。水の安全をチェックする部屋だ。化学的な試験を行っているほか、小魚を使った監視もしている=下写真=。おもしろかったのは小魚水槽の隣に置かれている「毒物検出装置」と書かれた箱だ。この中に入っているのも小魚。カメラで常時監視し、異常な動きをすると警報が鳴る仕組みになっているそうだ。

 屋外で最初に案内されたのが「着水井」。矢作川から送られてきた水を安定させる場所だ=左上写真=。この日は一時間に7千トンほどの河川水が入っていると説明を受けた。今回の見学で最も矢作川の恩恵を実感した場所だ。

 水処理の第一段階では、薬品を加えて濁質を凝集させもっと読む.pdf



豊田に文化の種まき20年 若者の美術展K−TEN20

5面・ケイテン写真.jpg 豊田市に文化の種子をまき続けて20年。今年も若い芸術家たちによる美術展「K-TEN」が市美術館の市民ギャラリーで開催される。期間は6月11日〜16日。子供に人気のものづくりワークショップは15・16日、異文化交流の講演会は15日だ。

 この美術展は、美術大学への進学をめざす高校生の塾的存在「小林美術研究所」=栄町・彫刻家の小林豊さん主宰=のOBが中心になって開催しているもの。企画・交渉・運営を行う実行委員は現役の大学生たちだ。若い力による20年間の継続で豊田市の芸術文化の底辺を広げてきた。OBの中には美術作家やデザイナーとして全国各地で活躍する人も多く、全国トップクラスの作家も輩出している。

 今年の出品は46名。様々な分野の約100点が出品される。障がい者の就労支援施設「青い空」からの出品もある。

 記念すべき第20回の実行委員長を務めるのは、名古屋市立大2年の武穂波さん(前山町)と、愛知教育大学2年の長谷川菖子さん(豊栄町)。武さんは小学生の頃から小林美術研究所に通っていた生え抜きで、K-TENのワークショップで大学生のお姉さん達に教えて貰えることが本当に楽しかったそうだ。

 そんな武さんたちが考えた今年のワークショップは、発砲トレーを使った恐竜づくりなどの新たなメニューも加えている。高橋節郎館で15日午後と、16日午前・午後。

 講演会の講師は、豊田市役所の元職員でメキシコのコリマ州立大学の客員教授も務めた本多一正さん。『私のメキシコ体験記』と題して話す。美術館講堂で15日午前10時30分から。無料。
 問合せはK-TEN事務局(☎33・7931)へ。もっと読む.pdf

「菊石」酒蔵開放に1千人 関東や関西からも来場客

2面・酒蔵開放・写真.jpg 豊田の地酒「菊石」の浦野酒造=四郷町=で21日、酒蔵開放イベントが行われ約1千人の来場客で賑わった。東は鎌倉、西は大阪や京都から訪れた人もいたそうだ。

 このイベントはお客さんとの交流や、酒造りの文化を知って貰うことを目的に始まったもの。蔵人の忙しさが一段落したこの時期に毎年行われている。社員と地元ボランティア協力者20人がスタッフだ。

 恒例となった酒蔵見学や新酒の試飲販売のほか、今年は蔵の雰囲気を生かしたミニ書展も開催。また、酒造りのタンクをかき混ぜる〝櫂入れ〟の疑似体験コーナーも初めて設け、子供たちに人気だった。

 印象的だったのは、来場客がみな笑顔で楽しそうなことだ。地元に伝統的な造り酒屋があり、毎年こうしてファンが集える場があるのは幸せなことだ。ほろ酔いで取材しながらそう思った。

竹やぶを整備し子供とタケノコ掘り

2面・たけのこ.jpg 豊田市立大林小学校の3年児童(127人)が17日、豊田シニアライオンズクラブ(板倉鋼次会長)と豊栄町にある竹やぶでタケノコ掘りを楽しんだ。

 この催しは、楽しい体験を情操教育につなげようと同ライオンズクラブが始めたもので、今年で4回目。子どもたちはタケノコを見つけると、ライオンズ会員に声をかけて掘り起こしてもらい、うれしそうに手にしていた=写真=。

 板倉会長は末野原地区のわくわく事業「花壇委員会」の会長も務め.…続きは本紙をご覧ください

豊田福寿園入所者歌謡ショー楽しむ 「八百鮮」主催

3面・八百鮮.jpg豊田市猿投地区高町の特別養護老人ホーム豊田福寿園で16日、入所者らを対象に「大澤一恵歌謡ショー」が開催された。

 これは、地元でアパートと八百屋を経営する「八百鮮」の中根詔さん・みさ子さん夫妻がお年寄りにもショーを楽しんでもらおうと企画したもの。みさ子さんが市内で2月、大澤さんのショーを観て感動したことがきっかけとなった。

 会場となった食堂ホールには約150人が集い、「ふるさと」や「上を向いて歩こう」など.続きは本紙をご覧ください

豊田市の3団体がさくら功労者表彰

1面・桜の手入れ.jpg 桜を通して地域づくりを続ける豊田市内の3団体「小原観光協会」「青木自治区」「高美町桜並木保存会」が10日、東京で開かれた第48回さくら祭り中央大会で「さくら功労者」表彰を受けた。

 この表彰は(財)日本さくらの会が主催しているもので、毎年、桜の植栽や愛護、研究などに顕著な功績がある個人・団体に贈られている。今年の受賞は全国で15人・29団体。県内では豊田市の3団体のみ続きは本紙をご覧ください

豊田産の木材多用第1号 寿恵野こども園

2面・子ども園舎・写真.jpg 木造の大型園舎を建築している豊田市鴛鴨町の市立「寿恵野こども園」で15日、建築士や工務店、報道陣を対象にしたPR見学会が開かれた。同市森林課と建築住宅課の主催。

 豊田市は平成19年策定の森づくり基本計画の中で「木材利用の促進」を掲げている。これまで目立った取組が無かったが、国の新たな方針を後押しに、昨年新たに木材利用促進の基本計画を策定。地元産材の積極利用を始めた。今回の園舎建築はその第一号と言えるものだ。

 園舎は.

矢作川の天然アユ大量遡上はじまる

 今週に入ってからの温かさで矢作川の水温も上がり、豊田市水源町の明治用水ダム(河口から35㎞)魚道で天然アユの大量遡上が始まった。例年よりも少し早めだ。

 最初に大量遡上があったのは15日。9〜14センチ程の大きめの若アユが3万尾ほど遡上した。これから大型連休が明けるころまで見物を楽しめるはず.…続きは本紙をご覧ください

文科省スポーツ事業受諾が内定 NPO朝日丘スポーツクラブ
トップ選手を部活派遣へ 

 豊田市挙母地区の朝日丘中学校区で、子供たちを中心に地域住民の体力づくりに取り組む「NPO法人・朝日丘スポーツクラブ」=黒川照明理事長=が1日、仮認定NPO法人に認定された。市内では2月に仮認定を受けた「NPO法人・花やか豊田プラント」=八木三郎理事長=に続いて2例目。総合型地域スポーツクラブでは全国3400団体の中で2例目だ。3年間で実績をあげれば正式に認定NPOになる。

 認定NPOの制度は、寄付文化を醸成し市民活動を活発にするのが狙い。寄付した個人・法人に税制優遇があるため寄付を受けやすくなる。認定のハードルは高いが、1年前に仮認定制度ができ期間限定でハードルが下がっている。

 朝日丘スポーツクラブの年間予算は約2800万円。内訳は①会費7割強、②助成金(市やトト等)3割弱、③寄付金(企業や自治区の賛助会費)1%未満だ。

 今回の認定は寄付金を増やすスタートラインに立った形だ。寄付が増えれば参加費を下げることも可能になる。ただし、これまで以上に新しい事業への挑戦や、質を高める努力が必要になる。

 そのためもあって、同スポーツクラブは今年度から、トップアスリートを中学校の部活動や、小学校の体育授業、指導者研修などの講師として派遣する新事業を始める。

 豊田市内には中京大学やトヨタ自動車があり、オリンピック〜全国大会級のトップアスリートが多い。彼らを地域スポーツの指導に結びつけて底上げを図ろうという企画だ。文部科学省の事業に提案応募し、受託することが決まった。

 具体的には陸上・ハンド・バレー・ソフト・バスケットボールの5種目で17人程のアスリートに続きは本紙をご覧ください

刻字や自詠詩の力作150点 第30回 論古書展

3面・論古社・安藤先生.jpg豊田市伊保町の書道家安藤豐邨さんが主宰する論古社の第30回書展が、豊田市民文化会館A・B展示室で19〜21日に開催される。

 会場には、刻字を始めとする力作約150点余が並ぶ。目玉は、全国の書道家幹部らで組織され、安藤さんが会長を務める「書縁會」10名の作品と、近代中国書作家四屏條展の5作品。また、論古社のベテラン生徒が書いた60㎝×240㎝の大作40点以上も。同時に学生展(約390点)も開催され、見応えのある書展となっている。 

 20日(土)11時からはセラミックボードに文字を彫る刻字体験コーナー(無料)、21日(日)13時半からは書道家安藤尤宗さんはじめ45人による曲と踊りを取り入れた書のパフォーマンスも楽しめる。

 30回目の書展にあたり安藤豐邨さん(62)は、フランス国立ギメ東洋美術館で行った刻字のワークショップや.…続きは本紙をご覧ください

全長15m鯉のぼり 下山商工会青年部が制作

1面・鯉のぼり写真.jpg いま豊田都心コモ・スクエアのロビーに巨大な鯉のぼりが飾られている。これは下山商工会青年部=高田浩倫部長・19人=によるものだ。

 下山地区では毎年4月29日(祝)に観光協会主催・商工会共催で「どーだん!香恋の里・鯉恋まつり」を行っている。恒例の目玉イベントは商工会青年部が中心となって来場客と一緒に完成させる巨大鯉のぼり。いまコモスクエアに飾られているのは一昨年の同イベントで作られたものだ。

 今年の「鯉恋まつり」に向けた準備もすでに始まっており、3月27日には商工会青年部のメンバ
ーが深夜までかかって巨大鯉のぼりの下絵を描いていた=写真=。

 建設会社「大正屋」の大きな製材工場に広げられたのは、岡崎市内の業者に特注した全長15mの真っ白な鯉のぼり。実行委員長の鈴木裕治さん(40)を中心とする青年部メンバーが6時間ほどかけて、下絵を描き、頭部の色塗りをすませた。29日のイベント当日に来場した子どもたちの続きは本紙をご覧ください

猿投公園線が開通

2面・開通式・写真.jpg 豊田市猿投地区御船町で長いあいだ工事中だった都市計画道路「猿投公園線」が3月30日に開通し、地元の御船町自治区=澤田数衛前区長=の主催で記念式典が催された。高架橋部分では渡り初めも行われた。

 猿投公園線は亀首町の国道419号から西広瀬工業団地方面へ抜ける道路の一部(1600m)。平成14年に一部着工していたが、用地買収が遅れて工事完了までに時間が掛かっていた。今回の完成によってようやく…続きは本紙をご覧ください

里山愛老人のつぶやき 小澤庄一氏75

里山文化は過去形に

4面・小澤さん写真.jpg 40年前、足助・新盛町上八桑のわが集落において、県営圃場整備事業で一枚区画平均5アール、面積5ヘクタール、農家17戸の水田が完工した。

 それがいま、面積0・8ヘクタール、農家4戸に激減した。後継者のある世帯は2戸、耕作放棄地は湿地化した。草刈り管理も遠のき、用排水分離の水路は荒れ放題、再生不能田が目立ってきた。

 団塊世代(戦後のベビーブーム世代)の現耕作者らは、先祖伝来の農地を俺の世代に荒らすものかと、兼業の会社勤め収入で高額高性能の農業機械を入れた。

 現在、JAへの10アール当たり支払い額は、箱苗、肥料、農薬、コンバインによる稲刈り、乾燥調整精米等々でおよそ10万円。草刈り管理など無償労働の稲作である。10アール8俵の収穫として、収支はゼロか…。家族の米消費量が少ないこともあり、スーパーのコシヒカリ優良米に傾くのも無理からぬ現状だ。

 あれこれに想いをはせながら、この地に生を受けた人間として、裏山清水で屋下田を途切れることなく耕し食してきた。とりわけ三州足助公社をお役放免になって4年、身土不二、自分の食は自給すべきとの小理屈をつけ挑戦してきた。

 幸いなことに渋沢寿一氏を塾長とし里山愛を唱える〝豊森なりわい塾〟受講生の体験稲作で10アールの耕作を続けてきた。手植え・手刈り・ハザかけ・天日乾燥・籾貯蔵方式の「小澤たんぼの会」。本年も落葉堆肥の有機肥料・無農薬・省石油米を目がけている。

 3年目になると小澤田んぼも会員の入れ替わりがある。パーマカルチャーの勉強にオーストリアへ行った妙齢な女性、三菱重工のMRJ機の売り込みに中米へ出かけるという青年、トヨタ生協の店長で長野県売木村の雑木林にてキノコやタラの芽栽培の余暇生活をする壮年、里山生活に魅力を感じるという都市くらしの面々、多彩な顔々となった。

 おかげさまで老体も意気づいてはいる。しかし〝持続的半農〟はむつかしい。周囲の半農林家も後継者がいるのは17戸中4戸、一人二人暮らしの高齢化世帯が17戸中8戸の惨状である。

 里山消えなんとす、いざ帰りなん。その想いだけでは黄金色の稔りも消えそうだ。足助地区は都市近郊の通勤可能圏内の山村だ。トヨタ自動車もよりの立地にあって、これから足助はどうなることやら…続きは本紙をご覧ください

折り鶴で日仏交流 豊田市小原の作家たち帰国展

6面・和紙のふるさと.jpg 豊田市小原地区の和紙工芸作家らを中心とする日本文化「伝統と現在」会が、昨年末フランスで展覧会を開催し、その帰国展を地元の「和紙のふるさと」で開催している。5月12日まで。

 出品しているのは、同地区の和紙工芸作家加納恒・登茂美夫妻、佐藤友泰さん、書道家の佐藤能成さんら29人。和紙を利用した絵画や衣装、小物など約40点を展示しており、色鮮やかな和菓子やケーキなどユニークな作品も。なかでも注目は300羽余の和紙鶴。これは、フランスの展示会場を訪れた客が作り、日本の子どもたちが作った和紙鶴と交換されたもの。鶴には日本へのメッセージが書かれている。多数の和紙にも「ありがとう」「元気ですか」と日本語で書かれた文章や、「TUNAMI」の文字があった。

 フランスでの展覧会は昨年の11月から12月にかけ、10日間開催された。日仏の文化交流と東日本大震災の被災者らの想いを伝えるのが目的だったため、現地では震災の被害状況や原発問題などについて多くの会話が

絶滅危惧種シデコブシ 身近に花々咲く 豊田市御船町

1面・シデコブシ写真.jpg豊田市など極めて限られた地域だけに自生するシデコブシの花が、いま見頃を迎えている。

 シデコブシは愛知、岐阜、三重の一部にしか分布していないモクレン科の落葉小高木。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類に分類されている。たいへん希少であるうえ、直径10ホームページ用シデコブシ2.JPGセンチ程の見応えある美しい花を一斉に咲かせるためファンが多い。花の色は白や淡いピンク、濃いピンクと様々だ。

 御船町地内には80本ほどが自生。開花の早い一部の場所では先週末に満開を迎えていた。他の自生地に比べて、目線の高さで間近に花を見られる場所があるのが特徴だ。場所は県道豊田明智線から続きは本紙をご覧ください

農山村の〝風〟愉快に表現 里山交流まつり

里山交流まつり・写真1.jpg 豊田市足助地区にある市営の田舎暮らし体験館すげの里で24日、「第2回ほんわか里山交流まつり」が開催された。

 この催しは農山村での田舎暮らしに関心のある人や、田舎暮らしをしている人たちが集い、情報交換と交流を楽しもうというもの。里山交流まつり・写真2.jpg昨年よりも広がりをみせ、飲食出店やブースに26団体、舞台発表やイベントに10団体以上が参加。ほんわかと盛り上がった。昨年を上回る450人以上が集まったようだ。昼頃には太田市長も訪れて楽しんでいた。

 近年、都市から農山村への若者の移住が増え、それとともに農山村の住民意識も少しずつ変化してきた。「農山村に新しい風がふいている」とも言われる。今回の里山交流まつりは、その〝風〟を愉快に…続きは本紙をご覧ください

巴川羽布ダム竣工50周年 ダム湖で陸封アユ大繁殖の年も

ダム湖パンフ.jpg 豊田市下山地区にある巴川上流の「羽布ダム」が竣工50周年を迎え、4月7日、三河湖観光センターで記念式典が開催される。主催は農業用水団体の矢作川沿岸土地改良区連合。来賓として県知事、流域の市町長、国会議員、県会議員らが招かれ約130人が出席する。

 羽布ダムは昭和38年3月、国営(当時の農林省)の矢作川農業水利事業で完成した利水ダム。農業用水を中心に、平成9年からは岡崎市の上水道にも一部使われている。管理運営は愛知県が行っている国設・県営のダムだ。

 用水の取水口があるのは羽布ダムではなく、巴川最下流の細川頭首工。河川流量が少なく用水が不足したときに、羽布ダムの水を巴川へ流して取水量を確保している。aichi1-1.jpg

 かんがい区域は右図の通りで、本流の矢作ダム(昭和45年完成)とともに西三河南部の大農業地帯を潤している。

 愛知県は羽布ダムの放流水を小水力発電に使おうと、25年度中に設計と一部着工を計画している。費用は約4500万円。詳細は未定だが最大出力900キロワット程度(矢作川越戸発電所の約10分の1)の発電機を設置する考えだ。取り付け口は既にできている。完成は早くて平成28年度の予定だ。

 羽布ダムでは農業用水の水温安定や、植物プランクトン増殖による水質障害(カビ臭など)を防ぐ目的で、湖底から空気泡を打ち上げてダム湖をかき混ぜている。この影響かどうか不明だが、ダム下流の川の色は黒っぽいことが多い。とくに夏場は顕著だ。中流の観光地・香嵐渓の清流イメージを損なっているほか、有名な巴川のアユ漁業にも影響が出ていると言われるが、管理者である県の意識は高くない。羽布ダムの管理運営の大きな課題だろう。

 もう一つ羽布ダムの大きな課題として挙げられるのが…続きは本紙をご覧ください

豊田市南部に救急医療整備 

 豊田市議会の代表質問(2月25日)で、自民クラブの都築繁雄団長が市南部地域で「救急医療施設」の早期整備を求めたのに対し、太田市長は新年度の「豊田市医療対策懇話会で具体的に検討する」と答弁した。

 この日の質問・答弁から「南部地域においてもいよいよ公的救急医療施設が整備される」という印象を受けたが、市医療対策懇話会で今後何が検討されるか。実現へのスピードはどうか。

 豊田市医療対策懇話会というのは、豊田市が市内の医療施設を整備するにあたって、豊田加茂医師会などの医療関係者の意見を聴く会。市長が求める医療テーマについて協議し、市長に提言する。懇話会の事務は市福祉保健部総務課が担当している。

 今回のテーマは、軽症の救急患者まで豊田厚生病院やトヨタ記念病院に集中してしまい、重症患者の救急医療を困難にしている事情をどう解消するか…続きは本紙をご覧ください

八木哲也議員が豊田で個展開催

3-八木個展.jpg豊田市美里のギャラリーシトロエンで明日23日㈯まで、衆院議員の八木哲也さんが個展「11311」を開いている。10〜19時。

 八木議員は18歳から陶芸をはじめ、朝日陶芸展や日本陶芸展で入選する腕前。現在も陶芸をライフワークにしながら豊田工芸協会の顧問を務めるほか、市内の農村舞台の保全や有効活用を目的にした「農村舞台アートプロジェクト」の発起人となるなど、様々な文化活動に携わっている人物だ。

 今回の個展は2年前、市議会議員として東日本大震災の被災地を訪れた八木議員が、震災の記憶を忘れてはいけないという想いから企画したもの。昨年末の衆院選の出馬と当選で予定していた窯が焼けず、開催を迷っていたが「震災を風化させないためにも開催を決意した」と話す。

 会場には津波をイメージしたパネルや、蛇口から流れる水が泥や瓦礫に変化していく様を表現した陶器の連作など、およそ40点が展示されている。作品名や解説のパネルはあえて置いていない。見る人の感性に任せ、それぞれの震災の記憶を振り返ってほしいという。問合せはシトロエン(☎80・5767)へ。ご購読はコチラから

猿投温泉リニューアル 新食堂に国産牛ステーキ

3面・猿投温泉.jpg 豊田市加納町の猿投温泉の日帰り温泉施設が今週18日、リニューアルオープンした。

 今回リニューアルされたのは1・2階のフロアー。2階温泉入り口には靴箱が設置され、掘りごたつ式の座敷やイス席の休憩所が設けられた。1階は食堂が一新され、飲食食堂がオープン。テーブル席のみで、少人数での食事が楽しめる。お勧めメニューは国産牛のステーキやそば定食など。岩手県の「どぶろく」も味わえる。問合せは(☎45・5800)へ。

錦ゴイ国際品評会 東海では初開催

豊田市青木町 近藤知由さん実行委員長

4面・錦鯉・上写真.jpg 全日本錦鯉振興会が主催する大きな品評会の一つ「錦鯉全国若鯉品評会」の第30回記念大会が、先週末16・17日の2日間、愛・地球博記念公園で開催された。同振興会東海地区=会員30業者=の地区長として大会実行委員長を務めたのは、豊田市青木町で「近藤養魚場」を経営している近藤知由さん(42)だ。4面コイ・近藤知由さん写真.jpg

 錦鯉の品評会は、生産者が手塩にかけて育てた成果を発表する場。体型のバランス、地色の質、模様の美しさなどの総合的な美しさを競うものだ。錦鯉の愛好家は世界中におり、国内生産の約7割が海外に販売されているほど。今回の品評会も国内だけでなく、世界23カ国から出品のある世界大会と言えるものだった。出品総数は1841尾。63㎝以下の若鯉を対象にした大会で、幅広い層が参加して競い合えるのが特徴だという。

 東海地区でこのような大きな大会が開かれるのは初めてのこと。プールの設置やエアレーションの配管も大掛かりになり、しかも高価な錦鯉が相手なので間違いがあってはいけない。経験不足を補うため…続きは本紙をご覧ください

矢作ダム〝新兵器〟2基目 濁水フェンス

濁水フェンス.jpg 大雨による洪水の日々、矢作ダム上流部には上村川、根羽川、名倉川3大支流から濁水が流入して来る。ダム湖内で重い濁水(茶色)は湖底に沈降し、軽い清水(青色)はダム湖上部に残る傾向だ。

 この際、ダム湖横断型で水深15m程の「濁水フェンス」(塩ビシート)を張ると、濁水が早く湖底方向に沈降し、ダム湖上部に分厚い清水の層が形成されることが、10年程前に設置された濁水フェンス1号機の実証実験で明確になった。

 通常はダム湖堤体に設置の選択取水装置を使って清水層の水で発電する。結果、矢作川下流部へ清水が流れる。湖底付近にたまった濁水は次期洪水の際、選択取水装置を使い、一気に下流へ流す。ご購読はコチラから

都心の大木は現地保全可能か

豊田市が技術研究

1面くすのき.jpg 豊田市駅前通り再開発の北街区が事業決定にむけ最終検討の段階にきている。北街区内のやや東寄り部分に喜多町神社があって、その境内地には2本の楠の大木がある。

 その喜多町神社の境内は約3百㎡の広さ。再開発ビル建設計画では、マンション棟と高齢者福祉棟の間に位置し、ほぼ全域が広場・通路などとして残される予定地だ。

 しかし、その広場・通路予定地を含め地下は全面的に地下駐車場にする計画だ。地下駐のコンクリート天井が地表近くまで迫って来る構造であり、その上に大木が育つ余地は全くない。市街地再開発(準備)組合側は現在の大木は伐採し、跡地に小さな土盛を作り、小木を植える案を出している。

 地元自治区の三区は、大木伐採について賛否の住民アンケートを取っているが、自治区役員会として再開発組合と同じ案(大木伐採・小木植樹)も示し、そこへ住民意見を誘導したい意向。

 豊田市都市整備部の加藤国治・都市再開発担当専門監によると、市側はこういう動きとは別に、地下駐車場台数を縮小することによって大木が生きられるスペースを作るための技術的・財政的研究を始めるという。

 今後、建設業界(大成グループ)、再開発(準備)組合、地元自治区などとも協議し、そういう転換が可能かどうか今夏までに研究し、経過や結果は…続きは本紙をご覧ください

薬と体調管理にお薬手帳が有用

3面・薬剤師会.jpg 一般社団法人豊田加茂薬剤師会(石橋博文会長)が豊田市山之手のメグリア本店で10日、お薬手帳の普及活動を行った。

 これは、市民にお薬手帳の必要性と活用方法を知ってもらおうと行われたもの。同薬剤師会の会員9人がメグリアを訪れる人たちへ、手帳の必要性などについて詳しく書かれた用紙とともにティッシュを手渡した。

 「お薬手帳」は日常の薬の管理や活用にきわめて有用だという。服用している薬を医師や薬剤師に正確に伝えることができるため、薬の重複や飲み合わせについて知ることができる。体調の変化や気づいた症状を記録しておくのも良いそうだ…
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春の搾りたて新酒菊石が15日に発売

4面・菊石写真.jpg 豊田の地酒「菊石」の浦野酒造=四郷町=が、本日15日、春のしぼりたて限定酒「袋濾し純米吟醸生酒」を発売した。楽しい機械栓の720ml瓶で税込み2100円。記者も大好きな酒だ。

 この商品はその名の通り、圧力をかけず自然にゆっくりと濾過した贅沢な酒。手作業であるため少数しか出荷できず限定700本。新酒の生酒らしい香りと味で大人気商品となっており、すぐに完売する予想だ。既に600本の予約が入っているという。

 酒蔵開放4月21日

 菊石恒例の酒蔵開放イベントが4月21日に行われる。酒蔵見学や試飲販売の他、酒蔵饅頭、おつまみ、五平餅の販売もある。入場300円。菊石のラベルを手がける書家水野清波さんのミニ書展も。問合せは浦野酒造(☎45・0020)へ。ご購読はコチラから

鞍ヶ池公園の桜植栽後も手入れ 豊田ライオンズ

4面・豊田LC会員.jpg 豊田ライオンズクラブ(川上順三会長)が5日、豊田市矢並町の鞍ヶ池公園南側に植えられている山桜の手入れを行った。手入れしたのは、昨年同クラブが設立50周年を記念して、市民100組の家族らとともに植栽したもの。

 参加した会員約40人は、プレイハウス広場付近の山桜に水や肥料を与えたり、山の下刈りを行ったりした。中には、周辺のゴミを拾い集める会員もいた。山桜が根付くのには10年間が最も大切だという。

 会員からは「昨年植栽した家族をはじめ多くの市民に気持ちよく桜並木を歩いてほしい」「プレイハウスで遊ぶ親子に
も桜を見てもらえれば」と、桜の開花を楽しみにしている声が聞かれた。

 同ライオンズクラブは、昭和39年の市営鞍ヶ池公園開園以来、園内各所に染井吉野・八重桜・山桜など多数植栽。また「桜の丘」「桜の園」の記念碑を建て、花見の名所に育ててきた。ご購読はコチラから

「西町はしご酒」に幕 広域まち歩きに発展へ

4-はしご.JPG 豊田市駅前の西町一帯で5年にわたり市民に親しまれてきた飲み歩きイベント「とよた西町はしご酒」が5・6日に最終開催を迎え、多くの人で賑わいを見せた。

 これはイベントを通して駅前の飲食店を気軽に利用してもらい、活気につなげようとはじまったもの。客足の少ない平日を利用することで飲食店の負担を減らし、客は専用のチケット(6百円相当)を事前に購入することで飲食店自慢の料理一品と飲み物のセットメニューが味わえる。そのお得感や〝はしご〟する楽しみが話題を呼
び、年々参加者が増加。近隣の小坂・駅前エリアでも同種の催しが行われ、飲み歩きイベントが駅前で盛んに開催されるきっかけになった。

 西町単体でのイベント開催はこれで最後。今後は飲食店中心のイベントにきりをつけ、小坂・駅前・新豊田との4商店街組織合同で広域の「まち歩き」イベントの開催を計画しているそう…続きは本紙をご覧ください

矢作川の竹を利用キノコ栽培可能に 豊田森林組合で竹のオガ粉生産

森林組合.jpg 豊田森林組合豊田支所で2月12日、愛知県森林・林業技術センターの門屋健・主任研究員が「竹を利用したキノコ栽培」と題して講演し、栽培者ら約40人が聴講した。豊田きのこ振興会(柴田邦彦会長・34人)と豊田地域きのこ会(黒柳鋼一会長・11人)が共催。県・市・森林組合が開催協力した。

 これまでにシイタケ等のキノコ菌床栽培は、コナラ等の広葉樹のオガ粉に栄養源のフスマ等を混ぜ、これをビン詰めし高圧殺菌、キノコ菌を接種する栽培技術が完成。商業生産されてきた。

 今回講演では、広葉樹のオガ粉に竹のオガ粉を一定割合(25〜75%)混ぜても菌床栽培可能との続きは本紙をご覧ください

いなかとまちの文化祭 多様な暮らし都市住民にPR

4-いなかとまち.jpg 豊田中心市街地のT-FACEシティプラザで17日、都市と農山村の交流イベント「いなかとまちの文化祭」が開催された。市内の農山村で活動するNPO、市民団体らでつくる農山村へのシフト千年委員会が中心となって行ったもの。

 同委員会では発足当初の2010年から、都市と農山村の交流を通し持続可能な社会を作っていこうと、山間部を会場にシンポジウムを定期開催してきた。それを発展させ、都市住民にも気軽に山間地域の現状や暮ら
し、魅力を知ってもらおうと企画されたのが今回の催し。都市部での開催は初めての試みで、昨年10月から定期的に会議を重ねて実現した。

 都市部開催1回目となる今回は、より多くの人に注目してもらえるようにとイベント色の濃いものになった。農作物・加工品の販売をはじめ、田舎と都市住民のミニシンポジウム、豊田のご当地アイドルグループStar☆Tによるもんぺのファッションショーも開かれた。

 現代日本では長い不況の影響を受け、いままでのような経済中心の暮らしに疑問を感じる若者世代が増えている。その中にはゆったりとした田舎の生活に興味を持つ人もいるが、生活の基盤となる生業探しや地域とのつきあいなどを考え諦める人も多い。

 事務局を務めたNPO法人とよたエコ人プロジェクトの坂本竜児さんは「田舎暮らしや田舎のため、と聞くと移住に つなげがちですが〝都市住民が田舎のためにできること〟を提案することもこのイベントの役割」と話す。移住は難しくとも…続きは本紙をご覧ください

宅配トンカツ店もオープン 豊田中心市街地新店舗続出で週末に賑わい

5-トンカツ.jpg
 北街区再開発を間近に控える豊田市駅前一帯では、今年に入り飲食店が続々とオープンしている。焼き肉やイタリアン、串焼きなどその分野は様々。どの店も週末には仕事帰りのサラリーマンや学生らで賑わいを見せている。

 その中でも一風変わった営業を行っているのが喜多町2丁目の「かさねや」。トンカツをメインにした揚げ物の宅配専門店だ。

 かさねやは、同所の焼き鳥店炭尽串が新規事業として今年1月からはじめたもの。豚肉をミルフィーユ状に重ねたやわらか重ねカツをはじめ、こだわりの食材を使ったヒレカツ、海老フライなど約40種のメニューを炭尽串と兼用のキッチンで調理している。

 調理スペースや従業員数を考え、現在の宅配エリアは半径2㎞限定だが、反響はなかなかのもの。1日平均で…続きは本紙をご覧ください

豊田市が最先端技術推進で環境大臣賞を受賞

EST交通環境大賞

 国が指定する環境モデル都市として、様々な環境対策に取り組む豊田市が2月22日、EST交通環境大賞の環境大臣賞を受賞した。

 ESTとは、環境に配慮した持続可能な交通のこと。同賞はその中でも先進的・効果的な取り組みを行う自治体や企業を表彰するもので、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の主催。国交省、環境省などが後援している。今年の応募総数は18件あり、豊田市が受賞した環境大臣賞は事実上の最優秀賞だ。

 受賞の理由には渋滞…続きは本紙をご覧ください

自然の力に代わりちょっと外科手術 矢作川で漁場改良

6面・漁場改良・写真.jpg 矢作川の古鼡水辺公園前の瀬にパワーショベルが入り、2月22・23日の2日間かけて川底を改修した。これは矢作川漁協がアユ釣り場の改良を目的に、愛知県の許可を得て行ったもの。工費は70万円ほど。地元の那須組が施工した。 

 ダムだらけの矢作川では上流から石や砂利の供給が少なく、また出水も少ないため、川底が固定化されて動かなくなってしまった所が多い。また流れが平坦化し、良いアユ釣り場が失われつつある。この傾向はとくに…続きは本紙をご覧ください

挙母祭り山車を大修理 50年に1回今年は竹生

挙母山車修理.jpg 豊田都心の挙母神社8台の山車(新参の宮前を含め9台)は、大きな木製の車輪の上に乗っていて、コロには鉄製のタガが嵌めてある。

 山車のコロはひずみ、タガは摩耗する。50年に1回は大修理する。その伝統技術をもつのが、豊田市百々町3丁目23の愛豊鍛造。2月14日、竹生の山車修理が同社であり、祭礼委員長の沢哲男さん(71)や管内3人の区長らが立ち合った。

 まずひずんだコロを大型の専用機で外径800ミリの真円に修正。そのコロに内径796ミリのタガ(コロより小さい)を嵌める特殊技術の作業だった。

 火熱でタガを膨張させ、タガの内径がコロの外径を超えた瞬間、コロにタガを嵌めた=写真=。コロが燃える。水をかける。タガは収縮し木のコロと一体化した。

 この焼き締めという伝統技術は、今の愛豊鍛造初代社長の故竹内正氏(元農鍛冶)から次男の大嶋富一さん(61)=愛豊金型工業社長=に伝えられ、もう5町の山車が修理された。長男で愛豊鍛造2代目社長の竹内正次さん(64)やその子の正樹さん(38)が、大嶋さんと共に山車修理に加わり、技術陣が多彩になった。
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みよし市新年度予算 援農センター開所

 みよし市は14日に記者会見を開き、平成25年度当初予算を発表した。一般・特別・企業会計を含めた歳出の総額はおよそ313億8千万円。新庁舎建設等の大規模事業が終わったため、前年度から約1億7千万円の減となった。重点施策の内、主要なものをいくつか紹介する。 


 農業支援事業の「援農ネットみよし」に約400万円を計上。同事業は農業に従事する人材の育成や農地の斡旋、農業機械の共同利用を促進することで、農業振興や景観の保全につなげようと設置されるもの。2コース(4月、8月開講)の農業研修で担い手育成を行うほか、就農希望者と農地所有者の賃貸・売買契約の仲介役を担っていく。事務所は打越町の「さんさんの郷」内に設置され、4月の開所に向け現在、農業研修生の募集を行っている。

 交通事業では、三好ヶ丘駅前交差点のスクランブル化を実施する。同交差点は現在、車両と歩行者信号が独立の「歩車分離式」になっているが、スクランブル化を実施することにより車両の誤発進の抑制、自由に歩行者が往来する賑わいの創出をねらいとしている。総事業費は約450万円で、25年度中に工事完了予定。

 そのほか、市役所西側の駐車場に建設が予定されている「複合施設」の建設事業に約9千300万円を計上した。25年度は実施設計や地質・電波等の影響調査を行う。複合施設建設の総事業費はおよそ30億円。実施設計を終えた26年度から建設工事に入り、28年度に開館する予定だ。ご購読はコチラから

異業種交流とおし豊田の新商品発掘

2-農ビジネス.jpg 地元の農林水産物などの資源を活かし、新商品の開発や販路の拡大をねらった豊田市の事業「食と農ビジネス交流会」が14日、市民文化センターで開かれた。

 この事業は市の主催で平成23年からはじまり、今年で3回目。農林水産物の生産・加工業者が活動や商品を紹介するブースを設置し、参加企業は各ブースを廻りながら連携できそうな企業を探す、というものだ。新商品の開発はもちろんだが、普段なかなか交流を持てない異業種同士のつながりをつくる橋渡しの役割も担っている。

 また、今回は出展者同士で活動を紹介し合う勉強会を事前に開催。ブースでの説明に追われてしまう出展者同士の交流にも…続きは本紙をご覧ください

山内希男さんの交通栄誉章を祝う

3面・山内さんJPG.jpg 豊田市高岡地区の吉原町で「碧園お茶の純平」を経営する山内希男さん(78)が先月、警察庁長官・全日本交通安全協会長連名の交通栄誉章「緑十字金章」を受章し、内助の功である妻ツヤ子さんにも感謝状が贈られた。

 この栄誉を称えようと今月14日、名鉄トヨタホテルで受章祝賀会が開催され、発起人である三浦孝司県議と梅村憲夫市議をはじめ、豊田東名LCや茶業組合会員ら約100人が集った。来賓には八木哲也衆議院議員や太田稔彦豊田市長ら5人が招かれた。

 山内さんは、家業の製茶業を営みながら昭和30年以来57年間にわたって、交通安全活動に献身的に尽力してきた人。現在も交通安全協会豊田支部監事などを務め交通秩序の確立に努めている。 八木衆議員は山内さんの活動に感謝の言葉を述べ、太田市長は地道な活動に敬意を表した。 

 山内さんは「交通安全のために少しでも役立つことがあれば、と活動を続けてきました。このたびの受章は多くの諸先輩方や警察関係者各位のご指導とご配慮のお陰です」と微笑んだ。ご購読はコチラから

ESD 自然環境との関係学校教育で学ぼう とよたエコ人プロジェクト

ESD勉強会写真.JPG 「とよたでESD(持続発展教育)を学ぼう」と、とよた市民活動センターで11日、勉強会を兼ねた意見交換会が開催された。NPO法人とよたエコ人プロジェクト主催。

 これは、市内でESDを実践している学校や市民団体がお互いの活動を発表しあい、情報を共有しようと行われたもの。会場には市環境政策課職員や市内の小学校・高校教師、環境教育に携わる市民団体職員ら14人が集い、講師には環境省中部環境パートナーシップオフィスの新海洋子さんが招かれた。

 ESDとは、自然環境との関係性の中で生きていることを認識し、世界や将来のことを考えながら社会をつくっていくための教育。第1回目となった勉強会では

石破幹事長が記念講演 自民党11区支部大会・3月3日正午開場

 愛知県内最大規模の自民党愛知11区支部(八木哲也支部長・党員約2200人)が、来る3月3日(日)12時45分からJAあいち豊田・ふれあいホールで、2年に1回の支部大会を開催する。

 当日は主催者に続いて太田豊田市長、久野みよし市長が来賓としてあいさつし、そのあとすぐに自民党本部の石破茂幹事長が「今後の日本と自民党の役割」のテーマで記念講演する。同幹事長は40分の講演を終え、東京に帰る。そのあと大会議事が始まり、参院選の自民候補支援方針も協議される。

 参院選愛知選挙区は改選定数3。すでに▽民主当2・大塚耕平(53)▽みどりの風当1・谷岡郁子(58)、▽共産新人・本村伸子(40)▽幸福実現党新人・中根裕美(38)の4氏が出馬表明。公明は候補を出さない方針。

 自民党は党員投票による予備選で候補者を1本化する方針。候補受付日の12日、酒井庸行県議(60)=刈谷市選出、3期=、寺西睦県議(48)=名古屋市中村区選出、1期=の2氏が届け出た。2月28日開票で酒井候補が決まりそうな情勢であり、11区大会には酒井氏が自民党参院候補として来場する可能性大だ。

 支部大会の役員人事では、前回市議選で異動があった市議の後任人事のほかは、現職の主要役員が留任する方向。11区では豊田市、みよし市ともに党員数が激減しており、党組織の再生=党員倍増が最大課題だが続きは本紙をご覧ください

高齢者もステップ元気 セウチダンススクール恒例の新春パーティー

2面・社交ダンス・写真.jpg社交ダンスの愛好家140人が集う新春ダンス・パーティーが10日、豊田市岩倉町のホテルフォレスタで開催された。

 このイベントは同市貝津町の「セウチダンススクール」が主催したもの。秋に名鉄トヨタホテルで開催する300人規模のダンスパーティーとともに、同スクールの恒例行事となっている。

 社交ダンスは姿勢がよくなり健康にも良いと言われる。高齢者が楽しみながら足腰の健康を維持できるので、60〜80歳代の世代を中心に人気を集めているそうだ。綺麗なドレスを着ることができる数少ない機会でもあるため特に女性の愛好家が多く、友人知人に誘われてサークルから初め、徐々にレベルアップしていく人が多いという…続きは本紙をご覧ください

女性たちの写真展 第2回「数あそび」

写真クラブ2.jpg 韓国の女性写真家たちと16年以上にわたり交流している、とよたレディースフォトクラブ(緒方文恵代表・会員17人)が今、豊田市民ギャラリーで恒例の国際交流写真展を開催している。期間は17日まで。

 会場には韓国仁川女性文化写真会の風景作品18点と、同クラブ会員の「数あそび」をテーマとした作品や自由作品50点余が並ぶ。

 「数あそび」をテーマとした写真展は今回で2回目。作品に数や説明を書き添え、「2」で双頭蓮=写真=、「7」で七星テントウムシ、「20」で成人式など数と作品の関連性を考える面白い写真展と…続きは本紙をご覧ください

職業教育技術認定グランプリ 
愛知県立松平高校河部純矢さん

3面・松平高校生JPG.jpg 愛知県立松平高校・生活情報科3年の河部純矢さん(豊田市穂積町)=写真=が、県の高等学校職業教育技術認定事業のグランプリに選ばれた。

 この賞は、国や公的機関が実施する試験のうちから一定条件以上の資格を取得して表彰された生徒のなかで、さらに人物的にも優れ、他の模範となる生徒を県教育委員会が表彰するもの。工業、農業、商業、家庭・看護・福祉、水産、特別支援の6部門がある。

 河部さんは、このうちの家庭・看護・福祉の部で表彰された生徒740人のなかから代表に選ばれた。松平高校では初めてのことだ。河部さんが取得した資格は、情報処理関係のITパスポート試験、秘書技能検定2級、ワープロ実務検定1級、簿記実務検定(原価計算)1級など計7つ。ITパスポート試験は経済産業省認定の国家試験で、社会人も受験するなか1回目で合格した。秘書技能検定ではマナーを身につけようと自ら参考書などで学んだり、英語検定2級では3度目で合格したりと、ねばり強く多くの試験に挑戦してきた。

 河部さんは自分の集中できる場所や勉強方法について語り、「理解していくときの達成感が面白い」と話してくれた。特に興味を持っているのが簿記。4月から愛知学院大学商学部に進み、将来は銀行や企業で経理関係の分野に就けたらと意欲的だ。ご購読はコチラから

出来る省エネ見つけよう 豊田市のエコットでエネルギー展開催中

4面・eco-T.jpg豊田市渡刈町の市環境学習施設eco|T(エコット)でエネルギーに関する体験型の展示「持てるかな? エネルギーのかばん」を開催している。期間は24日まで。

 展示は2月の省エネ月間にあわせ、電気やガス、石油など多くのエネルギーに支えられている日々の生活を振り返り、自分にあった省エネのヒントを見つけてもらおうと企画されたもの。

 会場には電気やガス、石油などの量を重さに換算した3つのかばんが並んでおり、それぞれを持ち比べて日本人が1日に使うエネルギー量を当てるクイズがあり、他国との比較もできるようになっている。また、家庭における機器別の使用電力の比較が絵やグラフで示されたり、LED・電球型蛍光灯・一般電球の電力使用量の違いが一目で分かる装置がつけられていたりする=写真=。さらに…続きは本紙をご覧ください

とよた物産展で地元の魅力発信 旭中学校

2-旭中.jpg 中山間地域の豊田市立旭中学校=筒井健一校長・生徒数68人=の生徒が2日、イオンモール三好店で旭地区のPR活動を行った。

 旭中学校では総合学習の時間を使い「旭の魅力を見つけよう」という授業を行っている。生徒達は様々な資料を見たり地元住民の声を聞いたりして、同地区の特色や魅力を1年にわたってまとめてきた。会場のイオンモール三好店では同日、豊田市の特産品を紹介する物販イベント「おいでん!とよたの特産品展」が開催されており、今回のPR活動はこの催しにあわせて行われた。

 当日の活動に参加したのは2年生23人。生徒達は会場に設置されたステージの上で、自作のパネルを使いながら小渡・榊野・笹戸の3温泉や、自然薯などの特産物、観光名所を都市の買い物客に紹介。「魅力たっぷりの旭地区に来てみてはどうですか」とPRを行った。また、ステージでは生徒による合唱も披露され、PRとあわせて会場から大きな拍手が送られた。
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後世に伝えたい豊田 とよたフォト・ドキュメント

フォトドキュメント(ヒメア.jpg 伝統行事やイベント、日々の暮らしなど今の豊田市の姿を後世に伝えようという趣旨の写真コンテスト「とよたフォト・ドキュメント」が開催され、昨年10月から今年1月にかけて279点の応募があった。市と市文化振興財団、市教育委員会主催で今年で20回目。応募作品は豊田市民ギャラリーで10日まで展示されている。また10日には会場で上位入賞者の表彰式が行われる。

 今回は一般の部に190点、中学生の部に55点、小学生の部に34点の応募があった。一般の部のフォト・ドキュメント大賞には宮崎司郎さん(大清水町)の「ラムサール条約湿地登録」=写真上・作品は6枚組=が選ばれ…




日展東海展 石川裕梨さん新入選

日展・石川さん作品.jpg 日本で最大の総合美術展「日展」の第44回日展東海展が名古屋市東区の愛知芸術文化センター8階の県美術館ギャラリーで開催中だ。今月11日まで。作品は全国から選ばれた日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門583点。豊田圏からは17点が出品されている。

 豊田市から新入選を果たしたのは、日本画の部の石川裕梨さん(22・水源町)。作品は1頭のオランウータンを描いた「兆し」=下写真=。名古屋芸術大学に通う石川さんは「やり続けてきたことが成果につながってうれしい」と話してくれた。

 工芸美術では加納俊治さん(参与)の「幽境」、山内一生さん(参与)の「芳潤」の和紙工芸のほか豊田市内7人の作品が展示され…続きは本紙をご覧ください

イノシシ解体場計画 少人数で具体化へ

 豊田市内で年間2千頭以上も捕獲・駆除されるイノシシを有効活用しようと検討が続けられていた「解体場・加工場」の建設計画が、1月から新たな体制で動き始めた。

 これまでは市農政課を事務局に、山村各地域の有志が委員となって、昨春から「獣肉活用施設建設検討委員会」=小澤庄一会長=を重ねてきた。
 基本方針は当初から、国と市の補助金を多用した「民設民営」。先行きが分からない不安な事業であるため、委員たちは豊田市の積極的な関わりを求めたが、市の考えは変わらなかった。

 多くの委員で話し合っても進展しない段階となり、検討委員会は昨年12月末の第7回をもって発展的に解散。小澤会長を中心に、建設メンバーになろうという意欲ある数人が発起人となり、新たな体制で具体化に向けて動き始めた。市農政課は今後も計画段階から支援し、施設完成後もイノシシの安定供給や販路開拓などを支援していくという。

今後のスケジュールとしては、まず今度中に建設メンバーを募りつつ、先進地の解体施設を視察したり、ジビエ料理の専門家に意見を求めたりしていく考え。猟友会との連携確立や、肉の専門家の協力も欠かせない。

 25年度は早々に組織を固め、設計まで終えたい考え。新年度予算の発表前なので不透明だが…続きは本紙をご覧ください

八木氏当選で自民11区新年交礼会久しぶりに ─ぶんや日記─

ぶんや.jpg1月4日(金)晴れ。
 午前、豊田市民文化会館とみよし市サンアートで、それぞれの超党派の新年あいさつ会が開催され、そのあとの正午から、自民党11区主催のあいさつ会が旧浦野事務所(今の11区事務所)で、久々に開かれた。昔と同様に「賀詞交歓会」の名で。

 昔はもちつき大会で始まったものだが、今回は女性部が甘酒をふるまった。両市の市議や各地域の古参の支持者中心に、約2百人が集まった。みよし市の久野市長が「(新年あいさつ会は)もう開けないと思っていたが、再び皆さんとここでお会いでき、うれしいです!」と…続きは本紙をご覧ください


写真=女性部メンバーが八木哲也氏と一緒に記念撮影。「こんなうれしい機会がまたきただねえ」などと語り合っていた。

ムササビジャンプ! トヨタの森で親子遊び

4面・むささびジャンプ写真.jpg トヨタ自動車が豊田市岩倉町のフォレスタヒルズ内で運営する「トヨタの森」で1月26日、一般家族を募集して一日だけの特別イベント「森の遊園地」が開かれた。定員40名に対して3倍以上の応募がある人気だった。

 このイベントは雑木林の斜面や樹木、大量の落ち葉を使って自然の遊園地を特設し、親子で遊んで貰おうというもの。枝にロープを吊した「フクロウのぶらんこ」や、大量の落ち葉の中をくぐり抜ける「モグラのトンネル」、森の斜面をソリで滑る「イノシシのそり遊び」などの遊び場が作られ、森遊びのプロであるインタープリターたちと一緒に冬の雑木林を楽しんだ。子供たちに遊ばせるだけでなく、お父さんやお母さんも一緒になって遊べる内容だったことが素晴らしかった。ご購読はコチラから

経営戦略室を新設 豊田市役所機構改革

 豊田市が4月1日付けで、市役所組織を改革する。3月議会に部の編成替えの承認を求める議案を提出する。

 大きな組織改革は、政策立案や情報収集・発信などの中枢機能を強化するための「経営戦略室」の新設。

 経営戦略室は、幸村的美副市長をトップに、複数の政策監(部長級)や課長・補佐級職員を3月人事異動で配置。併せて従来からの秘書課、広報課、東京事務所を一体的に所管する。

 これまでは市長、副市長、教育長、各部長ら約20名が毎週一回ほど集まって行政経営会議を開催し、市の重要施策について協議してきたが、経営戦略室の発足後は同会議は廃止になる。

 多人数の「会議」では政策立案などの意思統一にむつかしい面があったが、4月以降は少人数の経営戦略室という常設の「組織」で政策立案などの意思決定を迅速化し、政策機能を強化する。危機管理への早い対応も可能な簡素な続きは本紙をご覧ください

用地の地質調査開始 北街区再開発事業

2面ボーリング.jpg 豊田市駅前の北街区再開発事業=河木照雄同準備組合理事長=では現在、用地内の地質を調べるボーリング調査が実施されている。

 調査が行われているのは三重銀行の駐車場で、住宅・高齢者施設を含む東棟の建設が予定されている場所。東棟は再開発ビル3棟のなかで最も高層のビルのため基準が厳しいそう。調査場所が順調に提供されたため、先行して調査を実施したようだ。

 今後は中央・西棟建設用地内のおよそ7カ所でも同様のボーリング調査が行われる予定だが…続きは本紙をご覧ください







交通事故防止に地域の協力が必要 
交通指導員の仕事

3面・交通指導員JPG.jpg 子どもの登下校時の交通事故防止に努め、交通ルールやマナー指導にあたる交通指導員。県の交通安全協会に所属し奉仕で立哨活動するものと、市から委嘱を受けて就くものとがある。現在、豊田市から委嘱を受けている交通指導員の数は30人。市内小学校74校のうち30校に各1人が就いている。

 市の交通指導員の立哨活動は、車の交通事故の増加に伴って昭和42年から行われている。委嘱は各小学校からの要請を市が受け、児童数や校区内の事故件数に合わせて決める。採用方法は、学校や地元の推薦によるものと公募によるものとの2通り。現在、30人中29人が元PTA役員や地域のボランティア活動などに貢献している人で、地元の推薦を受けた人たちだ。研修は現場で前任者から引き継ぎを受けたり、月1度、市交通安全防犯課で情報交換などを行ったりしている。

 交通指導員の勤務は小学校開校日で、朝夕の限られた時間帯だ。子どもが好きで使命感のある人が…続きは本紙をご覧ください

メイクUP講演会「オーラのある人とは

 豊田市大林町のガーデニングミュージアム花遊庭で18日、メイクUPフォーラムが開催された。講師はイメージコーディネーターの梅野忍さん。化粧品販売店㈱Alba主催。

 梅野忍さん(広島県出身)は、米でイメージコンサルティングやカラーアナリストの資格を取得。その後、国内のCMや舞台を中心に出演者のヘア・メイク、カラーコーディネイトなどを30年以上手がけている人だ。当日会場には市内外75人の女性が集った。

 講演会で梅野さんは、「キレイな人は目に映るだけで忘れてしまうけど、オーラのある人は心に残っていて忘れられない」と…続きは本紙をご覧ください

無肥料・無農薬のイチゴ収穫順調
スーパーやまのぶ自社農場みどりの里

4面・やまのぶイチゴ.jpg豊田市のスーパーやまのぶ(本社喜多町)の自社農場「農業生産法人㈱みどりの里」では、無肥料・無農薬による農業に取り組んでいる。12月中旬より同農場で栽培しているイチゴの収穫が始まった。

 イチゴの栽培は今年で5年目。約0・2ヘクタールのハウスで育てている。イチゴの無農薬栽培は難しく、全国でもほとんど例がないという。今年は害虫や病気の発生がなく収穫も順調で、一日平均60〜70パックが出荷されているそうだ。収穫したイチゴは香りが良く果肉が詰まっており、日持ちが良いのが特徴だという。やまのぶ全店と、若草町の自社料理店「ティア佳織の店」で販売中だ。 

 また今月6日には、初の試みとしてイチゴを丸ごと使ったロールケーキを菓子処松華堂(本社同市宮上町)の協力を得て作り、販売した。

 みどりの里の山中勲代表取締役と従業員の野中慎吾さんは「今後はイチゴをペースト状にし、年間を通してイチゴの香りを楽しめるケーキ作りにも挑戦したい」と話してくれた。ご購読はコチラから

夫婦で寺の天井画に挑む 豊田市若林東町 平野和男・洋子さん

2面・平野夫妻.jpg 豊田市若林東町の平野和男さん・洋子さん夫妻が、安城市にある太平寺の天井画2作品を描きあげた。和男さんが描いたのは龍、洋子さんは鳳凰だ=写真=。

 平野夫妻は、日展会友の成田満喜子さん(安城市)が講師を務める日本画教室「游の会」の会員。太平寺にはこれまで天井画はなく、檀家である成田さんの発案で成田さんと会員が描くことになった。テーマは花鳥風月。架空の生き物を描くことになった夫妻は、姿形や作風をつかもうと、寺院を回ったりネットで調べたりしたそうだ。

 天井画を描く前に、同じ大きさの下絵を完成させ、成田さんの承諾を得てから本番に取りかかった。失敗が許されない天井画に、和男さんは気が引き締まったという。

 洋子さんは和男さんより先に日本画を勉強しており10年以上になる。作品を描くなかで、色の調合に苦労している和男さんに洋子さんが助言をしたり、手先の器用な和男さんが洋子さんの作品の背景に金箔を貼り合わせたりしたそうだ。 

 平野夫妻は「夏に金箔を貼り付けたのですが、エアコンの微風でも箔が飛んでしまうので…続きは本紙をご覧ください

和紙の原料コウゾ耕作放棄地で収穫

3-カンゾカシキ.jpg 豊田市小原町ユヤミで、同地区特産品の和紙の原料であるコウゾの収穫が行われた。

 収穫が行われた場所は国道419号沿い、和紙のふるさと近くの元耕作放棄地。この取り組みは耕作放棄地の増加による景観悪化の解消に加え、100%地元産の和紙を作ることで特産品のPRを行おうと、地域予算提案事業を利用して行われたものだ。

 事業初年度となる昨年3月には、約1400㎡の農地におよそ700本のコウゾを植栽。生育はおおむね順調で、当日はおよそ80㎏(障子紙260枚分)のコウゾが収穫できた。

 収穫されたコウゾは11日、和紙のふるさとで開催される冬の恒例行事「カンゾカシキ」へ。巨大なセイロでコウゾを蒸し上げ、和紙の原料となる皮を剥ぐ作業を地元住民や小学生ら100人が和気あいあいと行った。

 同事業は徐々に作付け面積を拡げ、平成27年までに120㎏の収穫を…続きは本紙をご覧ください

54代理事長に川合雄造氏 豊田JC新体制スタート

3面・豊田JC理事長写真JPG.jpg 一般社団法人豊田青年会議所(豊田JC)の新年賀詞交歓会が名鉄トヨタホテルで14日開かれ、新年度体制がスタートした。会員数は137名。会員拡大に力を入れ、不況でも減っていない。

 第54代理事長を務めるのは川合自動車㈱社長の川合雄造氏(37・高橋町)。対外的な事業の柱として「防災」「次世代育成」「おいでんGP」の3つを掲げている。

 「防災」では、昨年度から自助意識向上のための発信をしており、今年度はこれを地域に醸成させる考え。また共助意識向上ため、地域の住民・企業・団体それぞれが強みを生かし災害を乗り越えるモデルケースを作りたいという。川合理事長は地元で消防団の分団長も務める人。消防団との連携にも期待したい。

 「次世代育成」ではスポーツで心身の育成をはかる考えだ。昨年度から始めたタグ・ラグビー大会を今年度も継続していく。これは豊田市が目指している2019年ラグビーW杯の誘致を盛り上げる狙いもある。

 「おいでんGP」は豊田版のB級グルメ大会。今年が3年構想の最終年だ。当初予定どおり、今後は主催を他団体に譲り、地元に根付いたイベントにしたい考えだ。

 JCは地域のために様々な事業を行ってきたが、地域に根付いたものは多くない…続きは本紙をご覧ください

池ヶ平牧場内「亀甲苑」はコーチン料理の民宿

4面・写真③亀甲苑写真.jpg 池ヶ平牧場内の「亀甲苑」は囲炉裏と薪ストーブのある古民家的な民宿。切り盛りしているのは新美さんの妻三千代さん(63)と、いなぶ観光協会の副会長も務める次男の智成さん(35)だ。

 お客さんの多くは名古屋圏の都市部から訪れ、コーチン料理を食べて、のんびりと時間を過ごしていくそう。取材日も日進市の家族が囲炉裏を囲んでおり=写真=、何度も「おいしいなぁ」という声が聞こえてきた。星がとてもきれいに見えるそうで天体観測の下見に訪れた人もいた。

 宿泊料金は一泊二食で8千円から。食事のみの利用もOKだ。ホームページに料理の詳細がある。☎0565・84・1150。水曜定休。

 《行き方》稲武中心街から23㎞ほど。国道153号で長野県に入り県境から2㎞弱で大きな案内看板を左折。3㎞ほど上って小さな案内看板を右折し、さらに5㎞ほど上ると亀甲苑がある。ご購読はコチラから

店主夫妻が婚活応援 豊田市神明町「宝石・メガネ・時計のすずき」

すずき..jpg 豊田市神明町の「宝石・メガネ・時計のすずき」で12月22日、独身男女を対象としたクリスマス・パーティーが開かれた。

 このイベントは、店主である若夫婦の鈴木政勝さん・美苗さんが男女の出会いが少ない職場や、自己アピールが苦手な人のために出会いの場を
提供しようと企画したもの。参加者は口コミのみで募っており、今回は男性6人、女性7人が集った。

 パーティーの司会進行役は、鈴木夫妻が務め、席決めも行った。初対面の男女が話しやすい気遣いや、自己紹介が全員に行き渡るような工夫もされていた。参加者はケーキを使ったゲームをしたり、即席でハンドベルを演奏したりして楽しい時間を過ごした。最後にはペアになり皿洗いやモップがけ、イスの片づけなどを行い、和やかなムードのなかパーティーは終了した。

 さまざまな場所で趣向を凝らした婚活パーティーが開催されているが、鈴木夫妻は口コミの少人数の催しにこだわる。その安心感が参加者からも好評だ。また、上手くとけ込めない場合も夫婦がフォローに回ってくれるのが有り難いという感想も寄せられているそうだ。

 実家が建設業である美苗さんは、真面目で仕事に一途な人ほど婚期が遅れるように感じ、職場環境にも原因があるのではないかと話す。また、ブライダルプランナーをしていた経験から「結婚は縁あってするものですから、誰かが少しだけおせっかいおばちゃんになってあげないと」と微笑む。

 同店では今年も季節ごとのイベントを予定しており、より参加者が楽しめる企画を考えているそうだ。3月には一昨年のイベントで出会ったカップルが挙式を挙げるうれしい知らせもあるという。「一度会っただけで分かり合える男女はいないし、回を重ねることでお互いが親しくなっていくのでは」とお互いの出会いを振り返りながら話してくれた。ご購読はコチラから

藤岡でガラス工芸子ども10人が体験 ぐらすあーと弓戸

12面・ガラス工芸PG.jpg 豊田市藤岡地区御作町のぐらすあーと弓戸で12月26日、小中学生を対象とした「ガラス職人体験」が行われた。これは、子どもたちが職人からものづくりに対する想いや知恵を学び、一緒にものづくりをすることで「ものをつくる心」を育もうと行われたもの。市ものづくりなぜなぜプロジェクト実行委員会主催。

 参加した子ども10人は、ガラス工芸作家の弓戸好孝さん(39)から、ガラスの成り立ちを学び、吹きガラスによるグラス作りに挑戦した。一人ずつ弓戸さんが指導に当たったため、空き時間にほかの子どもたちは、ガラスの破片を組み合わせたキーホルダーを作った。はんだごてを使っての作業は、色つきのガラスが溶け合い接合していくので子どもたちを夢中にさせた。

 弓戸さんは、作品をつくりあげるのには段取りが大切で、失敗が起きないようにするのが肝心だと話す。また、手作りだから曲がっていても良いというのは甘えであって、良い作品ではないという。さらに職人は、全行程ができる技・工夫・知恵が必要であり、理想を高く持つことも大切であると語る。

 弓戸さんの願いは「職人は大変な部分と楽しい部分と両方の面をもっていることを子どもたちに知ってほしい」ことだ。





トヨタ労組・農業体験 2012収穫際 稲作実習3年目収穫祭で大交流

1面五平餅.jpg今年3年目のトヨタ労組(鶴岡光行委員長・組合員6万3千人)の農業体験事業が春・夏・秋のすべての水田作業を無事に終え、11月11日実習田近くの市施設「すげの里」で、1年間をしめくくる「収穫祭」を行った。

 参加者は労組員(実習生)30家族・58人、主催者の労組側から鳴釜芳明社会施策局長、浜田健一同部長、支援者側から都市と農山村交流ネットの山本薫久代表、新盛里山耕流塾の宇井亮次会長、鈴木邦夫同顧問、内藤俊巳新盛区長ら総勢95人。鈴木前市長・写真.jpg

 約一反歩(300坪)からの収穫量は約6俵=300㎏。実習生に一家族6㎏、スタッフ各2㎏が配分され、残りは収穫祭の五平餅づくりに使われた。収穫量が一反6俵と少な目だったのは、無農薬栽培のため、稲の病気対策として化学肥料を使わなかったからだという。地元・労組ともに収穫の「量」より食の安全という「質」をとった。

 この日は…続きは本紙をご覧ください

下写真=収穫した米を炊いて、こねて、五平餅の形にし、焼き師たち(右)へ送る。前市長の公平さんは地元講師なみのウデだった。

豊田高校30周年 記念の愛唱歌を合唱

豊田市伊保町の愛知県立豊田高等学校(鈴木仁人校長・生徒1010人)が創立30周年を迎え、豊田市民文化会館で10日、記念式典を行った。来賓として岩月慎自愛知県教育委員、倉知俊彦県議、歴代の校長やPTA会長ら約57人が出席した。

 同校は1983(昭和58)年4月、市民の強い要望と地元の協力を得て全日制普通科8学級376人で開校した。校訓は「誠実・自主・創造」。 

 今回の30周年記念にあたり、生徒からスローガンやシンボルマークのデザインなどを募集した。スローガンには「創ろう新たな伝統・拓こう私たちの未来」が決定し、シンボルマークには勝利を意味する月桂樹の葉が30枚組み合わされていた。この他にも愛唱歌が作成され続きは本紙をご覧ください

地産地消ハウスの建築・運営業者決定 とよたエコフルタウン

 豊田市が進める低炭素社会への取り組みを市内外に紹介し、環境意識の高揚や啓発につなげようと、加茂病院跡地に今年6月にオープンした環境モデル地区「とよたエコフルタウン」。その敷地内に整備が予定されている「地産地消ハウス」の建築者と運営者が決ま
り、設置に向け本格的に動きはじめた。

 地産地消ハウスは、施設の来場者に地産の農産物の販売したり、それを使った料理を提供したりすることで、地域資源をPRしようと建設が計画されたもの。市は施設の建設者と運営者を民間企業から募集し、選考委員会を経て先月末に2つの業者が選定された。

 建設者に選ばれたのは伊保町の水嶋建設㈱(水嶋淳社長)で、足助地区新盛町の里山くらし体験館「すげの里」などを建築した会社。提案では建物の構造は木造平屋建てで床面積は約180㎡。入手困難なものを除き豊田市産の木材を使用するほか、解体後も考慮し、木材の再利用が可能な設計になっている。

 運営業者は若草町の…続きは本紙をご覧ください

トヨタ生協が有料レジ袋収益金で花苗寄贈

2面・レジ袋の花・写真.jpg トヨタ生協(山本哲夫理事長)が、買い物レジ袋有料化による収益金の有効活用として、豊田市内の小中学校やこども園などへ花苗を購入して寄贈。7日市立市木小学校(田中雅裕校長・児童約490人)で、児童らが生協職員と一緒に花苗(672株)を植えた=写真=。同市の環境モデル都市推進に協力し「花いっぱい運動」として取り組み、今年で4年目。

 花苗植え「はじめ式」には、同校環境委員会の児童(5・6年生16人)や保護者会の花ボランティア、生協関係者らが出席。田中校長が「皆さんの花壇として世話をして下さい」と挨拶した。

 長坂泰久トヨタ生協常務が「レジ袋有料化の収益金を環境保全に役立ててもらおうと贈りました。肥料も店舗で出た葉屑や魚のあらを堆肥化したもので、そのまま花壇に使えます」と続きは本紙をご覧ください

韓国からゲスト招きくるみ割り人形公演 豊田シティバレエ団

豊田バレエ.jpg バレエ公演を通して豊田市内の舞台芸術文化の発展を目指すNPO法人豊田シティバレエ団=諏訪等主宰=が来週末の23日㈷、チャイコフスキーの代表曲「くるみ割り人形」の全幕公演を行う。市文化振興財団後援。

 くるみ割り人形は、同バレエ団の設立から続けられている恒例の演目。今年はバレエ団の設立25周年と日韓バレエ交流20周年の記念年が重なったことから、韓国バレエ団からゲストや親交のあるダンサー13人を迎えて…続きは本紙をご覧ください

トールペイントいかが 高岡農村改善センターで作品展

3面・トールペイント写真.jpg 豊田市高岡町の農村環境改善センターで、トールペイント作品約20点のロビー展が行われている。今月末まで。

 トールペイントは、木、布、ブリキ、陶器などあらゆる素材にアクリル絵の具で柄絵を描くクラフトアート。下絵を使い、決められた技法で描くため誰にでも親しみやすく、透明なニスで仕上げるので普段づかいの道具に描けるのも人気だ。ロビー展を開いている手嶋悦子さん(54)は、同センターや駒場町の自宅でトールペイント教室を開く講師。「絵が苦手でも、下絵があるし色の指定もあるので描けちゃいます。ふだん使っている物に描けば生活がグレードアップしますよ」と…続きは本紙をご覧ください

矢作新報社賞  豊田加茂ライオンズ主催親子写生大会に530人

写生大会・原田さん作品横.jpg 豊田加茂ライオン写生大会・朝比奈さん作品縦J.jpgズクラブ(石川智亮会長・会員43人)主催で毎秋恒例の「親と子で楽しむ写生大会」が10月28日、豊田市の鞍ヶ池公園で開かれた。今年で37回目。愛知県・県議会・豊田市・市議会・教育委員会・矢作新報社等が後援した…続きは本紙をご覧ください

左・矢作新報社賞の朝比奈千高さん(朝日小1年)と、右・原田くるみさん(越戸こども園年長)の絵。



成熟の第4回女性応援団も 旭地区で木の駅プロジェクト発進

 ──山主自身が間伐材を搬出して山をきれいにし、発行される地域通貨券が地元を元気にする。地域自治も強まる──

 そんな一石三鳥の仕組みとして全国各地で注目される「木の駅プロジェクト」が、豊田市旭地区で今年も始まった。この仕組みは、伐り捨てられた間伐材を山主が軽トラックで気軽に搬出し、その対価を地域通貨券で支払うもの。対価は1トンあたり6千円。製紙チップ業者の買い取り価格(3千円)+寄付金(3千円)だ。

 第4回目となった今回は様々な面で組織の成熟が進んでいる。まず、市役所旭支所が地域提案予算事業として参加するようになった。補助金でなく、地域課題として職員が実行委員会に参加している。しかも後方支援という絶好の形だ。

 おもしろいのは女性応援団が発足したこと。おっさんには無い発想で主に広報や関連イベントを担当するそうだ。この女性応援団に…続きは本紙をご覧ください

豊田市役所新東庁舎 一部供用開始は13日から


1-庁舎外観.jpg豊田市の新東庁舎が竣工を迎え、4日に記念式典と内覧会が行われた。来週12日㈪から一部供用がはじまる。

 新東庁舎は高齢・障がい者福祉や子育て支援、保健の関連部署を一つの建物に集約し、高い市民サービスにつなげようと建設されたもの。内覧会では各階の機能や特徴が説明された。
1-案内板.jpg
 1階に配置されるのは高齢・障がい者の福祉関連部署。足腰の弱い人でも利用し易いよう低層階に置かれ、通路全体が広くつくられている。部署の案内も大きく表示されているので、訪れる人にも分かりやすいだろう=下写真=。子育て支援関連の部署は2階に配置されている。

 3〜5階は、メインの保健センターを含む保健関連の部署。3階の保健センターは子どもに親しみを持ってもらえるよう扉や案内板に動物をデザインし、待ち時間に子どもが使えるフリースペースも設置した。

 大きな特徴になっているのが1〜3階の床や壁、天井の材質だ。材料に…続きは本紙をご覧ください


講演に豊田章一郎氏 豊田商工会議所60周年式典

 今年設立60周年を迎えた豊田商工会議所(三宅英臣会頭)が6日、名鉄トヨタホテルで記念式典を行った。国・県・市や近隣市町の商工会などから90人が来賓で出席したほか、会議所会員らが参加した。

 三宅会頭は「豊田商工会議所は現在、会員数6000を越える県内有数の会議所となった。今後も私のモットーとする〝行動する会議所〟を徹底し、現場主義に則った取り組みを続けていきたい」と挨拶。永年在職役員や議員、継続会員への感謝状贈呈のほか、会議所の直近10年の歴史を映像で紹介した。

 式典の後にはトヨタ自動車名誉会長の豊田章一郎氏による講演「新たな豊田市の発展を期して」を開催した。

 豊田氏はトヨタ自動車の創業から現在までの歴史と、現代の製造業を取り巻く環境を重ねるように講演。本格的なモータリゼーションが進む以前を「お金も技術も無かった時代だが、とにかく皆で知恵を出しあおう、の考えで取り組んできた」と振り返りながら…続きは本紙をご覧ください

ごパンバーガー山遊里で販売 下山の新名物

2-ごぱんばーがー.jpg豊田市下山地区の手作り工房「山遊里」で3日から、新商品「ごパンバーガー」の販売がはじまった。

 これは同地区で毎年行われている料理コンテスト「下山食彩賞」で最優秀賞を獲得した作品。特産米ミネアサヒをハンバーガーのパン替わりに使うアイデア料理だ。

 ご飯部分は醤油と鰹節を混ぜて軽く焼くことで香ばしく仕上げ、パティ(肉)はソーセージのような食感でボリュームがある2-ごパンバーガーのみ.jpg。一つ試食させてもらったが、ご飯とパティのバランスが絶妙でとても満足感があった。

 野菜はレタスのほか、季節替わりでシイタケやトマトなど地元産の旬のものを使うそう。地産食材にこだわり、新名物をPRしていきたい考えだ。値段は350円。問合せは山遊里(☎91・1186)へ。続きは本紙をご覧ください

こども園の通学路を整備 御船町の住民たち

3面・御船こども園の歩道・写.jpg豊田市立御船こども園周辺の住民有志が安全な通園路を整備し、去る10月26日、園児らと一緒に開通式を行った。

 この場所は御船駅跡地から線路沿いにのびる60mほどの通路。かつては通園路になっていたが、狭いことから使われなくなり近年は荒れていた。

 しかしこの付近の車道は狭く、園児が危険なことから、住民有志が中心になって通路の再整備を計画。名鉄の線路敷地の一部を市に借りてもらい、市のわくわく事業補助金を使って7回ほどの作業で幅を1・5倍〜2倍に広げた…続きは本紙をご覧ください

恵那市域の間伐が調査データにくっきり 第8回「矢作川森の健康診断」報告会

 10年継続予定の8回目を今年6月に終えた「矢作川森の健康診断」が、とよた市民活動センターで4日に恒例の報告会を開催した。主催は森林ボランティアと森林研究者でつくる実行委員会。

 矢作川森の健診は一般参加の市民約200人が一斉に森へ入り、スギ・ヒノキ人工林の健康度を調査する市民イベント。人工林の過密・荒廃問題を多くの市民に実感して貰い、同時に森林行政に足りなかった科学データを積み重ねていくのが目的だ。過去8年間で1854人が参加し、流域3県7町村の504地点を調査してきた。

 今年の調査エリアは源流域の岐阜県恵那市域が中心。平成18・19年に続き2巡目の調査だったため、報告会では1巡目の調査結果との違いが注目された。

 報告者は豊田市矢作川研究所の森林研究者・洲崎燈子さん。調査データから恵那市域の人工林が流域全体に比べて〝良好な状態〟であることが分かったと話し、より詳しく解析した結果として、過去6〜7年の間に恵那市域で間伐が進んだためだと…続きは本紙を

記念講演に豊田章一郎氏 豊田商工会議所が創立60周年

 豊田商工会議所(三宅英臣会頭・会員6169事業所)が創立60周年を迎え、6日午後4時から名鉄トヨタホテルで記念式典を行う。
 式典では物故者慰霊、会頭式辞、感謝状贈呈、来賓祝辞、「10年の軌跡」上映などが行われ、1時間ほどで終わる予定。来賓として地元選出の国会議員、県議会議員、市議会議長や、加藤正一・鈴木公平・太田稔彦の3代市長らが招かれる。また中部経済産業局長をはじめとする国の機関のトップや愛知県の大村秀章知事も招かれ、県内各地の商工会議所や近隣商工会からも列席予定だ。
 式典終了後の午後5時からは記念講演会が開かれる。講師に招くのはトヨタ自動車㈱名誉会長で同会議所の顧問を務める豊田章一郎氏(87)。「新たな豊田市の発展を期して」と題して1時間ほど講演する。
 商工会議所は地区内の商工業の総合的な発展を目的とした公共性の高い民間団体。豊田商工会議所がいま重点事業として掲げているのは、①市の持続的発展に向けた産業振興策の推進、②行政への要望、③とよた元気プロジェクトなど経済対策事業の強化、④中心市街地のまちづくり推進と市域の商店街の活性化、⑤経済と両立した地球環境問題への対応、⑥観光事業の推進などだ。
 地域産業の振興策としては今年6月、豊田工業高等専門学校・豊田市との連携で…続きは本紙を

「日本の真似せず、小さな暮らしを」 足助のカリスマ小澤庄一さんが哲学伝授

4面・写真②・小澤さん.jpg 農山村の自然と関わりながらの暮らしや先人の知恵を学ぼうと、ASEAN6カ国の優秀な若者たちが、10月24日から3日間、豊田市足助地区に滞在した。
 これは刈谷市に本社をおく㈱デンソーが、ASEAN各国のグループ企業と連携して2008年から実施している社会貢献事業の一環。持続可能な社会づくりにむけた青少年育成プログラム(全9日間)のうち、今年はメインフィールドとして足助の里山が選ばれたものだ。
 足助に訪れた一行は、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポールから来た18〜29歳の男女。各国の技術者となっていく優秀な人材だ。
 メイン講師を務めたのは、足助町助役や足助観光協会長などを歴任してきた小澤庄一さん(75)。築130年の自宅に若者たちを招き、小澤流の哲学を伝授した。

日本は石油で米を作っています


 小澤さんはまず、日本の米作りの急激な変わり様を知ってもらおうと、明治時代以降の100年間に使われてきた脱穀機「こばし」「足踏み脱穀機」「動力付き脱穀機」「自走小型コンバイン」の実物を年代順に列べて見せ、「日本の米作りはこの数十年の間に、田植えも、稲刈りも、乾燥も石油に頼るようになってしまった」と説明した。

家族が食べるだけの土曜農業が大事


 築130年の自宅に招き入れての講義でも小澤さんは、高度成長期以降の日本社会の4面・写真①・若者ら.jpg発展の反省を踏まえて、次のように語った。
 「アメリカのような大きな暮らしでなく、アジアの私たちは小さな暮らしを目指すべきだと思います。大量生産、大量消費ではみんなが働けなくなります。日本の発展の真似をしないよう、良いリーダーになってください。食べるものを自分で作る生活をすれば、お金はあまり無くても暮らせます。日本では今、お金は無くても心豊かな暮らしを求める若者が増えてきました」。
 若く優秀なエンジニアの卵たちにとって、小澤さんの話は素直に受け入れられるものではなかったと思う。ある若者は、「テクノロジーは暮らしの障害になるのでしょうか。私は良い機械を作って人々の役に立とうと思っていて、雇用を奪うつもりはないんです」と質問していた。
 小澤さんは「土曜日の半日だけ作業して、家族が食べる分を作れるような農業を考えていくことが大事です。そのための機械を考えていくこともエンジニアとして大事だと思いますよ」と答えていた。ご購読は

男子全員で棒の手授業 豊田市立猿投中学校

5面・棒の手写真2.jpg 豊田市立猿投中学校で3日に行われる学校祭で、男子生徒154人全員が地元の伝統芸能「棒の手」を披露する。
 練習は2週間ほど前に始まり、初日には猿投棒の手保存会のメンバー約40人が仕事を休んで演技指導に訪れた=写真=。50年ほども続いているという伝統の講師派遣だ。猿投町の棒の手には鎌田流と見当流の2流派があるため、生徒たちは一度習った流派の演技を卒業まで続けて習うようにグループ分けしている。
 同様の棒の手授業は隣の加納小学校でも伝統的に行われているが、乙部ヶ丘ニュータウンができたことで近年は東保見小学校出身の生徒が増えており、中学に入って初めて棒の手に接する生徒も多いそうだ。
 保存会による指導はこの日だけ。その後は猿投祭りで棒の手をやっている生徒が指導役となる。
 同校の板倉修校長も旭地区杉本町で棒の手(藤牧検藤流)をやっている現役の使い手とあって…続きは本紙を

シンボルキャラ誕生 豊田市益富地区

ますとみ.jpg豊田市益富地区にシンボルキャラクターが誕生した。これは同地区コミュニティ会議などが、ふるさとを見直そうと地元住民らと完成させたもの。デザインは今夏に益富地区限定で公募し、そのなかの優秀作品6点をベースにしている。モチーフとなっているのはホタルだ。
 同地区では20年以上ゲンジホタルの飼育に力を入れており…続きは本紙を




団塊世代の写真展

写真展夕焼け.jpg豊田市猿投台交流館を拠点に活動する写真愛好家グループ「猿投台デジ写友会」が、豊田市民ギャラリーで9〜11日に写真展を開催。
 同会は平成18年、児嶌龍次さん(猿投町)を講師に団塊世代の男性を対象に交流館講座としてスタートした自主グループ。現在の会員は女性4人を含む16人。
 今回の展示では、夕日をバックにした豊田大橋=写真=や、国内外の風景など約90点の作品が並ぶ。目玉は畳台の迫力ある個性的な作品8点。
 会員の大半はフィルム撮影を行ってきた人ばかり。デジカメの操作から撮影方法に至るまで学んでいる。フィルムを使っていたときに、シャッターを押すタイミングを慎重に考えていたのに対し、何度でも押すことのできるデジカメのリズムが…続きは本紙を

愛知県茶業振興大会・品評会表彰
農水大臣賞に石川龍樹さん(豊田市豊栄町)

6面・お茶・写真.jpg全国トップレベルを誇る愛知県内のお茶生産者が年一回一堂に集まり、ブランド農産品「あいちの茶」の生産技術向上・販路拡大を図る「平成24年度愛知県茶業振興大会」が10月27日、豊田市のJAあいち豊田本店で行われた。愛知県・豊田市・同県茶業連合会主催。
 石塚正美・農林水産省東海農政局生産部長、中村晋、小島丈幸県議らが来賓出席。県下の茶どころ豊田・下山・西尾・吉良・豊橋・新城・田原地区7茶業組合の茶生産農家約340人が参加した。
豊田市長賞 吉原町山内祥正さん
 豊橋市の県農業総合試験場東三河農業研究所で7月に行われた県茶品評会の入賞者表彰があり、農水大臣賞を石川龍樹氏(豊栄町)、豊田市長賞を山内祥正氏(吉原町)が受賞した。
 榊原政弘・県東三河農業研究所長が「低温で心配したが、霜害もなく適切な栽培管理で高品質のお茶が生産できた」と講評。太田稔彦豊田市長が「豊田のお茶は江戸時代末期から盛んになった。市外からのお客さんには豊田茶を出し、PRに努めている」と…続きは本紙を


豊田市役所東庁舎が完成 供用開始は12日から

東庁舎.jpg豊田市役所新東庁舎「中央保健センター」建設工事が完了し、今日26日、庁舎の機能や各部署の引越しスケジュールの説明を含めた記者発表が行われる。
 新東庁舎建設は、旧東庁舎の利便性の低さや耐震設備を改善するために行われたもの。2年間の工事期間を経て地上8階・地下2階、延床面積約2万4千㎡のビルを建設した。総工費はおよそ72億円で、太啓建設、桶兼住設など7つの地元企業を含む5JV・2企業が工事を請け負った。
 新庁舎は保健・福祉サービスの充実と、子育て支援の強化を特徴にあげており、1・2階には福祉保健部とこども部、4階には保健所、3・5階には保健センター(子育て支援と会議室、栄養指導室)が設置される。南・西庁舎とは地下1階の駐車場と、地上2階のデッキから連絡通路でつながっている…続きは本紙を

農業の魅力再発見 松平中学校の生徒が職業体験

2-松平中農業体験.jpg 豊田市立松平中学校(池田博校長・418人)の生徒が16・17日の2日間、市内各地の農業施設で職業体験を行った。
 この取り組みのねらいは、社会的責任の自覚や自己啓発といった本来の職業体験の目的に加え、生徒が地元の農業に触れる機会をつくること。人の生活に欠かせない農業を直に体験することで、農や食、地産地消に関心を持ってもらおうと考えられたものだ。
 初開催の今回は、JAあいち豊田と市内の若手営農者らでつくる団体「夢農人とよた」の協力も得て、同校2年生の全生徒135人が市内の47施設で収穫や出荷作業の手伝いを行った。
 体験施設の一つ、JA選果場では収穫期を迎えた梨(観月)の箱詰めや、トレイ・パックなど資材の搬入を体験。作業員に手順を教わりながら梨を丁寧に箱詰めしたり、梨の入った段ボールを糖度別に分けて運んだりして作業の手伝いをした。
 体験に参加した原田拓季さんは「ジャンボ梨の大きさにびっくりしました。同じ果物でも、数や糖度で細かく分けられていることを知らなかったので、勉強になりました」と…続きは本紙を

4年に1度の運動会 豊田市稲武の13自治区が競う

稲武運動会・消防隊員・大縄.jpg豊田市稲武地区の全13自治区が参加する「どんぐり運動会」が、市立稲武中学校のグラウンドで21日に行われた。参加者数は子どもから高齢者まで約1600人。同地区の人口の半数以上にあたる数だ。3面・稲武運動会写真JPG.jpg
 この運動会は、旧稲武町時代よりオリンピック開催年に合わせて4年に1度行われてきた恒例イベント。主催は同地区コミュニティ会議に設けられた同運動会実行委員会(大島年春委員長)。「みんなが出来て、出られる競技を」と企画され、山間部の特色を取り入れた老若男女が楽しめる内容となっていた。
 町内別対抗の縄ないや丸太切り、障害物リレーなどが行われ、競技者も応援する側も皆真剣ながらにも、笑顔が覗く暖かいムードとなっていた。衣装にも凝っており、カラフルなカツラをかぶったチームや全身赤づくめのチーム、割烹着ともんぺ姿のチーム等があり、なかにはメイド服で応援する女児もいた。地元の駐在員や消防隊員も仕事着のまま…続きは本紙を



リス増えたかも 三好丘緑地で杉浦さん観察

4面・リス写真.jpgこの写真は、みよし市のアマチュアカメラマン杉浦勝さん(68)が、同市三好丘緑地で19日に撮影したニホンリス。杉浦さんは2匹一緒にいるところも目撃している。
 杉浦さんは約3年半前に、近隣住民より度々リスの目撃情報が寄せられたことで、リスの生態について調べ探し始めた。撮影に成功したのはその半年後。その後も月一回くらいのペースで同所に足を運んでいたそうだ。今回目撃したリスは耳を覆う毛がないことや、尾を伸ばして伏せる姿勢を何度もとることなど、今までの観察では見られなかったことが多く…続きは本紙を

若者の定住促進の課題は? くるま座で意見交換も 

 豊田市分科会の終了後、会場を笹戸温泉の紫翠閣とうふやへ移して、くるま座形式の座談会も開かれた。こちらは豊田市主催。過疎対策の取り組み事例の報告や、それを踏まえた参加者全員での意見交換が行われ、シンポジウムよりも充実した内容だった。
 座談会はテーマ別に分かれて行われた。「若者の定住促進」のテーマでは、豊田市が昨年度までの3年間、東京大学・㈱M-easyとの共同事業で行った定住実験「若者よ田舎を目指そうプロジェクト」の成果報告が中心だった。このプロジェクトは全国公募の若者10人を旭地区に住まわせるという、行政らしからぬ大胆な事業で注目を集めた。座談会では㈱M-easyの戸田友介社長が3年間の成果と想いを語り、参加者も想いを語りあった。
 戸田さんをはじめ10人の若者たちは自分らしい暮らしを求めて山村暮らしを始めたが、生業とするつもりだった米作りはそもそも赤字。すぐに現実感が無くなった。
 それでも地域の人たちに支えられて米作りを続けるなかで、「土地が生かしてくれている自分」「地域住民が生かしてくれている自分」「田んぼを守ってきた先祖が生かしてくれている自分」に気づき、自分の立ち位置が見えてきたという。
 「生業」とは稼ぐことでなく、生きることだと気づき、さらには、暮らしとは自分の子供たちが生きる社会を作ることだと納得したそうだ。
 戸田さんはプロジェクトを終えた今も旭地区にに暮らし、「山村の田舎暮らしに合った時間の使い方、働き方ができないだろうか」と模索しているよう…続きは本紙を

挙母まつり 8町の山車バッチ販売

IMG_4493.jpg 豊田都心にある挙母神社の例大祭「挙母まつり」が今週末の20㈯・21日㈰に行われることに先駆け、市商店街連盟では各町の山車をデザインした缶バッチの販売を行っている。バッチは直径4センチほどの大きさで、全8種。背景は華車(今年は東町)が金色、他の7町は青色のデザインになっている。
 挙母まつりは街なかを曳き廻す8町の山車と紙吹雪の美しさが有名で、毎年市内外から多くの観光客やカメラマンが訪れる。バッチはまつりのPR事業として、愛知学泉大学の学生が考案したもの。最初はアンケート回答者に配布していたが、予想以上の反響を受けまつりグッズとして販売をはじめたそうだ。
 バッチの値段は1個200円。挙母まつりが終わる21日まで駅前のパブリカで販売されている。1000個限定なので興味のある方はお早めに。続きは本紙を


ゴミ収集車に計量器 ホーメックス社

2面・ホーメックス写真.jpg企業などから出るゴミの処理を行っている豊田市錦町のホーメックス㈱=餅原幹也社長=が、ゴミを回収するパッカー車(収集車)に計量器の設置を進めている。
 同社はCSR(社会的責任)を推進する企業や、ISO、エコアクションなどに取り組む企業を支援するサービスとして、ゴミ収集業者でありながらも、ゴミ減量支援の取り組みをしてきた。
 いま導入を進めている計量器付きパッカー車は、ゴミの投入時に計量でき、計量レシートを発行して顧客に渡せるようになるそうだ。すでに食品スーパーなどで計量報告のサービスをスタートさせている。
 このように同社では、ゴミの排出量を〝見える化〟し…続きは本紙を

近自然公園祭典 神輿が園内渡御 市営児ノ口公園秋祭り

公園内の水田では親子で稲刈り

2面・ちごのぐち大写真.jpg豊田市営の児ノ口公園で10月14日、恒例の秋祭りが開催され、近隣の住民やトヨタ労組のボランティア団体(TUV)の皆さんら、約350人が参加した。
 児ノ口公園の秋祭りは「近自然公園」の祭典で、運営は市民団体の同公園愛護会が自主管理している。2面・ちごのぐち小写真.jpg
 愛護会お手製の神輿が園内を回ってお菓子などを配り、最後は児ノ口神社参拝の渡御をした。今年神輿の上座に座る座主はTUV山崎淳さん(労組社会政策局専門部員)だった=写真右=。
 近自然公園祭典の中心行事は、園内の湿地利用で作られた水田での親子稲作体験。300㎡の小さな水田でトヨタ労組募集の親子稲作体験がもう11年も続いてきた。
 トヨタ労組は「大人の農業体験」は足助地区・同市新盛町の新盛里山耕流塾の指導で行い、子供の農業体験の方はTUV自前の指導で児ノ口公園で行ってきた…続きは本紙を

秋のムードの景風流いけばな展

景風流.jpg豊田市月見町の景風流いけばな教室による「第62回景風流いけばな展」が13・14日、市民文化会館で開かれた。景風流景風会主催、豊田市・市教委・市文化振興財団・市華道連盟後援。
 会場中央には、赤と黄色のナツハゼ、ドウダンの実などをあしらい秋を表現した川村景風家元の大作。紅葉し始めた枝葉や季節の花々を配した先生・師範披露者・お弟子さんたちの作品約140点が出品され、秋のム
ードいっぱい。太田稔彦市長も鑑賞に訪れた。
 川村景風家元は「観る方に自由に楽しんで戴けるよう工夫しました」と話してくれた。景風流の創流は昭和26年。現在の家元は2代目。ご購読は

猿投祭りでは目録候補者が演技披露

ホームページ用・猿投祭り棒の手1.JPG猿投町棒の手保存会による目録伝授式が、11月24日の朝9時から猿投神社で行われる。先週末の猿投祭りでも目録候補者による奉納演技が行われた=写真=。
 猿投町の棒の手には「見当流」と「鎌田流」の2流派があり、習う流派は地区で分かれている。目録伝授のしきたりにはそれぞれ特徴があり、見当流は一子相伝、鎌田流は宮口町の宗家から手渡される。前回の目録伝授式が行われたのは平成20年。猿投町棒の手保存会が主催する形で初めて2流派が合同開催した。見当流は5年ぶり、鎌田流は実に21年ぶりのことで、総勢27人が目録を受けている。
 今回の目録伝授式では見当流6人、鎌田流9人が伝統を受け継ぐ。祭りでの迫力ある演技とは違い、目録伝授式では古式にのっとり厳かな雰囲気の中で行われる。刃物は使わず木太刀のみでの演技だ。ご購読は

今年も来ましたよ アサギマダラ旭の保護地に

片道2千㎞南下途中で豊田市に

ASAGIMADARA.jpg 10月4日、旅する蝶アサギマダラ=写真右=が豊田市杉本町・榊野町に今年初めて飛来したのを、地元旭地区の保護グループ人々=写真左=が確認、写真撮影にも成功した。(今回の掲載写真は昨年当社撮影)
 アサギマダラは体長10㎝程の美しい姿の蝶。日本北おふくろ会.jpg部で今春発生した蝶が沖縄などの南国へ片道2000㎞も大回遊する際に、豊田に着地しフジバカマという花の蜜を吸い、身体を休める。
 その南下の飛行ルートは、マーキング(羽根に着地点等を書き込む)という手法で既に解明されている。これまでに豊田市内では寺部3丁目の近藤鏡子さんが矢並町の所有地で、花園町才兼の森幸子さんが自宅庭で、藤岡地区の石畳子ども園の職員が園内で、それぞれフジバカマの花にて確認した。市内全体が南下ルートに入っているか。
 春には南国産まれのアサギマダラが北国へ大回遊するが、その北上ルートは未解明らしい。市内でも未確認だ…続きは本紙を

アサギマダラの保護に熱心な「おふくろ会」の皆さん。右から林房子さん(69・榊野)安藤歌子さん(81・榊野)鈴木茂子さん(74・杉本)。会長の林さんのフジバカマ畑で。


サッカーずき 盃 豊田スタジアムが土産物に製作

盃.jpg豊田スタジアム(小幡鋹伸社長)は、同施設来場者の土産用に「盃」を製作し、現在販売を行っている。
 盃は直径7センチ×高さ3センチほどの大きさで、底にスタジアムがデザインされている。製作は岐阜県多治見市の幸兵衛窯に依頼した。
 豊田スタジアムはスポーツやコンサート、イベントで年間100万人以上が訪れる豊田の代表施設の一つだが、完成から11年経った今まで土産物は販売されなかった。
 そこで提案されたのが、今年6月に配布を行い好評を得た同商品の販売だ。スポーツ施設のグッズにを採用した理由は「毎年スタジアムに多くのサッカー好きが集まるから」だそう。
 盃はスポーツプラザに見本が飾られており、その場で購入することができる。値段は1個1600円で、2個セットは3000円。デザインは菜の花畑に囲まれた昼景、ライトアップされた夜景の2種類で、セットのほうが若干お得だ。各30セット限定での販売なので、興味のある方はお早めに。問合せは豊田スタジアム(☎87・5252)へ。 続きは本紙を

職人技キラリ 足助屋敷で生業祭

3面・足助屋敷JPG.jpg三州足助屋の職人たちが自らの手仕事を広く知ってもらおうと8日、「生業祭」を行った。
 このイベントは山里の手仕事をより多くの人たちに身近に感じてもらおうと入館無料で開催されたもの。32年続く同施設で初の試みだ。
 紹介された手仕事は炭焼きや鍛冶屋、桶屋、紙漉、機織りなど10種類。普段では体験できない傘骨つくりやロクロ挽き、糸つむぎ実演の見学など子どもから大人まで楽しめるメニューとなっていた。
 来場者に桶の作り方や機械でつくられた桶との違いなどを説明していたのは、桶屋職人の橘利行さん(40)。カンナを使う木工の手仕事がしたい思いで7年前、足助屋敷に就職した人だ。
 橘さんは「ひとつの物をつくるには多くの人の知恵や工夫、向上心があって出来上がるものだと思う」「手で物をつくるという技術は、だれかが継承していかなくてはならない」と話してくれた。80代の親方にはまだまだ技量が及ばないそうだ…続きは本紙を

米粉王国宣言! 特産ミネアサヒPR 稲武 

4-米粉王国.jpg 豊田市稲部地区の特産米〝ミネアサヒ〟を広くPRしようと同地区は6日、独自ブランド「米粉王国」立ち上げの記念式典を道の駅どんぐりの里で行った。
 同地区では中小企業庁の「全国展開支援事業」を利用して、特産のミネアサヒやブルーベリーのブランド化に力を注いできた。支援事業の期限は今年度で切れるが、米粉の存在が認知されてきたことと、道の駅に併設する温泉施設「どんぐりの湯」の改修にあわせ、商工会を主体にブランド立ち上げが計画された。
 式典のメインは、米粉をふんだんに使った地元商店オリジナルの料理試食会。うどんやきりたんぽ、シフォンケーキなど9品の料理がテーブルに並び、地元住民や観光客らはそれを笑顔で頬張った。米粉だけでなく、地産野菜やブルーベリーを使った料理も多く見られたのが印象的だった。
 実行委員会の杉田昌巳委員長は「米粉王国を立ち上げることで…続きは本紙を

『勘八峡紀行』出版 勘八峡山水会6人で編集

 豊田市猿投台交流館地区の市民らで作る「勘八峡山水会」(倉地格会長・会員175人)が、このほど『勘八峡紀行』を出版し、来る10月13日(土)午後2時から同交流館ホールで、出版記念会を開く。5百円会費の茶話会である。
 出版本はA4版・210点の写真・資料を含め160ページ。矢作川の景勝地・勘八峡に関する歴史読み物で、中学生以上対象。市内の三河印刷から初版千冊。うち半分は市内の学校・交流館・会員などに無料贈呈。一般販売は当面、会長宅(☎豊田45・3141)で受け付ける。 
 勘八峡とは、国道153の矢作川・平戸橋直下の波岩から上流域の一大景勝地。上流は広瀬地区まで。今は越戸ダム湖に沈んでいる。
 勘八峡山水会の名は、かつて山紫水明の地だった勘八峡ファンが付けた。
 山水会は地域史の調査・研究グループでもある。昨年末には故前田栄次郎伝『善處一歩』の大冊本を出版した。会財政の自主・自立がモットーで、会運営は会費制、出版本も有料販売が基本。
 出版本は山紫水明の地だった勘八峡の歴史を書いているほか…続きは本紙を

地元高齢者の足がわりに 稲武まちなかバス

2-稲武バス.jpg豊田市稲武地区の市街地では9月から、高齢者の買い物を補助する「まちなかバス」を試験運行している。
 同地区は過疎・高齢化の影響で地元商店の多くが廃業したため、商店間の距離があり高齢者の買い物に負担がかかっている。家族に無理を言えない、という理由から自由に移動できないお年寄りも多いそうで、商店主が自宅まで送り届けることも珍しくなかった。
 そこで地元商工会を中心に発案されたのがこの「まちなかバス」だ。
 これは元々運行されていたデマンドバスの利用制限を緩くしたもので、利用者は30分前にバスを予約すれば地区内の主要8カ所の停留所を自由に移動することが…続きは本紙を

駅前イルミネーション 協賛金を募集中限定1200口

2-イルミ.jpg豊田市駅前を鮮やかな電飾で彩る冬の恒例イベント「イルミネーションストーリーinとよた」の開催に先立ち、同実行委員会では協賛金の募集を行っている。
 協賛金は一口5百円。商工会議所とパブリカが窓口になっており、協賛者にはオリジナルピンバッチが進呈される。協賛期間はバッチ1200個がなくなるまで。問合せは豊田商工会議所まちづくり振興部(☎34・1777)へ。続きは本紙を




この秋、大川入山に登ってみては 矢作川の最源流

4面・大川入山・写真JPG.jpg 豊田市森林課が主催し、豊田森林組合が運営している「とよた森林学校」が、矢作川源流の森を訪ね歩く秋の企画として9月27日、最源流の大川入山へ登った。参加したのは50〜60歳代が中心の市民約20人。記者も同行取材させてもらった。運動不足の足腰にはかなりきつい山道だったが、標高1908mの山頂からの眺望はバツグン。この秋、チャレンジしてみてはどうだろうか。
 大川入山は長野県の阿智村と平谷村の境にある独立峰。矢作川の最源流の山であり、流域の最高峰だ(阿智村側は天竜川流域)。山頂からの景色が素晴らしく、人気の日帰り登山スポットになっている。
 登山道は2つある。どちらから登っても一本道なので、迷う心配はない。
 1つは治部坂峠から登るコースで、山頂までの距離は約5㎞(標高差約670m)。多くの人が使うコースだが、道はかなり険しいので体力に自信のない人は避けた方がいいかも知れない。
 もう1つのコースは、あららぎ高原のスキー場から登るコース。ゲレンデを下から見て左奥に登山口がある。山頂までの距離は同じく5㎞ほどだが、道はさほど険しくない楽なコースだ。今回の企画はバス利用だったので、あららぎ高原側から登り、治部坂峠へ下るルートが選ばれた。
 登りは約3時間。矢作川流域の中でも一級品の針葉樹林が広がり、登るにしたがって樹種が変わっていく。登山道がある尾根には、樹齢400年を超えるブナやウラジロモミの巨木も点在している。
 山頂からの眺望はまさに絶景だ。北側〜東側には北アルプス、中央アルプス、南アルプスの山々が広がり、富士山も特徴ある山頂のシルエットをのぞかしている。眼下に見えるのは伊那谷の飯田市街地だ。
 南側を望むと矢作川流域や豊川流域の山々が広がっており=写真=、大船山や茶臼山の風力発電施設もよく見える。双眼鏡や地図を持参すると楽しめると思う。

東北が生んだ造形美 目玉は棟方志功の巨大な屏風 豊田市民芸館で特別展

5面・民芸館写真.jpg平戸橋町の豊田市民芸館で、特別展「東北の工芸と棟方志功」が開かれている。期間は12月2日まで。
 今回の展示は、東日本大震災の復興を願って今年4〜6月に東京の日本民藝館で開催された展示内容を、一部再構成した巡回展。会場には青森県出身の棟方志功の板画や書31点と、東北地方の陶器や染織品など147点が並ぶ。
 第1民芸館の目玉は棟方が1937年に版木120枚を使って作成した巨大な屏風「東北経鬼門譜」だ。また色鮮やかな板画も多数並ぶ。第2民芸館では棟方の書のほか、東北の背中当や刺し子の着物などを展示。美しくかつ…続きは本紙を

農山村の生活体験で子どもの世界広げる 五ヶ丘小児童42人が宿泊

5面・セカンドスクール写真JP.jpg 都市部の小学生が山間部の農家にホームステイして農山村生活を体験する豊田市の「セカンドスクール事業」が、9月26〜28日に開催され、旭、小原、足助、下山の4地区の農家や市営施設等が市立五ヶ丘小学校の4・5年生42人を受入れた。
 同事業は、山間部での宿泊体験を通して、農林業への理解促進と豊かな人間形成を図ろうと、平成18年度より市農政課が始めたもの。同21年度からは「とよた都市農山村交流ネットワーク」(山本薫久代表)が、受入れ農家の確保や児童の体験プログラムを計画するようになり、充実してきた。
 子どもたちは、各地区毎に炭焼きやピザ作り、芋掘り、間伐作業などを行った。足助で行われた巻き枯らし間伐の体験では、森の役割や間伐の必要性などの説明を受け、1時間かけて約10本の樹皮をはいだ。
 山本さんは「山間部の生活の中には自分が役に立っているという達成感を得られる機会が多い。農山村体験を通して、勉強だけでない幅広い世界を知ってほしい」と語った。山間部には、都市部の人たちと交流を図りたいと思っている人が少なくないが、家族の介護があったり…続きは本紙を

平勝寺の木像を修復公開 豊田市郷土資料館

5面・平勝寺・写真.jpg 豊田市足助地区綾渡町の古刹・平勝寺に伝わる「木造二天立像」=愛知県指定文化財=の修復が23年度に行われ、今月21日まで豊田市郷土資料館で特別公開されている。入場無料。
 この2つの像は、平勝寺に伝わる本尊「木造観音菩薩像」=国指定文化財=の両脇に安置されているもので、「多聞天」「持国天」と考えられている。高さは約145㎝。ヒノキ材の一木造り(部分的に寄木)だ。制作年代は明らかでないが、本尊の観音菩薩坐像には平治元年(平安時代後期)と書かれており、この年代に近いだろうと考えられている。
 今回の修復作業で行ったのは、像表面にみられる彩色の色止め、炭化・風化した木材を…続きは本紙を

40年ぶりの池もみ 豊田市本新町の米田池で

6-池もみ.jpg豊田市挙母地区本新町の米田池で9月29日、地元住民らによる「池もみ」が行われた。
 池もみとは、池の水を抜いて行う伝統的な維持管理の方法。かつては底に溜まった泥を肥料にしたり、捕らえたコイやフナなどの魚を食用にしたりするため定期的に行われていたそうだが、近年は池もみの文化が途絶え、水がどんどん汚くなっていったという。
 そこで住民らでつくる地元組織の昭生会(杉本尚久会長・47人)が外来種の駆除や池の清掃、地域のふれあいを目的にした池もみを提案。市が助成するわくわく事業を利用し、約40年ぶりの復活を遂げた。
 当日集まったのは地域住民をはじめ、愛知学泉大の矢部隆教授と学生ら約150人。事前の水抜きで水深は20㎝ほどだったが池底の泥が多く、参加者は泥だらけになりながら…続きは本紙を

田中鋭司氏祝う会に350人 春の叙勲で旭日双光章

豊田6市町村合併の功労者

田中鋭司さん.jpg 西加茂郡藤岡町の最後の町長で、豊田市議会議員もつとめた田中鋭司氏(71)=豊田市渡合町=が、今年春の叙勲で旭日双光章(地方自治功労)を受章し、去る9月13日、同市西中山町の全トヨタ労連研修センター・つどいの丘で受章祝賀会が開催され、350人余がお祝いにかけつけた。
 来賓の太田豊田市長は「子どもの教育にこだわり続けた田中さんの実績」を語った。
 倉知県議は「地方自治への賞は70歳から対象だが、田中さんは71歳で受賞された」と早い叙勲を祝った。
 久野みよし市長は「浦野幸男・烋興代議士の2代にわたる〝浦野派青年〟だった田中さんとの政治生活」を話した。
 前豊田市長の鈴木公平氏、元藤岡町長の竹中撤哉氏、和紙工芸の山内一生氏も来賓席の人だった。
 田中鋭司氏の祝賀会を主催したのは、発起人代表(藤岡商工会会長)の阿垣剛史氏、発起人の伊井房夫・山田主成市議、前田勝・杉山毅・恒川明宏・中垣重治・伊藤俊之元町議の8氏だった。
 祝賀会の冒頭で、発起人代表の阿垣氏、発起人の伊井氏の2人が、お礼の挨拶を述べ、受章者の功績を語った。田中鋭司町長と町議会(阿垣剛史議長)が一体になり、平成17年の6市町村合併を成し遂げたことを最大の功績としてたたえた。
 当時、財政力を誇っていた西加茂郡三好町が、7市町村合併から抜けた。東加茂郡足助町内には「まず東加茂の町村で合併し、それから対等の大合併へ」という2段階合併論が町上層部にあった。西加茂郡藤岡町では、町議会内に合併反対の保守派勢力があり…続きは本紙を

西川はつのさん105歳

3面・長寿の祝い・写真JPG.jpg 敬老の日が間近の14日、太田稔彦豊田市長による長寿の祝い訪問が、豊田市足助地区岩神町の特別養護老人ホーム「巴の里」で行われた。
 訪問を受けたのは1907(明治40)年1月10日生まれの西川はつのさん。105歳だ。西川さんは太田市長から祝品と花束を受け取り、「田舎(長野県)にいたら死んどったけど、あったかいとこ(豊田市)にきたので生きとった」と話した。親族によると西川さんは、書道と和裁が趣味で、甘いお菓子が好物。次女の川上幸枝さん(80・平戸橋町)らは「母は耳は遠いが、体は丈夫。畑仕事をしながら新鮮な野菜を食べ、ストレスをためなかったことが、長寿につながったのでは」と話してくれた。西川さんには子ども5人、孫11人、ひ孫20人、玄孫2人という4代にわたる大家族がいる。
 豊田市内の満100歳以上の高齢者は…続きは本紙を

寺田さん母子二人展 豊田市民ギャラリー

3面・母子二人展・写真JPG.jpg 豊田市高岡地区花園町の寺田淳子さん・敏雄さん親子の「母子二人展」が豊田市民ギャラリーで10月5〜7日に開催される。
 展示には、淳子さんの創作アップリケ18点と、敏雄さんの風景写真など約30点が並ぶ。
 敏雄さんは、脳性小児麻痺により言葉を発することや手足を自由に動かすことができず、車いす生活を送っている。しかし、6年前に他界した父親の趣味が写真撮影だったため、自然に写真に興味を持ち、30年以上写真撮影を続けている。また、同市小坂町の写真家石田真典さんの指導を受け、年に1度の合同写真展にも出展している。
 撮影は、常に母親の淳子さんと一緒だ。敏雄さんは、気に入った場所や場面に出くわすと、目や顔の表情で淳子さんに合図を送り、デジカメのシャッターを押してもらう。敏雄さんがいつも題材に選ぶものは、田舎の風景や古い物。三州足助屋敷の職人たちの作業風景などが好きだという。ご購読は

廃食油燃料を実感 豊田市立猿投台中学校で

猿投台中・写真.jpg 豊田市立猿投台中学校の1年生が25日、環境学習の一環としてBDF(バイオディーゼル燃料)を入れたトラクターとの綱引きを行った。
 外部講師としてこの授業を行ったのは、遊休農地を活用した菜の花栽培を軸に、地域の景観づくりやバイオマス資源の利用促進活動をしている「豊田・加茂菜の花プロジェクト」=梅谷勝利代表=のメンバーたちだ。平成20年度から同校での授業を引き受けており、今年も講演会や菜種油の搾油体験、廃油を利用した石鹸づくりを行ってきた。今後も菜の花栽培や、菜の花料理づくりなどを行う予定だ。
 今回のトラクターとの綱引きも、こうした一連の授業の一つ。食廃油を精製してできたBDFがディーゼルエンジンの燃料として使えることを教え…続きは本紙を

抹茶たててお年寄り接待 豊田市吉原町の純平商店

4面・純平商店・写真.jpg 豊田市南部、高岡地区の吉原町で碧園「お茶の純平商店」を経営する山内希男さん(77)が、「敬老の日」の9月17日、豊田市の老人ホームと安城市の一部の老人ホーム計13施設へ抹茶を贈って慰問した。
 山内さんは当日、大清水町の社会福祉法人恩賜財団愛知県同胞援護会(会長・倉知俊彦県議)運営の特別養護老人ホーム第2とよた苑(田中孝施設長)を訪れ、つや子夫人と共に挽きたての抹茶をお年寄りたちにふるまった。
 山内さんは明治時代から続くお茶の生産農家・お茶の純平商店の四代目。美味しいお茶を追求し、全国茶品評会などで「特別賞」「内閣総理大臣賞」「農林大臣賞」を受賞してきた。これを機に毎年、「敬老の日」のお茶の接待奉仕を始め、今年で7回目。
 山内さん夫妻のたてたお茶をお年寄りたちは美味しそうに味わっていた。

オープニングは異種芸能バトル 農村舞台アートプロジェクト

4-農村舞台.jpg豊田市の北中部に点在する農村舞台を活用し、新たな市民文化の創造をねらう「農村舞台アートプロジェクト」=伊丹靖夫実行委員長=が、先週末の16日から開催されている。10月21日まで。
 農村舞台とは、山村や漁村で劇場の役割を果たしていた場所。多くは神社の境内に建つ野外舞台で、祭礼や神事にあわせて人形芝居や歌舞伎を楽しんだが、近代になると娯楽の多様化を受け衰退していったという。
 現在、豊田市内には78棟の農村舞台が確認されている。その歴史的価値の見直しや利活用の可能性を探ろうと市議会議員、文化振興財団、芸術家ら有志の協力ではじめたのがこの事業で、今年で3回目の開催だ。4-農村舞台下.jpg
 今年のオープニングライブは藤岡地区深見町の磯崎神社で開かれた「音楽芸能バトル」。ヴァイオリンと琴、日本舞踊と琉球舞踊など市内の音楽家・芸能家が同じ舞台に立ち入れ替わりでライブを行った。昨年はオペラ蝶々夫人の会場に選ばれただけあり、自然の音響がすばらしく各公演後の合同演奏・演舞では会場から手拍子や大きな歓声が飛んだ。
 今後予定されているライブは2つで、30日18時から稲武地区桑原町の熊野神社で「小田木人形座の復活に向けて」が開催。江戸時代の人形座を現代に甦らせようというもので、文化振興財団制作の映像鑑賞や岐阜県の無形文化財「恵那文楽」の公演が行われる。
 10月21日18時30分からは、藤岡飯野町の秋葉神社で「鈴木ユキオ身体と空間の世界」が開かれる。コンテンポラリーダンスと農村舞台の組み合わせがどんな相乗効果を生むのか…続きは本紙を

セミナー&ランチ 豊田の異業種交流組織が主催

 豊田市大林町1のガーデンミュージアム「花遊庭」で10月4日昼に、フレンチランチとセミナーを組み合わせた、おもしろいイベントが開かれる。一般市民向けだ。
 これは、市内の異業種交流組織BNIおいでんチャプター(33社)の中の、建築業チームが主催するもの。地元のプロ集団の存在を市民に知って貰おうと、今回初めて企画したものだ。セミナーは第1部が11時から30分間。ランチをはさみ、第2部も30分間だ。
 第1部の講師は、テーブルコーディネーターの大内秀子さん。「200年前の伯爵が愛したお皿」と題して、テーブルを華やかにするおもてなしについて話す。
 第2部の講師は、ロック&セキュリティYou豊田店の防犯プロアドバイザー久野隆さん。「豊田市は今狙われている」と題し、誰にでもできる防犯強化の秘策を話してくれる。終了後に豪華賞品の抽選会もある。
 チケットはランチ付2千円。申込(27日迄)・問合せはロック&セキュリティYou(☎54・0598)へ。

「はやぶさ」の川口博士 豊田北高同窓会で講演

 愛知県立豊田北高校の2回生の卒業30周年事業として、同校体育館で10月13日(土)に、同窓会総会と記念講演会が開かれる。講師はあの小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトのマネージャーを務めたJAXAの川口淳一郎博士。すべての北高同窓生が参加できる。
 総会は10時から、講演は11時から。入場無料で講演会のみの参加も可能だが整理券が必要。整理券は18日〜10月3日の
間、同校事務局で配布される(平日9時〜18時)。問合せは同窓会事務局(☎80・5111)へ。

企業団体のPR・体験 グルメイベントも開催 とよた産業フェスタ

 豊田市内を中心とした企業や団体が、製品や活動をPRする産業振興イベント「とよた産業フェスタ」が29・30日の2日間、豊田スタジアムで開かれる。雨天決行で、10時から16時まで。
 同イベントはものづくり企業の技術力や特産品の魅力を知ってもらい、経済の活性化につなげようと行われている事業。今年で36回目を迎える。会場は①環境、②防災、③ものづくり、④観光、⑤まちづくり、の5つのテーマに分けられており、各企業は自社製品の展示や体験ブースを設置して来場者へPRを行う。今年は商工会議所60周年記念事業として開催され、例年よりも多い1
70の企業・団体が出展する。
 会場では展示ブースのほか子どもを対象に9種類の職業が体験できるキッズワークステーションや、特設ステージでのパフォーマンス、全国のご当地グルメを集めたランチマーケットなど幅広い世代が楽しめる企画が用意されている。
 また、トヨタのコンセプトカー展示や商談会を行う「オールトヨタフレンドリーフェスタ」や、豊田市のB級グルメナンバーワンを決める「おいでんグランプリ」、歴代の名車が揃う「クラシックカーミーティング」も…続きは本紙を

足りないが増設慎重 高齢者介護サービス施設

 豊田市高齢福祉課は今年3月、市内の高齢者数の将来推計をまとめた。それによると、平成23年10月実績で65歳以上は7万1701人、市の総人口に対する高齢化率は約17%だが、同29年には9万2000人を超え、高齢化率21・4%に達すると見込んでいる。このように高齢化が進む中、介護や支援を求める市民の声も増え続け、多種多様な施設・サービスが求められている。
 介護や支援を必要とする市民が介護保険サービスを利用するには、まず要介護認定の申請が必要となる。窓口は市高齢福祉課だ。その後、介護・保健・医療などの専門家らが心身と介護の状況を調査・判断し、要介護状態を7段階で判定する。その判定を基にケアマネジャーが、本人の状態や家族の状況に合わせて介護サービスプランを作成する。
 介護サービスには要介護状態の段階によって、自宅で訪問介護を受けたり施設に通所したりするものと、施設に入所して受けるものとがある。在宅で受けられるサービスには、手すりなど取付け費用の一部補助がある。施設に入所する介護サービスでは、日常生活の支援や介護が受けられる。
 重度の要介護者が入る特別養護老人ホームは市内に17施設あるが、需要が多いため全く足りず、待機者は市内で計860人程もいる。当然、施設増設を求める声もあるが…続きは本紙を

18番ホールで収穫し梅酒 豊田カントリー倶楽部が試作し好評

2面・純米梅酒・写真.jpg豊田市岩滝町の鞍ヶ池ちかくにあるゴルフ場「豊田カントリー倶楽部」が、18番ホール名物の梅林で収穫した実を使って梅酒を試作し、9月から場内のレストランや茶店でグラス売りして好評を得ている。
 同カントリー倶楽部は市内で最も古いゴルフ場の一つで、2年後に50周年を迎える。今回の梅酒づくりはその記念事業の一つとして岡崎市の丸石醸造に依頼したもの。焼酎ではなく、豊田産米「大地の風」からできた純米酒に漬けてあり、年代物の梅酒のようなまろやかさが特徴だ。今年は約半数の木から収穫して300本を製造。来年はさらに増やしたいそうだ。18番ホール名物の梅林について詳しいことは分からないが、オープン間もない頃に植えられた古い梅林だ…続きは本紙を








児童が梨の皮むき大会 豊田市立加納小学校

3-梨皮むき.jpg 豊田市猿投地区の市立加納小学校(平林輝久校長・213人)で7日、全校児童による梨の皮むき大会が開かれた。
 これは同地区の特産である梨に親しみを持ってもらおうと、地元JA梨部会の協力のもと4年前から行われているもの。皮むきを通した集中力の育成や親子のふれあいも目的にしている。
 大会は梨の皮の長さで競われる。使われた梨は10センチほどの「豊水」という品種で、児童らは自前の果物包丁を持ち皮むきを開始。高学年のクラスでは包丁の扱いに慣れた児童もちらほら見られたが、低学年の児童はおぼつかない手つきで包丁を扱い、保護者が心配そうな表情を見せる場
面も。友達同士で「むずかしい」「こんなに長くむけた」などと歓声をあげ、保護者に手伝ってもらったり、アドバイスをもらい真剣な表情で皮むきに取り組んだ。
 今年の最長記録は…続きは本紙を


人形座の復活メインに音楽やダンスライブを 
農村舞台アートプロジェクト

 豊田市内に点在する農村舞台を活用し、新たな市民文化の発掘をねらう「農村舞台アートプロジェクト」=伊丹靖夫実行委員長=が、今週末の16日からはじまる。
 オープニングの16日は、「音楽芸能バトル」で幕開け。ピアノやヴァイオリン、尺八などの演奏家や日本舞踊、沖縄舞踊などの踊り手が次々と舞台に立つ。
 30日にはメイン事業の「小田木人形座の復活に向けて」が開催される。明治初期に途絶えた人形座の復活を探る内容で、映像による小田木人形座の紹介や実物を使ったデモンストレーション、岐阜県無形文化財「恵那文楽」の公演が行われる。
 ファイナルの10月21日は藤岡飯野町の秋葉神社で、ダンサーの鈴木ユキオ氏によるコンテンポラリーダンス公演。農村舞台と洋舞の異質な組み合わせが楽しみだ。
 また9月22〜30日には市内4会場で、豊田ゆかりの芸術家によるアート個展も開催される。イベントの詳細やチケットの問合せは市文化振興財団(☎31・8804)へ…続きは本紙を

矢作川で出会い結婚

4面・矢作川で出会い結婚・写.jpg趣味の鮎釣りを通じて矢作川で出会った二人が先週末9日、名古屋市港区の結婚式場アンジェローブで式を挙げた。矢作川の釣り師たちも多数出席して愉快な披露宴になった。
 このお二人は東海市の天草友希さん(36)と、豊田市旭地区小渡町の糟谷真麻さん(24)。真麻さんは小渡町にあるオトリ鮎店「こやなぎ」の娘さんで、矢作川の鮎釣り師たちが可愛がるマスコット的な存在。昨年夏、笹戸温泉街の前を流れる矢作川で釣り仲間のバーベキュー大会が開かれ、そこで友希さんと出会った。初デートも鮎釣りだったそうだ。
 披露宴の食事で最初に出てきたのは、メニューに載っていない「天然鮎の塩焼き」。友希さんが仲間と一緒に矢作川で釣り集めたおもてなしの一品だった。
 新婦側の祝辞や、乾杯の挨拶を涙声で務めたのも、矢作川の釣り師たち。笑いと涙の素敵な披露宴だっ
た。結婚おめでとう。ご購読は

独身女性を募集中 農業青年との農コン愛知牧場で

 県内の農業青年に女性との出会いの場を提供する農コン・イベントが、10月6日に日進市の愛知牧場で開催される。20〜35歳の独身女性15人を募集中だ。参加2千円。
 これは愛知県4Hクラブ連絡協議会が主催するもの。4Hクラブは農業青年が親睦をはかりながら生産技術や経営を学び、また、社会人としての力も養うことを目的とした組織だ。
 農コンの内容は乳搾り、アイス作り体験、カップル投票など。申込期限は21日。詳しくは県農業経営課内の事務局(☎052・954・6412)へ。

豊田市下山地区でファームツアーも

 地域農業への理解と地元農産物の消費促進が目的のファームツアーが、豊田みよし4Hクラブ主催で10月20・21日に開かれる。20〜35歳の独身女性15人を募集中だ。
 内容は下山地区でのシイタケ栽培作業体験、野菜収穫、バーベキュー、ソーセージ作り、三河湖めぐり等。参加5千円。申込期限は20日。詳しくは県豊田加茂農林水産事務所・農業改良普及課(☎0565・32・7509)へ。

北街区設計日建が落札

 豊田市中心市街地の一大事業「北街区再開発事業」=河木照雄準備組合理事長=の設計業者が、㈱日建設計名古屋オフィスに決まった。設計業者の選定は指名競争入札で行われ、落札した日建設計のほか、㈱アールアイエー名古屋支所、㈱日本設計中部支所、㈱久米設計名古屋支所の3業者が入札に参加。日建設計の落札金額は約2億4900万円だった。日建設計は駅前通りを挟んだ「南街区」を設計した会社で、北街区の素案づくりにも4年間関わっている。
 同事業は昨年12月、建設業者と再開発ビル内の床取得者をセットで募集する〝特定業務代行〟を市内で初めて採用。今年6月に応募4グループの中から再開発ビルを西(アミューズメント施設等)・中央(高齢者施設等)・東(住宅等)に分ける3棟案を提示した大成建設グループを選定したが、各グループの得点数、順位などは明らかにされていない。今回は入札で結果が明瞭に出た…続きは本紙を

お年寄りにランチ20年 上郷交流館「ゆうゆうクラブ」

2面・上郷ランチJPG.jpg 豊田市上郷交流館で毎月第4火曜の昼に、独居老人や昼間一人で食事をする老人を招いた「ふれあい食事会」が開かれている。
 これは、お年寄りにバランスのとれた食事を摂ってもらい、また地域から孤立しないようにと、同交流館の自主グループ「ゆうゆうクラブ」が20年以上続けている催しだ。食事会に参加している老人は同地区の民生委員が声をかけたなかの希望者で、現在30人ほどが登録している。
 10年ほど前からは、同交流館の福祉委員会の協力も加わった。食事前の催しの企画や運営、当日の送迎を同委員会のメンバーらが行っている。
 月に一度の催しを楽しみにしている人も多く、顔なじみになった人同士での談笑は尽きることがないそうだ。季節の野菜を使った手料理も大変喜ばれている。
 8月28日には、市健康増進課の保健師を招き、機械を使った体力検査が行われた。一人ずつ渡された結果表をもとに、保健師が日常の過ごし方などのアドバイスをし…続きは本紙を

若林駅付近の鉄道高架化を設計

豊田市は8月31日の市長定例記者会見で、名鉄三河線の若林駅付近=約2・3㎞区間=を高架化するための設計費1億円を、9月補正予算案に盛り込んだことを明らかにした。9月市議会に提出される。
 この鉄道高架化事業のねらいは、踏切を無くすことによる道路交通の円滑化と、鉄道による地域分断を解消することで一体的な市街地整備を推進することにある。鉄道設計や交差道路設計などの初期計画段階から、地元住民の合意や用地取得などが必要となる地域をあげた長期計画の一大事業だ。豊田市は今回の9月補正予算で設計業務をスタートさせ、事業化を目指して名鉄と協議を進めることになる。
 隣の三河八橋駅の付近=約1・6㎞区間=は平成12〜22年の長期事業で既に高架化が完了しており、今回の若林駅付近も同様に10年計画で事業を進める予定だ。完成すれば三河八橋駅〜若林駅の3・6㎞区間が連続高架化される。
 今回の若林駅付近2・3㎞区間で、鉄道と交差している道路は…続きは本紙を

三河湾と矢作川の恵みに感謝 矢作川天然鮎感謝祭

 腕自慢の釣り師がアユを釣りまくり、腕のよい焼き師が焼きまくり、市民が食べまくる。そんな川の収穫祭的なイベント「矢作川天然鮎感謝祭」が9月1日、豊田大橋の東岸直下で行われた。アユの味を通して一般市民に矢作川への関心を高めて貰い、釣り師もあらためて天然アユの存在に感謝しようというもので、今年で4回目になる。


感謝祭・写真⑤.jpg感謝祭で焼くアユは、地元釣具店の天狗堂が当日午前中に開催する釣り大会(予選)の釣果。つまり、この大会が豊漁か不漁かによって市民に配られる塩焼きの数が大きく変わってくる。毎年スタッフが気を揉む点だが、今年は幸いにも豊漁となり約400尾が釣り集められた。
 アユを焼くのは矢作川漁協の組合員たち。事前に開催された3つの釣り大会の釣果(冷凍物)とあわせて約800尾の天然アユを焼きまくった。釣り大会で使われた養殖オトリ鮎も鮎雑炊用に焼いたので、焼いた総数は1250本にもなる。
 このように感謝祭は、釣具店、漁協、釣りクラブ、天然アユ調査会、矢作川森林塾、有志釣り師な感謝祭・写真②.jpgどの地元アユ関係者や、豊田市矢作川研究所、トヨタ自動車労働組合などで実行委員会を組織して開催しているものだ。
 感謝祭には「矢作川の天然アユが今年も豊漁であることを、釣り師だけでなく一般市民にも願ってもらいたい」との思いがある。集まるアユの数も参加人数も当日にならないと分からない、という綱渡り的な開催方法を続けているのはそのためだ。昨年は不漁だったため、残念ながら参加市民に1本ずつしか食べてもらえなかった。
今年はうれしい豊漁感謝祭・写真④.jpgとなり、集まった市民親子約300人に対し、800本の塩焼きを用意できた。新たな試みとして、釣った天然アユを使い、子供につかみ取りと塩焼きの体験も。予想以上の反響だった…続きは本紙を





67歳で挑戦 夢の俳優人生を謳歌 
豊田市高岡地区若林東町 平野和男さん

7面・俳優の平野さんJPG.jpg定年退職後、俳優への道を歩み始めている男性が豊田市高岡地区若林東町にいる。名古屋市の芸能プロダクションに所属する平野和男さん(71)だ。
 平野さんはアイシン精機グループの元役員で、県造園建設業協会の支部長も約20年間務め、地区役員やPTA活動などにも力を入れてきた多才な人だ。
 現役時代から老後の楽しみを考えていた平野さんは「芸能界」の世界を覗いてみたいという夢があった。タレント養成所の申し込みテストを受けたのは67歳の時。年齢制限ぎりぎりでの挑戦だったが、見事に合格した。これまで、総理大臣やバーのマスター役など、CMやドラマに15本出演した。
 平野さんが芸能界で強く感じたことは、あいさつの大切さと健康管理だ。幼少の子どもであっても「おはようございます」「お疲れ様でした」のあいさつは欠かさない、上下関係の厳しい世界だ…続きは本紙を


自民党愛知県連は任期2年藤川会長・三浦幹事長続く

 [豊田市関係]
 愛知県内の政党組織及び県議団、県議会の5月の定期人事が行われ、豊田市出身の役職が確定した。
 自民党愛知県連の役員任期は2年で、今期が2期目だが、当て職関係者の大異動があった。しかし、藤川政人会長(参院・丹羽郡)、三浦孝司幹事長(県議・豊田市)は2期目留任が確認された。
 民主党愛知県連は、中村すすむ総務委員長(県議、豊田市)の留任が決まった。
 県議会人事では自民・三浦孝司県議は…続きは本紙を

低炭素社会実プロジェクト 実証実験の成果報告

 豊田市の「低炭素社会システム実証プロジェクト」に参画するトヨタ自動車が4日、同社が進める実証実験の結果を報告した。
 同社は豊田市の補助を得て、家庭のエネルギー利用を効率化するシステム・HEMSを開発。太陽光発電パネルをはじめ、家庭用蓄電池やPHV(プラグイン・ハイブリッド・カー)を導入したスマートコミュニティを市、トヨタホームと共同で高橋地区に設置した。一般住宅とCO2 の排出量を比較するなどの実験を行っている。
 発表によると天候や季節によるばらつきはあるものの…続きは本紙を

特別支援学級の中学生がお茶摘み体験学習 お茶の純平商店で

お茶の純平・写真.jpg豊田市高岡地区吉原町の「お茶の純平商店」=山内希男社長=の茶畑で5月29日、市立逢妻、高岡、若園中学校の特別支援学級の生徒たちがお茶摘み体験学習の交流を行った=写真=。
 同市南部の高岡地区は愛知県下の茶どころ。特に抹茶は年間約50トンを生産し、県下3位。逢妻中などでは、茶摘み時期に合わせ、生徒たちに地元特産のお茶を勉強させようと、3校合同の茶摘み交流会を初めて計画した…続きは本紙を







モデルはバレリーナ 豊田市民デッサン会

2-デッサン.jpg 豊田市美術連盟が主催する市民デッサン会が5月20日に視聴覚ライブラリーで開かれ、市内のプロ・アマチュア画家など50人が集まった。
 このデッサン会は、美術文化に親しみを持ってもらおうと同連盟が連盟員、一般市民を対象にはじめたもの。37年続く長寿行事で、毎月第3日曜日に開催されている。
 通常は裸婦がモデルになるが、この日のモデルを務めたのは豊田バレエ学校の柳澤美咲さん。参加者はチュチュ姿のバレリーナをデッサンした…続きは本紙を




校内に園児受け入れ 県立豊野高校

 豊田市渡刈町にある愛知県立豊野高校が5月25日、新たな地域貢献活動として、渡刈こども園の園外保育を受け入れた。
 開校して27年になる同校は木々が立派に生長し、草花も多い自然豊かな環境。一方、渡刈こども園の園庭は整地されて草花が生えないそう。園児が歩いていける範囲で自然豊かな安全な場所として豊野高校へ遊びに行くことになった…続きは本紙を

地元のマジシャン登場

3面・マジシャン写真.jpg地元のマジシャンSHINYAのステージマジックが、豊田産業文化センターで10日14時半から開催される。
 ステージではステッキやシルクなどを使ったカラフルでインパクトのあるマジックが飛び出す。観客を舞台に上げて共演なんてことも。
 SHINYA(石原進哉・23・神池町)さん=写真=は、小学3年のときに美里交流館の手品講座に参加したのがきっかけでマジックを始めた。現在は2カ所の事務所に所属…続きは本紙を






舞妓の恋心踊る 西川流幸女会

3面・西川流日本舞踊・写真JP.jpg 日本舞踊の流派のひとつ西川流・幸女会の第12回公演会が、5月27日に豊田市民文化会館で開催された。
 西川流幸女会は平成元年に豊田市で発足。今回の公演には今年4月に20歳の若さで師範となった西川幸華(本名杉山恵利可・青木町)さんが、舞妓の淡い恋心を表現する「祇園の夜桜」と「櫓のお七」を踊った=写真=。
 杉山さんは小学4年のとき幸女会に入会…続きは本紙を










スズメバチに効果大 駆除法を考案

4面・スズメバチ駆除・写真①.jpg この時期はスズメバチ類が巣づくりをする季節。できれば民家の周囲には作って欲しくないものだ。近年、都市部で問題となることが多いスズメバチは、中型のアカバチ(キイロスズメバチ)だ。生息環境への適応力が高く、都市部へ広がっているのだという。
 そんなアカバチを安全・効果的・安上がりに駆除する方法を、豊田市足助地区のハチ愛好家グループ「コバクロ研究会」が考え、なるべく殺虫剤は使って欲しくないという思いで広めている。稲武地区武節町の山田幸夫さん(85)も庭でその駆除方法を試し、驚くほど多くのアカバチが捕れている=上写真=。
 その駆除方法とは…続きは本紙を











連載の挿絵が代わりました ボールペン画 大和千代司さん

4面・大和さん.写真JPG.jpg 当面連載『カウンセラーから見た映画の愉しみ方』に今週から挿絵をそえてくれる岡崎市大樹寺の大和千代司さん(68)。豊田市民ギャラリーで開催された「ボールペン画教室作品展」の会場で話を聞いた。
 大和さんはトヨタ系の自動車会社で設計、事務、外注など様々な仕事をしてきた人。65歳の定年退職後に趣味としてボールペンで草花などを描き始め、一年前から中日文化センターで本格的に習い始めた。色紙やスケッチブックに向かって1回に2時間ほど集中して描いているそうだ。
 「旅先で撮影した風景を絵にすると2度楽しめますし、知らない植物を描いて後で名を調べるのも楽し
い。写真ではボケる部分をきっちり描けるのもボールペン画の魅力です」と大和さん。連載では草花や旅先の風景など、時折テーマを変えながら挿絵を提供してくれる。お楽しみに…続きは本紙を

KーTEN19 現役の美大生らで企画運営

2面・K-TEN・写真.jpg 美術大学を目指す高校生が通う小林美術研究所のOBによる美術展「K-TEN」が、豊田市美術館ギャラリーで5〜10日にある。19回目。プロの芸術家から大学生までOBら64名が約100点を出展する。映像やCG等のデジタル作品も今回の目玉の一つだという。
 文化振興財団表彰で青少年育成奨励賞を受ける理由になった子ども対象のモノづくりワークショップは9・10日(要申込)。また、10日14時からは美術館講堂で異文化交流の講演会。地産の食にこだわる岡村ゆかりさん、足助屋敷の木地屋・原章展さん、国産綿にこだわる稲垣光威さんが「衣食住の地産地消」と題し鼎談する。無料…続きは本紙を










歩行者天国に1万3千人 ふれあいフェスタ

2-ふれあい.jpg 豊田市駅前一帯で5月27日、市街地活性化イベント「ふれ愛フェスタ」が開催された。駅前の商店主らでつくる実行委員会の主催で、今年で37回目になる。
 ふれ愛フェスタは市街地活性化のほか、駅前利用者への感謝祭的な役割も持っており、開催中は交通規制を行って会場が歩行者天国にされる。市内では珍しいホコ天イベントだ。
 今年の来場者数は1万3千人。例年よりも来場者数が多かったようで、イベントの中心になる駅前通りは常に多くの人が往来し、各商店街の催し物も、多くの親子連れらで盛り上がりを見せていた。
 しかし、せっかくのホコ天イベントにもかかわらず…続きは本紙を




トヨタ労組「農業体験」の農側パートナーが語る 里山耕顧問鈴木邦夫さん

3菅の里.jpg新見記者 「新盛里山耕流塾」という農業系の市民団体が、豊田市足助地区北部の「新盛自治区」内に4年前に出来て、鈴木邦夫さん(70)=豊田市細田町=は創設者の一人として、今年4月まで会長をしておられた。今は顧問ですね。

鈴木さん 当時足助観光協会長だった小沢庄一さんらと創設に参加しました。新盛里山耕実行委員会とか、里山耕とか言っています。都市と山村の交流によって、ちょっとエコでおしゃれな地域を創ろうという会です。

新見記者 わかりやすく里山耕の活動を解説してほしいのですが、去る5月20日にトヨタ労組の農業体験事業(今年3年目)が新盛の菅田和地区であって、労組の田植え参加者60人=5班編成=に対し、里山耕は各班に1人の指導員を張りつけて指導していましたね。鈴木邦夫.jpg

鈴木さん はい。

新見記者 田植えの手つきが良くなっていた
し、仕事が速くなった!「里山」というのは人が住む山村という意味の、少し気どった表現だと思いますが、里山の土を耕すことを通じて人と人との交流を深めるのが耕流ですね。

鈴木さん はい。農地や森だけでなく、都市と山村の人の心も耕して美しい里山をつくり、交流人口、定住人口も増やそうという会ですね。

新見記者 新盛里山耕実行委員会の会員数は。

鈴木さん 発足時は26人、今33人です。新盛自治区は194世帯です。

新見記者 新盛自治区内の菅田和地区で、3年前からトヨタ労組の「農業体験」事業が行われていますが、前の菅田和はもっと耕作放棄地が多くて、田園風景が美しくなかった記憶ですが…続きは本紙を

都市と農村の交流事業 労働組合の米づくり

5面・労組の米づくり・写真.jpgトヨタ自動車労組・トヨタ紡織労組・トヨタ生協労組の3団体がそれぞれ、組合員の米づくり体験に取り組んでおり、先々週と先週末に田植えが行われた。
 これは、農山村の大きな課題である耕作放棄地の解消にもつながる社会貢献も兼ねた事業。地元農家のグループと契約してパートナーとなってもらい、指導を受けながら楽しんでいる。地元にとっては耕作放棄地の解消だけでなく、雇用創出にもなる共存共栄の取り組みだ。
 最初に取り組み始めたのはトヨタ労組(組合員6万3千人)。一昨年から豊田市足助地区の新盛町で始めた。組合員の定年退職後の第2の人生の可能性の1つとして農ある暮らしを提案するのが目的だ=先週詳報=。
 トヨタ紡織労組とトヨタ生協労組が始めたのは昨年から。家族のふれあいや子供の食育、自然とのふれあいを目的にしており、トヨタ労組の目的とは少し違うが、地元農家グループとのパートナーシップは同じだ。
 トヨタ紡織労組(組合員約7600人)のパートナーは旭地区・敷島自治区の「敷島ふれあい
塾」。田起こし、田植え、稲刈り、収穫祭の4回体験を予定しており、5月27日に行われた田植えには20家族77人が参加していた。応募者の中から初めての人を優先しており、多くが初参加だった。農作業体験だけでなく、旭地区らしい旬の食材を使った女性スタッフ手作りの昼食が大人気だ。
 トヨタ生協労組(組合員850人)は昨年、組合結成40周年を記念して下山地区の花沢町で始めた。トヨタ自動車の研究開発施設(テストコース)周辺で休耕田を減らそうという考えもあってこの場所を選んだという。地元パートナーは花沢町の有志住民6戸でつくる「花5里山プロジェクト」だ。トヨタ生協の場合は休日がバラバラなので…続きは本紙を

往年の景勝地復活を 勘八峡山水会が設立総会

まずは今秋 資料本を出版

3.jpg かつて愛知県下でも有数の景勝地だった「平戸橋勘八峡」の存在をあらためて見直し、周辺に点在する歴史遺産や施設も上手に活用して地域発展につなげようと「勘八峡山水会」が発足し、平戸橋憩いの広場で13日に設立総会を開いた。猿投台中学校区の住民を中心に約90人が集まった。
 活動のきっかけは一昨年末の、前田栄次郎翁の没後50年記念誌『善處一歩』の出版だ。その時の編集メンバーを核として、続編的に次の活動を展開していくために発足したのが勘八峡山水会。「山水会」の名称は、かつて勘八峡が〝山紫水明の地〟と呼ばれたことから名付けたものだ。
 当面の活動としては、勘八峡についての資料をまとめた本の出版を掲げている。これは会長の倉地格さん(75)が講師として開いてきた歴史講座の教科書を再編・加筆するもので、今年秋までに出版する予定。A4版100ページ程で1千部ほど刷る考えだ。
 その後の活動は、完成した本をバイブルとしながら四季を通じて多くの人が訪れる勘八峡をめざす予定。今後、勘八峡らしいカラーを会員たちで考えていくことになる。活動を長続きさせるた
め、補助金や助成金に頼らず会費や地元の寄付による自主財源で進めていきたい考えだ。
 勘八峡と呼ぶ範囲については明確になっていないが、平戸橋直下の波岩から、上流は広瀬地区まではエリアとして考えていきたいという。
 勘八峡のカラーについて、倉地会長は「勘八峡から民芸は切れない。民芸は衣・食・住すべてですから、その底辺を拡大したい。周辺の漁協、発電所、ダムでも人は呼べます。それぞれ役割的に協力が得られればおもしろい勘八峡になりますよ」と話してくれた。
 総会後に行われた倉地会長の講演も素晴らしかった。抜粋要約して左に掲載した…続きは本紙を

写真=現在の発電所の辺りでお客さんをのせている屋形船。下流に帆掛け船や平戸橋が見える

猿投温泉30周年

猿投温泉家族写真.jpg豊田市猿投地区加納町の猿投温泉=豊田温泉開発(株)・古川爲之社長=が創業30周年を迎え、謝恩イベントを開催してる。
 猿投温泉は、昭和40年代に地元の温泉開発業者が掘り当てた天然ラドン温泉で、昭和57年に日帰り温泉としてスタートした。当時は番台と脱衣所があるのみだったという。その後、時代のニーズに合わせ、昭和61年にホテル「金泉閣」を、平成7年にはカラオケ横町「さなげ座」をオープンさせた。創業当初より勤務している営業チーフマネージャーの伊藤秀敏さんは、同施設が東海豪雨で大打撃を受けて1ヵ月間休業したことや、愛知万博の時に日本全国から海外の来賓客まで多くの人が訪れたことなどを感慨深げに話してくれた。
 猿投温泉の魅力は天然ラドン療養泉と自然に囲まれた日本庭園。ラドン泉の持ち帰りや、市内外へ運行している無料巡回バスなどのサービスも人気で、1ヵ月に2万から2万5千人が訪れるそうだ。お客さんの中には、医師から同施設を勧められたのがきっかけで来るようになった人や…続きは本紙を

みよしの生きもの写真展 トヨタすまいる館で10日まで

8面みよし写真家杉浦さん・写.jpgみよし市のアマチュアカメラマン杉浦勝さん(68)が、豊田市大林町1のトヨタすまいる館で、みよしの生き物写真展「今を精一杯に生きる」を開催している。10日まで。
 会場には、みよし市でで撮影した動物や鳥、虫など30点が並ぶ。写真下には撮影日と場所も記され、より身近に動物が感じられるようになっている。
 杉浦さんは、境川の堤防沿いでジョギングをしているときにカワセミを見つけ、それをきっかけに16年間生き物を撮り続けている。撮影を続けていくうちに、川が汚れていく姿、森の木々が伐採され道路が出来ていく様を目にした。急激な都市化で自然環境が悪化していく中、精一杯生きている動物を知ってもらいたいと、川や生き物を撮したポスターを作成し、学校や自治区等に掲示を始めた。小学校の授業の一環で児童と一緒に川の観察へも出かける。 
 杉浦さんは「自然環境が悪化していく中で、生き続ける動物がいることに関心をもってもらいたい」と話してくれた…続きは本紙を

トヨタ労組の農業体験3年目 耕作放棄地減る周辺効果も

1田植え.jpg トヨタ労組(鶴岡光行委員長、組合員6万3千人)が主催する労組組合員の「農業体験」の第3年度目の事業が進行中であり、去る5月20日(日)午前、豊田市新盛町(足助地区)の菅田和という地区で田植えがあった。
 田植えに参加したのは、労組の農業体験に応募・志願した24家族60人、労組社会政策局からの支援スタッフ約10人、地元農家組織「新盛里山耕」からの農業指導員6人。前市長の鈴木公平さんや市役所足助支所長らも百姓仕事スタイルで来ていた。総勢約80人が参加した、最近では珍しい大型の集団田植えだった。
 3年目の農作業体験で今年目立ったのは、みんな仕事が早くなったことだろう。組織から動員されてきた人ではなく、みんな〝志願兵〟だから仕事が早い。予定の半分程の時間の約一時間半で、約1反(1000㎡)の田植えを終えてしまった。田植え機による機械植えは避け、昔ながらに手植え作業をした。
もう一つの特色は…続きは本紙を

豊田市の市民活動団体1年の成果を公開発表

 豊田市内で活動する市民団体の平成23年度成果発表会が12日、中心市街地のT-FACE8階・市民活動センターで開かれた。
 豊田市は行政と市民の共働によるまちづくりの推進や、市民活動の活性化を目的に平成22年度から「市民活動促進補助金制度」を開始。この制度で団体の立ち上げから運営、新規事業への取り組みまでを金銭的にサポートしている。
 今回の発表会は、補助金制度を利用している団体が活動内容を公開発表することで、その公共性や有益性を計るために開かれているもの。市民団体にとっては、次年度の補助を得られるかが決まる審査の場でもある。
 審査員を務めたのは、愛知学泉大学・現代マネジメント学部の伊藤雅春教授や、あいちNPO市民ネットワークセンターの新谷千晶理事長など5氏…続きは本紙を

皮革の風合いに愛着 竹元町あずき庵でレザークラフト展

レザークラフト・ブローチ写.jpg 豊田市竹元町上の山下35の自然菓工房・あずき庵のギャラリーで今、岡崎市の宇頭レザークラフトむつみ会(会員10人)の手作り作品が、展示即売されている。31日まで。会員の中には豊田市出身の人もおり、あずき庵での開催は10回目。

2面・あずき庵クラフト展.jpgバッグやブローチ、財布など多数の皮革作品が並ぶ…続きは本紙を







男女共同参画を推進してもっと女性が働ける場を

 中小企業経営者の声を国政に反映させるための、経済産業省・中小企業庁主催の「〝日本の未来〟応援会議〜小さな企業が日本を変える」が12日、豊田商工会議所で行われた。
 経産省によると、全国の製造業・商業・サービス業の9割が中小企業。これらは円高や内需減少、東日本大震災の影響で厳しい現況にある。
 そこで、中小企業の若手経営者や商店街、地域金融機関の意見・声・考えを聞き、国策に取り入れようと、ちいさな企業・未来会議が、枝野幸男経産大臣を議長に3月発足。全国都道府県の31会場で開催することになり、愛知県会場はモノづくりの豊田市で開いた。
 鈴木正徳中小企業庁長官が「中小企業の従業員は年々減少しており、こうした経営者を支えるには.…続きは本紙を

松平まんじゅうで工場見学会

3-松平まんじゅう.jpg 豊田市松平地区の銘菓「松平まんじゅう」を製造・販売するふるさと本舗=加藤小夜子社長・九久平町=が19・20日の2日間、工場見学会を開催した。
 ふるさと本舗の工場では毎年、社会科見学を希望する中学生の受け入れをしているが、定期的な見学会は設けられていない。一般向けの見学会は創業から61年の歴史で初めての試みだ。普段は見ることのできない工場内を見られるとあって、開催初日には朝から多くの家族連れなどが工場や売店に列をつくりにぎわいを見せた。
 見学会では松平まんじゅうの成型機のほか、ういろうや様々なお菓子に使う〝あんこ〟の製造工程などを加藤社長やスタッフが説明=写真=。参加者らは工場に吊られたスタッフ手作りの説明書きを見ながら、興味津々の様子で工場内をまわった。
 また、見学後にはできたての松平まんじゅうの…続きは本紙を

ソロプチミスト豊田チャリティーゴルフ

ソロプチチャリティゴルフ写真JPG.jpg国際ソロプチミスト豊田(須賀育代会長・会員36名)が、15周年記念事業に豊田市月原町のセントクリークゴルフクラブで18日、チャリティーゴルフを開催した。
 チャリティーゴルフには元市長の加藤正一氏を含む104名が参加。加藤氏は同団体の社会貢献に対し、祝辞を述べた。 記念事業の収益金は、社会福祉法人豊田市社会福祉協議会と市次世代育成課にそれぞれ10万円ずつ寄付され、東日本大震災の被災者支援と、青少年健全育成基金の積立に使われる。続きは本紙を

加茂病院の跡地[エコフルタウン]開所 最先端の環境技術をPR

4-エコフルタウン.jpg 豊田市挙母地区元城町の旧加茂病院跡地に、環境学習施設「とよたエコフルタウン」が完成し、18日にオープン記念式典が開かれた。同施設の総事業費は3億9千万円で、土地の借用期限の平成33年まで利用される予定。
 豊田市は平成21年に国から東海地方唯一の「環境モデル都市」選定を受けた。それ以来、市内31の企業・団体で協議会を設立し、市民や企業と連携してCO2の削減、エネルギーの効率的な利用の研究と実験に努めている。エコフルタウンはこうした先進的な環境技術を紹介し、体験してもらうことで、市民のライフスタイルを転換するのがねらいの施設だ。
 施設のメインとなるパビリオンでは、環境ゲームコーナーや豊田の街をCGで見ることができる体験型設備のほか、エネルギーを効率的に使うシステム〝HEMS〟などの説明を展示。敷地内には次世代住宅・スマートハウスのモデルハウスも…続きは本紙を

杉浦団長の美意識 自民クラブ

 豊田市議会・自民クラブ議員団の杉浦弘高団長(65)=3期・豊田市四郷町=は、早くからこう述べていた。
 「次期役員選考になれば、団長が選考委員長になる。その自分が自分を議長に指名していいのか」
 市議会内では団長⇨議長、幹事長⇨団長のコースが慣行化していたが、杉浦氏はこれを制度悪の問題としては片付けたくなかった。自分が議長候補に選ばれることを固辞することにした。ほかの人を議長候補に選んだ。
 自分は議長の下の副議長のもう一つ下の、つまり市議会ナンバー3の議会運営委員長のポストを受け、次期以降をうかがうことにした。自民クラブ内の古い友人は、杉浦氏の決断を高く評価し、その方が政治家生命が長くなる、と述べた。
 杉浦団長は都築繁雄幹事長と共に市長選候補人選段階の敗退責任を負う立場。政界では通用しにくいことだが、自分の美意識で難局を乗り切りったのでは…続きは本紙を

青い空が交流イベント 無門学園

 豊田市猿投地区四郷町の「青い空」で6月2日、地域交流イベント青い空まつりが開かれる。雨天決行で、開催時間は10時〜13時30分。
 青い空は、社会福祉法人無門学園が運営する知的障がい者の就労支援施設。企業から受注する作業のほか、自家栽培のシイタケを使った加工食品の製造や喫茶店の運営、絵画や陶芸などのアート活動を通して地域と関わりながら、様々な角度から障がい者の就労支援を行っている。
 今回のイベントは施設の存在のPRや市民との交流、障がい者への理解の拡大を目的にはじめられたもので、今年で8回目を迎える同施設の恒例行事だ。
 今年は『力になりたい!』をテーマに、同施設を含めた県内16の福祉施設で作られた製品・食品の販売や、豊田おいでんプロレスのショー…続きは本紙を

小中一貫校めざし視察も 石野を変える会が総会

 豊田市石野地区の全戸を会員として昨年12月に発足した「石野を変える会」が13日、石野中学校の体育館で第1回総会を開いた。地元住民ら約200人が集まった。
 石野は豊田都心から30分圏内と近く、緑豊かな生活環境であるにもかかわらず、過疎化が進んでいる山間地域。児童生徒数は現在254人いるが、5年後には206人にまで減る予想だ。
 この過疎化を食い止めるため石野地区では、子育て環境の充実した地域に生まれ変わるという大きな目標を掲げた。こうした長期的な仕事をするには区長会や地域会議では任期が短いため、それを補い継続していくために発足したのが「石野を変える会」だ。各自治区の区長らが顧問になっている。
 変える会が目指すのは、①教育・学習施設の整備充実、②子育て支援体制の充実、③公共交通機関の効率的利用、④若者・子育て世代の住環境の充実、の4点。この中で最も注目されているのが①で、具体的には3小学校を石野中学校に統合して小中一貫校を創設するというものだ。既に1月には…続きは本紙を

北陸大会で準優勝 三好東郷ボーイズ

3面・三好東郷ボーイズ.jpg みよし市を拠点に活動している中学生の硬式野球チーム「三好東郷ボーイズ」が、ゴールデンウィーク中に石川県で開催された日本少年野球の北國新聞社旗争奪北陸大会に交流出場し、準優勝した。5日に行われた入団式の中で、鳥居鐐一代表(みよし市福谷町)ら球団役員や父母会に報告した=写真=。
 三好東郷ボーイズは全国組織の財団法人日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)愛知県西支部に所属しているクラブチーム。高校野球での活躍を目指す選手たちが中学時代から硬式野球に取り組もうと、三河・尾張の各地域から集まっている。年間12〜13大会ある試合にむけ、土・日曜日に集まって練習している。今年度の3年生は16人、2年生は22人。5日の入団式で新1年生12名が新たに加わった。
 同チームの団旗には中央に「夢」の文字と、周囲に七つの星があしらわれている。入団式で挨拶に立った白澤憲一監督(尾張旭市)は「夢の文字は地球を表し、七つの星は北斗七星を表しています。自分の気持ちを見失わないようにという思いを込めたものです」と話していた。続きは本紙を

榎本了壱書画展 加藤正一元市長が企画

榎本展.jpg 東京在住の文化のディレクターで俳句・書・画の作者でもある榎本了壱さんが、5月18日まで豊田市喜多町2─160の珈琲工房・楽風RAFU(☎㉜0233)で、フランスをテーマにした俳句の書画展を開いている。加藤正一元市長が個展を企画し、元市長と榎本さんの共通の友人の会「かとうクラブ」が個展の開催や作品の即売に協力している…続きは本紙を






榎本 バソン 了壱さん初の豊田展を語る 宮田則夫氏INTERVIEW

 新見記者 京都造形芸術大学教授の榎本了壱さんが、5月8日〜5月18日(金)、豊田市喜多町・コモス クウエア内の「楽風 RAFU」で、俳句・書・画展を開催しておられます。1990年9月21・22・23日の「日本文化デザイン会議」豊田会議以来、榎本了壱さん(1947年生まれ・東京)と家族ぐるみのお付き合いをして来られた宮田則夫さん(1945年生まれ、豊田市若宮町)に、「榎本 バソン 了壱」展の解説をお願いしたいと思います。

 宮田さん 元市長の加藤正一さんの時代に、日本文化デザイン会議の豊田会議があり、その後に豊田文 化デザイン会議が10年間豊田インターシティフォーラムを開いたわけですが、両方とも榎本さんがプロデュースされました。だから加藤元市長もお付き合いが古い。今回の榎本さんの初の豊田展は加藤正一さん企画ですね。元市長と榎本さんの共通の友人の会である「かとうクラブ」が開催に協力しています。

新見記者 バソンとは榎本さんの雅号ですか。

 宮田さん 榎本IMG_5088.JPGさんは文化のクリエイティブディレクターですが、俳人でもあられる。バソンは、俳人・芭蕉、蕪村からとった俳号です。佛句(ふっく)というのはフランス風仕立ての俳句のことだそうですが、今回フランスをテーマにした48句の書・画が展示・即売されます。

 新見記者 お問い合わせは「アタマトテ・インターナショナル(☎03・5453・2911)へ」とあるが、これは…。

 宮田さん 榎本さんの会社の名称。アタマ(頭)とテ(手)を使う会社という意味でしょう。

 新見記者 榎本さんとはどんな人ですか。 

 宮田さん 小人の要素をたくさん残したまま大人になった人。一見してわかります。ウィットに富んでいる。人間の幅が広い。新しい情報がいっぱいの、刺激的な人…続きは本紙を

オープンガーデン見学ツアー ホームページ特別編

丹羽さん1.JPG 豊田スタジアムで28〜30日に開催された恒例の園芸イベント「第33回とよたガーデニングフェスタ」の一環として、3日間、毎年好評のオープンガーデン見学ツアーが開催された。これは、豊田オープンガーデンクラブ(福田光夫会長)の会員宅の庭をマイクロバスで廻る見学ツアー。丹誠込めて育てた花や庭を見てもらうことを通して、市民に交流してもらうのが目的だ。
 昨年まではバス1台による6コースだったが、好評なため今年はバス2台を使い12コースにした。市外も含め500人以上の応募があり、抽選で選ばれた216人が参加。すべてのコースが別の庭3〜4カ所を廻った。 
丹羽さん2JPG.JPG 公開された庭はどれも個性豊かで、奥行きの長い庭を色とりどりの花と、レンガを組み合わせて散歩道のようにつくられた庭や、外国の庭をモチーフに60本ものバラが植えられた庭もあった。庭に置かれたベンチに座ると、あまりの景観の良さと美しい花々で時の経つのも忘れてしまいそうだ。ツアー参加者は、庭の持ち主に熱心に花の名前や育て方を聞いていた。 
 オープンガーデンは通年公開している庭もあり、公開情報をまとめた「とよたオープンガーデンガイドブック」もある。問合せは豊田市公園緑地協会(☎31・2108)へ。

静面の会能面展

2面・能面展・写真JPG.jpg 豊田市美里交流館で能面作りをしている「静面の会」が、市民文化会館B展示室で能面展を開催している。13日まで。
 髭を蓄えた翁や、女顔の小面、力強い大癋見など36点が並ぶ。ヒノキの角材をノミで削り、15本以上の彫刻刀を使い分けて顔をつくる。男系や鬼の面は鼻筋や鼻の大きさによって迫力が変わってくるそうだ。女系の面は美しい肌を表現するために丁寧にサンドペーパーをかけて仕上げる。顔色は薄い色を何度も塗ってはペーパーをかけたり、また髪や唇の顔料には墨や矢車の実を煮詰めた液を混ぜたりもする。古い色合いを演出するためだ。出来上がった能面は実際に使えるような軽い仕上がり。目や鼻の穴の位置も決まっていて、鼻の穴からは足下が見える工夫も。能面は2年かけてやっと1つが出来上がる程度なので、愛着がわくという会員が多い。
 講師の伊原静玄さん(70・野見山町)は「歴史の古い能面は、まず模写が基本です。端整な顔かたちは実に美しいですね」と語った。会場では実物の能面を手に取って見られる。続きは本紙を

宇津木 隆さん 喜寿記念洋画回顧展

足助の人へ感謝

4面・宇津木先生・大竹さん写.jpg 豊田市足助地区の画家、宇津木隆さん(77)が足助交流館で4月19日〜5月6日の間、喜寿記念洋画回顧展を開いた。
 会場には、足助の風景や自然の中で暮らす人々の様子などが描かれた油彩画と水彩画21点が展示された。
 この回顧展は、宇津木さんが自身の喜寿を記念すると同時に、足助の人々と自然への感謝の気持ちから開催したものだ。
 宇津木さんは福島県出身。還暦を過ぎた頃より単身でスケッチ旅行に出かけた。蒲郡市の旅館に滞在中、何度も足助を訪れており、平成8年には同地区綾渡町でスケッチ中に脳梗塞で倒れてしまった。そこを偶然通りかかった地元の大竹峰生さん・鍈子さん夫妻が助け、足助病院へ。2ヵ月の入院生活も大竹夫妻が献身的に支えてくれた。
 宇津木さんは入院中もスケッチブックに水彩画を描き続けた。その絵は、…続きは本紙を

美里が住み良さ第1位 豊田市民意識調査

 豊田市総合企画部が昨年秋に実施した「第19回市民意識調査」の報告がまとめられた。報告書には豊田市の住みやすさ、まちづくり等への満足度や期待度などが集計され、地区別や年齢別などによる集計もされている。

住みよさの満足度は年々上昇の傾向

スクリーンショット(2012-05-12 20.56.07).png この調査は昭和44年度から2〜3年に1度のペースで行われているもの。今回は無作為抽出した20歳以上の6492人を対象に行い、4008人(61・7%)の有効回答を得ている。
 調査項目は多岐にわたるが、ここでは「住みよさ」「子育てのしやすさ」「近所づきあいの満足度」「定住意向」の4項目について、中学校区別に順位をつける形で列べてみた=下表=。
 「住みよさ」の満足度を市全体でみると、昭和44年度の第1回調査から上昇傾向にあり、今回、過去最高の71・6%を記録している。
 中学校区別でみると、満足度が高い上位3地区は美里、猿投台、高橋。一方、満足度が低いのは藤岡、旭、足助の3地区だった。旧町村地区で住みよさの満足度が低い結果だ。
 「子育てのしやすさ」の項目では、市全体で61・4%(4・6ポイント増)が満足している結果が出た。満足度が高い上位3地区は猿投台、井郷、高橋。旧町村地区で満足度が低い結果となっている。
 「近所づきあいの満足度」の項目では旧町村地域が上位〜中位を占めたが、必ずしも田舎ほど近所づきあいに満足しているという訳でもないようだ。上位3地区は下山、稲武、井郷だった。
 「定住意向」は現在地に長く住みたいと思う市民の割合。市全体では近年は横ばい傾向だった
が、今回は過去最高の68・7%(4ポイント増)となった。
 定住意向の高い上位3地区は…続きは本紙を

建設現場にICT普及 太啓建設(株)が研修会

7面・大啓建設・写真.jpg 国交省中部地方整備局の動向を受け平成20年に発足した「建設ICT導入研究会」で、技術普及チームリーダーをしている太啓建設㈱=豊田市東梅坪町=が4月24日、西広瀬工業団地拡張工事の現場で、建設ICT現場研修会を開催した。豊田市職員の研修会も兼ねており約80名が参加した。
 建設ICTとは、急速な技術革新が進んでいるICT(情報通信技術)を土木建設現場に導入したもの。近年の財政制約を背景に、作業の効率化や高度化を目的としたものだ。今回の研修会では実際に現場で、バックホウが情報化施工をする様子を見学した=写真=。
 このバックホウにはGNSS(GPSと同意)アンテナが装着されており、運転手はモニターを通して、いま自分が図面上の何処に居るか、あとどれだけ掘るべきなのかが一目で分かる。いわば衛星システムを使ったカーナビゲーションの高精度なものだ。少人数で精確な工事を行えるようになるため、雇用を減らすことにも繋がりそうだが、これも世の中の流れか…続きは本紙を


5月11日 矢作川アユ解禁

4/28・越戸ダム魚道・アユ遡上写真.JPG 矢作川のアユ漁が今日11日、県下で最も早く解禁日を迎えた。中・下流域はまだ時期尚早で釣れないが、水温が比較的温かい上流域は豊漁スタートとなる予想だ。
 川の水温はふつう上流ほど低いものだが、矢作川の場合は少々事情が違う。水力発電がパイプライン化されている影響で、笹戸温泉街よりも上流を流れているのは温かい支流の水が中心となっている。一方、笹戸温泉街よりも下流は矢作ダムや矢作第2ダムからパイプラインで引いた発電水の影響で水温が低い傾向にある。
 このように上流の方が温かいという特殊な水温事情に加え、上流域には早期から釣れやすいように育てたアユ種苗が放流されているため、例年、解禁当初は上流域だけが豊漁となる。解禁1週間前の5月5日に矢作川漁協が全6地点で実施した試験釣りでも、やはり、たくさん釣れたのは上流域だけだった。

 中流・下流域は天然アユが主体となる漁場だが…続きは本紙を

BNIおいでんチャプター 紹介を営業ツールに

 異業種の起業家らと交流して長期的な信頼関係をつくり、メンバー相互の質の高い紹介でビジネスチャンスを拡げようと活動している組織「BNIおいでんチャプター」が5日、会員以外への見学会を開き、約50名の参加があった。
 BNI(ビジネス・ネットワーク・インターナショナル)は、世界48カ国・6千チャプター(グループ組織)で13万人以上が活動していると言われる世界最大の異業種交流組織。日本には6年前に入ってきた。
 おいでんチャプターは2010年末に誕生した豊田市内初のチャプターで、会員は現在31社。小規模経営の若いメンバーが多い。「お互いのビジネスを発展させること」を唯一の目的として明確に掲げているのが大きな特徴だ。「与える者は与えられる」を合い言葉に、発足から1年間で紹介による売上げは1億円にもなっているという…

屏風と器のコラボ 足助 蔵の中ギャラリー

 豊田市足助町新町2の蔵の中ギャラリーで「屏風が出会う」と題し、同ギャラリーのオーナーで工芸作家の深見冨紗子さんの屏風と、陶芸作家の鈴木五郎さんの器などが多数展示されている。5月9日まで。
 深見さんの朱漆や金をつかった飽きのこない大小様々な屏風と、鈴木さんの個性的で力強い土瓶や陶箱、花器が並ぶ。土瓶は人の頭ほどの大きさで、持ち手も太く、茶褐色の中に黒、金、緑色が入っていて重厚感がある。織部の6種の電球傘もユニークだ。問合せは同ギャラリー(☎62・0010)へ。




矢作川の天然アユ ようやく遡上開始

桜の開花が遅れたのと同様、今春は矢作川の水温がなかなか上昇せず、天然アユの遡上がずいぶん遅れていたが、13日にようやく豊田市水源町の明治用水ダム(河口から35㎞)魚道で初遡上が確認された。全長10〜13㎝ほどの天然アユの群れが豊田市街地の矢作川に入ってきた。前日から水温が11℃を上回ったところだった。
 下流域の藤井堰(河口から15㎞)では3月初旬に初遡上が確認されており、そこから20㎞上流の明治用水ダムまで上がってくるのに40日ほどもかかった計算だ。
 17日現在、明治用水ダム魚道での遡上はまだ散発的だが、下流域では順調に遡上が確認されている。間もなく明治用水ダム魚道を大群が通過し始めるはずだ。

遡上見物は大型連休ごろ

 遡上の見物にお薦めなのは、もっと水温が上昇するゴールデンウィーク頃だ。例年この時期に遡上ピークをむかえ、連日もの凄い大量遡上シーンを見ることができる。ぜひとも子ども連れで、三河湾からやってきた生命の躍動をみて欲しい。
 数年前までは…

児ノ口公園春祭り500人 近自然公園は魅惑的!

 豊田都心地区の国道153沿いにある市営児ノ口公園で4月7日、恒例の〝児ノ口公園春祭り〟が開催され、春祭りの参加者らが大きな神輿をかついで桜満開の同公園内や児ノ口神社境内を引き廻した。主賓の地元自治区(東区)の岡田勇夫区長が神輿に乗って菓子などを投げ、子供や主婦らに喜ばれた。
 児ノ口公園は園内に雑木林、川、池、水田、草地のあるビオトープ型の市街地のオアシス。野鳥やホタルが棲み、花々が咲く。子供連れの若い女性や高齢者らに人気がある。全国区的な存在だ。
 元々スポーツ公園だったが、古いプールや野球場が移設されるのを機に、欧州近自然河川工法調査団に参加していた市職員らが、地下埋設だった河川を地上に移し、木々を植栽し、1995年今日の近自然公園を創った。日々美しくなってきた。
 今も市営公園だが、日常管理作業は地元自治区などで作る公園愛護会に委託された。そこにトヨタ労組ボランティア(TUV)や…

豊田市のご当地アイドル「Star☆T」観客とさくらに囲まれステージ

 豊田市のご当地アイドルグループ「Star☆T」が7日、市内のイベント2会場で歌と踊りを披露した。
 同グループは、豊田市を中心に活動する自主映画製作団体M.I.F.(清水雅人代表)の主導で、豊田の街を元気にしようと結成されたもの。昨年7月、市内在住の女性を対象にしたオーディションで第1期メンバーを選考。現在は12人で市内や近隣市町村のイベントなどに出張しライブを開催している。豊田の星を目指してスタートする、という意味を込めてこの名前が付けられた。
 この日メンバーが訪れたのは鞍ヶ池公園と平戸橋いこいの広場の2カ所。どちらもこの季節には行楽客でにぎわう桜の名所だ。Star☆Tは六分咲きの桜の下でデビュー曲「この街に生まれたから」「ひまわり」の2曲を笑顔で歌い、観客席から大きな拍手が送られた。
 また、ステージの途中ではメンバーが「私たちのことを知っていますか」と観客に質問し、ちらほらと手が上がる場面も。イベントなどへの出演で徐々に認知度が上がっていることが伺えた。
 ミフではStar☆Tのさらなる発展を目指し第2期メンバーの募集を行っている。オーディションは…

とよたに根付き38年 エトワールバレエ公演

 豊田市小坂町の市民文化会館大ホールで22日、エトワールバレエシアター(諏訪等代表)の定期公演が行われる。
 同シアターは、昭和49年に豊田市で初めてのバレエスタジオ「豊田バレエ学校」として設立。設立から3年後に名称を「エトワールバレエシアター」に変え、38年にわたって市内のバレエ文化を牽引し続けてきた。定期公演は創立2年目から続けられている同シアター伝統のもので、今年で37回目を迎える。
 上演されるのは「コッペリア・ディヴェルティスマン」や「バレエの情景」など。同シアターの生徒31人が躍動感あふれる踊りを披露する。また演目の一部では、演出総監督を務める諏訪代表が35年前に振り付けした作品の再演も行われるそうだ…

『黒澤明の遺言』出版 足助地区の都築政昭さん

 豊田市足助地区在住の評論家で作家、都築政昭さん(77)が3月に、実業之日本社から『黒澤明の遺言』を出版した。206頁、1785円。各書店で購入可。
 都築さんはこれまでにも本を22冊出し、そのうち12冊が黒澤についての本だという。今回の本は、映画監督で座談の名手であった黒澤明が88歳で永眠するまでに残した会話や手記、メモから抜粋した88の言葉が記されている。黒澤の生き方、人生観、世界観、死生観などより発せられた飾らない豊かな言葉の数々。文中の「僕はただ、映画という美しくて素晴らしいものの奴隷です」という言葉からも黒澤の生きざまが伝わってくる…

春の絵手紙展示 球カフェてぃーだかんかん

 豊田市西中山町の絵手紙講師、豊田三保子さん(62)に指導を受ける72人の作品が、豊田市平戸橋町永和の琉球カフェ「てぃーだかんかん」で開かれている。29日まで。
 並ぶ作品は桜やツクシ、タケノコなど春をテーマとしたものが多い。このほか、ハガキいっぱいに描かれたやさしい色合いの花や果物。大胆に描かれた天狗の顔。魚に銀色のラメが使ってあるのも面白い。実物を見てハガキに描かれた絵は、その時々の描き手の気持ちがストレートに表れているようだ。それは、絵に添えられた短い言葉からも想像できる。
 講師の豊田さんは「何年も会ってない友だちに、時間を掛けて心のこもった手紙を出せるのが絵手紙の魅力ですね」と話してくれた.…

エコ配送車でCO2削減 ヤマト運輸

 豊田市高橋地区渋谷町のヤマト運輸松平支店で3月30日、次世代システムを利用した配送車の納車式が行われ、関係者らおよそ30人が参加した。豊田市の低炭素社会システム実証実験の一つ。
 これは経産省の推進する「低炭素都市構築プロジェクト」に基づき行われているもの。同社も含め6つの企業・団体が共同し、商業施設のエネルギーを効率よく使うための新システムを開発している。
 今回の配送車の実験はその一環となるもので、昨年、ヤマト運輸が協議会に加わったことで今回の実証実験が実現した。
 納車されたのは常温・冷凍・冷蔵の3つの温度に対応した配送車。蓄電池とモーターで動く冷凍機を搭載している。
 通常のものは荷物の積み下ろしの際、温度が上がらないよう常にエンジンをかけておく必要がある。しかしこの配送車はエンジンが止まっている間、モーターで冷凍機を動かすことができるので、無駄なCO2 を排出しない仕組みになっている。1日で1時間半ほどエンジンを止めていられる時間が増えるそうだ。
 蓄電池は燃費向上のために小型化(軽量化)されているので、冷凍機の連続運転は3時間ほど。こまめな継ぎ足し充電を行うことを前提に、同社の営業所や配送ルート途中の店舗などへ太陽光を利用した充電ポールを設置した。各充電器の電気残量などから、最適な充電場所へ…

豊田初の五平餅サミット

 豊田市の名物五平餅を通し、地産地消や食育に関心を持ってもらおうと設立された「とよた五平餅学会」=野田清衛会長=が24日、市駅前の参合館で五平餅サミットを開催した。
 五平餅は、古くから豊田市を含む中部地方南部で親しまれている郷土食。今回のサミットは近隣地域で五平餅に関する活動をしている団体・事業者同士が交流を深め、歴史や食育、普及法などについて語り合おうと開かれたものだ。豊田市内のほか、岐阜県や長野県からも関係者が招かれ、各地域の活動報告なども行われた。
 サミットでまず話し合われたのは、各地域での形や味などの違いについて。五平餅には豊田市で主流のわらじ型のほか.…

豊田都心に新たな水辺公園

 久澄橋下流の矢作川でで行われていた大掛かりな工事が完了し、広大な河原と河畔林ができ上がった。豊田市中心市街地に近い新たな水辺公園の誕生だ。
 この工事は国土交通省の豊橋河川事務所が矢作川の治水を目的に行ったものだが、単なる治水工事ではなく、市民のための水辺公園風に仕上げてくれたことが特徴だ。
 工事は設計図どおりに行われたのでなく、矢作川漁協、矢作川研究所、NPO法人矢作川森林塾、市民グループ矢作川水族館の人たちと現場で意見交換しながら軌道修正していった。もともとが治水工事であるため、その制約内ではあるものの、約1㎞の工事区間内には小魚の生息場所となるように伏流水の湧くワンドが掘られ、親子が安心して水遊びできるよう浅場も創られた。実験的な試みがいっぱいだ。
 親子の水遊びの場にもなる浅場には、本流筋の深場との境に岩の堤を築いてある=上写真=。これはウナギなど岩の隙間が好きな魚の棲み家になると同時に、子連れで遊びに来た大人が「あの岩の堤から先は深くて危ないな」と判断する目安にもなるものだ。安永川最下流の樋門工事現場で出た岩を流用している。
 工事直後なので、現地を歩くとまだ殺風景な印象を受けるが、これから植物が生長したり、出水や雨で砂が削られたりすることで景観が落ち着き、おもしろい水辺公園になっていくだろう。
 工事を担当した国交省豊橋河川事務所岡崎出張所の小林智所長は、「工事はこれで完了ですが、今からが本当のスタートです。1年ほどで形が見えてきて、3年ほどで完成形になると思います。アドバイスをくれた皆さんがそれを分かってくれているので有りがたいですね。皆さんと一緒に良い場所にしていきたい」と話してくれた。
この新しい水辺公園の大きな課題は…

豊田市少年少女合唱団 選抜メンバー「グレイス」福島の全国大会で銅賞

 豊田市少年少女合唱団の選抜メンバーでつくる「グレイス」が、3月末に福島県で開催された第5回声楽アンサンブルコンテスト全国大会の一般部門で銅賞を受賞した。福島県が主催。
 参加団体は中学・高校・一般の3部門で計111団体。海外からの参加もあったという。一般部門には38団体が出場。愛知県合唱連盟の推薦を受け、豊田市から出場した「グレイス」のメンバーは中学2年〜21歳の男女16人だ=写真=。
 「グレイス」は昨年の大会にも出場を予定していたが、東日本大震災のため中止となり、今回が初の出場となった。今大会の開催決定を受け、同合唱団は1月29日に開催した豊田市少年少女合唱団第33回定期演奏会で義援金を募り、今回直接、福島県に届けた。大会当日は自分たちの歌声で被災地の人々を勇気づけたいと、愛媛県民謡の「新居の麦打ち唄」、わらべうた「いの字いっさいこく」、「Esti dal」の3曲を披露した。
 豊田市少年少女合唱団は昭和52年8月に公立の合唱団として発足。「明るく、楽しく、心と心のふれあう市民文化活動のシンボル」となることをモットーに、小学2年〜大学生を対象に活動している。

台風で荒れた河川景観整備 香嵐渓の巴川

 昨年秋の台風12号と15号によって観光名所の河川景観に大きな被害を受けた香嵐渓で、3月上旬、
洪水の力で倒れてしまっていた巴川の河畔林の伐採整備が行われた。
 被害が大きかったのは三州足助屋敷付近の対岸(左岸)の500mほどの区間。巴川が右へカーブして水が当たる場所だ。竹や柳が倒れて景観が悪化し、また左岸側から川に近づき難くもなっていた。地元からの相談を受け巴川漁協と観光協会が愛知県豊田加茂建設事務所・足助支所へ整備を要望。県は河川環境対策工事として行ってくれた。伐採・搬出の費用は180万円ほどで㈱鈴鍵が施工した。
 昨秋の台風連発によって、香嵐渓周辺の巴川では河原の様子もずいぶん変わってしまっている。

震災がれき豊田市も受け入れ方針 市議会決議

 豊田市議会は3月定例会最終日の26日、総額1586億円余の平成24年度一般会計予算案など71件の全議案を可決したあと、自民クラブ(29人)、市民フォーラム(民主系9人)、公明(4人)の3党派議員共同提案の「東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する決議」案を賛成多数で可決した。
 この議員提出決議の主旨は、岩手・宮城・福島3県で発生した震災がれき(瓦礫)2253万トンのうち岩手・宮城分の一部を豊田市も受け入れようという内容。放射能測定や情報開示などの安全対策条件も提示した。
 この議員提案の決議は直ちに、河合芳弘議長から太田稔彦市長に提出された。太田市長は「市議会の決議を重く受け止め、安全確認や市民理解を前提に、県・市町村と連携し受け入れを検討する」とコメント発表。
 市環境部は、県からの事前聴き取り調査段階で、豊田市渡刈クリーンセンター(清掃工事)で年間3000トン、藤岡プラントで年間500トンの受け入れ余力がある旨を回答しており、豊田市は最低でも年間合計3500トンの震災がれきを受け入れる方向。右の2施設から出る溶融残滓物・焼却灰は…

清酒きき酒研究会 全4部門で入賞

豊田市四郷町 「菊石」杜氏 新井康裕さん

 愛知県酒造組合主催の鑑評会「清酒きき酒研究会」の表彰式が21日、名古屋市内のホテルで開かれ、豊田の地酒「菊石」の浦野酒造が全4部門で入賞した。
 愛知県には45場の酒蔵がある。これは全国で5番目に多い数だ。同研究会には4部門(純米吟醸酒・吟醸酒・純米酒・本醸造酒)が設けられており、今年は合計193点が出品。各部門とも8〜11点が入賞した。
 杜氏にとって同研究会は、実力を評価される場であると同時に、重要な勉強の場でもあるという。良い酒の味を知り、それを造った杜氏同士で指摘しあったり、アドバイスしあったりできる貴重な時間なのだそうだ。浦野酒造の新井康裕杜氏(38)は副杜氏から昇格してまだ4年目。毎年入賞をしている実力者だが、入賞を続けることに対する怖さも感じて…



表彰式の当日には一般市民参加のきき酒会も。杜氏の新井康裕さんと蔵人の神谷陽光さんが出席し対応した。写真は浦野酒造後援会「輝久の会」提供

みよし市職員人事異動 庁内組織を見直し・再編

…また、平成19年度に始まった機構改革から5年が経過したことと、4月に新庁舎が完成することを受け組織・機構の見直しが行われる。
 見直しは市民サービスの向上と、簡素で効率的な組織の再編を目標に行われた。サービス面では総合窓口化を推進。税関連の諸証明書発行やゴミ出しの案内業務などを市民課に、特定健診や高齢者健診業務などを健康推進課に一元化する。
 組織の面では庁内部署の統合再編を行う。経済建設部を環境経済部と都市建設部の2部に再編、各課の名称変更や業務の統合などが行われる。実施は4月1日から。新庁舎に引っ越す大型連休までの間は…

癒しあたえる支援犬NPOらまねき譲渡 県動物保護管理センター

 豊田市松平地区穂積町の愛知県動物保護管理センターで22日、動物介在活動を行う支援犬の譲渡式が開かれた。
 動物介在活動とは、障がい者や高齢者に動物とふれあってもらい、癒しやリハビリテーションの効果を与えようというもの。一般的に浸透している「アニマルセラピー」は専門の医者が診断や評価の判断を下すのに対し、動物介在活動は知識を持った獣医師やボランティアなどでふれあいを中心に行うのが特徴だ。
 譲渡されたのは同センターに引き取られたチワワのクー(2歳)とトイプードルのモモ(2歳)の2頭。クーとモモは長久手市のNPO法人しっぽいっぽの会と、安城市のボランティア団体ロイヤルアシスタントドッグに渡され、活動のデモンストレーションを行った。
 愛知県内での犬の捕獲・引取数は年間約2100頭。ここ10年は減少傾向にあるが、現在でも飼い主や引き取り手が見つからない約1100頭が殺処分されて.…

廃プラごみ袋で付加価値 ホーメックス社の新サービス

 事業所から出た廃棄物を再び事業所で使う「循環型リサイクル」。その取り組みにこだわりながらゴミ回収事業を展開している豊田市錦町のホーメックス㈱(餅原幹也社長・従業員1千人)が、この度、廃プラスチックを原料にした「再生ごみ袋」の製造と使用を始めた。
 この再生ごみ袋の原料となるのは、同社の顧客(事業所)から出た廃プラスチック。市内矢並町の自社施設で圧縮・破砕し、それを中国で製品化している。リサイクル製品ながら、バージン製品よりも価格を抑えることに成功したそうだ。破れにくいよう通常の規格品よりも厚めにしてあり、90リットルと45リットルの2サイズがある。
 ホーメックス社に清掃業務も依頼している事業所は、社内でこの再生ゴミ袋を使うので、廃プラスチックをリサイクルする行動を起こしたことになる。価格競争の激しいゴミ回収の業界で、付加価値として「エコ・アクション」を顧客に提供するサービスだ。
 同社はゴミ回収の事業者でありながら、企業のゴミ排出量を減らしてコストダウンを図る「廃棄物コンサルティング」事業にも…

地域共働型学校づくり 藤岡中学校が地域支援ルームを設置

 豊田市立藤岡中学校(梅村清春校長・生徒408人)は、地域に開かれた学校づくりを目指し、地域住民の学校参画を呼びかけている。花壇の手入れは地元のボランティア団体「環境を守る会」が行い、四季折々の花を植栽。また、今年1月には同中学校の藤棚のつるの剪定を木瀬四季の里山づくり実行委員会(中島勝幸会長)が行い、生徒たちがつるを集め、藤岡支所の清掃員も片づけの手伝いに訪れた。さらに今月13日には、藤のあふれるまちづくり事業の一環として藤岡観光協会から藤の木18本の贈呈を受け、学校、行政、地域で植樹式を行った。
 同中学校は市教育委員会の方針「地域共働型学校づくり」に早くから申し入れ、昨年10月に学校・教育委員会・地域のボランティア団体で具体的な話し合いを行い、藤棚の剪定や植樹に至った。昨年末には空き教室を利用して地域住民が利用できる地域支援ルームを設置。部屋のすぐ近くには手洗い場とトイレがあり、室内には学校側の好意により畳が敷かれ、湯飲みなどの入った食器棚も置かれている。現在は学校開校日のみの使用だが、今後は校舎内のセキュリティの問題を…

市民活動継続のカギは?

名古屋大学教授が講演会

 とよた市民活動センターで25日、「とよたの活動団体ネットワークの現在」と題した講演会とワークショップが開かれた。講師には名古屋大学社会学研究室の丹辺宣彦教授が招かれた。
 これは名古屋大学が昨年2月に市のわくわく事業団体やNPOを対象に調査した結果を基に「とよたのまちづくり」の方向性を探ろうと、同センターが企画したもの。会場には各活動団体や市職員ら32人が集った。
 調査結果をみると、男性は自治区やコミュニティ会議などの地域活動が多く、女性は健康・医療・福祉など広域に渡る活動が目立つ。団体のリーダーになる人は9割近くが過去に何らかの活動経験のある人だという。他の団体と交流や情報交換を行っている団体は多いものの、同種で結びつく傾向が強い。そのため活動のマンネリ化やメンバーの固定化が生じてしまうことが…

漁場改良5カ年計画

 矢作川漁業協同組合(杉本重和組合長・組合員1127人)が3月24日、豊田市平戸橋町波岩の同漁協研修室で第47回総代会を開催し、安定した財政確立や、漁場改良5カ年計画などの新方針を決めた。
 全国の河川漁協は河川環境の悪化や異常気象の長期化などで苦しい経営に追い込まれているが、矢作川漁協は徹底した経費削減とアユの加工品の学校給食への販路拡大などで、3年ぶりに赤字経営を脱した。
 ダム開発の影響などで漁場が荒廃した上に、異常な長雨が続き釣人が大きく減ったのが、経営悪化の原因だったが、そのドン底で経営赤字を脱出。安定経営に見通しを立てることが出来た。
 今後は「漁場改良5カ年計画」を立て、大きな改良工事は国・県・市に対応を要請するが、日常的改良工事には同漁協の予算を集中・継続投資する方針。その予算措置のため通常経費を削減することに今回合意出来た。矢作古川頭首工に県が魚道を新設することになり、天然アユが増える予想。
 ソフト面では、一般釣人優遇のためアユ友釣期間の延長や女性釣人優遇も決まった。

富国橋の橋歴板 地元の富田町自治区で保存へ

 矢作川の中流で先月、旧富国橋の解体工事が行われた。左岸側(国附町)の一部の工事は来冬に持ち越しだが、右岸側(富田町)と中央部の解体はすべて完了している。
 この富国橋の右岸側に取り付けられていた「橋歴板」が豊田市から富田町自治区に譲渡され、地元公民館に保存されることになった。橋歴板は20×25センチ程の鋳鉄製。古い塗装などの汚れは鍛冶屋で焼き切って掃除して貰ったそうだ。地元の大津建男さん(72・矢作川漁協中和支部長)が制作したケヤキ板に取り付けて公民館に飾ってある。このケヤキも富田町内で伐採されたものだ。
 解体された富国橋は2代目。昭和34年の伊勢湾台風で初代富国橋(同30年架橋の吊橋)が流失し、2年後に当時の猿投町が架けたものだ。総工費は2500万円程だったと言う…

豊田の地産品をPR 農産物ブランドマーク発表

 豊田地産の農産物を表す「ブランドマーク」の発表式が24日、豊田市駅前のGAZA南広場で行われた。
 これは市農産物ブランド化推進協議会(会長=柴田文志JA組合長)が、地産の農産物のPRと品質向上、消費拡大を目的に豊田市と共同で全国から募集したもの。応募された415点の作品の中から最優秀賞を選考し、同日開催された地域振興イベント「まちパワーフェスタ」内の企画の一つとして発表した。
 最優秀賞に選ばれたのは、大阪市の塩崎エイイチさんの作品=写真=。豊田の頭文字〝と〟に見立てた輪郭に、安全安心を表す笑顔が描かれたマークだ。植物の芽と、農作業をイメージさせる麦わら帽がデザインされている。このブランドマークは、農薬使用量など一定の基準を満たし…

能面 一年に一作品ペースで

 能面や狂言面をつくっている珍しい市民グループ「豊田宏春会」の作品展が、活動拠点である豊田市高岡農村環境改善センターのロビーで18日まで開かれた。
 同会は、京都府の能面師・小松谷宏春さんが講師を務めている5教室(京都・大阪・愛知)の1つ。愛知県が豊田市内で開いていた講座が解散となった平成19年に、講師の小松谷さんが受講生を引き受けて発足した。会員は市内の人を中心に現在8名。日ごろは個々に自宅で制作を進め、講師が訪れる毎月第一土曜日に一日かけて教えて貰っているそうだ。
 材料となるのはヒノキの角材。手本となる写真や型紙を参考にしながら、大小様々な彫刻刀で少しずつ彫っていく。一つの作品を完成するのにじっくり1年をかけるそうだ。
 この趣味を始めて18年になるという加茂秋久会長(70・高美町)は、「能面はすべてが曲線です。少し間違うだけで表情が変わってしまうから難しいですね。最後は一皮ずつめくる感じで削るんですよ」と話してくれた。
 彫り終えた後の色づけも気を抜けない。貝殻の粉を使った胡粉を塗り重ねて下地をつくり、その上に色を置いていく感じで仕上げるそうだ。
 完成した作品は冷暖房による割れを防ぐために普段は飾らない人が多いが、自作の面で狂言をしているメンバーもいるそうだ…

地元の米粉100% 稲武 シフォンケーキ店オープンへ

 豊田市稲武地区に今月31日、シフォンケーキの店「アトリ」がオープンする。お店は、道の駅「どんぐりの里いなぶ」から道一本隔てた東隣で、R153沿いのログハウスだ。
 売りは、何と言っても地元の米粉を100%使っていることだ。それに加え、こだわりの卵や米油、ビート(てんさい)グラニュー糖などが使われる。米粉を使っているのに小麦粉と同じようなふわふわ感が味わえる。季節によってはブルーベリーやゆずなどの入ったシフォンケーキも食べられるそうだ。
 オーナーは地元の菜園レストラン「山里Cyafe」の可児和義さんと仁熊信子さん=写真左=。パティシェは神戸市で4年間修行し、長年お菓子作りに携わってきた伊藤千恵さん(岐阜県)=写真右=だ。伊藤さんは、地元の食材を使って安心安全な食を提供している二人のオーナーのコンセプトに共感して…

山桜植樹に350人 豊田ライオンズが鞍ケ池公園で

 豊田ライオンズクラブ(石川隆之会長・会員50人)の設立50周年記念「桜の植樹式典」が18日、豊田市矢並町の鞍ヶ池公園で行われた。当日は曇り空の下、公募による約100組の家族連れ350人余が参加。公園南側にあるプレイハウス広場や元登山道入り口の斜面一帯に山桜100本を植栽した。
 豊田ライオンズクラブは昭和36年、岡崎ライオンズを親クラブとして結成された豊田地区初のライオンズクラブ。鞍ヶ池公園を〝桜の名所〟にしようと、昭和39年の開園以来、園内各所に桜約1
200本を植栽し、育ててきた。 
 前日に予定されていた式典が雨天で18日に順延されたため、娘の誕生日と重なったと嬉しそうに話す家族連れや、子どもの成長とともに桜の生長が見られるのが楽しみだという声も多く聞かれた。植樹に当たっては、1ヵ月程前からクラブ会員の造園業者が山の下刈りを行い、当日は参加者に…









クラブ会員に教えてもらいながら山桜の苗木を植える親子。

薬の管理・活用にお薬手帳が有用 豊田西加茂薬剤師会

 豊田西加茂薬剤師会(石橋博文会長)が11日、松坂屋豊田店前のペデストリアンデッキでお薬手帳の啓発活動を行った。当日は、道行く人に「お薬手帳をお持ちですか?」と書かれたティッシュを配布した。
 日常において、薬の管理や活用に「お薬手帳」は極めて有用だという。薬局で、薬の飲み合わせや重複を確認でき、前回までの記録と見比べることができるのが大きなメリットだ。東日本大震災の被災地では、薬は供給されたものの、自分が服用している薬名を知らない人が多かった。そのなかでお薬手帳を持っていたことで早く適切な薬を受け取った人もいたという。患者自身が服用している薬の効果を確認し、意識を高めることができるのも利点だろう。有効な活用方法は、別々の医療機関にかかっても…

県立豊田西高校 生徒ら主導で防災ウィーク

  豊田市挙母地区小坂町の県立豊田西高等学校(四方元校長・生徒数996人)では、5日からの1週間を「防災ウィーク」と定め、東日本の被災地支援と生徒たちの災害に対する意識向上を図っている。
 これは昨年3月に起こった東日本大震災の記憶を風化させないために、同校生徒や教員の主導で企画されたもので、東海・東南海地震への備えも目的にしている。期間中は生徒会や風紀委員会のほか、保健体育の授業を利用し災害に対する様々な取り組みが行われる。
 《生徒会
 生徒会では、被災地支援を目的とした取り組みを行っていく。その中心となるのが義援金の募金で、各学期末ごとに全校生徒から義援金を募り、被災地へ送る。また震災の記憶を風化させないため
に、生徒会新聞に被災地の現状を掲載する。現地の知人やインターネットから情報を集め、月1〜2回のペースで発行していくそうだ。
 《風紀委員会
 風紀委員会では生徒の意識向上と災害時の状況把握を目的にアンケートを実施。災害時に帰宅可能な生徒の把握や、避難所で担える役割などを調査し、グラフ化して発表する。
 《保健体育
 保健体育の授業では、豊田消防署の協力を得て心肺蘇生法の実技指導を実施。1年生319人がダミー人形を使っての心肺蘇生やAEDの使用方法などを学んだ。
 被災地支援活動を担当している生徒会長の松下由梨さん(2年)は「被災地の人に〝忘れてないよ〟というメッセージを伝えるために、少量でも定期的に義援金を送ろうと決まった。これをきっかけに東北の高校生とのつながりができれば、手紙などで交流を続けていきたい」と話してくれた。
 なお、今回の義援金は福島県高等学校長協会を通じ、現地の高校生のために使われるそうだ。…

震災がれき豊田市も受け入れ方針 市議会決議

 豊田市議会は3月定例会最終日の26日、総額1586億円余の平成24年度一般会計予算案など71件の全議案を可決したあと、自民クラブ(29人)、市民フォーラム(民主系9人)、公明(4人)の3党派議員共同提案の「東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する決議」案を賛成多数で可決した。
 この議員提出決議の主旨は、岩手・宮城・福島3県で発生した震災がれき(瓦礫)2253万トンのうち岩手・宮城分の一部を豊田市も受け入れようという内容。放射能測定や情報開示などの安全対策条件も提示した。
 この議員提案の決議は直ちに、河合芳弘議長から太田稔彦市長に提出された。太田市長は「市議会の決議を重く受け止め、安全確認や市民理解を前提に、県・市町村と連携し受け入れを検討する」とコメント発表。
 市環境部は、県からの事前聴き取り調査段階で、豊田市渡刈クリーンセンター(清掃工事)で年間3000トン、藤岡プラントで年間500トンの受け入れ余力がある旨を回答しており、豊田市は最低でも年間合計3500トンの震災がれきを受け入れる方向。右の2施設から出る溶融残滓物・焼却灰は…続きは本紙を

清酒きき酒研究会 全4部門で入賞

豊田市四郷町 「菊石」杜氏 新井康裕さん

菊石・写真.jpg 愛知県酒造組合主催の鑑評会「清酒きき酒研究会」の表彰式が21日、名古屋市内のホテルで開かれ、豊田の地酒「菊石」の浦野酒造が全4部門で入賞した。
 愛知県には45場の酒蔵がある。これは全国で5番目に多い数だ。同研究会には4部門(純米吟醸酒・吟醸酒・純米酒・本醸造酒)が設けられており、今年は合計193点が出品。各部門とも8〜11点が入賞した。
 杜氏にとって同研究会は、実力を評価される場であると同時に、重要な勉強の場でもあるという。良い酒の味を知り、それを造った杜氏同士で指摘しあったり、アドバイスしあったりできる貴重な時間なのだそうだ。浦野酒造の新井康裕杜氏(38)は副杜氏から昇格してまだ4年目。毎年入賞をしている実力者だが、入賞を続けることに対する怖さも感じて…続きは本紙を



表彰式の当日には一般市民参加のきき酒会も。杜氏の新井康裕さんと蔵人の神谷陽光さんが出席し対応した。写真は浦野酒造後援会「輝久の会」提供

みよし市職員人事異動 庁内組織を見直し・再編

みよし人事.jpg…また、平成19年度に始まった機構改革から5年が経過したことと、4月に新庁舎が完成することを受け組織・機構の見直しが行われる。
 見直しは市民サービスの向上と、簡素で効率的な組織の再編を目標に行われた。サービス面では総合窓口化を推進。税関連の諸証明書発行やゴミ出しの案内業務などを市民課に、特定健診や高齢者健診業務などを健康推進課に一元化する。
 組織の面では庁内部署の統合再編を行う。経済建設部を環境経済部と都市建設部の2部に再編、各課の名称変更や業務の統合などが行われる。実施は4月1日から。新庁舎に引っ越す大型連休までの間は…続きは

癒しあたえる支援犬NPOらまねき譲渡 県動物保護管理センター

2-SIENNKEN.jpg 豊田市松平地区穂積町の愛知県動物保護管理センターで22日、動物介在活動を行う支援犬の譲渡式が開かれた。
 動物介在活動とは、障がい者や高齢者に動物とふれあってもらい、癒しやリハビリテーションの効果を与えようというもの。一般的に浸透している「アニマルセラピー」は専門の医者が診断や評価の判断を下すのに対し、動物介在活動は知識を持った獣医師やボランティアなどでふれあいを中心に行うのが特徴だ。
 譲渡されたのは同センターに引き取られたチワワのクー(2歳)とトイプードルのモモ(2歳)の2頭。クーとモモは長久手市のNPO法人しっぽいっぽの会と、安城市のボランティア団体ロイヤルアシスタントドッグに渡され、活動のデモンストレーションを行った。
 愛知県内での犬の捕獲・引取数は年間約2100頭。ここ10年は減少傾向にあるが、現在でも飼い主や引き取り手が見つからない約1100頭が殺処分されて.…続きは本紙を

廃プラごみ袋で付加価値 ホーメックス社の新サービス

 事業所から出た廃棄物を再び事業所で使う「循環型リサイクル」。その取り組みにこだわりながらゴミ回収事業を展開している豊田市錦町のホーメックス㈱(餅原幹也社長・従業員1千人)が、この度、廃プラスチックを原料にした「再生ごみ袋」の製造と使用を始めた。
 この再生ごみ袋の原料となるのは、同社の顧客(事業所)から出た廃プラスチック。市内矢並町の自社施設で圧縮・破砕し、それを中国で製品化している。リサイクル製品ながら、バージン製品よりも価格を抑えることに成功したそうだ。破れにくいよう通常の規格品よりも厚めにしてあり、90リットルと45リットルの2サイズがある。
 ホーメックス社に清掃業務も依頼している事業所は、社内でこの再生ゴミ袋を使うので、廃プラスチックをリサイクルする行動を起こしたことになる。価格競争の激しいゴミ回収の業界で、付加価値として「エコ・アクション」を顧客に提供するサービスだ。
 同社はゴミ回収の事業者でありながら、企業のゴミ排出量を減らしてコストダウンを図る「廃棄物コンサルティング」事業にも…続きは

地域共働型学校づくり 藤岡中学校が地域支援ルームを設置

 豊田市立藤岡中学校(梅村清春校長・生徒408人)は、地域に開かれた学校づくりを目指し、地域住民の学校参画を呼びかけている。花壇の手入れは地元のボランティア団体「環境を守る会」が行い、四季折々の花を植栽。また、今年1月には同中学校の藤棚のつるの剪定を木瀬四季の里山づくり実行委員会(中島勝幸会長)が行い、生徒たちがつるを集め、藤岡支所の清掃員も片づけの手伝いに訪れた。さらに今月13日には、藤のあふれるまちづくり事業の一環として藤岡観光協会から藤の木18本の贈呈を受け、学校、行政、地域で植樹式を行った。
 同中学校は市教育委員会の方針「地域共働型学校づくり」に早くから申し入れ、昨年10月に学校・教育委員会・地域のボランティア団体で具体的な話し合いを行い、藤棚の剪定や植樹に至った。昨年末には空き教室を利用して地域住民が利用できる地域支援ルームを設置。部屋のすぐ近くには手洗い場とトイレがあり、室内には学校側の好意により畳が敷かれ、湯飲みなどの入った食器棚も置かれている。現在は学校開校日のみの使用だが、今後は校舎内のセキュリティの問題を…続きは

市民活動継続のカギは?

名古屋大学教授が講演会

 とよた市民活動センターで25日、「とよたの活動団体ネットワークの現在」と題した講演会とワークショップが開かれた。講師には名古屋大学社会学研究室の丹辺宣彦教授が招かれた。
 これは名古屋大学が昨年2月に市のわくわく事業団体やNPOを対象に調査した結果を基に「とよたのまちづくり」の方向性を探ろうと、同センターが企画したもの。会場には各活動団体や市職員ら32人が集った。
 調査結果をみると、男性は自治区やコミュニティ会議などの地域活動が多く、女性は健康・医療・福祉など広域に渡る活動が目立つ。団体のリーダーになる人は9割近くが過去に何らかの活動経験のある人だという。他の団体と交流や情報交換を行っている団体は多いものの、同種で結びつく傾向が強い。そのため活動のマンネリ化やメンバーの固定化が生じてしまうことが…続きは本紙を

漁場改良5カ年計画

 矢作川漁業協同組合(杉本重和組合長・組合員1127人)が3月24日、豊田市平戸橋町波岩の同漁協研修室で第47回総代会を開催し、安定した財政確立や、漁場改良5カ年計画などの新方針を決めた。
 全国の河川漁協は河川環境の悪化や異常気象の長期化などで苦しい経営に追い込まれているが、矢作川漁協は徹底した経費削減とアユの加工品の学校給食への販路拡大などで、3年ぶりに赤字経営を脱した。
 ダム開発の影響などで漁場が荒廃した上に、異常な長雨が続き釣人が大きく減ったのが、経営悪化の原因だったが、そのドン底で経営赤字を脱出。安定経営に見通しを立てることが出来た。
 今後は「漁場改良5カ年計画」を立て、大きな改良工事は国・県・市に対応を要請するが、日常的改良工事には同漁協の予算を集中・継続投資する方針。その予算措置のため通常経費を削減することに今回合意出来た。矢作古川頭首工に県が魚道を新設することになり、天然アユが増える予想。
 ソフト面では、一般釣人優遇のためアユ友釣期間の延長や女性釣人優遇も決まった。続きは本紙を

富国橋の橋歴板 地元の富田町自治区で保存へ

4面・橋歴板写真JPG.jpg 矢作川の中流で先月、旧富国橋の解体工事が行われた。左岸側(国附町)の一部の工事は来冬に持ち越しだが、右岸側(富田町)と中央部の解体はすべて完了している。
 この富国橋の右岸側に取り付けられていた「橋歴板」が豊田市から富田町自治区に譲渡され、地元公民館に保存されることになった。橋歴板は20×25センチ程の鋳鉄製。古い塗装などの汚れは鍛冶屋で焼き切って掃除して貰ったそうだ。地元の大津建男さん(72・矢作川漁協中和支部長)が制作したケヤキ板に取り付けて公民館に飾ってある。このケヤキも富田町内で伐採されたものだ。
 解体された富国橋は2代目。昭和34年の伊勢湾台風で初代富国橋(同30年架橋の吊橋)が流失し、2年後に当時の猿投町が架けたものだ。総工費は2500万円程だったと言う…続きは本紙を

豊田の地産品をPR 農産物ブランドマーク発表

農産物マーク.jpg 豊田地産の農産物を表す「ブランドマーク」の発表式が24日、豊田市駅前のGAZA南広場で行われた。
 これは市農産物ブランド化推進協議会(会長=柴田文志JA組合長)が、地産の農産物のPRと品質向上、消費拡大を目的に豊田市と共同で全国から募集したもの。応募された415点の作品の中から最優秀賞を選考し、同日開催された地域振興イベント「まちパワーフェスタ」内の企画の一つとして発表した。
 最優秀賞に選ばれたのは、大阪市の塩崎エイイチさんの作品=写真=。豊田の頭文字〝と〟に見立てた輪郭に、安全安心を表す笑顔が描かれたマークだ。植物の芽と、農作業をイメージさせる麦わら帽がデザインされている。このブランドマークは、農薬使用量など一定の基準を満たし…続きは

イベント情報

第15回豊田フォトグループ・アイ写真展 真家の石田真典さんが講師を務める写真教室の23人の作品が並ぶ。
旧暦で飾るひなまつり 稲武の町並みを見ながら安藤美姫らアスリートの守り雛や土雛を楽しむ。メイン会場はどんぐり工房。4月15日まで。
その他豊田市民芸館講座作品展  鞍ヶ池アートサロン絵画展「花咲くとき 希望のとき」 金剛寺夜桜コンサート「インド音楽の調べ」 松平和太鼓の開催会場・日程・問い合わせ先などの情報が…続きは本紙を

能面 一年に一作品ペースで

3面・能面写真JPG.jpg 能面や狂言面をつくっている珍しい市民グループ「豊田宏春会」の作品展が、活動拠点である豊田市高岡農村環境改善センターのロビーで18日まで開かれた。
 同会は、京都府の能面師・小松谷宏春さんが講師を務めている5教室(京都・大阪・愛知)の1つ。愛知県が豊田市内で開いていた講座が解散となった平成19年に、講師の小松谷さんが受講生を引き受けて発足した。会員は市内の人を中心に現在8名。日ごろは個々に自宅で制作を進め、講師が訪れる毎月第一土曜日に一日かけて教えて貰っているそうだ。
 材料となるのはヒノキの角材。手本となる写真や型紙を参考にしながら、大小様々な彫刻刀で少しずつ彫っていく。一つの作品を完成するのにじっくり1年をかけるそうだ。
 この趣味を始めて18年になるという加茂秋久会長(70・高美町)は、「能面はすべてが曲線です。少し間違うだけで表情が変わってしまうから難しいですね。最後は一皮ずつめくる感じで削るんですよ」と話してくれた。
 彫り終えた後の色づけも気を抜けない。貝殻の粉を使った胡粉を塗り重ねて下地をつくり、その上に色を置いていく感じで仕上げるそうだ。
 完成した作品は冷暖房による割れを防ぐために普段は飾らない人が多いが、自作の面で狂言をしているメンバーもいるそうだ…続きは本紙を

地元の米粉100% 稲武 シフォンケーキ店オープンへ

シフォンケーキ店・写真JPG.jpg 豊田市稲武地区に今月31日、シフォンケーキの店「アトリ」がオープンする。お店は、道の駅「どんぐりの里いなぶ」から道一本隔てた東隣で、R153沿いのログハウスだ。
 売りは、何と言っても地元の米粉を100%使っていることだ。それに加え、こだわりの卵や米油、ビート(てんさい)グラニュー糖などが使われる。米粉を使っているのに小麦粉と同じようなふわふわ感が味わえる。季節によってはブルーベリーやゆずなどの入ったシフォンケーキも食べられるそうだ。
 オーナーは地元の菜園レストラン「山里Cyafe」の可児和義さんと仁熊信子さん=写真左=。パティシェは神戸市で4年間修行し、長年お菓子作りに携わってきた伊藤千恵さん(岐阜県)=写真右=だ。伊藤さんは、地元の食材を使って安心安全な食を提供している二人のオーナーのコンセプトに共感して…続きは

山桜植樹に350人 豊田ライオンズが鞍ケ池公園で

豊田ライオンズ桜植樹・縦.jpg 豊田ライオンズクラブ(石川隆之会長・会員50人)の設立50周年記念「桜の植樹式典」が18日、豊田市矢並町の鞍ヶ池公園で行われた。当日は曇り空の下、公募による約100組の家族連れ350人余が参加。公園南側にあるプレイハウス広場や元登山道入り口の斜面一帯に山桜100本を植栽した。
 豊田ライオンズクラブは昭和36年、岡崎ライオンズを親クラブとして結成された豊田地区初のライオンズクラブ。鞍ヶ池公園を〝桜の名所〟にしようと、昭和39年の開園以来、園内各所に桜約1
200本を植栽し、育ててきた。 
 前日に予定されていた式典が雨天で18日に順延されたため、娘の誕生日と重なったと嬉しそうに話す家族連れや、子どもの成長とともに桜の生長が見られるのが楽しみだという声も多く聞かれた。植樹に当たっては、1ヵ月程前からクラブ会員の造園業者が山の下刈りを行い、当日は参加者に…続きは本紙を









クラブ会員に教えてもらいながら山桜の苗木を植える親子。

薬の管理・活用にお薬手帳が有用 豊田西加茂薬剤師会

 豊田西加茂薬剤師会(石橋博文会長)が11日、松坂屋豊田店前のペデストリアンデッキでお薬手帳の啓発活動を行った。当日は、道行く人に「お薬手帳をお持ちですか?」と書かれたティッシュを配布した。
 日常において、薬の管理や活用に「お薬手帳」は極めて有用だという。薬局で、薬の飲み合わせや重複を確認でき、前回までの記録と見比べることができるのが大きなメリットだ。東日本大震災の被災地では、薬は供給されたものの、自分が服用している薬名を知らない人が多かった。そのなかでお薬手帳を持っていたことで早く適切な薬を受け取った人もいたという。患者自身が服用している薬の効果を確認し、意識を高めることができるのも利点だろう。有効な活用方法は、別々の医療機関にかかっても…続きは本紙を

まちパワーフェスタ 24〜25日 豊田中心市街地で開催

豊田市中心市街地一帯で24・25日の2日間、地域振興イベント「まちパワーフェスタ」が開催される。商店や行政関係者らでつくるまちなか宣伝会議の主催。
 期間中は7カ所の会場で様々な催し物が企画され、食べ物の販売やタレントのステージ、商店・団体らによる手作りイベントが行われる。会場と催し物の概要は以下の通り。
 《GAZA》24日…IKKOトークショー、25日…お笑いステージ
 《T-FACEシティプラザ》24・25日…古本市&パンまつり、大道芸人ショー、キッズダンスパフォーマンス
 《ペデストリアンデッキ》24・25日…大道芸人ショー
 《T-FACE屋上》24日…まちなか青空広場(菜の花贈呈、喫茶)、24・25日…キャラクターショー
 《コモスクエア広場》24・25日…地球バルーンで遊ぼう!
 《パブリカ》24・25日…パブリカ寄席
 《参合館前広場》24・25日…五平餅学会サミット(販売と手作り体験)
 ステージイベントはいずれも観覧無料。詳細な問合せは…続きは本紙を

あんず茶屋で 水彩画


 豊田市栄生町の西山区民会館で活動する水色の会=写真=が、豊田市日南町3のあんず茶屋で水彩画展を開いている。31日まで。会場には花や風景等の作品18点が並ぶ。
続きは本紙を

県立豊田西高校 生徒ら主導で防災ウィーク

2-NISHIKOU.jpg  豊田市挙母地区小坂町の県立豊田西高等学校(四方元校長・生徒数996人)では、5日からの1週間を「防災ウィーク」と定め、東日本の被災地支援と生徒たちの災害に対する意識向上を図っている。
 これは昨年3月に起こった東日本大震災の記憶を風化させないために、同校生徒や教員の主導で企画されたもので、東海・東南海地震への備えも目的にしている。期間中は生徒会や風紀委員会のほか、保健体育の授業を利用し災害に対する様々な取り組みが行われる。
 《生徒会
 生徒会では、被災地支援を目的とした取り組みを行っていく。その中心となるのが義援金の募金で、各学期末ごとに全校生徒から義援金を募り、被災地へ送る。また震災の記憶を風化させないため
に、生徒会新聞に被災地の現状を掲載する。現地の知人やインターネットから情報を集め、月1〜2回のペースで発行していくそうだ。
 《風紀委員会
 風紀委員会では生徒の意識向上と災害時の状況把握を目的にアンケートを実施。災害時に帰宅可能な生徒の把握や、避難所で担える役割などを調査し、グラフ化して発表する。
 《保健体育
 保健体育の授業では、豊田消防署の協力を得て心肺蘇生法の実技指導を実施。1年生319人がダミー人形を使っての心肺蘇生やAEDの使用方法などを学んだ。
 被災地支援活動を担当している生徒会長の松下由梨さん(2年)は「被災地の人に〝忘れてないよ〟というメッセージを伝えるために、少量でも定期的に義援金を送ろうと決まった。これをきっかけに東北の高校生とのつながりができれば、手紙などで交流を続けていきたい」と話してくれた。
 なお、今回の義援金は福島県高等学校長協会を通じ、現地の高校生のために使われるそうだ。…続きは本紙を

豊田市軟式野球連盟総会 高岡中学野球部等7団体・42人を表彰

  豊田市軟式野球連盟の総会が4日、カバハウスホールで行われた。小幡鋹伸市体育協会2面・少年野球写真(野村).jpg長や河合芳弘市議長、 笠井保弘教育長らが来賓出席。加盟チーム代表約300人が参加した。
 渡辺忠会長は「現状に満足せず〝改めるべきは改め、常に明るく楽しく〟を合い言葉に頑張って下さい。皆さんの協力で東日本大震災被災地へ義援金74万余円を贈りました」と挨拶。昨年の中日少年野球地区大会で準優勝した市立高岡中学野球部や各種大会で優秀な成績を収めたトヨタ生協など7チームとホームラン賞の個人(選手)42人を表彰した。
 小幡会長は「豊田市は競技施設の充実したスポーツの町でもあります。若い時からしっかり鍛え、高齢になっても元気で生活できるよう努力して下さい」と来賓挨拶。
 笠井教育長は「スポーツには、①練習は不可能を可能にする、②フェアプレイの精神が身に付く、③生涯の友を得る、の3つの宝があります。野球を通じてこの宝を得る努力をして下さい」と激励した。続きは

子ども委員が意見発表 子どもシンポジウム

 豊田市のまちづくりについて調査や研究をしている子ども会議の子ども委員が主体となり、2月26日「子どもにやさしいまちづくりシンポジウム」を開催した。これは、子ども委員が日頃の活動3面・子どもシンポジウム写.jpgを発表することで市政へ意見表明するとともに、子どもにやさしいまちづくりについて考えるきっかけにしようと企画されたもの。豊田産業文化センターに保護者や中学生ら127人が集った。 
 第1部の活動発表では小学生〜高校生の子ども委員35人の代表者たちが、ごみのポイ捨て禁止の看板の設置方法や子どもの目線で作られた安全マップ、青少年センターの使い勝手など5項目について映像やグラフを用いながら意見発表した。
 第2部では「20年後の豊田市をどんなまちにしたいか」をテーマに、客席を交えて現状と提案を発表した。焦点は「人と人との繋がりが強くなるまち」。自治区の施設や交流館などで趣味のサークルをつくったり、イベントを開催したりして、地域の繋がりを深めたらどうかなど活発な意見が多く出ていた。また集合住宅の人たちが地域に関わっていくための方法が問われ…続きは本紙を

香る春の訪れ 平芝公園の梅林

  豊田市平芝町の平芝公園で梅が咲3面・平芝梅まつり・写真JPG.jpgき始め、春の訪れを告げている。公園内には梅の木35種類約550本が植えられている。紅色の「八重寒紅」や「千鳥紅梅」、白色の「冬至梅」などが花を咲かせ、良い香りが漂う。開花は例年より10日ほど遅く、4月上旬頃まで楽しめるそうだ。
 平芝公園には市内の公園で最も多くの梅の木が植樹されており、地域の人に「梅林公園」として親しまれている。市外からも毎年たくさんの人たちが訪れるそうだ。
 平芝町の稲本正敏区長は「今年は梅の開花が遅れ心配していましたが、ここ数日の暖かさで一気に咲き始めました。これからもっと花を楽しむことができると思うので、ぜひ訪れてほしい」と話してくれた。…続きは

中田町で裸まつり

  豊田市南4面・裸まつり写真.jpg西端の高岡地区中田町にある八幡社で4日、恒例の裸祭りが開催された。今年で80回目になる。
 この祭りの特徴は、余興がとにかく愉快なことだろう。ふんどし姿の厄男たちが神竹をかついで練り歩く様子がおもしろおかしく、沿道の住民も、訪れる観客もみな笑顔になってしまう。近年はアマチュア・カメラマンも増えてきた。
 祭りが始まったのは昭和初期。中田八幡社の本殿を改築した際、厄払いの神様として知られる尾張国府大国霊神社(国府宮)の御霊が見つかったと言われる。2年後の昭和9年、村民有志により八幡社本殿の西隣に中田大国御霊神社を新築。尾張国府宮から分社の認定を受けて裸祭りが始まったようだ。以降、戦争で…続きは本紙を

豊田市が新年度予算発表  一般会計1586億円  将来発展への投資を増やす

1面・市長・写真.jpg 豊田市の新年度当初予算が2月23日に発表された。一般会計は1586億円。前年比0・3%減だが、子ども手当の制度変更分を除くと実質1・4%増。
 歳入面で気になる法人市民税は前年度並みの53億円。ここ数年の間は回復しないとみている。歳入不足を補うための財政調整基金の取り崩しは93億円。将来の発展に向けた投資のための市債の新規借り入れは120億円を予定している。
 歳出面では、経常的経費を前年度比27億円減の1158億円に抑えたが、将来のまちの発展に向けた投資的経費は前年度比13億円増の321億円とした。

新規事業の一部を…続きは本紙を

自宅庭に二宮金次郎 西中山町中村忍さん

2面・二宮金次郎・写真JPG.jpg 豊田市藤岡地区西中山町の中村忍さん(83)が、自宅の庭に二宮金次郎の石像を建てた。
 中村さんは名古屋市で教員を務めていた人。平成元年に定年退職を迎えてからは故郷藤岡のために活動し、市町村合併前の藤岡町議会で議員を2期6年間務めた。当時、市町村合併を議論しようと豊田加茂1市5町2村の1期生議員でつくった「豊田加茂21」では会長を務めている。とても真面目な人だ。
 「小学生のころから好きだったんです」という二宮金次郎の石像を今回建てたのは、7回目の年男(辰年)を記念してのことだが、昨年、自宅近くに藤岡南中学校が新設されたことへの想い入れもあったそうだ。
 藤岡町議を務めていた当時、藤岡中学校はマンモス校で、荒れていると言われていた。中村さんは1週間かけてじっくりと同校の様子を視察…続きは

矢作川の底から半世紀ぶり 初代富国橋の残骸引き上げ

3面・富国橋・写真JPG.jpg 矢作川中流の川底に埋まっていた初代「富国橋」の残骸が53年ぶりに引き上げられ、地元の人たちが懐かしがっている。
 富国橋は豊田市石野地区の富田町と国附町の間に架かる市道。初代橋はワイヤー吊り橋で、歩くケタ部分は木製だった。地元の60歳以上のお年寄りは皆よく憶えている。
 この初代が流失したのは昭和34年の伊勢湾台風の時だ。橋が無くなって暫くの間は渡し船で矢作川を渡っていたという。
 初代と同じ場所に2代目橋が架けられたのは、流失から2年後。鋼鉄製で、狭いながらも自動車で渡ることができた。
 その2代目も平成12年の東海豪雨で中央部分を流失。洪水ピークが朝だったので瞬間を目撃した人も多いそうだ。流木などが何度も当たって引っ掛かり流失してしまったという。その後、流失部分に仮設のケタが架けられ、人道橋として復旧されていた。
 そして昨年、少し上流に3代目の新富国橋が完成。役目を終えた2代目橋はこの2月に解体されたばかりだ(一部分は来年度解体)。
 今回の初代橋の残骸の引き上げは、2代目解体の際に地元漁協関係者の要望で行われたもの。元の位置から100mほど下流に沈んでおり、長年アユ漁の邪魔になっていたそうだ。
 重機で引き上げてみると、木製ケタが付いたままのワイヤーがかなりの量でてきた。川底にあったためか意外に傷みは少ないが、ワイヤーの破断状態が洪水の力と半世紀の年月を…続きは本紙を

トヨタ自動車デザイナー作品展 蔵の中ギャラリー

3面・蔵の中ギャラリー・写真.jpg トヨタ自動車のデザイナーたちが余暇に創作した絵画や陶芸、木工などの作品展「遥の美」が、豊田市足助町新町の蔵の中ギャラリーで開催されている。11日まで。
 今回が4回目の作品展となり、出展者は16人。土雛の油絵や足助の風景画、ナラの木でつくった椅子など多種多様な作品が並ぶ。濃さの違う20本の鉛筆を使い分けて描かれた動物や、精巧で忠実に作られたフェラーリやポルシェなど7台のミニチュアは必見…続きは

おいでんまつり座談会 〝見守り隊〟発足も提案

おいでん座談会・写真.jpg 豊田市の夏の祭典「おいでんまつり」を市民主導のイベントにしたいと活動しているるNPO法人おいでんが、2月27日、中心市街地の交流スペースパブリカで「おいでん座談会」を開催した。
 この座談会は、参加側である踊り連や受入側である都心の商店街、様々なまちづくり団体など、おいでんまつりに関わる多くの市民がお互いの考え方を理解し合おうと始まったもの。3回目の今回は約20団体の参加があった。おいでん実行委員会の事務局である市商業観光課職員も参加し、さらに今回初めて豊田警察署からの参加もあった。市民・市役所・警察が同じテーブルで、おいでんまつりを語り合ったのは初めてだろう。
(写真=座談会が行われたのは夜7時〜9時。約20団体の参加でパブリカはいっぱいになった)

横のつながりを強め市民主導のまつりに

 今回の座談会では、主催者であるNPO法人おいでん代表の安本和外さんが「おいでん見守り隊」を発足してはどうかと投げかけ、それがテーマの一つになった。
 この提案は、座談会に集まったメンバーを中心においでんまつりの市民サポーター的な組織をつくり、横のつながりを深めることで市民主導の雰囲気を盛り上げていこうというもの。さらに、まつり会場の隅々に目配りして警察の負担を減らし、警備面でも市民主導の色を濃くして行きたいという思いが込められているようだった。
 豊田警察署から参加したのは、赴任して10年目になる地域課の古市修康さん。おいでんまつりが荒れていた最悪の時代もよく知っている人だ。古市さんは「警察官もサポーターですから、まつりが発展して欲しいし、上手くやって欲しいと願っています。見守り隊の事はありがたい。このように真面目な話し合いをしていることに敬意を表したい」と心を込めて話していた。
 全体として見守り隊の発足に反対意見は少なかったが、具体的に何を行うのか見えないため賛成意見も少数だった…続きは本紙を

姿みえてき新庁舎 豊田市中央保健センター みよし市新庁舎

6-TOYOTATYOUSYA.jpg豊田・みよし両市では現在、市の新たな顔となる新庁舎の建設が行われている。両市の新庁舎はともに4年前の世界同時不況の煽りを受け建設延期を余儀なくされたが、平成22年から建設を開始。昨年起こった東日本大震災の影響で多少の遅れは出たものの、工事は概ね計画通りに進み、そろそろその姿が見えてきたようだ。2つの庁舎の進捗状況や特徴などを紹介する。
豊田市中央保健センター(右)

大きな特徴の一つに挙げられるのが、少子高齢化に備えた保健・福祉サービ6-MIYOSITYOUSYA.jpgスの充実と子育て支援の強化。子育てや保健活動の拠点施設として、保健センターや保健所、関連部署を一つに集約することでサービスの向上を図っている。
みよし市新庁舎(左)
新庁舎の大きな特徴は防災と環境の2点に分けられる。防災の面では震度7にも耐えられる免震装置を設置。環境面では1階ロビーから屋上部まで続く吹き抜けをつく
り、自然換気で温度調節を行う「エコボイド」や屋上への太陽光発電パネルの設置、LED照明の採用などが挙げられる。イニシャルコストが高いLED照明だが、ランニングコストも踏まえ、蛍光灯と同程度の経費として採用された続きは本紙を

豊田市猟友会が鳥獣の慰霊祭 豊松町の御嶽神社で

8面・猟友会・慰霊祭・写真JP.jpg 狩猟や有害鳥獣駆除で奪った命を供養する慰霊祭が2月26日、豊田市松平地区豊松町にある御嶽神社三河誠心講で行われた。主催したのは豊田市猟友会…続きは

太田稔彦市政スタート 職員に就任挨拶 今は大転換期の認識で

1-OTASITYOU.jpg  太田稔彦新市長は20日初登庁し、幹部職員約350人に次の要旨の通り就任挨拶(訓示)した=やはぎウィークリーに関連記事=。
 今の時代は大転換の渦中に私たちがいることを、皆さんとの共通認識としたい。情報が組織に集約されていないことが今後の市の方向性を定める上で、足かせになっているのではないか。情報共有が大事だと思った。
 2点考えている。「足場を固める」「将来に備える」。それから住民自治・地域自治の確立、一層の行財政改革である。私たちが公正であることが、市民の納得をいただく最短にして最善の道だと思う。
 私の考える豊田市の強みは3つある。
 ①市町村合併によって得た地域の資源は、この豊田市にとって間違いなく強みと言える。
 ②ものづくりのまちとして豊田市が築きあげてきた、ものづくりの中核という強み。
 ③環境分野で進めてきた豊田市の先進的な取り組みの強み。
 以上申し上げた、この多様な地域資源の魅力、ものづくり中核の魅力、環境の先進的な取り組みの魅力。この豊田市の3つの強みをしっかり生かして、将来に備える。足場を固め、将来に備え、しっかりとしたまちづくりを進め、市民の皆さんに〝見せる化〟をしていけば、この大転換の渦中にある時代を乗り越えることができる、あるいは切り開くことができると思う。
 そういう考えで私は市政にのぞもうと考えているので、ぜひともここにいる(幹部職員の)皆さんは、それぞれの組織の中でガバナンスあるいはマネジメントの中核を担っているので、力を合わせまちづくりに取り組んでいただきたい。よろしくお願いします。続きは

ロータリークラブがフォーラム 西三河中分区4クラブ発表

ロータリー写真JPG.jpg 会社の経営者らが集まり社会貢献活動を行っている豊田、岡崎地区のロータリークラブの「西三河中分区インターシティ・ミーティング」が18日、名鉄トヨタホテルで行われた。これは年に一度、クラブの活動報告や活性化などについて発表しあうもの。鈴木公平市長が来賓出席。豊田・豊田西・豊田東・豊田三好・豊田中と岡崎地区4クラブの計9クラブから約250人のロータリアンが参加。豊田西、豊田中と岡崎南、岡崎城南の4クラブが取り組みを披露した。 今大会のテーマは「クラブ活性化のために」。クラブの将来計画策定にあたり、奉仕精神の下にどのような人たちが集
い、どのような雰囲気の中で活動を継続的に進めていくかが焦点となった。
 豊田西ロータリークラブの中川俊治会長は、厳しい経済状況のなか各クラブが会員数減少で悩んでいるにも関わらず、100人超の会員を維持している同クラブの取り組みを映像を交えて紹介した。会員への勧誘で大切なのは紹介者との関係であることを強調し、勧誘者は入会員の悩みを聞くことや親睦を深めることが会の継続につながると説明。また会員の職業についても触れ、3〜5年で交代する企業出向者が多いため年齢が変わらないことを特徴にあげた。
 豊田中ロータリークラブの浅岡多田志会長は、事務業務の負担軽減のためパソコンや携帯電話へ例会の内容などを発信していることを発表した。また活動報告として恒例行事である豊田市駅周辺の「ごみゼロ運動」の取り組みを紹介した。…続きは

下町の健康ささえ70年 トヨミ薬局

2-TOYOMI.jpg  豊田市中心市街地の喜多町に本店を構える「トヨミ薬局」は、約70年にわたって下町の健康を守ってきた老舗薬局。現在は本店のほか市内に2店舗、名古屋市に1店舗の薬局を運営し、一般薬や処方せんの販売などを行っている。
 地域に根付いた薬局として一番大事にしているのが、利用者との密なコミュニケーション。訪れた人の話をじっくり聞き、話し合いながら薬を決める。体調を悪くしてから来店する人がほとんどなので、特に高齢者の場合はセルフメディケーションを心がけ、販売のほかに生活相談なども行っているそうだ。
 近年は大型薬局の進出が著しく、若者世帯は品揃えの良い方向へ流れる厳しい状況だが、平山之朗社長は「顔の知れた人たちが友達のようにうちを頼ってくれるのは嬉しい。これからは誰もが気軽に寄られる薬局になりたいです」と笑顔を見せる。
 また、北街区再開発のエリア内にある本店についても「下町の薬局として、ぜひ続けていきたいと思っています」と意気込みを語ってくれた。続きは

復興支援チャリティーコンサート オカリナとモンゴル民謡

モンゴルコンサート・写真.jpg音楽を共有しながら社会貢献をしている「てづくり・コンサートの会」が豊田市岩倉町のフォレスタヒルズのガーデンテラスで19日、宮城県石巻市復興支援チャリティーコンサートを開いた。
てづくり・コンサートの会は2009年に発足。岩倉町の顯正寺などでピアノやオカリナのチャリティーコンサートを開催し、タイのストリートチルドレンへの支援活動を行ってきた。
 会場には約110人が集まり、オカリナ奏者の黒野宏通さん(寺部町)とモンゴル出身のテノール歌手包金鐘さんを含むユニット「大地之響」の演奏と歌声を楽しんだ。今回のコンサートは…続きは

イクメンの男祭り 豊田市男性保育師連盟協力

あすて・男祭り写真.jpg 父親の育児支援を行っている豊田市男性保育師連盟と、昨年5月から同連盟の講座を受けてきた父親たちが25日、最終講座となる「男祭り」を高岡地区本町の公益財団法人あすてで開催する。
 同連盟は市内の男性保育士(師)11名が集まり、2006年より父親の子育て参加を呼びかけ、親子あそびをあすてや交流館で開催している。
 「男祭り」は講座に参加した60人の父親たちの中の11人が実行委員となって企画・準備・運営を行い、家族みんなで楽しむという。バイク好きな父親や工作の得意な父親たちが子どものために楽しみながら取り組んでいる。なかにはJAXAに企画書を送り、子どもの宇宙服を用意した父親も…続きは

定年退職部長は市民部長ら5氏

 豊田市職員の定期人事異動が3月16日、発令される。停年退職者は部長級では、市民部長・井上隆広、建設部長・山田正秋、環境部長・岩田信男、消防長・西山泰広、消防次長・平澤𠮷朗の5氏。調整監では建設部・岩月明美氏。専門監では都市整備部・山本康彦、同・武田真司、豊田都市交通研究所・靍田寿文、豊田地域医療センター・松井道裕、市民部・三宅信義、上下水道局・野村幹夫の6氏。課長、一般職を含め計110人余が定年退職する。
 注目されるのは2人制の副市長人事…続きは

校歌・校章お披露目 新設1年の藤岡南中学

3面・校歌写真JPG.jpg3面・校歌写真JPG.jpg 藤岡中学校から分離・新設して間もなく1年を迎える豊田市立藤岡南中学校で11日、校歌と校章が披露された。
 校歌を作詞したのは著名な詩人・谷川俊太郎さん。使って欲しい言葉として生徒らに選ばれた「ともに生きる」「桜」「緑」などの言葉が生かされているという。校歌には珍しく、冒頭に問いかける言葉が使われている。
 作曲したのは、特に編曲の仕事で著名な富澤裕さん。語りかけるような調べで始まり、後半は力強い調べだ。当日は富澤さんも来校し、生徒の合唱を自ら指揮していた。
 体育館の壁に掛けられた校歌額=上写真=の文字を揮毫したのは、豊田書道連盟理事長の加藤矢舟さん。尊敬する谷川さんの詩を校歌として書きあげた喜びを語り、校訓でもある「ともに生きる」の部分を強調して書いたと話していた。
 この校歌を収めた額は元教員で藤岡町議も務めた西中山町の中村忍さんが寄贈したもの。中村さんは昨年12月、校訓の石碑も寄贈しており、この時も加藤矢舟さんが揮毫した。
 中村さんはまた、これらの寄贈を記念して自宅庭に、近年見直されつつある二宮金次郎の石像を建立…続きは

田舎で味噌作り 都市住民が旭地区で交流

3面・味噌づくり・写真.jpg とよた都市農山村交流ネットワークの「交流市民の会」が11日、旭地区杉本町の民家で味噌づくり体験を行った。この催しは都市住民と農山村に暮らす住民の交流を図るとともに、交流の担い手を育成する狙いで企画されたものだ。
 講師は、昨年旭地区で行われたミソ・サミットで手前味噌が好評だった伊藤美寿代さん(69・太田町)。市内外の親子連れ6人が参加して交流を深めた。
 使った大豆は、地元杉本こども園近くの畑を借り、地元の人と味噌づくりリピーターの三輪千晶さん(新町)が収穫したもの。参加者は伊藤さんの指導のもと味見をしたり、…続きは

太田市長、羽根田市議に当選証書

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 鈴木公平市長の任期満了に伴う市長選で無投票当選した太田稔彦市長(57)と、市議補選で無投票当選した羽根田利明市議(61)に対し、7日、当選証書が付与された。
 市選管主催の付与式では、鈴木英四郎選管委員長が太田市長に『当選証書』を渡し、「当選おめでとうございます。市民が安心して暮らせるまちづくりをして下さい」と祝った。
 太田新市長は「責任の重さを感じます。続きは

稲武の旧街道に雪灯籠

3面・稲武雪み.・写真JPG.jpg 豊田市稲武地区の旧街道で3・4日の夜、市内で指折りの降雪地という特色をいかした新イベント「雪み街道〜魅・美・見・味〜」が開かれた。
 これは、雪と灯りに包まれた美しい夜の町並みで、地元商店の温かい料理を楽しんで貰おうと企画されたもの。アートによる地域活性化をめざし始まった「いなぶアートフェスタ」の一環だ。どんぐりの湯から名倉川までの旧街道に約2千個もの雪灯篭が列べられ、要所ではオブジェとしても飾られていた。
 雪灯篭づくりを行ったのは稲武商工会の青年部。バケツを型にし、雪と水を混ぜて凍らせて作ったという。2千個を用意するのは重労働だったはずだ。子供むけに予定していた〝かまくら〟まで手が回らなかった事からも大変さが伝わってきた。
 記者が訪れた2日目は風が強く、あちこちで蝋燭の火が消えてしまったが、青年部メンバーや商店主たちが根気よく点火して雪灯篭を灯し続けていた。来年も期待したいイベントだと感じた。

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